JPS6041527Y2 - 光フアイバコネクタ用プラグ - Google Patents
光フアイバコネクタ用プラグInfo
- Publication number
- JPS6041527Y2 JPS6041527Y2 JP1980015530U JP1553080U JPS6041527Y2 JP S6041527 Y2 JPS6041527 Y2 JP S6041527Y2 JP 1980015530 U JP1980015530 U JP 1980015530U JP 1553080 U JP1553080 U JP 1553080U JP S6041527 Y2 JPS6041527 Y2 JP S6041527Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- plug
- metal sleeve
- nozzle
- end surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は光ファイバを伝送媒体とする光フアイバ通信
の分野において、光ファイバを着脱接続するための光フ
アイバコネクタ用プラグに関するものである。
の分野において、光ファイバを着脱接続するための光フ
アイバコネクタ用プラグに関するものである。
近年光ファイバを伝送媒体に用いる光フアイバ通信シス
テムの開発が進められているが、そのような通信システ
ムの形成において、光フアイバ同志を着脱自在に接続す
る光フアイバコネクタは低損失・高信頼性などが要求さ
れる非常に重要なディバイスである。
テムの開発が進められているが、そのような通信システ
ムの形成において、光フアイバ同志を着脱自在に接続す
る光フアイバコネクタは低損失・高信頼性などが要求さ
れる非常に重要なディバイスである。
現在までに、スリーブ方式、二重偏心管方式、■考方式
などの光フアイバコネクタが実用化されている。
などの光フアイバコネクタが実用化されている。
このうちスリーブ方式とＶ考方式は何らかの方法でプラ
グの中心に光ファイバを装着し、（芯出し、又は軸合せ
という）アダプタ又は■溝を介して光フアイバ同志を接
続するものである。
グの中心に光ファイバを装着し、（芯出し、又は軸合せ
という）アダプタ又は■溝を介して光フアイバ同志を接
続するものである。
芯出しによる方法は、専用治具を用い顕微鏡やそれに接
続したモニターテレビを見なが行なうものである。
続したモニターテレビを見なが行なうものである。
ところが近年、マイクロドリルなどの工作器材の発達や
記測技術の向上により、プラグ外径との同軸度を２μｍ
、ノズル径を±１μｍ程度の穴明加工が可能となってき
た。
記測技術の向上により、プラグ外径との同軸度を２μｍ
、ノズル径を±１μｍ程度の穴明加工が可能となってき
た。
この種の加工が施されているプラグを精密ノズル型プラ
グといい、光ファイバのうち、コア・クラッドの外径寸
法精度、真円率、同軸度などが優れている石英系ファイ
バ、例えばＣＶＤ法ファイバやＭＲＴ法ファイバなどに
はこのノズル型のプラグを用いることによって、光ファ
イバを微動台に固定して相対的に微細調整する芯出しを
行なう必要がなくなった。
グといい、光ファイバのうち、コア・クラッドの外径寸
法精度、真円率、同軸度などが優れている石英系ファイ
バ、例えばＣＶＤ法ファイバやＭＲＴ法ファイバなどに
はこのノズル型のプラグを用いることによって、光ファ
イバを微動台に固定して相対的に微細調整する芯出しを
行なう必要がなくなった。
従来のノズル型光ファイバコネクタ用プラグの側断面図
を第１図に示し、そのプラグの内部構造を拡大した図が
第２図である。
を第１図に示し、そのプラグの内部構造を拡大した図が
第２図である。
第１図及び第２図において、１は光ファイバ、２は光フ
ァイバ１を被覆するウレタン樹脂、エポキシ樹脂、シリ
コン樹脂など所要のプラスチックによる光フアイバ１次
被覆、３はポリアミド、ポリエチレン、弗素樹脂、ポリ
カーボネートなど所要のプラスチックによる光フアイバ
２次被覆、４は光ファイバ心線補角金属スリーブ、５は
ノズル状の筒口Ａを有するノズル型プラグ、６はノズル
状の筒口Ａと１次被覆２．２次被覆３、金属スリーブ４
の一端面との間及びプラグ５の内周面と金属スリーブ４
の外周面との間隙Ｈに充填する熱硬化性接着剤である。
ァイバ１を被覆するウレタン樹脂、エポキシ樹脂、シリ
コン樹脂など所要のプラスチックによる光フアイバ１次
被覆、３はポリアミド、ポリエチレン、弗素樹脂、ポリ
カーボネートなど所要のプラスチックによる光フアイバ
２次被覆、４は光ファイバ心線補角金属スリーブ、５は
ノズル状の筒口Ａを有するノズル型プラグ、６はノズル
状の筒口Ａと１次被覆２．２次被覆３、金属スリーブ４
の一端面との間及びプラグ５の内周面と金属スリーブ４
の外周面との間隙Ｈに充填する熱硬化性接着剤である。
この構造では光ファイバの２次被覆３であるポリアミド
、又はポリエチレン、弗素樹脂、ポリカーボネートなど
所要のプラスチックに、光ファイバ心線補角金属スリー
ブ４を断面イを同じくして接着固定している。
、又はポリエチレン、弗素樹脂、ポリカーボネートなど
所要のプラスチックに、光ファイバ心線補角金属スリー
ブ４を断面イを同じくして接着固定している。
この構造においては、光ファイバ１と１次被覆２の接着
性が悪い場合には光ファイバ１がノズル型プラグ５の研
磨端面５ａより数１０μｍ〜数１００μｍ飛び出すとが
ある。
性が悪い場合には光ファイバ１がノズル型プラグ５の研
磨端面５ａより数１０μｍ〜数１００μｍ飛び出すとが
ある。
更にこの構造では、ノズル状の筒口Ａの中心軸と光ファ
イバ心線補角金属スリーブ４内に装着されている光ファ
イバ１との中心軸が一致していない場合光ファイバ１は
第２図のように湾曲して固定される。
イバ心線補角金属スリーブ４内に装着されている光ファ
イバ１との中心軸が一致していない場合光ファイバ１は
第２図のように湾曲して固定される。
湾曲している光ファイバ１の周辺には熱硬化性接着剤６
が充填されているが、一般的に熱硬化性接着剤が硬化す
るときには、少なくとも７〜８％程度の硬化収縮が生じ
、それが光ファイバ１にせん断応力として作用し、光フ
ァイバの破断強度以上のストレスがかかったとき、光フ
ァイバは破断する。
が充填されているが、一般的に熱硬化性接着剤が硬化す
るときには、少なくとも７〜８％程度の硬化収縮が生じ
、それが光ファイバ１にせん断応力として作用し、光フ
ァイバの破断強度以上のストレスがかかったとき、光フ
ァイバは破断する。
破断箇所は大部分が１ａ又は１ｂの部分である。
１ａ及び１ｂの部分はいずれも１次被覆２が剥離されて
いるため、それがコーティングされている場合と比較し
て強度は約１桁低下し、その土兄ファイバが湾曲してい
るため、熱硬化性接着剤の硬化収縮などでストレスを受
けると破断しやすいという欠点があった。
いるため、それがコーティングされている場合と比較し
て強度は約１桁低下し、その土兄ファイバが湾曲してい
るため、熱硬化性接着剤の硬化収縮などでストレスを受
けると破断しやすいという欠点があった。
この考案は従来の欠点を除去するためのもので、その特
徴とするところは、ノズル状の筒口を有するプラグ内に
装着される光ファイバを被覆するウレタン樹脂等所要の
プラスチックによる光フアイバ１次被覆と、ポリアミド
等の所要のプラスチックによる光フアイバ２次被覆及び
この２次被覆を覆う光ファイバ心線補角金属スリーブと
を、上記光フアイバ１次被覆と２次被覆の一端面同士が
上記光ファイバ心線補角金属スリーブの一端面より引込
むように上記プラグ内に設けるとともに上記光フアイバ
１次被覆及び２次被覆の一端面同士と上記ガラススリー
ブの一端面とで形成される空間にガラススリーブを、ま
た上記ガラススリーブと上記ノズル状の筒口との間に熱
収縮チューブをそれぞれ光ファイバを覆うように装荷し
、上記プラグ内周面と上記金属スリーブの外周面とで形
成される間隙、上記ガラススリーブ及び金属スリーブの
一端面と上記ノズル状の筒口との間に熱硬化性接着剤を
充填して接着固定することにより、従来のような光ファ
イバの研磨端面からの飛び出しや光ファイバの破断をほ
ぼ皆無にすることを可能ならしめたものである。
徴とするところは、ノズル状の筒口を有するプラグ内に
装着される光ファイバを被覆するウレタン樹脂等所要の
プラスチックによる光フアイバ１次被覆と、ポリアミド
等の所要のプラスチックによる光フアイバ２次被覆及び
この２次被覆を覆う光ファイバ心線補角金属スリーブと
を、上記光フアイバ１次被覆と２次被覆の一端面同士が
上記光ファイバ心線補角金属スリーブの一端面より引込
むように上記プラグ内に設けるとともに上記光フアイバ
１次被覆及び２次被覆の一端面同士と上記ガラススリー
ブの一端面とで形成される空間にガラススリーブを、ま
た上記ガラススリーブと上記ノズル状の筒口との間に熱
収縮チューブをそれぞれ光ファイバを覆うように装荷し
、上記プラグ内周面と上記金属スリーブの外周面とで形
成される間隙、上記ガラススリーブ及び金属スリーブの
一端面と上記ノズル状の筒口との間に熱硬化性接着剤を
充填して接着固定することにより、従来のような光ファ
イバの研磨端面からの飛び出しや光ファイバの破断をほ
ぼ皆無にすることを可能ならしめたものである。
以下この考案の実施例を図面により詳述する。
第３図はこの考案によるノズル型光ファイバコネクタ用
プラグの側断面拡大図である。
プラグの側断面拡大図である。
第３図において、７はガラススリーブであり、このガラ
ススリーブ７は光フアイバ１次被覆２と２次被覆３の一
端面間±１ｃより剥離して、１次被覆２と２次被覆３の
一端面同士を光ファイバ心線補角金属スリーブ４の一端
面より引込め、それにより形成される金属スリーブ４の
空間（１次被覆２と２次被覆３の一端面同士と金属スリ
ーブ４の一端面とで形成される空間）に光ファイバ１を
覆うように装荷される＝８はガラススリーブ７とノズル
状の筒口Ａとの間に光ファイバ１を覆うように装荷され
た熱収縮チューブである。
ススリーブ７は光フアイバ１次被覆２と２次被覆３の一
端面間±１ｃより剥離して、１次被覆２と２次被覆３の
一端面同士を光ファイバ心線補角金属スリーブ４の一端
面より引込め、それにより形成される金属スリーブ４の
空間（１次被覆２と２次被覆３の一端面同士と金属スリ
ーブ４の一端面とで形成される空間）に光ファイバ１を
覆うように装荷される＝８はガラススリーブ７とノズル
状の筒口Ａとの間に光ファイバ１を覆うように装荷され
た熱収縮チューブである。
金属スリーブ４、ガラススリーブ及び熱収縮チューブ８
の固定は上記プラグ５の内周面と上記金属スリーブ４の
外周面とで形成される間隙Ｈ１上記ガラススリーブ７及
び金属スリーブ４の一端面同士とノズル状の筒口Ａとの
間に熱硬化性接着剤を充填することによりなされる。
の固定は上記プラグ５の内周面と上記金属スリーブ４の
外周面とで形成される間隙Ｈ１上記ガラススリーブ７及
び金属スリーブ４の一端面同士とノズル状の筒口Ａとの
間に熱硬化性接着剤を充填することによりなされる。
この考案は以上のように光ファイバ心線補角金属スリー
ブ４にてガラススリーブ７及び２次被覆３を接着固定す
ることにより、光ファイバ１がノズル型プラグ５の研磨
端面５ａより飛び出すことはない。
ブ４にてガラススリーブ７及び２次被覆３を接着固定す
ることにより、光ファイバ１がノズル型プラグ５の研磨
端面５ａより飛び出すことはない。
また、熱硬化性接着剤６が硬化収縮を起こして光ファイ
バ１にせん断応力が加わっても、熱収縮チューブ８によ
りその変形ひずみを吸収し、光ファイバ１に加わるせん
断応力は大幅に低減される。
バ１にせん断応力が加わっても、熱収縮チューブ８によ
りその変形ひずみを吸収し、光ファイバ１に加わるせん
断応力は大幅に低減される。
そのために、熱硬化性接着剤の硬化収縮による光ファイ
バの破断をほぼ皆無にすることが出来る。
バの破断をほぼ皆無にすることが出来る。
第１図は従来のノズル型光ファイバコネクタ用プラグの
代表的な内部構造図、第２図は第１図に示したものの拡
大図、第３図はこの考案の実施例を示す図である。 図において１は光ファイバ、２は１次被覆、３は２次被
覆、４は光ファイバ心線補角金属スリーブ、５はノズル
型プラグ、６は熱硬化性接着剤、７はガラススリーブ、
８は熱収縮チューブ、Ａはノズル状の筒口、Ｈは間隙で
ある。 なお、図中同一あるいは相当部分には同一符号を付して
示しである。
代表的な内部構造図、第２図は第１図に示したものの拡
大図、第３図はこの考案の実施例を示す図である。 図において１は光ファイバ、２は１次被覆、３は２次被
覆、４は光ファイバ心線補角金属スリーブ、５はノズル
型プラグ、６は熱硬化性接着剤、７はガラススリーブ、
８は熱収縮チューブ、Ａはノズル状の筒口、Ｈは間隙で
ある。 なお、図中同一あるいは相当部分には同一符号を付して
示しである。
Claims (1)
- ノズル状の筒口を有するプラグ内に装着される光ファイ
バを被覆するウレタン樹脂等所要のプラスチックによる
光フアイバ１次被覆と、ポリアミド等の所要のプラスチ
ックによる光フアイバ２次被覆及びこの２次被覆を覆う
光ファイバ心線補相金属スリーブとを、上記光フアイバ
１次被覆と２次被覆の一端面同士が上記光ファイバ心線
補相金属スリーブの一端面より引込むように上記プラグ
内に設けるとともに上記光フアイバ１次被覆及び２次被
覆の一端面同士と上記光ファイバ心線補相金属スリーブ
の一端面とで形成される空間にガラススリーブを、また
上記ガラススリーブと上記ノズル状の筒口との間に熱収
縮チューブをそれぞれ光ファイバを覆うように装荷し、
上記プラグ内周面と上記金属スリーブの外周面とで形成
される間隙、上記ガラススリーブ及び金属スリーブの一
端面同士と上記ノズル状の筒口との間に熱硬化性接着剤
を充填した接着固定したことを特徴とする光フアイバコ
ネクタ用プラグ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980015530U JPS6041527Y2 (ja) | 1980-02-08 | 1980-02-08 | 光フアイバコネクタ用プラグ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980015530U JPS6041527Y2 (ja) | 1980-02-08 | 1980-02-08 | 光フアイバコネクタ用プラグ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56117713U JPS56117713U (ja) | 1981-09-09 |
| JPS6041527Y2 true JPS6041527Y2 (ja) | 1985-12-18 |
Family
ID=29611984
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980015530U Expired JPS6041527Y2 (ja) | 1980-02-08 | 1980-02-08 | 光フアイバコネクタ用プラグ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6041527Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53131260A (en) * | 1977-04-22 | 1978-11-15 | Kawasaki Steel Corp | Continuous rolling control unit |
-
1980
- 1980-02-08 JP JP1980015530U patent/JPS6041527Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53131260A (en) * | 1977-04-22 | 1978-11-15 | Kawasaki Steel Corp | Continuous rolling control unit |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56117713U (ja) | 1981-09-09 |
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