JPS6040829B2 - 生栗の剥皮方法及び装置 - Google Patents

生栗の剥皮方法及び装置

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JPS6040829B2
JPS6040829B2 JP18424883A JP18424883A JPS6040829B2 JP S6040829 B2 JPS6040829 B2 JP S6040829B2 JP 18424883 A JP18424883 A JP 18424883A JP 18424883 A JP18424883 A JP 18424883A JP S6040829 B2 JPS6040829 B2 JP S6040829B2
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JP
Japan
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roller
peeling
skin
raw
chestnuts
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JP18424883A
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JPS6075268A (ja
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賢八郎 中本
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  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は生栗の剥皮方法及びその装置に関するものであ
る。
一般に栗の渋皮は離れにくいものであるり、特にェホン
グリと称せられるものはその傾向が強く、この為従釆は
、果皮たる堅い皮を剥いた後、ナイフ等の利器を使用し
て栗1個ずつ手作業にてその渋皮を剥くようにしていた
しかしながら、このような手作業による渋皮剥きは熟練
を要するばかりか、人力及び時間を要し、剥皮作業全体
の作業能率の向上にも限界があった。そこで本発明は、
上記した点に鑑み、堅い皮及び渋皮の両皮剥きの工程を
機械化することにより、容易にしかも短時間にて大量の
生栗の皮剥きを行い得る生粟の剥皮方法及び装置を提供
せんとするものであり、以下、その一実施例を図面に基
づいて説明する。
図中1はホッパ2より定量的に送り出される生粟を次工
程へと搬送する運搬装置であって、その金網ベルト3の
上下には、同ベルト3に臨むようにして加熱装置が、例
えば、ガスバーナ機4が配設されている。
そこで、運搬装置1によって順次送り込まれる生栗は、
このガスバーナ機4によって直接、即ち、その直火によ
って急速に加熱される。このときの加熱温度及び加熱時
間は相対的に決定されるものであって、例えば、加熱温
度が600qo〜80ぴ○の場合には1の砂〜2明度程
度の加熱時間が好ましく、又、それ以上の温度で加熱す
る場合には、加熱時間を短縮するようにする。そして、
このようにして生粟を急速加熱すると、実の水分が蒸発
し同実を被う渋皮との間に水膜が生じ、渋皮が剥離し易
い状態となる。
・ 渋皮が剥離し易くなったところで、同生薬はその後
速やかにシュータ5を介して剥皮装置6側へと送り込ま
れる。
剥皮装置6は、例えば、耐熱性の硬質ゴム材によって形
成された皮擦り機7と、同榛り機7の孫り面8に対して
所要の間隙を置いて対向位置するように配設されたロー
ラ9とから成る。
ローラ9は、全体が若し〈は少なくともその表面部が耐
熱性の弾力に富む素材、例えば、軟質ゴム材によって成
形されており、かつ、その駆動軸1川こはすべりキー1
1が固定され、回転運動とともに軸方向にもすべり運動
ができるようになっている。
そして、このローラ9の両側部には、カム面12が互い
に平行位置するように一対の斜板カム13,14がボル
ト15止めされており、かつ、そのカム面12には板カ
ム13,14の回動を案内規制する固定ガイドカバー1
6,17の一端が当接している。そこで、例えば、第2
図Aで示すように板カム13,14の回転角がooの状
態にあって、ローラ9が回転駆動されると、左側部に取
付けられた板カム13の回動はガイドバー16に案内規
制され、よってローラ9全体が徐々に図中右方向に送ら
れ、同図Bで示すように板カム13,14の回転角が1
80oの状態となる。
前記ローラ9は最大変位し、即ち、図中Pで示されるだ
け最も右方向に移動する。そして次に、この状態から更
にローラ9が回転駆動されると、右側部に取付けられた
板カム14の回動がガイドバー17によって案内規制さ
れ始め、ローラ9全体は前記とは逆に徐々に図中左方向
に送られる。
そして、板カム13,14の回転角が3600となった
ところで、再び第2図Aで示す状態に復帰し、以後はこ
の行程が繰返されることとなる。かくして、ローラ9は
回動と同時に軸方向への往復動、即ち、左右動を併行か
つ連続的に行う。
よって、シュータ5から皮擦り機7の擦り面8へと送り
込まれた生粟には、同榛り面8と対向配置されたローラ
9によってひねるような摩擦圧が加えられ、この摩擦圧
によって同生粟の堅い皮は容易に破裂し、かつ、剥離す
る。しかも、栗の実を被う渋皮は前工程の加熱処理によ
って剥離し易い状態となっている為、この堅い皮の剥離
とともに美から剥れることとなる。尚、この皮擦り工程
において栗の実を破壊したりあるいは傷を付けないよう
にするためにも、ローラ9全体若しくはその表面部を形
成するゴム材の軟度と、同ローラ9と擦り面8とで形成
される間隙、その相関関係に留意する必要がある。
即ち、ゴム材の敏度が低い場合にはローラ圧が強くなる
為、欧度が高い場合に比較して、ローラ9と擦り面8と
の間隙を若干大きく設定しないと皮のみならず実までも
破壊する虜れが生じるからである。さてこのようにして
堅い皮及び渋皮が剥がされた生栗は、その後同皮ととも
に湯槽18へと投入され、実と皮とに選別される。
傷槽18内にて、皮は湯面に浮び実は沈下する。そして
この沈下した実のみを同湯槽18内に配置した運搬装置
(図示せず))によって運び出し、その後速やかにボイ
ルすることにより品質劣化を防ぐ。以上の如く本発明の
方法及び装置によれば、堅い皮及び渋皮の両皮剥きの工
程が機械化され、よって面倒な手作業を要することなく
迅速かつ能率的に大量の生粟の剥皮をすることができ、
省力化にも大きく寄与するものである。
尚、本実施例にあっては、ローラ9を回動と同時に鼠方
向への往復動を行なわせるため、同ローラ両側部夫々に
板カムを取付ける例を示したが、同板カムは必ずしもロ
ーラの両側部に取付ける必要はなく、例えば、一側部の
みに取付け、他側部にはローラを常時一方向(板カムが
取付けられている方向)に附勢する装置を取付けるよう
な構成にしても良く、又、翻って、ローラをその駆動軸
に固定し、同駆動軸とともに鯛方向へ往復動させるよう
な構成にしても良い。
又、剥皮効果を向上させるために、皮擦り機の擦り面に
、例えば、ローレットを旋すのも好ましいことである。
図面の簡単な説明第1図は本発明の方法を実施する装置
の一例を説明する図、第2図は同装置のローラの聡方向
への往復動を説明する図である。
7・・・皮擦り機、8…擦り面、9・・・ローラ、10
…駆動軸、12…カム面、13,14…斜板カム、16
,17・・・固定ガイドカバー。
第1図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 生栗を急速に加熱することにより渋皮を剥離し易い
    状態にするとともに、その後速やかに皮擦り機7の擦り
    面8へと送り込み、同擦り面8に対向配置されるローラ
    9を回動と同時に軸方向に往復動させ、その摩擦圧によ
    つて堅い皮とともに前記渋皮を剥皮する生栗の剥皮方法
    。 2 皮擦り機7と、同皮擦り機7の擦り面8に対向配置
    され、かつ、回動と同時に、軸方向に往復動するローラ
    9とからなる生栗の剥皮装置。 3 前記ローラ9は駆動軸10の軸方向にすべることが
    でき、かつその両側部には、互いに平行位置するカム面
    12を有するとともに、同カム面12に当接する固定ガ
    イドバー16,17によつて案内規制される一対の斜板
    カム13,14が取付けられている特許請求の範囲第2
    項に記載の生栗の剥皮装置。 4 前記ローラ9は、全体が若しくは少なくともその表
    面部が耐熱性の弾力に富む素材から成形されている特許
    請求の範囲第2項又は第3項に記載の生栗の剥皮装置。
JP18424883A 1983-09-30 1983-09-30 生栗の剥皮方法及び装置 Expired JPS6040829B2 (ja)

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JPS6075268A JPS6075268A (ja) 1985-04-27
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WO2002074108A1 (fr) * 2001-03-15 2002-09-26 Kanebo, Limited Chataignes crues avec ecorce a cuire, procede pour preparer des chataignes decortiquees, procede pour separer l'ecorce d'une chataigne et dispositif pour couper l'ecorce d'une chataigne
JP4642706B2 (ja) * 2006-06-09 2011-03-02 クラシエフーズ株式会社 加熱加工用皮付き生栗、剥き栗の製法、栗の皮遊離方法、及び栗皮切り込み装置
CN105852148B (zh) * 2016-04-11 2017-10-17 唐山市良机科技有限公司 板栗快速剥壳机
CN108208862B (zh) * 2018-04-01 2020-11-17 义乌市富顺箱包有限公司 一种磨盘式去核桃青皮的机器

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JPS6075268A (ja) 1985-04-27

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