JPS604061B2 - びん担持装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 明細書 びん担持装置 技術分野 本発明は複数個のびんを支持し且つそれらを可成り密な
群に保つ一体形成されたびん担持装置に関するものであ
る。

背景技術 これ迄にも複数個のびんをそれらの頚部により支持でき
るびん担持装置が提案されてきた。

例えば１９７２年１月１１日に登録された米国特許第３
６３３９６２号及び１９７母王６月６日に登録された米
国特許第４０９３２９５号にこの形式のびん担持装置が
開示されている。この形式のびん担持装置は中に組込ま
れているびんが見える効果的で且つ経済的な担持装置を
提供してきたが、びんが自由に動き、互にぶつかり合っ
てびんをこわす可能性がある。現在びんの上端を覆い且
つ隠すように形成された覆いを本体とし、そこに一群の
びんの頚部を収容し且つ支持する関口を有する迫持装置
が入手できる。この担持装置は１９７ｇ牢２月１３日に
登録された米国特許第４１３９０９４号に開示されてい
る。この覆いは外形を群にまとめられたびんの形状に合
わせてあり、こうしてびんを密な一群にして保持してい
る。しかし、これは少なくともびんの上部を覆い隠す。
びんをこの覆いからはずす時覆いは曲げられ、歪まされ
、最后にはこわれるから二度と使用することはできない
。発明の開示 本発明の一体形成されたびん担持装置は中に担持すべき
びんの頚部を収容し且つ支持する複数個のびん頚部支持
体、これらのびん頚部支持体を互に空間的に離れた関係
で支持しびんを密な群にする手段、枠の下方にあってび
んの群の周りに閉じたループを形成するびん保持棒及び
このびん保持環状棒を支持するための枠からたれ下がる
複数個の支持体を提供する。

本発明のびん担持装置は中に担持されているびんの上部
その他の如何なる部分も隠さない経済的且つ効果的なぴ
ん担持装置を提供する。

これは魅力的で、小形で、丈夫で且つ再使用できる。本
発明びん担持装置の付属的でオプションとして設け得る
利点はびん保持環状棒が一群のびんを効果的且つ密に収
容するのに役立つだけでなく、ぴんを担持装置からはず
す際にも助けを与えること；担持装置を重ねて可成り小
さい空間に貯わえたり包装したりできること；担持装置
にたれ下がって隣接するぴんと係合するびんデバィダを
設け、これにより保持環状榛と協働して密な群を成して
びんを保持すること；及び担持装置にびん坦持装置の一
部として一体形成された耐温包囲体を設けることである
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を具体化したびん担持装置の平面図であ
り；第２図は第１図の２−２線に沿って切り矢印の方向
に見た断面図であって、これと重ね合わせた関係にある
もう一つのびん担持装置を仮想線で示す断面図であり：
第３Ａ及び３Ｂ図は第２図に示した区域の部分の拡大図
であり；第４図は本発明を具体化したもう一つのびん担
持装置の平面図であり；第５図は第４図の５−５線に沿
って切り矢印の方向に見た断面図であり；第６図は本発
明を具体化したびん担持装置の更にもう一つの実施例の
平面図であり：第７図は一部を切欠し断面を示した第６
図に示したびん担持装置の正面図であり；第８図は第７
図に示したびん担持装置の一部の断面正面図である。 発明を実施するための最良の形態 第１図及び第２図に示す本発明を具体化したびん担持装
置は中に包装すべきびんＡの首を受け入れ且つ支持する
ための複数個の離れているカラー１０と、これらのカラ
ーを離隔した関係で支持するための枠１１と、この枠の
下方にあって包装すべきびんを囲む閉じたループの形態
をしているびん保持棒１２と、枠からたれ下がりびん保
持棒を支持する支持体１３とを具える。 これらのカラー１０と枠１１とは概略米国特許第３６３
３９６２号‘こ開示されている６びん用担持装置に類似
している。 枠１１は各々が１個のカラー１０を内部に有する複数個
の個別の枠１１ａに分かれる。第１図に示すようにこれ
らのカラーは隣接するカラーの中心間の距離がほぼ担持
すべきびんの幅即ち直径になるように離隔せしめると好
適である。カラー１川ま傾斜のついている円錐の一部と
し、底の方を上側よりも大きくして底の方からびんの頚
部を中に挿入し易くする。 各カラーを切って拡げられた閉口１４を設け、切った両
端をこれらの切られた端から連結体が接続される枠脚に
向って互に離れるように斜に延在する一対の連結体１５
及び１６により個別の枠の内側の脚に連結する。連結体
１５と１６のこの角度関係により切れ目を入れられたカ
ラーは強制的に拡げ得るようになり、びんを挿入したり
取りはずしたりし易くなると共に同時にこの切れ目の入
ったカラーに支持が与えられてそれがびんの重みで垂れ
下がるのが防止され且つカラーが中にびんを支持してい
る最中に切れ目の入ったカラーが誤って拡がることに対
して抵抗を与える。カラー１０はまた横方向支持体１７
と開□１４の真向いにあるヨーク１８とによっても支持
される。 ヨーク１８は２個のカラー部分に対するピボットとして
働らき、びんを挿入したり取りはずしたりするためにカ
ラーが拡がり易いようにする。枠１１は長手方向に延在
する棒１９を具えるが、この榛は第１図及び第２図に示
した６ぴん用担持装置ではほぼ枠の長手方向の長さで延
在する。棒１９は中に指が入る一対の開□２０を具え、
取り扱い易くしてある。所望とあらば把手を設けるここ
ともできるし、棒１９を把手として役立てることもでき
る。びん保持環状棒１２は群内の外側のびんの一部と係
合し、それらを一緒に保持する。 この目的のためこの榛１２を支持カラー１０及び枠１１
の下方に離れてほぼびんの肩の高さに置いた連続した榛
又はしールとすると好適である。このレベルでこの保持
環状柊１２はぴんの下端が頚部を切れ目の入ったカラー
からはずすのに必要な回動運動の妨げとならない。実は
この榛は頚部がカラー関口から抜け出させられるのを助
けるバックアップ榛を提供することによりびんを取りは
ずし易くする。枠１１は複数個のぴんと係合するくさび
形デバィダ２１を具え、びんを所望により側面と側面と
が触れあう関係又は近接して離した関係に保つ。 これらのデバィダの上側の端はカラー支持枠１１ａの一
対の隣り合う脚と一体に形成し、これらの脚から下方に
たらす。これらのデバイダは各々一対の空間的に離れた
本例ではＶ字状の部材２１ａを具え、下端で連結体２１
ｂにより連結する。デバィダ２１の下端は隣接するびん
の肩の間にくさびのようにくし、込み、外側環状棒１２
と協働してびんを緊密な群に保つ。このびん担持装置は
重ねることが可能で、小さな空間に重ねて包装したり、
機械のシュートに蓄わえてそこから自動的に分配するこ
とができる。 この目的のためびん担持装置を重ねた状態では第２，３
Ａ及び３Ｂ図に示すように２つを重ねた時上側のびん坦
持装置の環状棒が下側びん担持装置の枠を囲むことがで
きる。一対の重ねられた担持装置のびんデバィダ２１も
かみ合わされる。重ねられた状態では２個の重ねられた
担持装置の上側の枠１１と保持環状棒１２とが近接した
関係に落ちつく。一対のびん担持装置を重ねるため垂れ
下っているびんデバィダ２１をかみ合わせるために、下
側担持装置の枠１１に各びんデバィダの上端の位置に関
口を設け、上側担持装置のたれ下っているデバィダが下
側担持装置のたれ下っているデバィダとかみ合えるよう
にする。 この点で長手方向に配置されたびんデバィダは何の困難
も与えない。蓋し、それらは個々の枠１１ａ間の中間の
枠がない部分に配置されているからである。しかし横方
向のスロット１９ａはこの目的では長手方向に延在する
榛１９に設ける必要がある。重ね合わせた担持装置のび
んデバィダ２１が過度にぴったりと鎖錠されるのを避け
るために、重ね合わせ動作をデバィダ２１の下端に形成
した止め２２で制限する。 本発明を具体化した２びん用担持装置を第４図及び第５
図に示すが、これは枠１１内に向き合った方向関係で支
持されている一対のカラー１０を具える。 カラー１０同志の間の間隔は第１図及び第２図に示した
実施例と同一とする。枠１１は長手方向に延在する榛１
９を有し、その両端にカラー支持枠１１ａを有する。こ
の枠１１の下方に複数個の懸垂支持体１３によりびん保
持環状棒１２を支持し、びんを密な群をなした関係に保
つ。枠１１、殊に長手方向に延在する棒１９はこれと一
体形成した本例ではＵ字状のたれ下がるくさび形のびん
デバィダ２３を有し、びんを側面と側面が触れ合う関係
又は僅かに離した関係に保つ。デバィダ２３は一対の下
方にたれ下がる脚部２３ａ，２３ｂを有し、それらの下
端を連結部２３ｃで結ぶ。脚部２３ａ及び２３ｂの下端
は肩の高さで隣接するぴんと係合し、連結部２３ｃはび
んを密な群に保つに足る剛性を有するが、隣接するびん
の肩間に取れる距離にすぐ合わせられる‘こ足りる可榛
性も併せ持つ。第４図及び第５図に示す担持装置は棒１
９を握って運搬することができる。 棒１９内にある長手方向に延在する溝１９ａは担持装置
を重ね合わせた時上側の担持装置のびんデバィダを収容
する。第６図乃至第８図に示すびん担持装置は長手方向
に延在する棒１９の両端で枠１１と一体形成されたびん
包囲体２４が切れ目の入ったカラー１０にとって代って
いる点を除いて、第４図及び第５図につき記述したびん
担持装置と概略似ている。びんの頚部は包囲体２４にス
ナップ鎖錠することもできればねじ込むこともできる。
第８図に最も良く示されているように、各包囲体２４は
キャップ部２４ａを具え、ここにめねじ又はリプ２４ｂ
があり、これがびんの頚部の外周に形成したおねじ又は
リプ２４ａと鎖錠する。 包囲体２４はまたこれと一体形成した内側にたれ下がる
止め２４ｃを有し、びんの頚部の閉口と係合し、有効な
封を形成する。びんに充填したら、包囲体２４を力を入
れてびんにはめるか又はびんを包囲体にねじ込む。 耐湿性のある包囲体にするため、包囲体の各々に熱及び
／又は圧力で収縮した時包囲体をびんの頚部に鎖錠する
収縮環状スカート２４ｄを設ける。このスカートは孔を
設けるか又は弱くした線２４ｅを介して包囲体の上部と
連結し、この孔を設けるか又は弱くした線２４ｅでびん
を包囲体から引張り出したりねじってはずす時スカート
を包囲体の上部から分離させる。包囲体のスカートが損
われていない時は消費者は包装が完全であると信ずるこ
とができる。 スカートのどこかがこわれているか包囲体から切れてい
れば消費者は包装の完全性が疑わしいことに気付くであ
ろう。本発明びん担持装置は射出成形したポリプロピレ
ンのように弾性を有するプラスチック材料から一体形成
すると好適である。 これは一群のびんを可成り密着させ且つ制御された風に
して運ぶための効果的で経済的で便利な包装を提供する
。担持装置をこわさずにびんを出し入れできるからこの
担持装置は一杯入ったびん、一部入れたびん及び空のび
んを取り扱うのに使用することができ、家庭に−群の新
規に購入したびんを運ぶのに使用できるだけでなく、空
のびんを返還するのにも使用できる。本発明を好適な形
態にして例を挙げて説明しただけであって、本発明の精
神を離れずにここに多くの修正と変更を加え得るもので
ある。 それ故本発明は請求の範囲に限定することが明示されて
いない限り如何なる特定の形態乃至実施例にも限定され
ることはない。‘ＪＧ．／ ‘ｒＧ．２ ‘ノ○，３４ ‘ノＧ．３６ ‘ノ〇．夕 （ソ○．夕 ‘ＪＧ．６ 〆／〇．ア ‘ノＧ．ａ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 中にびんの頚部を収容し且つ支持する複数個のびん
   頚部係合手段と、これらのびん頚部係合手段をびんを密
   な群を成すように支持する距離だけ空間的に離したアレ
   ーを成すように支持する相対的に剛固な枠１１とを具え
   る一体形成された一体の射出成形されたびん担持装置に
   おいて、更にびん頚部係合手段の下方に空間的に離れて
   ありびんの外側部分と係合してそれらを密な群に保持す
   るびん保持環状棒１２であつて、下方のびん保持環状棒
   １２により画される区域が上方の枠１１により画される
   区域よりも大きいびん保持環状棒１２と、枠１１の外周
   から外方にびん保持環状棒１２に向けて延在し、このび
   ん保持環状棒１２を枠１１から空間的に離れた関係で支
   持する複数個の空間的に離れてたれ下がる支持体１３で
   あつて、これ等のたれ下がつている支持体１３間に画成
   される隙間を通してびんＡを見えるように露出する支持
   体１３とを具えることを特徴とするびん担持装置。 ２ びん保持環状棒１２をびんの群の周りに延在する連
   続棒とし、たれ下がる支持体１３を複数個の相対的に剛
   固であるが、可撓性を有する枠１１とびん保持環状棒１
   ２との間の連結体を形成する支柱としたことを特徴とす
   る請求の範囲第１項記載のびん担持装置。 ３ 前記枠１１と一体に形成され、これからたれたれ下
   がり群内の隣接するびんと係合する少なくとも１個のく
   さび形デバイダ２１を具える請求の範囲第１項及び第２
   項のいずれか一項に記載のびん担持装置。 ４ びん保持環状棒１２が下側担持装置の枠１１を取り
   囲み、一対のびん担持装置を重ね合わせられるようにし
   た請求の範囲第１項ないし第３項のいずれかに記載のび
   ん担持装置。 ５ 一対のびん担持装置のくさび形デバイダ２１がかみ
   合うようにしてこれらの一対のびん担持装置が重なり合
   うようにし、前記枠１１にたれ下がるデバイダ２１の上
   方部に開口を設けて担持装置を重ねた時上側びん担持装
   置のたれ下がるデバイダ２１を収容できるようにした請
   求の範囲第１項ないし第４項のいずれかに記載のびん担
   持装置。 ６ びん頚部係合手段を枠１１と一体形成されたびん包
   囲体２４とし、びんの頚部と鎖錠するようにした請求の
   範囲第１項記載のびん担持装置。 ７ 包囲体２４からたれ下がり且つ包囲体と切り離し自
   在に連結されていてびんの頚部を握り、びんを包囲体か
   らはずす時は包囲体から切り離されるスカート２４ｄを
   設けた請求の範囲第６項記載のびん担持装置。 ８ 下側くさび形デバイダ２１内に形成され一対の重ね
   合わされるびん担持装置の重ね合わせ関係を制限する止
   め２２を設けた請求の範囲第５項記載のびん担持装置。 ９ くさび形デバイダ２３に前記枠１１からたれ下がる
   一対の対角線的なびん係合部材２３ａ，２３ｂを設けた
   請求の範囲第３項記載のびん担持装置。１０ 対角線的
   なびん係合部材の下端を連結する可撓性を有する手段２
   ３ｃを設けた請求の範囲第９項記載のびん担持装置。