JPS6040619B2 - タンバリン - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般的に、現代のロック音楽に使用される打
楽器の「ヘッドレス」タンバリンに関する。

通常のタンバリンは、形状が円形で、円形フレームの周
囲のスロットに結合される主としてジングルの音響要素
を備えている。該タンバリンを演奏する際の１つの欠点
は、該楽器が、通常、重心の近くではないフレームの一
端緑で握られるため、手と腕とが疲労し得ることである
。

従って、大きな力のモーメントは、端緑でフレームを保
持することが成形され、これは、使用者にとって楽では
ない。また、該楽器の把持は、握る手に対するフレーム
の形状のために不便であり得る。本発明は、使用中の安
楽さを増大し、手または腕の疲労を軽減し、演奏中、改
良された調整のために把持性能が向上する如く、重心ま
たは重心の近くに位置するハンドルを備えるタンバリン
を提供することにより、従釆技術にみられる欠点を克服
し、しかも該装置の音質を減損しない。

タンバリンの様な楽器は、部分円形の剛性フレームと、
特定の打撃音を作る如くフレームのまわりの所定の個所
に位置するジングルの様な複数の音響要素とを備えてい
る。

該フレームは、その重心、または重心の近くに位置し手
で握る様な寸法を有しフレームに一体に形成されハンド
ルとして作用する弦状部分を備えている。該ジングルは
、通常の態様でフレームのまわりに結合される。

該ハンドルは、楽器を保持したときに平衡を感じる如く
力の任意のモーメントを著しく低減する様に位置してい
る。タンバリンを演奏するため、タンバリンは、ハンド
ルで握られ、通常の態様で手で動かされる。

フレームの構造と、音響要素の間隔とは、改良されたハ
ンドル位置の変更にも拘らず、該装置に通常の音響を許
容して賦与する。ハンドルの位置は、使用可能な音調の
性質を向上する如く装置の著しい機敏さと運動とを許容
する。円形以外のフレーム構造は、ハンドルが重心の近
くまたは重心に位置する限り、使用可能である。

この装置は、現代の音調の所望の性質に対して通常の材
料で構成可能である。

使用される音響要素（ジングルの様な）は、その構造が
通常のものであり、それのみでは本発明の一部を形成す
るものではない。本発明の目的は、タンバリンを一層速
かにかつ容易に把持し得る様にする改良されたタンバリ
ンを提供することである。

本発明の他の目的は、著しい機敏さに対する改良された
取扱い特性を代えると共に、楽器の音調特性を減損しな
いタンバリンを提供することである。

本発明の更に他の目的は、筋肉の強さをあまり必要とせ
ずにこれにより、その操作と作動とのための疲労を軽減
する改良されたタンバリンを提供することである。

本発明は、これ等の目的と、下記において明瞭になるそ
の他の目的とに関し、添附断面を参照して説明される。

図面、特に、第１図を参照すると、本発明の一実施例は
、全体を１０で示され、ハンドル部分１４を有する部分
的円形のフレーム１２を備え、ハンドル部分１４は、該
楽器が楽に握れる様にする好適なパッド材料１６を有し
ている。ハンドル部分１４は、幾何学的に円の弦に類似
し、フレームを全体として見るとき、フレームの重心に
位置し、半径方向に延びる２つの連結部によってフレー
ムの円弧部に連結してある。ジングル１８の様な複数の
音響要素は、通常の態様でフレームに結合されて位置し
ている。操作の際、この装置は、ハンドル部分を握られ
、通常の態様で移動されてもよい。

尚、ハンドルの位置は、完全な円形のタンバリンを端縁
に沿って保持しようとするときに存在する通常のモーメ
ントの力を著しく低減する。

本発明は、最も実際的で好適な実施例と見倣されるもの
について、こ）に図示説明された。しかしながら、他の
実施例は、本発明の範囲内で可能なことは当該技術分野
では明瞭である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の上部平面図、第２図は同上
の側面図を示す。 １２・・・・・・フレーム、１４・・・・・・ハンドル
部分、１８……ジングル。 ‘１０．１ ｆｉＧ．Ｚ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 部分円形の剛性支持用フレームと、このフレームに
   結合された複数の音響的な打撃音装置とを備えるタンバ
   リンにして、前記フレームが、ほぼタンバリンの重心に
   位置し、円の弦の方向に延びる握り部分を有し、この握
   り部分が半径方向に延びる連結部分によつてフレームの
   円弧部分に連結してあることを特徴とするタンバリン。