JPS6040220Y2 - ミシンの滑り板 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はミシンの滑り板に関するものである。

従来のミシンの滑り板は、例えば実開昭５２−５４２４
４号公報や実開昭５５−１０５０８４号公報に開示され
ているように、全体が透明樹脂で形成されていたので、
強度を持たせる為に、厚みを大きくせねばならなかった
。

そこで、第１図および第２図に示すように、鉄板又は不
透明樹脂体の本体Ｂに親代Ｃおよび捨穴りを形成し、別
に形成された透明樹脂の板Ｅを親代Ｃに嵌着しているミ
シンの滑り板Ａが提供されている。

しか腰この滑り板Ａに於ては、製造工程が多く、それだ
けコスト高になっていた。

本考案の目的は、かかる不具合を除去したミシンの滑り
板を提供することにある。

以下、本考案の一実施例を第３図にて説明すると、ミシ
ンの滑り板１０の本体１１は、透視窓１２、捨穴１３お
よびシボ加工が施された不透明部分１４を備えている。

しかして、捨穴１３および不透明部分１４は、透明樹脂
から本体１１を成型する際に同時に形成されるようにな
っている。

以上述べたように本考案は、透明樹脂を成型して本体を
形成し、該成型と同時に透視窓１２、捨穴１３およびシ
ボ加工が施された不透明部分を前記本体に形成されるよ
うに、ミシンの滑り板を構成したので、従来のものと比
べて製造工程が一つですみ、コストを大巾に低減できる
。

また、不透明部分１４をして、操作土兄る必要のない内
部機構を遮へいすることにより、操作上必要な内部機構
を、透視窓１２を介して、強調して見せることができ、
実用上多大な効果を奏する。

【図面の簡単な説明】 第１図および第２図は、夫々従来のミシンの滑り板の分
解斜視図および完成斜視図、第３図は本考案に係るミシ
ンの滑り板の一実施例の斜視図である。 １１：本体、１２：透視窓、１３：捨穴、１４：不透明
部分。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 透明樹脂を成型して本体を形成し、該成型と同時に透視
   窓、捨穴およびシボ加工が施された不透明部分が前記本
   体に形成されるようにしてなる、ミシンの滑り板。