JPS603683B2 - 絵入りレコ−ド盤の製造方法 - Google Patents
絵入りレコ−ド盤の製造方法Info
- Publication number
- JPS603683B2 JPS603683B2 JP15956479A JP15956479A JPS603683B2 JP S603683 B2 JPS603683 B2 JP S603683B2 JP 15956479 A JP15956479 A JP 15956479A JP 15956479 A JP15956479 A JP 15956479A JP S603683 B2 JPS603683 B2 JP S603683B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- surface material
- printing paper
- mold
- thermoplastic resin
- heated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は絵入りレコード盤の製造方法に係り、印刷紙が
成形時引裂けないようにした絵入りレコード盤を製造す
ることを目的とする。
成形時引裂けないようにした絵入りレコード盤を製造す
ることを目的とする。
従釆、この絵入りレコード盤を製造する方法としてはし
コード盤プレス金型の上下金型の内側に各々スタンパー
を配置し、各金型の中心軸に透明又は半透明な熱可塑性
樹脂シ−トよりなる表面材と書画、写真等を印刷した印
刷紙をこれらの順序で挿入し、次に上下金型に挿入した
印刷紙と印刷紙との間に熱可塑性樹脂を予め可熱ゲル化
してなる芯材を挿入し、金型を加熱し、閉じ更に加熱冷
却して製造する方法がある。
コード盤プレス金型の上下金型の内側に各々スタンパー
を配置し、各金型の中心軸に透明又は半透明な熱可塑性
樹脂シ−トよりなる表面材と書画、写真等を印刷した印
刷紙をこれらの順序で挿入し、次に上下金型に挿入した
印刷紙と印刷紙との間に熱可塑性樹脂を予め可熱ゲル化
してなる芯材を挿入し、金型を加熱し、閉じ更に加熱冷
却して製造する方法がある。
しかしてこの方法によれば熱可塑性樹脂シートよりなる
表面材に音溝が形成されるわけであるが、成形時表面材
は殆んどフローせず熱可塑性樹脂を予め加熱ゲル化して
なる芯村のみが放射状にフローするため音溝形状は不完
全なものとなりその結果し、たって音質の劣る絵入りレ
コード盤が製造される。又音質を向上するためにプレス
金型の下金型中心軸に透明又は半透明な熱可塑性樹脂か
らなる加熱ゲル化した表面材と印刷紙と透明又は半透明
な熱可塑性樹脂からなる加熱ゲル化した表面材を順次挿
入した状態で金型を加熱し、閉じ、更に加熱圧搾−冷却
する製造方法も考えられるが、この方法によれば表面材
は金型の中心轍を中心に放射状にフローし音溝は完全に
形成されるわけであるが表面材がフローする際印刷紙に
大きな引張力が加わるので印刷紙は引裂けて良好な絵入
りレコード盤が製造しにくい欠点があった。本発明はこ
れらの欠点を排除したものであり以下図面と共に実施例
について説明する。
表面材に音溝が形成されるわけであるが、成形時表面材
は殆んどフローせず熱可塑性樹脂を予め加熱ゲル化して
なる芯村のみが放射状にフローするため音溝形状は不完
全なものとなりその結果し、たって音質の劣る絵入りレ
コード盤が製造される。又音質を向上するためにプレス
金型の下金型中心軸に透明又は半透明な熱可塑性樹脂か
らなる加熱ゲル化した表面材と印刷紙と透明又は半透明
な熱可塑性樹脂からなる加熱ゲル化した表面材を順次挿
入した状態で金型を加熱し、閉じ、更に加熱圧搾−冷却
する製造方法も考えられるが、この方法によれば表面材
は金型の中心轍を中心に放射状にフローし音溝は完全に
形成されるわけであるが表面材がフローする際印刷紙に
大きな引張力が加わるので印刷紙は引裂けて良好な絵入
りレコード盤が製造しにくい欠点があった。本発明はこ
れらの欠点を排除したものであり以下図面と共に実施例
について説明する。
第１図及び第２図はそのレコードプレス機及び製造工程
を示すもので第１図において１は上金型、２は下金型で
互に松着されると共にその内側には各々スタンパ−３，
４が配置され、下金型２には中心軸５が設けられている
。
を示すもので第１図において１は上金型、２は下金型で
互に松着されると共にその内側には各々スタンパ−３，
４が配置され、下金型２には中心軸５が設けられている
。
実際には上金型１、下金型２の内部に水蒸気及び冷却水
を通す通路があり、両型とも加熱冷却されるように構成
されている。ここで下金型２の中心軸５に第２図に示す
透明又は半透明な熱可塑性樹脂よりなる予め加熱ゲル化
した第１の表面材６を、次に第１の補強材７を、次に書
画、写真等を印刷した印刷紙８を、次に第２の補強材９
を、次に透明又は半透明な熱可塑性樹脂よりなる予め加
熱ゲル化した第２の表面材１０を順次挿入する。ここで
上述の補強材は前述の大きな引張力に充分耐えうる程度
強度を有する厚紙等からなり「印刷された書画等のじや
まにならない程度の大きさになされる。
を通す通路があり、両型とも加熱冷却されるように構成
されている。ここで下金型２の中心軸５に第２図に示す
透明又は半透明な熱可塑性樹脂よりなる予め加熱ゲル化
した第１の表面材６を、次に第１の補強材７を、次に書
画、写真等を印刷した印刷紙８を、次に第２の補強材９
を、次に透明又は半透明な熱可塑性樹脂よりなる予め加
熱ゲル化した第２の表面材１０を順次挿入する。ここで
上述の補強材は前述の大きな引張力に充分耐えうる程度
強度を有する厚紙等からなり「印刷された書画等のじや
まにならない程度の大きさになされる。
ここでは補強材として厚さ０．３〜０．４物程度で直径
２０〜３仇肋程度のケント紙又は駒援用紙を用いた。
２０〜３仇肋程度のケント紙又は駒援用紙を用いた。
又直径は２９仇吻程度にして図形等を印刷したものを用
いてもよい。この状態で上下金型ｉ，２を加熱し金型を
閉じ更に加熱し圧搾すると表面材６，１０が下金型の中
心軸５を中心に放射状にフローすることによって良好な
音溝が形成される。又厚紙により中心部が補強されてい
るので刷紙８も引裂けることがない。その後、金型を閉
じた状態で冷却して表面材、保護材及び印刷紙を一体化
させ絵入りレコード盤を製造する。ここで表面材として
は重合度４５０の塩ビ・酷ビ共重合体を加熱、混線し、
予めゲル化成形した材料を使用する。
いてもよい。この状態で上下金型ｉ，２を加熱し金型を
閉じ更に加熱し圧搾すると表面材６，１０が下金型の中
心軸５を中心に放射状にフローすることによって良好な
音溝が形成される。又厚紙により中心部が補強されてい
るので刷紙８も引裂けることがない。その後、金型を閉
じた状態で冷却して表面材、保護材及び印刷紙を一体化
させ絵入りレコード盤を製造する。ここで表面材として
は重合度４５０の塩ビ・酷ビ共重合体を加熱、混線し、
予めゲル化成形した材料を使用する。
書画、写真等を印刷した印刷紙の紙質としてはケント紙
を使用した。尚上述の説明では補強材７，９と印刷紙８
とを分離した状態で中心軸５に挿入するむね説明したが
これら補強材と印刷紙とを予め接着、溶着等により一体
化したものを表面材６とＩＱとの間に介挿して製造して
もよい。叙上の如く、本発明によれば音簿が形成される
ところの表面材に従来のような熱可塑性樹脂シートを使
用せずに予め加熱ゲル化した透明又は半透明な熱可鰯性
樹脂を使用するので表面材は下金型中心軸を中心にフロ
ーし「音溝を形成するが、補強材が表面材と印刷紙との
間に介挿されているので印刷紙が引裂けることもない。
を使用した。尚上述の説明では補強材７，９と印刷紙８
とを分離した状態で中心軸５に挿入するむね説明したが
これら補強材と印刷紙とを予め接着、溶着等により一体
化したものを表面材６とＩＱとの間に介挿して製造して
もよい。叙上の如く、本発明によれば音簿が形成される
ところの表面材に従来のような熱可塑性樹脂シートを使
用せずに予め加熱ゲル化した透明又は半透明な熱可鰯性
樹脂を使用するので表面材は下金型中心軸を中心にフロ
ーし「音溝を形成するが、補強材が表面材と印刷紙との
間に介挿されているので印刷紙が引裂けることもない。
したがって従来の絵入りレコード機よりもＳ／Ｎ比のよ
い音質の優れた良好な絵入りレコー盤を効率よく製造出
釆る特徴を有する。
い音質の優れた良好な絵入りレコー盤を効率よく製造出
釆る特徴を有する。
図面の簡単な説頚
第１図は本発明方法を実施するためのレコードプレス機
を示す斜視図、第２図はその製造工程を説明するための
説明図である。
を示す斜視図、第２図はその製造工程を説明するための
説明図である。
蔓は上金型、２は下金型、３，４はスタンパー「 ５は
下金型の中心鍬、６，１川ま表面材〜？，９は補強材、
８‘ま印刷紙である。
下金型の中心鍬、６，１川ま表面材〜？，９は補強材、
８‘ま印刷紙である。
第１図
第２図
Claims (1)
- １ レコード盤プレス金型中心軸に透明又は半透明な熱
可塑性樹脂より成る加熱ゲル化した第１の表面材と、第
１の補強材と印刷紙と第２の補強材と、透明又は半透明
な熱可塑性樹脂よりなる加熱ゲル化した第２の表面材と
をこれら順序で挿入し、プレス金型を加熱し、閉じ、更
に加熱圧搾し、次にプレス金型を冷却し、上記表面材、
補強材、及び印刷紙を一体化させ、絵入りレコード盤を
形成することを特徴とする絵入りレコード盤の製造方法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15956479A JPS603683B2 (ja) | 1979-12-07 | 1979-12-07 | 絵入りレコ−ド盤の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15956479A JPS603683B2 (ja) | 1979-12-07 | 1979-12-07 | 絵入りレコ−ド盤の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5683805A JPS5683805A (en) | 1981-07-08 |
| JPS603683B2 true JPS603683B2 (ja) | 1985-01-30 |
Family
ID=15696476
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15956479A Expired JPS603683B2 (ja) | 1979-12-07 | 1979-12-07 | 絵入りレコ−ド盤の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS603683B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63267304A (ja) * | 1987-04-24 | 1988-11-04 | 岡崎 一雄 | 自動車、車輌用温熱シ−ト |
-
1979
- 1979-12-07 JP JP15956479A patent/JPS603683B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63267304A (ja) * | 1987-04-24 | 1988-11-04 | 岡崎 一雄 | 自動車、車輌用温熱シ−ト |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5683805A (en) | 1981-07-08 |
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