JPS6036295Y2 - 補吸気用マスク - Google Patents

補吸気用マスク

Info

Publication number
JPS6036295Y2
JPS6036295Y2 JP5298983U JP5298983U JPS6036295Y2 JP S6036295 Y2 JPS6036295 Y2 JP S6036295Y2 JP 5298983 U JP5298983 U JP 5298983U JP 5298983 U JP5298983 U JP 5298983U JP S6036295 Y2 JPS6036295 Y2 JP S6036295Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
mask
storage chamber
air storage
mask body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5298983U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59159445U (ja
Inventor
博行 西出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP5298983U priority Critical patent/JPS6036295Y2/ja
Publication of JPS59159445U publication Critical patent/JPS59159445U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6036295Y2 publication Critical patent/JPS6036295Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、有毒ガスの雰囲気中や酸欠状態の中で、ある
いは水中で使用する簡単な補吸気用マスクに関する。
例えば、火災による人身事故は、避難中に窒息すること
による場合が多い。
肺一杯に吸い込んだ空気はせいぜい2〜3分しかもたな
い。
息が例えば、5〜6分まで延長できれば、助かる可能性
がすい分と高くなる。
又、水中への素もぐりの際にも、息が長くもてば水中で
の活動能力が高まる。
従来、酸素ボンベとマスク(防毒用又は水中用)のセッ
トが知られているが、これは非常に高価なものであり、
防毒用の場合、ホテルや旅館で宿泊人数分用意しておく
ことは、経済上殆ど無理なことである。
本考案は、以上のような事情を背景において創作された
もので、その目的は、息の持続時間を延長できる安価で
簡易な補吸気用マスクを提供することである。
上記目的を遠戚するために工夫された本考案の補吸気用
マスクの構成は、頭部への止着用バンドと透視用透明板
とを有するマスク本体の内部に、貯気室が形成され、前
記マスク本体に、前記貯気室に空気を圧入するための手
動ポンプと、前記貯気室に連通の吸気路を形成した口く
わえ部とが設けられ、前記吸気路には前記口くわえ部を
外側から噛みつけることによって、開弁される常閉式の
吸気弁が介在されているとともに、前記マスク本体に、
鼻孔からの呼気の圧力によって開弁じてその呼気を外部
に排出するための常閉式の排気弁が設けられているとい
うものである。
この構成の補吸気用マスクは次のように使用される。
手動ポンプを作動させて貯気室内に空気を圧入し、貯気
室一杯に空気を圧縮状態で貯える。
口くわえ部を口にくわえ、息が苦しくなってきたとき、
口くわえ部を外側から噛みつけて前記の吸気弁を開弁さ
せ、貯気室内の空気を肺に送り込む。
必要最小限の空気を送り込めば、噛むのをやめて吸気弁
を閉弁させる。
鼻孔からの呼気は、一旦、マスク本体と顔面との間の空
間に出る。
そして、この空間内の圧力が高まると前記排気弁が開弁
じ、呼気が排出される。
再び息が苦しくなってきたら前記と同様の操作を繰り返
す。
火災発生時の避難に際して、本考案の補吸気用マスクを
用いれば、息の持続時間を延長できるため、難を免かれ
る可能性が高くなる。
又、水中の素もぐりの際に、本考案の補吸気用マスクを
用いれば水中活動の能力を高めることができる。
又、マスクを止着用バンドによって顔面に安定よく保持
することができるし、マスクによって目を煙や水から保
護するとともに、透明板を通しての目視が可能であり、
全体として、煙中や水中での活動能力を十分に高いもの
とできる。
更に、貯気室がマスク本体自体に形成されているため、
酸素ボンベとマスクのセットに比べて、小型、軽量で構
造的にも簡単であり、使用勝手がよく、又、安価に提供
することができる。
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明する。
第1図ないし第3図において、1は、頭部への止着用パ
ッド2と透視用透明板3とを有するマスク本体であり、
このマスク本体1において、透明板3の全周にわたり貯
気室4が形成されている。
即ち、貯気室4は、マスク本体1を構成する合皮ゴム製
の膨張・収縮自在な弾性袋1aの内部に形成されている
5.5は、マスク本体1の下側部の左右両側に一体的に
設けられた手動ポンプである。
各ポンプ5は、第4図に示すように前記弾性袋1aと同
材質で一連一体の外壁6と仕切壁7で包囲された圧縮室
8、圧縮室8に内蔵されたバネ9、吸込弁10および注
入弁11を有している。
12は、第5図にも示すように貯気室4に連通ずる吸気
路13と、この吸気路13に介在の常閉式の吸気弁14
とを有する口くわえ部で、この口くわえ部12はマスク
本体1から一体的に突設されている。
前記の吸気弁14は、口くわえ部12を外側から噛みつ
けることによって開弁される。
15は、鼻先を嵌め入れる排気室であり、マスク本体1
に一体連設の壁16て形成され、出口部に常閉式の排気
弁17が設けられている。
18は貯気室4に設けられた貯気量表示計で、これは、
第6図のように透明チューブ19、色別け(イ)、(ロ
)、(ハ)された摺動自在な表示棒20、スプリング2
1からなっている。
22は表示窓である。
水中用のマスクの場合には、貯気室4を形成する弾性袋
1aの適当な箇所に、第7図のような排水弁23を設け
ておくのが望ましい。
尚、第1図において、24は防熱頭巾である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る補吸気用マスクの実施例を示し、第
1図は正面図、第2図は縦断面図、第3図は横断面図、
第4図はポンプを示す断面図、第5図は口くわえ部を示
す断面図、第6図は貯気量表示計を示す断面図、第7図
は別実施例を示す断面図である。 1・・・・・・マスク本体、1a・・・・・・弾性袋、
2・・・・・・バンド、3・・・・・・透明板、4・・
・・・・貯気室、5・・・・・・手動ポンプ、12・・
・・・・口くわえ部、13・・・・・・吸気路、14・
・・・・・吸気弁、17・・・・・・排気弁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ■頭部への止着用バンド2と透視用透明板3とを有する
    マスク本体1の内部に、貯気室4が形成され、前記マス
    ク本体1に、前記貯気室4に空気を圧入するための手動
    ポンプ5と、前記貯気室4に連通の吸気路13を形成し
    た口くわえ部12とが設けられ、前記吸気路13には前
    記口くわえ部12を外側から噛みつけることによって開
    弁される常閉式の吸気弁14が介在されているとともに
    、前記マスク本体1に、鼻孔からの呼気の圧力によって
    開弁してその呼気を外部に排出するための常閉式の排気
    弁17が設けられている補吸気用マスク。 ■ 前記貯気室4が、マスク本体1において前記透明板
    3の全周にわたる状態に形成されている実用新案登録請
    求の範囲第■項に記載の補吸気用マスク。 ■ 前記貯気室4が、マスク本体1を構成する膨張・収
    縮自在な弾性袋1aの内部に形成されている実用新案登
    録請求の範囲第■項に記載の補吸気用マスク。 ■ 前記手動ポンプ5が、マスク本体1の下側部の左右
    両側に一対設けられている実用新案登録請求の範囲第■
    項ないし第■項の何れかに記載の補吸気用マスク。
JP5298983U 1983-04-08 1983-04-08 補吸気用マスク Expired JPS6036295Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5298983U JPS6036295Y2 (ja) 1983-04-08 1983-04-08 補吸気用マスク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5298983U JPS6036295Y2 (ja) 1983-04-08 1983-04-08 補吸気用マスク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59159445U JPS59159445U (ja) 1984-10-25
JPS6036295Y2 true JPS6036295Y2 (ja) 1985-10-28

Family

ID=30183335

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5298983U Expired JPS6036295Y2 (ja) 1983-04-08 1983-04-08 補吸気用マスク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6036295Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59159445U (ja) 1984-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4549543A (en) Air filtering face mask
US4154235A (en) Escape filter device having protective hood
US2887104A (en) Mask to mask resuscitator
SE8100507L (sv) Tryckgasbeluftad skyddsdrekt med andningsskyddsapparat
US6371116B1 (en) Method and apparatus for pressurizing a protective hood enclosure with exhaled air
JPH0545316Y2 (ja)
CN101024108A (zh) 自动充气储气供气装置
CN102872551B (zh) 鼻孔呼吸式吸管口罩
CN207137170U (zh) 紧急逃生呼吸器
JPS6036295Y2 (ja) 補吸気用マスク
CN111602878A (zh) 一种健康平安口罩
KR200431561Y1 (ko) 산소호흡기용 후드
CN214029092U (zh) 一种简易便携式深潜救援呼吸器
US3467094A (en) Oxygen-isolation and overboard-dumping system
CN213431273U (zh) 一种用于隔离烈性传染病的单人软质加压舱
JPH0679617B2 (ja) 酸素発生形呼吸用保護具収納体
KR102241866B1 (ko) 마우스피스를 이용한 구강 응급호흡장치
JPH10248947A (ja) 避難マスク
KR200351789Y1 (ko) 휴대용 비상호흡기
JPH0268296A (ja) 簡易型呼吸器
KR102119523B1 (ko) 재호흡 장치
JPS5819302B2 (ja) 外部汚染空気浸入防止マスク
GB2367755A (en) Emergency escape hood
CN214181497U (zh) 一种应用于煤矿井下的压缩氧自救器
JP2007296032A (ja) 防煙避難用具