JPS6035207Y2 - コイル装置 - Google Patents
コイル装置Info
- Publication number
- JPS6035207Y2 JPS6035207Y2 JP5687678U JP5687678U JPS6035207Y2 JP S6035207 Y2 JPS6035207 Y2 JP S6035207Y2 JP 5687678 U JP5687678 U JP 5687678U JP 5687678 U JP5687678 U JP 5687678U JP S6035207 Y2 JPS6035207 Y2 JP S6035207Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- side insulator
- space
- coil device
- winding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、例えば磁石発電機の発電コイルとして使用さ
れるコイル装置に関し、より詳細にはコアに装着されて
巻線区域を区画するサイドインシュレータを備えたコイ
ル装置の改良構造に関する。
れるコイル装置に関し、より詳細にはコアに装着されて
巻線区域を区画するサイドインシュレータを備えたコイ
ル装置の改良構造に関する。
一般に、サイドインシュレータを備えたコイル装置では
、サイドインシュレータはコア両端の鍔部内端に当接し
た状態でコアに装着されている。
、サイドインシュレータはコア両端の鍔部内端に当接し
た状態でコアに装着されている。
しかしコアの鍔部内端の一部には巻線の引出し線を外部
へ引出すための切欠部を設けるのが普通で、この切欠部
の存在のためサイドインシュレータは切欠部側へ倒れる
恐れがある。
へ引出すための切欠部を設けるのが普通で、この切欠部
の存在のためサイドインシュレータは切欠部側へ倒れる
恐れがある。
このため従来のものでは、コアをなす多数の積層された
コアシートのうちの最外層の2板のシートを、切欠部を
有さない構成とし、この2枚のシートの鍔部内端をサイ
ドインシュレータに当接させてサイドインシュレータの
倒れ防止を行なっていた。
コアシートのうちの最外層の2板のシートを、切欠部を
有さない構成とし、この2枚のシートの鍔部内端をサイ
ドインシュレータに当接させてサイドインシュレータの
倒れ防止を行なっていた。
すなわち、最外層の2枚のシートと中間層のシートとの
形状の異なる2種のシートからコアを構成して、引出し
線挿通用の空間を形成し、かつサイドインシュレータの
倒れを防止していた。
形状の異なる2種のシートからコアを構成して、引出し
線挿通用の空間を形成し、かつサイドインシュレータの
倒れを防止していた。
しかしながら、このような従来の構成では、2種のコア
シートが必要であるので、その製作に要する工数が大で
、製作の自動化が難かしく、またシート製作用のプレス
型が2種類必要であって、コイル装置の大幅なコストア
ップを招いていた。
シートが必要であるので、その製作に要する工数が大で
、製作の自動化が難かしく、またシート製作用のプレス
型が2種類必要であって、コイル装置の大幅なコストア
ップを招いていた。
そこで、本考案は、全てが同一形状のコアシートからな
るコアにて、巻線の引出し線挿通用の空間を形成すると
共に、サイドインシュレータの倒れ防止を行ない得るよ
うになすことにより、上記従来の欠点を解消することを
目的としたものである。
るコアにて、巻線の引出し線挿通用の空間を形成すると
共に、サイドインシュレータの倒れ防止を行ない得るよ
うになすことにより、上記従来の欠点を解消することを
目的としたものである。
以下図に示す本考案の実施例を説明する。
第1図および第2図において、コア1は多数のコアシー
ト2を積層して構成されたもので、両端に鍔部3をそれ
ぞれ有している。
ト2を積層して構成されたもので、両端に鍔部3をそれ
ぞれ有している。
このコア1にはその両鍔部3の内端3aにそれぞれ当接
する2枚のサイドインシュレータ4が装着され、これに
よって巻線区域が区画されている。
する2枚のサイドインシュレータ4が装着され、これに
よって巻線区域が区画されている。
この巻線区域内ではコア1には巻線5が巻装されている
。
。
上記サイドインシュレータ4は一面側へ開口する切欠溝
4aを有しており、このi4aを利用してコア1に装着
されている。
4aを有しており、このi4aを利用してコア1に装着
されている。
上記コア1の鍔部内端3aの一部には切欠部6が形成さ
れ、この切欠部6とサイドインシュレータ4とて空間7
が形成されている。
れ、この切欠部6とサイドインシュレータ4とて空間7
が形成されている。
またコア1の切欠部6の内端には段部8が形成され、こ
の段部8がサイドインシュレータ4に当接するよう構成
されている。
の段部8がサイドインシュレータ4に当接するよう構成
されている。
しかして上記コア1は、全てが上記切欠部6および段部
8を持った同一形状のコアシート2から、これらを積層
して構成されている。
8を持った同一形状のコアシート2から、これらを積層
して構成されている。
サイドインシュレータ4には、コア1の段部8よりも高
くなった穴部9が形成され、この穴部9を通して巻線5
の引出し線5aが空間7へ導かれ、空間7を通って外部
へ引出されている。
くなった穴部9が形成され、この穴部9を通して巻線5
の引出し線5aが空間7へ導かれ、空間7を通って外部
へ引出されている。
上記の構成によれば、同一形状のコアシート2を積層し
てなるコア1であっても、引出し線5aの挿通用の空間
7は確保され、しかも段部8によってサイドインシュレ
ータ4の空間7側への倒れが確実に防止される。
てなるコア1であっても、引出し線5aの挿通用の空間
7は確保され、しかも段部8によってサイドインシュレ
ータ4の空間7側への倒れが確実に防止される。
第3図および第4図は本考案の他の実施例を示すもので
、ここではコア1の切欠部6の内端に、各コアシート2
に共通の溝部8′を設け、この溝部8′にサイドインシ
ュレータ4をはめ込んでサイドインシュレータ4を保持
し、その倒れを防止している。
、ここではコア1の切欠部6の内端に、各コアシート2
に共通の溝部8′を設け、この溝部8′にサイドインシ
ュレータ4をはめ込んでサイドインシュレータ4を保持
し、その倒れを防止している。
この実施例でも、同一形状のコアシートからなるコア1
でもって引出し線5a用の空間7を確保し、かつサイド
インシュレータ4の倒しを防止することができる。
でもって引出し線5a用の空間7を確保し、かつサイド
インシュレータ4の倒しを防止することができる。
上述の通り本考案は、同一形状のシートからなるコアを
使用して空間の形成およびサイドインシュレータの保持
を可能としたもので、これによれば一種類のコアシート
の製作ですむので、その製作が容易であり、かつ価格を
大幅に低減することができる。
使用して空間の形成およびサイドインシュレータの保持
を可能としたもので、これによれば一種類のコアシート
の製作ですむので、その製作が容易であり、かつ価格を
大幅に低減することができる。
第1図は本考案になるコイル装置の一実施例を示す一部
断面正面図、第2図はその側面図、第3図および第4図
はそれぞれ本考案装置の他の実施例を示す要部の一部断
面正面図およびその側面図ある。 1・・・・・・コア、2・・・・・・コアシート、3・
・・・・・鍔部、3a・・・・・・鍔部内端、4・・・
・・・サイドインシュレータ、5・・・・・・巻線、5
a・・・・・・引出し線、6・・・・・・切欠部、7・
・・・・・空間、8,8′・・・・・・段部、溝。
断面正面図、第2図はその側面図、第3図および第4図
はそれぞれ本考案装置の他の実施例を示す要部の一部断
面正面図およびその側面図ある。 1・・・・・・コア、2・・・・・・コアシート、3・
・・・・・鍔部、3a・・・・・・鍔部内端、4・・・
・・・サイドインシュレータ、5・・・・・・巻線、5
a・・・・・・引出し線、6・・・・・・切欠部、7・
・・・・・空間、8,8′・・・・・・段部、溝。
Claims (1)
- 多数のコアシートを積層してなる両端に鍔部を持つコア
に、前記鍔部の内端に当接するサイドインシュレータを
装着して巻線区域を区画し、この巻線区域に巻線を巻装
し、かつ前記コアの鍔部内端の一部に、前記インシュレ
ータとの間に空間を形成する切欠部を設け、前記巻線の
引出し線を前記空間を通して外部へ引出す構成のコイル
装置において、上記切欠部が設けられたコアの鍔部内端
部に、上記サイドインシュレータと係合してその倒れ防
止を行う段部もしくは溝を形威し、上記コアをこの段部
もしくは溝を持った同一形状のコアシートから構成した
ことを特徴とするコイル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5687678U JPS6035207Y2 (ja) | 1978-04-27 | 1978-04-27 | コイル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5687678U JPS6035207Y2 (ja) | 1978-04-27 | 1978-04-27 | コイル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54158204U JPS54158204U (ja) | 1979-11-05 |
JPS6035207Y2 true JPS6035207Y2 (ja) | 1985-10-19 |
Family
ID=28954202
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5687678U Expired JPS6035207Y2 (ja) | 1978-04-27 | 1978-04-27 | コイル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6035207Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-04-27 JP JP5687678U patent/JPS6035207Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54158204U (ja) | 1979-11-05 |
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