JPS6033989Y2 - バスケツトリング - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はバスケットボールにおいて使用されるバスケッ
ト、特にバスケットリングの改良に関するものである。

数多くの競技人口を有するスポーツとしてのバスケット
ボールは厳格なルールにもとづいて競技運営がなされ、
バンクボード、バスケット等使用される器具も規格化さ
れている。

例えば、バスケットは内１４５ｃｍの金属製リングに長
さ６０ｃｍネットを垂設したものであり、リングは床面
から３．０５ｍの高さ位置においてバンクボードに固定
され、リングとパックホード間も一定の間隔を保持する
ようになっている。

そして、ボールをバスケット内に通過させることによっ
て得点を争うものではあるが、高校、大学或は社会人チ
ームのように基礎訓練の終了した者にとってはボールを
バスケット内に入れることは格別困難なことではないが
、小学生、中学生成は初心者のようにこれからバスケッ
トボールを初めるものにとってはバスケットにボールを
入れるのはきわめて難しく、バスケットボールに対する
興味が半減し脱落者がでることはしばしばみられるとこ
ろである。

本考案は上記のような実状に鑑み、バスケットリングを
改良して小学生、中学生のような初心者でも容易にボー
ルを入れることができるようにし、バスケットボールの
底辺競技人口の拡大を図ろうとするものである。

以下図面に従って本考案の一実施例を詳述する。

第１図、第２図において本考案に係るバスケットリング
１は一本の金属線をＵ字状に折曲形威し、両側直線状端
部１ａ、ｌｂを矩形状固定枠２に水平状に固着したもの
である。

リング１の材質、金属線の太さまた曲線径等は従来のリ
ングと同じであってよい。

また、リング１と固定枠２間は補強体３によって連結す
るようにしてもよい。

使用に際しては固定枠２を従来と同様のバックボード（
図示せず）にネジ、釘等を利用して固定してリング１を
水平状に支持し、リング１全周にネット（図示せず）を
垂設すればよく、リング１とバックボードは直接連結さ
れかつリング１は直線状部分において従来のリングより
も開口面積が大きいためボールを直接リング１内に入れ
る場合或は一度バックボードにボールを当ててリング１
に入れる場合いずれの場合でもボールを容易に入れるこ
とができ、小学生、中学生のような初心者でも大きな興
味をもって練習にはげむことかできるものである。

従って、バスケットボール競技人口の拡大を図ることが
できるとともにスポーツを通じて心身の鍛練に役立てる
ことができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案の一実施例を示すものであって、第１図は
バスケットリングの平面図、第２図は同側面図である。 １はバスケットリング、 ２は固定枠である。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 金属線をＵ字状に折曲形威したりング１の両画線状端部
   １ａ、ｌｂを、バンクボードに固定可能な矩形状固定枠
   ２に水平状に固着し、リング１と固定枠２は補強体３に
   より連結して成ることを特徴とするバスケットリング。