JPS6029956Y2 - 卵殻切り器 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は半じゆくゆで卵の殻の一部を切り取る卵殻切り
器に関するものである。

本考案の目的は操作が容易で、しかも−動作で確実に殻
を切り取ることができる卵殻切り器を提供することにあ
る。

しかして本考案は卵の一部に嵌まる中心孔１及び２を形
威した一対の環状主体３，４と、該主体３．４にそれぞ
れ突出した把手５，６と、重合した前記円環状主体３，
４の中間に介在させ、円孤形案内溝７を捻曲状に数箇所
設けた回転環８と、前記案内溝７に嵌まるピン９を有す
る殻切り刃１０とから戒り、回転環８に突設した押圧片
１１と把手５，６の一方に殻切り刃１０が後退する方向
に作用するばね１２を圧接した卵殻切り器の構造を要旨
とするものである。

尚第１図及至第４図の実施例においては、刃取付板１３
に鋸刃状の殻切り刃１０を嵌め込んだもので、刃取付板
１３には刃１０の中心孔１４を経て案内溝７に嵌まるピ
ン９と、刃１０の左右の孔１５．１６に嵌まる突起１７
．１８を形威して刃取付板１３に殻切り刃１０を固定さ
せたもので下位の環状主体４は把手６と共に偏平ケース
状に底形して補強案内突条１９を一体に設け、又周辺に
蓋状の上位環状主体３が嵌まる段部２０を設けである。

図中２１ばばね１２の環部１２′が緩挿する軸管で、環
状主体３のピン２２がこの軸管２１内に挿入してばね１
２を安定させる。

２３は押圧片１１に形威してばね圧接溝である。

尚又把手５，６に押圧片１１の一部を露出させる切欠２
４，２５を形威しである。

更に第５図及至第７図の実施例では欠円状のばね１２ａ
を用いた例を示し、その折曲一端１２′ａは環状主体４
の端縁４′に引掛け、折曲他端１２″ａは回転環８に設
けた小孔２６に挿込む。

本考案は以上の構成であるから把手５，６を持ち、環状
主体の中心孔１．２に卵を入れ、押圧片１１を押すと、
回転環８が第３図実線から鎖線の位置或いは第５図から
第６図の位置まで回わるため、案内溝７に嵌ったピン９
は中心に向って動き、これと一体の殻切り刃１０．１０
はやはり中心に向かって一斉に進行するので殻を押し切
る。

次いで釈放すればばね１２の作用で刃１０，１０は引込
む。

従って簡単な動作でゆで卵の殻の一部を切り落しできる
。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案に係る卵殻切り器の実施例を示したもので
、第１図は第１実施例の分解斜視図、第２図は同上縦断
側面図、第３図は同上上位環状主体を取外した平面図、
第４図は同上刃の進退動作を示す平面図、第５図は第２
実施例の上位環状主体を取外した平面図、第６図は同上
作動後の平面図、第７図はばねの斜視図である。 １．２・・・・・・中心孔、３，４・・・・・・環状主
体、５゜６・・・・・・把手、７・・・・・・案内溝、
８・・・・・・回転環、９・・・・・ゼン、１０・・・
・・・殻切り刃、１１・・・・・・押圧片、１２・・・
・・・ばね。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 卵の一部に嵌まる中心孔１及び２を形威した一対の環状
   主体３，４と、該主体３，４にそれぞれ突出した把手５
   ，６と、重合した前記円環状主体３．４の中間に介在さ
   せ、円孤形案内溝７を捻曲状に数箇所設けた回転環８と
   、前記案内溝７に嵌まるピン９を有する殻切り刃１０と
   から威り、回転環８に突設した押圧片１１と把手５，６
   の一方に殻切り刃１０が後退する方向に作用するばね１
   ２を圧接した卵殻切り器。