JPS6029052B2 - デイスポ−ザブル体温計 - Google Patents

デイスポ−ザブル体温計

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JPS6029052B2
JPS6029052B2 JP51053657A JP5365776A JPS6029052B2 JP S6029052 B2 JPS6029052 B2 JP S6029052B2 JP 51053657 A JP51053657 A JP 51053657A JP 5365776 A JP5365776 A JP 5365776A JP S6029052 B2 JPS6029052 B2 JP S6029052B2
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文義 井上
幸男 菊池
靖憲 滝口
伸輔 園井
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  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、感温物質として、有機化合物の融点を利用す
る体温計に関するものである。
長い間、一般に水銀温度計が体温をはじめとしてその他
の温度測定のために、使用されてきたが、水銀温合計は
、こわれやすし、こと、したがって包装、輸送、保管に
注意が必要であること、あるいは、水銀が高価であるこ
と、温度指示が読みにくいこと、体温測定の場合には消
毒する必要があること、比較的長い測定時間を必要とす
ること等々の欠点があった。
水銀温度計に代るものとして、種々な形式の温度計が提
案されている。
たとえば、バイメタル、液晶等を利用したもの、電子、
光等を利用したもの等があるが性能上あるいは使用上の
欠点が多く普及していない。
近時、有機化合物の融点を温度表示に利用する温度計が
提案されている。この種の温度計は、その主要部が感温
部と温度指示部より成り、感温部には、1又は2以上の
有機化合物から成る感温物質が充填されてり、これが被
検体から熱を吸収して予め設定された温度で固体から液
体へと状態変化すると、温度指示部がこの状態変化を目
視できるように表示し、このようにして一度使用された
後は廃棄される、いわゆるディスポーザブル温度計とし
て構成されているのが普通である。
したがって、この種温度計の商品価値、たとえば、性能
、使い易さ、保存性、等は大部分感温物質の性質と、温
度指示部の機能に依存するものである。感温物質は融点
の幅が狭いこと、化学的に安定であること等は必須であ
る、その他にも体温計に使用する場合には、異臭がない
こと、毒性がないこと等は重要ら要件である。
温度表示に有機化合物の融点を利用する場合、必要な温
度領域で、融点の異なる多数の有機化合物を組み合せる
方法、融点の異なる二つの物質を適当なモル比に混合し
て得た多数の融点の異なる混合物を組み合せる方法等が
考えられている。
しかし、前者の方法は、わづかづつ融点の異なる化合物
を多数見し、出すことが実際には非常に困難であり、製
造面でも、性質の異なる多数の物質を取り扱うことは不
利な点が多く、後者の方法がより一層有利である。後者
に属する感温物質として、オルソプロモニトロベンゼン
とオルソクロロトロベンゼンとの組合せ等々、から成る
感温物質が提案されている(特閥昭47−31679号
公報参照)が、これらの化合物群は大部分、芳香族系化
合物であって、融点の幅、化合物の安定性、唄い、毒性
などの面で難点があり、この種のディスポーザブル体温
計の普及を妨げる一因となっている。
本願はこのような欠点のない感温物質を感温部に有して
なるデイスポーザブル体温計を提供することを、その目
的の一つとしている。
一方温度指示部は、感温物質の状態変化を出来るだけ早
く、正確且つ明確に表示することを使命としている。
今までに開示されたデイスポーザブル温度計の温度指示
部は、たとえばろ紙などの多孔質紙に色素を含有させた
ものからなる色素層の上に、表示層として色素層の色と
対比色の多孔質紙を重ねた構造のものがあり、このよう
な温度指示部が感温物質上に密接して設けられており、
被検体の熱を吸収して液化した感温物質が色素層に吸収
され、そこで色素を熔解し、これが更に表示層に浸出し
て温度を表示するようになっている。ところが感温物質
の融点は、一般にある幅をもった数値(溶け始めから溶
け終りまでであるので、)本来、被検体の温度で丁度融
解する筈の感温物質が被検体の温度まで達しないうちに
、その一部分が融解してしまい、前述のうな機構の温度
指示部の場合、誤った温度を表示してしまう致命的な欠
点がある。このような欠点の回避は、融点の幅のせまし
、感温物質を創出するかあるいは、温度表示部を工夫す
ることによって、達成され得る。このような感温物質に
特有の欠点を解消するための一つの手段として、次のよ
うな温度表示部を有する温度計が考案されている。
これは前記の温度表示部において、色素層と表示層との
間に更に吸収層として多孔質物質を介在せしめ、あらか
じめ設定された温度よりも低い温度で融解してしまった
一部の感温物質を、この吸収層に吸収して保持せしめる
ことにより、最外層たる表示層に浸出するのを防ぎ、感
温物質が被検体の温度に達したときに、吸収層に含み切
れなくなった感温物質がはじめて表示層に浸出して、正
確な温度を呈示するように意図したものである。
しかしこの種ディスポーザプル体温計は、口中温を測定
するのを原則とするため、大きさが限定されておりした
がって表示部も、径1.0肋位、厚さ数百ミクロンのオ
ーダーであることを考慮すれば、上記吸収層は、理論と
しては成立しても、実際に上述の目的を達成できる吸収
層の作成が困難であって、実効があまり期待できないの
が現状である。本願はこのような欠点の多い色素の移動
という物理的な、表示機構とは全く異る新しシステムの
温度表示部を有するディスポーザブル体温計を提供する
ことをもう一つの目的としている。本願発明者らは、感
温物質中、特に体温計の感温物質に要求される諸条件を
滴すものを追求し、脂肪族炭化水素、芳香族化合物、脂
環族化合物、窒素化合物等の中から種々の組合せ、条件
を考慮して、異った二つの化合物より成る100余の組
合せを得、これらの組合せにもとづいて感温物質を製造
し、これらの一つ、一つについて熱分析を行い、感温物
質として使用可能な二つの異なる化合物の組合せからな
る感温物質群を得た。これらの感温物質中、体温計とし
て特に好適なものを表1にかかげる。
表1 感温物質は、1のA欄の化合物とB欄の化合物とを、適
当なモル比に溶解混合することにより、所望の温度領域
において、融点をもつ感温物質を得ることができる。
一種の感温物質で目的とする全温度領域を表示できない
場合は、二つ以上の感温物質を絹合せることによって、
目的を達することができた。表1において、nーオクタ
デカンとnーェィコサンの組合せ(舷.1)による感温
物質は大凡27o〜3600の温度領域を有し、第1図
に示すように、その点一組成曲線はきわだつた直線性を
示し、感温物質として理想的であることを物語っている
第1図から予想されるように、各組成における融点の幅
も0.roのオーダーで得られている。同様にして、第
2図には、nーヱィコサンとn−ドコサンとの組合せ(
No.2)の場合を、第3図には、nーノナデカンとn
ードコサンとの組合せ(No.3)の場合を、そして第
4図には、n−オクタデカンとnードコサンとの組合せ
(No.4)の場合を、更に第11図〜第17図には、
表1に於けるNo.5〜No.11に示す組合せの場合
を夫々示している。No.2の感温物質は、ほぼ36o
〜44qoの温度領域を有し、No.3の感温物質は
、ほぼ320〜44qoの温度領域を、そしてNo.4
の感温物質は、ほぼ27〜43.5℃の温度領域を、夫
々有しており、これらの温度領域において、融点−組成
曲線は殆んど直線であって、No.2〜No.4の各感
温物質について、任意の組成に対応する融点の幅も、N
o.1の場合と同様に0.1℃のオーダーで得られた。
表1におけるNo.5以TNo.9までの各感温物質に
ついても、上記に準ずる結果が得られた。表1に示され
た感温物質をデイスポーザブル体温計の感温物質として
、使用する場合は、たとえばNo.1とNo.2の感温
物質を使用すれば、体温計として必要とされる温度領域
を滴すことができる。そして必要とする融点を有する感
温物質を得るには、第1図又は第2図から、そ融点に対
応する組成を知り、この割合に混合、融解すればよい。
次に温度指示部について、理解を容易にするため、本発
明を具現する一実施例に即して、図面を参照しながら説
明する。第5図及び第6図は、ディスポーザブル体温計
の体温測定に供する寸前の状態真を示したもので、通常
保存されてる形態は、後述するように何らかの方法によ
って、温度指示部6と感温物質5とは隔離されている。
ディスポーザプル体温計1は、ほぼ長方形の熱良導性薄
板、たとえば厚さ100仏程度のアルミは〈に、直径が
約1側、深さ約0.3側位の円形の凹部4を同一ピッチ
で、所望の数(第5図では70個)だけ形成する。
この円型の凹部4の底部には、表1に示した感温物質中
、たとえば、35.0qo〜35.9午0の範囲では、
n−オクタデカンとnーェイコサンの組合せからなる感
温物質は、36.0〜41.9℃に相当する簡所には、
n−ェイコサンとnードコサンの組合せからなる感温物
質を夫々使用する。
本願において感温部とは、熱良導性簿板上に設けられた
凹部に所定の感温物質を充たしたものを意味する。
上記感温物質の融点と組成との関係を、表2及び表3に
示す。
表2 表3 温度指示部6は、多孔質物(たとえば、ろ紙等)からな
り、この多孔買物の両面には、感温物質中に溶解して化
学反応を行い、有色色素を形成するような一対の化合物
がコーティングされている。
これらの一対の反応物質及び被反応物質の組合せとして
有効なもののいく粗かを、表4に示す。表4中、No.
1〜No.4の組合せに係る化合物は、表1に示した感
温物質は勿論のことすでに提案されている感温物質、た
とえばオルソクロロニトロベンゼンとオルソプロモニト
ベンゼン、そ−メントールとdそーメントール、アセト
フエノンとペンゾフエノン、ジメチルサクシネートとジ
メチルオキザレート、4−クロロプロピオフエノンと4
ープロモプロピオフエノン、4ークロロー2ーメチルア
ニリンと4−プロモー2−メチルアニリン、4一クロロ
アセトフエノンと4一プロモアセトフエノン、n−プチ
ルスルフオキサイドとn−ブチルスルフオン、nーヘキ
サンと2−ノノデカン、シクロヘキサンと2ーノノデカ
ン、アルフアクロロシナムアルデハイドとアルフアプロ
モシナムアルデノ・ィド等を感温物質として用いた場合
においても、その融解液中ですみやかに発色反応を行な
う。
表4 表4に示す4組の組合せ中、特にクリスタルバイオレッ
トラクトンと酸性白土との組合せ(No.3)及びロー
ダミンラクト.ンと酸性白土との組合せは、反応前の温
度指示部が白色である為、色の変化が明確に読みとれ、
表示として最適である。
温度指示部6は、後に例示するような方法により、使用
に臨んで第6図の如く感温物質5に密着せしめられる。
感温物質及び温度指示部を内包した円形の凹部4は、透
明層8によって気密に被覆される。
透明層としては、たえば透明なプラスチックフィルム等
が用いられる。このような構成の体温計によって体温測
定を行う場合、ディスポーザブル体温計1の柄部3によ
って支持されている測定部2を口中に含むと、体温によ
って感温物質が融解し、この融解液が温度指示部に吸収
されると同時に、被反応物質と及び反応物質とを溶解し
てイオン化し、両者の間に所定の反応が生じて発色する
この種温度計は、不可逆的な機構によって温度を指示す
るから、一たび発色した温度指示部は再度の使用が不可
能である。
したがって、第6図に示すような感温部と温度指示部と
が密着した形態で製品化した場合は、取扱い保管等に特
別の配慮が必要である。
換言すれば、体温計の環境を体温計に使用されてる感温
物質の融点以下にいつも保たなければならない。
このような不便を避ける為に考えられる一つの方法とし
て、上記体温計の感温部と温度表示部を、使用直前まで
分離して保存しておき、使用時に感温部と表示部とを正
確に密着させる方法が考えられる。
第8図は、上記にような考えを具現する一実施例であり
、使い捨て型体温計10は、柄部13と測定部12から
成り、測定部12は透明層18と分離シート19aとの
間に気密に保持された温度指示部16を有する部分と、
アルミは〈17に設けられた円形の凹部14に感温物質
15を充し、これを分離シート19bによって密閉被覆
した部分とよりなり、測定部端11で、透明層18とア
ルミはく17とは合体して、柄部13となり二枚の分離
シート19a,19bとは、同様に合体して、分離シー
ト引出部19cとなる。
分離シート19a,19bは、透明層18及びアルミは
く17上に粘着剤により剥離が可能なように、密接に粘
着されて、感温物質15及び温度指示部16を外気から
遮断すると共に、測定部端11で逆方向に折り返されて
、二枚の分離シートは一体となり、測定部周縁より若干
突出している耳19eを保持する。
測定部端11と反対方向に耳19eを引張ることにより
、分離シート19a,19bが夫々透明層及びアルミは
〈上から同時に剥離され、ついで透明層とアルミは〈に
圧力が加えられて緊密に粘着剤によって接着された場合
、感温物質15と温度指示部16とが連結して密接し、
夫々の円型の凹部14内に透明層によって気密に区画さ
れ得る様に、感温部と温度指示部とは、透明層とアルミ
はく上に夫々対応する位置に正確に位置せしめて設けら
れる。分離シート19a,19bは、体温計を使用する
際分離シート引出部19cを手で引張って取りはずした
後に、アルミはくと透明層を圧着せしめてもよいが、こ
れは感溢部と温度指示部との結運が不完全になりやすい
上に不便でもあるので、望ましい方法とはいえない。
これを解決する手段として、第9図に示すような分離ス
ラィダ20が工夫された。
第9図において、分離スライダ20のケーシング23に
は、ディスポーザブル温度計10が、柄部13から入っ
て測定部12の方へと通過すべきスリット24,25を
設け、ケーシング23の内部には、弓状に曲げられた板
状の弾性体からなる2枚の加圧体22が対向して設けら
れている。
スリット24,25の長さは、測定部12の幅とほぼ同
一に定められ、一方のスリット25の端部を一部切り欠
いて、耳受部21を設ける。スラィダ20のスリット2
5に、柄部13をさしこみ、もう一方のスリット24か
ら柄部13をひき抜いて行くとスラィダ20は、体温計
10の長手方向に沿って進み、耳受部21が耳19eを
押して分離シート19a,19bをは〈離させる。
分離シートが除去された測定部は、夫々対応する温度指
示部と、感温部が向い合ってほぼ連結した状態で、加圧
体22の間に入り、ここで透明層及びアルミはくが圧着
されて、感温物質と温度指示部は完全に外部から遮断さ
れもう一方のスリット24から出る。スラィダ20は、
体温計と別個に製作してもよし・が第10図に示すよう
に、測定部を外部環境から気密に保護するために、カバ
ー30と一体に形成することも可能である。
本願発明に係る使い捨て型体温計の特徴を列記すれば、
ィ 表1に示され感温物質は、化学的に安定で且つ融点
の幅が狭いので、温度計の精度の向上を期すことができ
る。
ロ 表1に示された感温物質は、天然油脂及びこに類似
の化合物からなるので毒性、臭い等が皆無であるため、
特に口中温を測定する必要のあるデイスポーザブル体温
計に最適である。
ハ 感温物質が色素層の色素を溶解しながら色素層と対
比色の表示層に物理的に移動して温度を指示する従来の
温度指示方法は、色素に対する溶解力が大きくて、且つ
、この色素を十分に溶解しうるだけの比較的大量の感温
物質を必要とし、この事が又、前述のように指示温度以
下で融解する感温物質を表示層に浸出させない為の吸収
層等の必要性を高めていたのに対して、本願体温計の表
示機構は、化学反応中最もスピードの速いイオン反応を
応用し、しかも感溢物質の量は、表2に記載した発色試
薬をイオン化する量さえあれば十分であり、又これらの
一対の発色試薬は、極めて薄い多孔買物の両面にコーテ
ィングされているので、一枚の多孔質物が従来品の色素
層、吸収層、及び表示層を兼ねるものであり、温度表示
部全体が薄くなり表示スピード、熱伝導、製作費用等々
の面で従来品にくらべて格段優れている。
ー デイスポーザプル体温計は一般に口中温を側定す為
、その測定部は自ら大きさに限度があり、したがって感
温部、指示部の径も、直径1側、深さ0.3側程度が製
品として一番好ましい大きさである。
このような小さなスペースに感温物質色素層及び表示層
があるので、表示層自体が非常に薄く、これを通して色
素層がすけてみえ温度を測定した場合、発色部分とそう
でない部分との判別がつきにくかったのに対して、表2
のNo.3,No.4に示す反応系を用いた本願の温度
表示部はこのような欠点がなく、視力の弱い老人等にも
誤読のおそれがない。
ホ 本願の体温計には、簡単な構造で、分離シ−トの分
離と感温部及び指示部の加圧接合を、一動作で行なうこ
とができ、しかも形態がコンパクトで製作コストも安い
分離スラィダを併用することが可能で、製品としての価
値も大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図はnーオクタデカンとn−ェイコサンと組合せに
よる、第2図はnーェィコサンとnードコサンとの組合
せによる、第3図はnーノナデカンとn−ドコサンとの
組合せによる、第4図はnーオクタデカンとn−ドコサ
ンとの組合せによる、第11図はn−テトラデカノール
とn‐パンタデカノールとの組合せによる、第12図は
、ヘプタデカン酸とステアリン酸との組合せによる、第
13図は1ートリデカノールと1ーベンタデカノールと
の組合せによる、第14図はnーテトラデカノールとn
−へキサデカノールとの組合せによる、第15図はnー
テトラデカノールとnーベンタデカノールとの組合せに
よる、第16図はへプタデカン酸とステアリン酸との組
合せによる、第17図はトリデカン酸とミリスチン酸と
の組合せによる、夫々の感温物質の−融点一組成曲線を
示す。 第5図は、本願ディスボーザプル体温計の−実施例の使
用寸前の状態を示す説明図である。第6図は、第5図の
部分断面図である。第8図は、本願ディスポーザブル体
温計の実施例を示す説明図である。第7図は、第8図の
部分縦断面図である。第9図は、スラィダの断面図であ
る。第10図は本願発明の他の実施例を示す概念図であ
る。1,10,30…・・・デイスポーザブル体温計、
2,12・・・・・・測定部、3,13,33・・・・
・・柄部、4,14・・・・・・凹部、5,15・・・
・・・感温物質、6,16・・・…温度指示部7,17
……アルミはく、8,18…・・・透明層、11……測
定部端、19a,19b・・・・・・分離シ−ト、19
c・・・・・・分離シート引出部、19e……耳、20
……分離スラィダ、21,31・・・・・・耳受部、2
2,32・・・…加圧体、23……ケーシング、24,
25……スリット。 第1図 第2図 第3図 第4図 第6図 第7図 第9図 第5図 第8図 第17図 第10図 第11図 第12図 第13図 第14図 第15図 第16図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 熱良導性の薄板上に、設けた一以上の凹部に、予め
    設定された温度で状態変化する感温物質を充たして成る
    感温部と、透明フイルムからなる透明層上の感温部に対
    応した位置に設けられ、使用に臨んで、夫々対応する感
    温部と連結して感温物質の状態変化を表示する温度指示
    部と、この感温部及び温度指示部を外気から密閉保護す
    るために熱良導性薄板及び透明層上に夫々剥離可能に設
    けられている分離シートから成る温度計において、感温
    物質がn−オクタデカンとn−エイコサン、又はn−エ
    イコサンとn−ドコサン、又は n−オクタデカンとn−ドコサン、又は n−エイコサンとn−テトラコサン、又は1−トリデガ
    ノールと1−ペンタデカノール、又はn−テトラデカノ
    ールとn−ヘキサデカノール、又はn−テトラデカノー
    ルとn−ペンタデカノール、又はヘプタデカン酸とステ
    アリン酸又は、 トリデカン酸とミリスチン酸 との組合せから選ばれた組合せから成り、かつこの感温
    物質には呈色試薬を溶解せしめ、前記温度指示部が多孔
    質物の片面に、感温物質中の呈色試薬と反応する呈色剤
    をコーテイングしたもので構成されていることを特徴と
    する温度指示混合物及びこれを用いたデイスポーザブル
    体温計。 2 前記呈色試薬が3−ジエチルアミノ−6,8−ジメ
    チルフルオラン、メチルレツド、ペンタメトキシレツド
    、アミノアゾベンゼン、ジメチルエロー、ナフチルレツ
    ドの中から選ばれた一つの化合物である特許請求の範囲
    第1項に記載の温度指示混合物及びこれを用いたデイス
    ポーザブル体温計。
JP51053657A 1976-04-10 1976-05-11 デイスポ−ザブル体温計 Expired JPS6029052B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4847874A (ja) * 1971-10-14 1973-07-06 Bio Medical Sciences Inc

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