JPS602873Y2 - 浴槽用二方エプロン - Google Patents
浴槽用二方エプロンInfo
- Publication number
- JPS602873Y2 JPS602873Y2 JP7765279U JP7765279U JPS602873Y2 JP S602873 Y2 JPS602873 Y2 JP S602873Y2 JP 7765279 U JP7765279 U JP 7765279U JP 7765279 U JP7765279 U JP 7765279U JP S602873 Y2 JPS602873 Y2 JP S602873Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- apron
- horizontal plane
- bathtub
- sided
- vertical line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は浴槽用の三方エプロンに関するものである。
従来、浴槽エプロンは浴槽と一体に成形されているもの
、又は構造上、材質上一体に成形できなく別体で作られ
浴槽と一体的に形したものに分けられるが、一体的に形
成したものの中で風呂場の構造上浴槽の一辺のみに取付
けられる一方エプロン、二辺に取付けられる三方エプロ
ンがある。
、又は構造上、材質上一体に成形できなく別体で作られ
浴槽と一体的に形したものに分けられるが、一体的に形
成したものの中で風呂場の構造上浴槽の一辺のみに取付
けられる一方エプロン、二辺に取付けられる三方エプロ
ンがある。
一般にエプロンの両端部に円弧状フランヂ部を設けるこ
とは第１図に示すごとく外観上、強度上において必要欠
くべからざるものであり、一方エプロンにおいては容易
に成形できるが、三方エプロンの場合は２枚のエプロン
を隅角部で接続する方法が取られていたので余計な時間
と労力を費いやすと共に外観上見栄が悪いという欠点が
あつた。
とは第１図に示すごとく外観上、強度上において必要欠
くべからざるものであり、一方エプロンにおいては容易
に成形できるが、三方エプロンの場合は２枚のエプロン
を隅角部で接続する方法が取られていたので余計な時間
と労力を費いやすと共に外観上見栄が悪いという欠点が
あつた。
上記の欠点を解決せんがため、両端にフランヂ部を有す
る三方エプロンの製造は鋼板、又は熱可塑性の樹脂板を
用い２次成形して一体形成が可能となったが、たとえば
熱硬化性のＦＲＰ樹脂によって形成された浴槽に異質の
鋼板又は熱可塑性樹脂板によって形成された三方エプロ
ンを取付けた場合には、表面艶、色調、表面硬度等が違
いＦＲＰ浴槽に適合せず、さらに鋼板にあっては腐蝕の
問題が生じるのであった。
る三方エプロンの製造は鋼板、又は熱可塑性の樹脂板を
用い２次成形して一体形成が可能となったが、たとえば
熱硬化性のＦＲＰ樹脂によって形成された浴槽に異質の
鋼板又は熱可塑性樹脂板によって形成された三方エプロ
ンを取付けた場合には、表面艶、色調、表面硬度等が違
いＦＲＰ浴槽に適合せず、さらに鋼板にあっては腐蝕の
問題が生じるのであった。
従って、ＦＲＰ等の熱硬化性樹脂により両端にフランヂ
部を有するエプロンをプレス成形する場合には、従来よ
り第２図に示すごとく両端円弧状フランヂ部がアンダー
カットの関係で脱型がむづかしく、型を複雑なしかも高
価な割型にせざるを得ないという欠点があった。
部を有するエプロンをプレス成形する場合には、従来よ
り第２図に示すごとく両端円弧状フランヂ部がアンダー
カットの関係で脱型がむづかしく、型を複雑なしかも高
価な割型にせざるを得ないという欠点があった。
本考案は成上の欠点に鑑みてなされたものであり、ＦＲ
Ｐのプレス成形法による両端にフランヂ部を有する三方
エプロンを外観を損ねることなく一体に成形可能ならし
める形状を有する三方エプロンを提供せんことを目的と
したものである。
Ｐのプレス成形法による両端にフランヂ部を有する三方
エプロンを外観を損ねることなく一体に成形可能ならし
める形状を有する三方エプロンを提供せんことを目的と
したものである。
以下本考案の実施例を第３図乃至第４図に基づき説明す
る。
る。
角隅部１を介して二面からなる浴槽三方エプロンにおい
て、二面を上方に向は該エプロンの角隅部１を介した両
端を水平面２上に載置しエプロン３の一辺と水平面２に
よって形成された角の一端より適宜寸法離れた水平面２
上に、上下垂直線４を仮設し、水平面２と垂直面４と交
わる位置と、水平面２下方垂直線４上の適宜寸法位置の
範囲内に円弧の中心ＡＢＣＤ等を有し、エプロン３と水
平面２によって形成された内角エプロン辺５に当接し水
平面２に達する円弧状のフランヂ部６をエプロン３，３
の両端部に設けＦＲＰの合成樹脂によって一体形成させ
た浴槽用二方エプロンである。
て、二面を上方に向は該エプロンの角隅部１を介した両
端を水平面２上に載置しエプロン３の一辺と水平面２に
よって形成された角の一端より適宜寸法離れた水平面２
上に、上下垂直線４を仮設し、水平面２と垂直面４と交
わる位置と、水平面２下方垂直線４上の適宜寸法位置の
範囲内に円弧の中心ＡＢＣＤ等を有し、エプロン３と水
平面２によって形成された内角エプロン辺５に当接し水
平面２に達する円弧状のフランヂ部６をエプロン３，３
の両端部に設けＦＲＰの合成樹脂によって一体形成させ
た浴槽用二方エプロンである。
尚、水平面２と垂直線４の交わる位置と水平面２下方垂
直線４上の角部と垂直線の同等寸法位置範囲内に円弧の
中心を有し、内角エプロン辺５に当接し水平面２に達す
る円弧状ののフランヂ部６を形成させたことは、水平面
２に対する円弧状のフランヂ部６の先端が水平面に対し
９０度又はそれ以上の角度で形成されプレス成形時にお
ける脱型を容易にしたものである。
直線４上の角部と垂直線の同等寸法位置範囲内に円弧の
中心を有し、内角エプロン辺５に当接し水平面２に達す
る円弧状ののフランヂ部６を形成させたことは、水平面
２に対する円弧状のフランヂ部６の先端が水平面に対し
９０度又はそれ以上の角度で形成されプレス成形時にお
ける脱型を容易にしたものである。
従って、ＦＲＰプレス戒形成形る浴槽用二方エプロンを
一体戊形させる場合において、従来左右両端の円弧状フ
ランヂ部が脱型時アンダーカットとなり単−型では脱型
困難であり、高価な割型を使用していたが、本考案は角
隅部を介して二面からなる浴槽エプロンにおいて、該エ
プロンの両端部よりなる水平面上に垂直線を仮設し、水
平面と垂直線が交わる位置と、水平面下方垂直線上の適
宜位置との範囲内に円弧の中心を有し、エプロンと水平
面によって形成された内角エプロン辺に当接し且つ水平
面に達する円弧状のフランヂ部をエプロンの両端に設け
ＦＲＰの合成樹脂により一体形させた構成としたので、
単−型で外観を損うことなく容易に脱型することができ
るとともに安価に製作できることの効果は極めて大なる
ものである。
一体戊形させる場合において、従来左右両端の円弧状フ
ランヂ部が脱型時アンダーカットとなり単−型では脱型
困難であり、高価な割型を使用していたが、本考案は角
隅部を介して二面からなる浴槽エプロンにおいて、該エ
プロンの両端部よりなる水平面上に垂直線を仮設し、水
平面と垂直線が交わる位置と、水平面下方垂直線上の適
宜位置との範囲内に円弧の中心を有し、エプロンと水平
面によって形成された内角エプロン辺に当接し且つ水平
面に達する円弧状のフランヂ部をエプロンの両端に設け
ＦＲＰの合成樹脂により一体形させた構成としたので、
単−型で外観を損うことなく容易に脱型することができ
るとともに安価に製作できることの効果は極めて大なる
ものである。
第１図は、従来の一方エプロンの実施例を示す斜視図。
第２図は、従来の三方エプロンの脱型時のアンダーカッ
トを示す略断面図。 第３図は、本考案の実施例を示す説明図。 第４図は、本考案の実施例を示す斜視図。 符号の説明、１・・・・・・角隅部、２・・・・・・水
平面、３・・・・・・エプロン、４・・・・・・垂直線
、５・・・・・・内角エプロン辺、６・・・・・・フラ
ンヂ部、７・・・・・・浴槽本体、８・・・・・・型。
トを示す略断面図。 第３図は、本考案の実施例を示す説明図。 第４図は、本考案の実施例を示す斜視図。 符号の説明、１・・・・・・角隅部、２・・・・・・水
平面、３・・・・・・エプロン、４・・・・・・垂直線
、５・・・・・・内角エプロン辺、６・・・・・・フラ
ンヂ部、７・・・・・・浴槽本体、８・・・・・・型。
Claims (1)
- 角隅部を介して二面からなる浴槽エプロンにおいて、該
エプロンの両端部よりなる水平面上に垂直線を仮設し、
水平面と垂直線が交わる位置と、水平面下方垂直線上の
位置との範囲内に円弧の中心を有し、エプロンと水平面
によって形成された内角エプロン辺に当接し且つ水平面
に達する円弧状のフランヂ部をエプロンの両端に設け、
ＦＲＰの合成樹脂により一体形成させてなる浴槽用三方
エプロン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7765279U JPS602873Y2 (ja) | 1979-06-06 | 1979-06-06 | 浴槽用二方エプロン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7765279U JPS602873Y2 (ja) | 1979-06-06 | 1979-06-06 | 浴槽用二方エプロン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55175392U JPS55175392U (ja) | 1980-12-16 |
| JPS602873Y2 true JPS602873Y2 (ja) | 1985-01-26 |
Family
ID=29311129
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7765279U Expired JPS602873Y2 (ja) | 1979-06-06 | 1979-06-06 | 浴槽用二方エプロン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS602873Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-06-06 JP JP7765279U patent/JPS602873Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55175392U (ja) | 1980-12-16 |