JPS6027676Y2 - テンプレ−ト - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテンプレートの改良に関するものである。

テンプレートとは合成樹脂板に円、楕円、三角形、四角
形など各種の図形や文字、数字などを刻んだものをいい
、鉛筆などでなぞり描きして図形や文字、数字を簡単に
得る場合に用いられる。

テンブレー）Ａを用いて鉛筆などの筆記具でなぞり描き
する場合、板面に刻まれた丸や正方形などの図形１がた
とえ同じ大きさであっても描かれた図形の大きさは使用
した筆記具の太さによりまちまちとなる。

例えば、第１図において“°５゛と表示されているとこ
ろの丸の図形１ａや正方形の図形１ｂを利用してなぞり
描きした場合、使用する筆記具の太さによっては第４図
におけるＬや第５図におけるＤがぴったり５ＴｒｒＩＩ
ｔとならない。

また、文字、数字をなぞる場合には、使用する筆記具の
芯か細すぎると、その中で芯がずれともすると歪んだ文
字や数字しか描けない。

そこで、使用する筆記具の芯の太さに応じたテンプレー
トが用いられるが、このテンプレートには何ミリの芯の
筆記具を用いたらいいのか、確認するための適当な手段
がない。

本考案ではこの欠点を解消するために案出されたもので
、テンプレートＡの板面に筆記具の芯の太さ確認用の切
欠を設けたものである。

この切欠は、実施例の第１図、第２図に図面符号２で示
すような点としたり、第３図の２ａで示すように多少横
長のものとすることができる。

今、テンプレートＡが０．５ｗｒＬ芯用であるとき、切
欠の大きさｄやその幅Ｗは、０．５肋芯がぴったりと嵌
まるように形成されており、この切欠２もしくは２ａに
０．５ｍｍより太い芯を突っ込もうとしても無理であり
、逆に、芯か細すぎると切欠２又は２ａ内で余裕があり
過ぎることが解かる。

一方、０．５ＴＩｒＩＩＬの太さの芯を用いた場合には
、切欠２又は２ａにぴったりと嵌まり込み、上記のよう
な事態が生じないから、そのテンプレートは０．５ｍｍ
芯用のものであることを確認することができる。

そして、このテンプレートを用いてなぞり描きした場合
には、寸法通りの図形や寸法通りの文字、数字を得るこ
とができる。

例えば、前例において“５°′と表示されているところ
の丸の図形１ａや正方形の図形１ｂをなぞって円や正方
形を描くと、第５図におけるＤ ＝ ５ ｒｒｖｎの大
きさの円や第４図におけるＬ ＝ ５ ｒｒｖｎの大き
さの正方形が寸法通り得られる。

このように、本考案によれば、テンプレートの芯の太さ
確認用の切欠が形成されているからこれに筆記具の芯を
突っ込むことにより何ミリ用のものであるかをを身をも
って確認することができ、このテンプレートを用いて円
や正方形など種々の図形や文字、数字を描いたときには
、寸法通りのものを正確に得ることができる効果がある
。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案によるテンプレートの実施例を示すもので
、第１図は全体の拡大平面図、第２図はその一部をさら
に拡大した平面図、第３図は変形例を示す一部分の拡大
平面図、第４図、第５図はなぞり描きして得られる正方
形ならびに円の拡大図、である。 １・・・・・・テンプレート、２，２ａ・・・・・・切
欠。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 板面に筆記具の芯の太さ確認用の切欠が形成されている
   ことを特徴とするテンプレート。