JPS6026814Y2 - 焼結設備における焼結鉱破砕装置 - Google Patents

焼結設備における焼結鉱破砕装置

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JPS6026814Y2
JPS6026814Y2 JP7628881U JP7628881U JPS6026814Y2 JP S6026814 Y2 JPS6026814 Y2 JP S6026814Y2 JP 7628881 U JP7628881 U JP 7628881U JP 7628881 U JP7628881 U JP 7628881U JP S6026814 Y2 JPS6026814 Y2 JP S6026814Y2
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JP
Japan
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tooth body
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JP7628881U
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JPS57188096U (ja
Inventor
章 爲井
Original Assignee
日立造船株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は焼結設備における焼結鉱破砕装置に関する。
焼結設備における焼結鉱破砕装置においては、焼結鉱自
体が高温であり、摩耗性が大きいため鬼歯及び受歯を水
冷したり、耐熱耐摩耗材をコーティングしたり、種々の
対策が威されているが、比較的早期に摩耗等による損傷
が発生するので、鬼歯及び受歯の取替えが必要となる。
従来、鬼歯を有する鬼歯体及び受歯を有する受歯体はそ
の建屋に固定設置されており、鬼歯及び受歯の取替えは
クレーン、ホイスト等を用いて建屋向上部に吊上げられ
て行なわれていた。
しかし、例えば鬼歯の取替用として、最近の大型焼結機
では1年に数回の使用に対し60トンというような大型
クレーンが使用されている。
従って、このような使用頻度の少ない取替作業にかかる
大型クレーンを設けることは、クレーンそのものの価格
が高い上に、クレーン設置のために建屋自体の価格も高
くなる欠点があった。
本考案は上記欠点を解消し得る焼結鉱破砕装置を提供す
るもので、以下その一実施例を図面に基づ“き説明する
第1図〜第3図において、1は等間隔置きに並列固定さ
れる受歯2を多数有する受歯体で、4個の遊動車輪3を
有する受歯体台車4上に支持されている。
5は上記受歯体1上方に位置すると共に一対の軸受6,
6′を介して両端がそれぞれ2個の遊動車輪7を有する
鬼歯体台車8上に支持された鬼歯体で、その回転本体部
9周囲には上記隣接する受歯2,2間に位置すると共に
、この受歯2に沿って回転可能な鬼歯10が回転軸心に
沿って多数並設されている。
11は鬼歯体5を第2図の矢印A方向に回転させる回転
駆動装置で、鬼歯体5の回転本体部9一端に取付けられ
た大歯車12に小歯車13を介して連動連結されている
従って、焼結鉱は回転する鬼歯10と固定の受歯2との
間に供給されて破砕される。
なお、14は駆動軸、15はカップリングである。
16は上記受歯体台車4を鬼歯体5の回転軸心と直角方
向に且つ破砕装置ケーシング17の外に案内する一対の
第1の案内レール、18は上記第1の案内レール16の
外側に位置して光書体台車8を上記同様に破砕装置ケー
シング17の外に案内する一対の第2の案内レールであ
る。
そして、19は上記各案内レール16.18の途中に設
けられると共に各案内レール16.18とは直角方向に
設けられた一対の第3の案内レール20上を4個の車輪
21を介して移動自在にされた台車移送装置で、その上
面には上記第1及び第2の案内レール16.18の一部
を構成する各一対の短尺レール22.23がそれぞれ設
けられている。
なお、短尺レール22.23の長さはそれぞれの台車4
,8を載置可能なようにされている。
24は該台車移送装置19の駆動装置である。
25は一対の索体26,26′を介して上記受歯体1若
しくは光書体5を破砕装置ケーシング17内から外方に
即ち台車移送装置19上に搬出する第1のウィンチ、2
7は一対の索体28,28’を介して上記受歯体1若し
くは光書体5を台車移送装置19上から破砕装置ケーシ
ング17内に搬入するための第2のウィンチである。
即ち、受歯体1を搬出する場合、第1のウィンチ25か
らの一対の索体26? 26’(7)端部を受歯体台車
4の搬出側両端に設けられた一対の係合突起29′に接
続し、光書体5を搬出する場合、第1のウィンチ25か
らの一対の索体26.26’の端部を光書体5の回転本
体部9に装置された一対のリング30.30’に接続し
てそれぞれの搬出が行なわれる。
また、受歯体1を搬入する場合、第2のウィンチ27か
らの一対の索体28,28’の端部を受歯体1の搬入側
両端に設けられた一対の保合突起31.31’に接続し
、光書体5を搬入する場合、第2のウィンチ27からの
一対の索体2B、28’の端部を光書体台車8の搬入側
に設けられた一対の係合突起32.32’に接続して、
それぞれの搬入が行われる。
なお、33は所定位置で設けられた上記各索体26,2
6’、28.28’の転向滑車である。
また、34は4隅に設けられた受歯体台車4の固定装置
、35は4隅に設けられた光書体台車8の固定装置、3
6は焼結鉱37を供給するためのパレット、38はシュ
ートである。
ところで、破砕装置ケーシング17の壁体のうち上記各
台車搬出入部17aは開閉式にされていることは言うま
でもない。
上記構成によると、通常運転時、即ち焼結鉱破砕時は光
書体台車8及び受歯体台車4はそれぞれの固定装置34
.35により所定位置に固定されているが、光書10若
しくは受歯2を補修する場合、上記固定装置35.34
が外されて、光書体5若しくは受歯体1は台車ごと破砕
装置ケーシング17の外に搬出される。
即ち、光書10を補修する場合、先ず光書体台車8の固
定装置35を外してその遊動車輪7を第2の案内レール
18上に載置する。
そして、一対の索体26,26’を介して、第1のウィ
ンチ25により、光書体台車8を第1図仮想線で示すよ
うに台車移送装置19上に搬出すると共に該台車移送装
置19を駆動させて、第2の案内レール18径路からど
ちらか一方例えば第1図下方(矢印B)に移動させる。
そして、補修時にも焼結鉱の破砕が行なえるように、予
備の光書体台車(図示せず)が載置された別の台車移送
装置(図示せず)を第1図上方から移動させると共に第
2の案内レール18に対応させて、該予備の光書体台車
を一対の索体28,28′を介して第2のウィンチ27
により破砕装置ケーシング17内にセットする。
こうしておけば、光書10を補修している間でも、運転
が続けられる。
ところで、上記下方に移動された光書体5は、その位置
で光書10が肉盛補修される。
そして、肉盛補修された光書体5はその位置で再び使用
されるべく待機する。
なお、光書体5が破砕装置ケーシング17から搬出され
る場合、カップリング15が外されて回転駆動装置11
とは縁が切られる。
次に、受歯2の取替えが必要な場合、受歯体台車4の固
定装置34を外してその遊動車輪3を第1の案内レール
16上に載置する。
そして、一対の索体26,26’を介して第1のウィン
チ25により、受歯体台車4を第2図仮想線で示すよう
に台車移送装置19上に搬出し、この位置でホイスト等
により受歯2の交換を行なう。
そして、交換が済めば、一対の索体2B、28’を介し
て第2のウィンチ27により元の位置に戻された後、固
定装置34により固定すればよい。
以上のように、本考案の焼結設備における焼結鉱破砕装
置によれば、例えば破砕装置の建屋外の広いしかも高温
にさらされていない場所で、受歯の交換若しくは光書の
補修作業を行なうことができ、従ってこれらの作業を安
全且つ迅速に行なえる。
しかも従来のように、上記作業にあたって破砕装置を予
じめ冷却させるといった準備作業が不要となる。
更に、光書の補修においては、従来建屋内に設けられた
大型クレーンも必要とせず、従って建屋自体も強固なも
のにしなくてもよいので、設備費が少なくて済むと共に
保守も容易となる。
また、受歯体及び鬼歯体をそれぞれ別個に支持して各別
に引出し可能な台車を同一平面上に設け、これら各台車
を上記鬼歯体の回転軸心と直角方向に移動させる案内レ
ールを同一平面上にそれぞれ設けたので、受歯・光書の
摩耗進行状況に応じてそれぞれ独立にかつ迅速に交換す
ることができ、交換時間の短縮とこれにともなうコスト
、作業員の削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は全体平
面図、第2図は第1図のI−I矢視断面図、第3図は第
1図の■−■矢視図である。 1・・・・・・受歯体、2・・・・・・受歯、4・・・
・・・受歯体台車、5・・・・・・鬼歯体、8・・・・
・・鬼歯体台車、1o・・・・・・光書、16・・・・
・・第1の案内レール、18・・・・・・第2の案内レ
ール、19・・・・・・台車移送装置、22,23・・
・・・・短尺レール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 等間隔置きに並列固定された受歯を有する受歯体と、該
    ゛受歯体上方に回転自在に支持されると共に上記隣接す
    る受歯間に位置する鬼歯を有する鬼歯体とから構成され
    、上記受歯と鬼歯との間で焼結鉱を破砕する焼結鉱破砕
    装置において、上記受歯体及び鬼歯体をそれぞれ別個に
    支持して各別に引出し可能な台車を同一平面上に設け、
    これら各台車を上記鬼歯体の回転軸心と直角方向に移動
    させる案内レールを同一平面上にそれぞれ設け、該各案
    内レールの所定位置に、該案内レールと直角方向に移動
    自在にされると共に上面に上記各案内レールの一部を構
    成する短尺レールを有する台車移送装置を設けたことを
    特徴とする焼結設備における焼結鉱破砕装置。
JP7628881U 1981-05-25 1981-05-25 焼結設備における焼結鉱破砕装置 Expired JPS6026814Y2 (ja)

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JP7628881U JPS6026814Y2 (ja) 1981-05-25 1981-05-25 焼結設備における焼結鉱破砕装置

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Publication Number Publication Date
JPS57188096U JPS57188096U (ja) 1982-11-29
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JPS57188096U (ja) 1982-11-29

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