JPS60237975A - 食品等の真空保存装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は食品等の真空保存装置に関するものである。

従来例の構成とその問題点 ２、− 従来よシ食品等の保存の方法は種々あるが、近年真空保
存の方法が普及しつつある。真空保存は容器内の圧力を
下げて真空度を高め外界と遮断してしまうため、外部か
らの湿気を寄せつけず、湿気をきらう食品の保存、又は
果物等は変色せず保存でき、そして細菌類の繁殖がない
ため長期の保存が可能である。

従来、こうした特長を生かしてビン等の小容器に食品類
を封入し真空にする装置があったが小容量に分けて保存
しなければならず手間であり不便であった。また一般家
庭では操作が難しく、実際上反復使用不可能であった。

発明の目的 本発明は、上記従来のような欠点を排除し、一度に多量
の食品等を真空保存し、かつ簡単な操作で反復して使用
できる食品等の真空保存装置を提供するものである。

発明の構成 上記目的を達成するために本発明の食品等の真空保存装
置は食品等を収納する内槽と、この内槽とを有し、前記
ドアまたは内槽に抜気手段を設けた構成により、簡単に
反復して使用できるようになる。

実施例の説明 以下、本発明の一実施例を第１図〜第４図にもとづいて
説明する。

第１図、第２図において、１は食品等の保存装置の本体
で把手３を設けた開閉ドア３を有している。

前記本体１内には内槽４と電動機６が設けられており、
電動機軸７は、クランク６、連接棒８を介して真空ポン
プ９内で往復するピストン又はダイヤフラム１０に連結
されている。また真空ポンプ９内には吸込室１１と吐出
室１２が設けられ、その各々に逆止弁１３．１４が配置
されている。

さらに前記内槽４と真空ポンプ９の吸込室１１との間に
は逆止弁１５が介在している。１６は内槽４に設けた圧
力センサである。

前記開閉ドア２の開閉に連動して接点を開閉するドアス
イッチ１７は開閉ドア２の閉じているときに閉路を形成
し、圧力スイッチ１６は内槽４内の内圧が高いとき、す
なわち開閉ドア２が開放された状態において、接点１６
ａ側にあって電動機５と接続されておシ、また、内槽４
内の圧力が減圧され所定の真空状態に達すると接点１６
ｂ側に切換わシ、電動機の回路を開放し、電動機を停止
させる。開閉ドア２と内槽４との間には気宇を保つパツ
キン１８が介在しである。１９はバネ２０に附勢されて
内槽４に設けた小穴２１を閉じるとともに把手３に設け
たレバー２２にロッド２３を介して連動している。

次に以上の構成をもとに動作を説明する。

内槽４内が大気圧の場合は、把手３で容易に開閉ドア２
を開くことができるが、内槽４内が減圧されて真空状態
に保たれているときは、即ち本装置を使用中に開閉ドア
２を開放することは容易にできない。そこで、把手３を
握るときにレバー２２を引くことによシ栓体１９をバネ
２０に抗して内槽４の小穴２１から離脱し、小穴２１を
開放して、内槽４内を大気圧にすると、容易に開閉ドア
２を開放できるようになる。ここで内槽２１に設けた小
穴２１での内槽４内の負圧による栓体１９に及ぼす吸引
力は小さい穴のため小さく、前記レバー２２を握る操作
で容易に開閉ドア２を開放できるものである。次に内槽
４内に食品類を収納し、開閉ドア２を閉じると、前記小
穴２１を含め内槽４が密閉され、同時に開閉ドア２に連
動したドアスイッチ１７が閉路し電動機５を駆動する。

この電動機５に連結された真空ポンプ９が作動し、ピス
トンあるいはダイヤフラム１ｏの往復運動によって、逆
止弁１３と１４が交互に開閉して内槽４内の空気を排出
し減圧してゆく。

このとき内槽４と真空ポンプ９間に設けた逆止弁１５は
開き続けている。更に内槽４内が所定の減圧状態に達す
ると、圧力センサである圧力スイッチ１６が作動しての
如く接点は１６ｂ側に切換わり電動機への通電を自動的
に遮断し、従って真空ポンプ９も停止する。この真空ポ
ンプ９の停止すると内槽４内が減圧されているため、逆
止弁１６６　、− が即時に閉じて内槽４内を減圧真空状態に保つ。

上記の如く内槽４内が減圧真空状態に達すれば自動的に
駆動部電源回路を遮断し長期内槽４内を真空状態に保ち
得る。又、電源プラグを誤って抜いた場合でも真空状態
は保たれる。そして、いつでも自由に開閉ドア２を開閉
し、食品類を出したり補充したりすることができ、開閉
ドア２を閉じれば自動的に内槽４内を減圧真空状態に保
つだめわずられしい操作を要せず、且つ電源も自動的に
遮断され安全面、又停電、電源プラグを誤って抜かれた
場合等も全く異常がなく使用できる食品等の真空保存装
置を提供できるものである。

発明の効果 上記実施例の説明から明らかなように本発明の食品等の
真空保存装置は、内槽と真空ポンプを連結し、さらに抜
気手段を設けたことにより、内槽内の減圧、増圧を簡単
にできるようになり反復して使用できるようになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の食品等の保存装置の斜視図
、第２図は同保存装置の動作説明略図、第３図は同保存
装置の電気回路図、第４図は第１図の要部断面図である
。 ２・・・・・開閉ドア、４・・・・・・内槽、９・・・
・・・真空ポンプ、１９・・・・・・栓体、２ｏ・・・
・・・栓体を付勢する圧縮バネ、２１・・・・・・内槽
に設けた小穴、２２・・・・・・レノく代理人の氏名　
弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１図 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （リ　食品等を収納する内槽と、この内槽の開口部を覆
   うドアと、前記内槽に連結した真空ポンプとを有し、前
   記ドアまたは内槽に抜気手段を設けた食品等の真空保存
   装置。 （２）真空ポンプはその吸引系　の間に逆止弁を設けた
   特許請求の範囲第１項記載の食品等の真空保存装置。 （３ン　真空ポンプはドアと連動させたドアスイッチと
   、内槽内の圧力を検知する圧力スイッチによって制御さ
   れる特許請求の範囲第１項または第２項記載の食品等の
   真空保存装置。