JPS6023639Y2 - 熱交換器付燃焼装置 - Google Patents
熱交換器付燃焼装置Info
- Publication number
- JPS6023639Y2 JPS6023639Y2 JP8775580U JP8775580U JPS6023639Y2 JP S6023639 Y2 JPS6023639 Y2 JP S6023639Y2 JP 8775580 U JP8775580 U JP 8775580U JP 8775580 U JP8775580 U JP 8775580U JP S6023639 Y2 JPS6023639 Y2 JP S6023639Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- combustion
- tube
- side wall
- wall
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Solid-Fuel Combustion (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は比較的水分の多い家蓄糞を容易に完全燃焼さ
せると共に、その発生熱を暖房その他に利用することを
目的とした熱交換器付燃焼装置に関するものである。
せると共に、その発生熱を暖房その他に利用することを
目的とした熱交換器付燃焼装置に関するものである。
従来農園芸用ボイラーは重油を燃料としているが、昨今
の重油の値上りにより、燃料の切約が重要視されている
。
の重油の値上りにより、燃料の切約が重要視されている
。
一方家蓄糞は乾燥して肥料にしたり投棄処分にしている
が、未処理の家蓄糞は含水量が多いので普通の燃焼装置
では不完全燃焼となり、燃料には不向とされる等の問題
点があった。
が、未処理の家蓄糞は含水量が多いので普通の燃焼装置
では不完全燃焼となり、燃料には不向とされる等の問題
点があった。
然るにこの考案は複数の点火口の奥に給気筒を設けると
ともに、底部に給気パイプを敷設し、かつ上部に熱交換
器を設けて熱交換器付燃焼装置を構成したので、比較的
水分の多い家蓄糞でも完全燃焼させることができると共
に、温水ボイラーとして使用できるようになり前記問題
を解消したのである。
ともに、底部に給気パイプを敷設し、かつ上部に熱交換
器を設けて熱交換器付燃焼装置を構成したので、比較的
水分の多い家蓄糞でも完全燃焼させることができると共
に、温水ボイラーとして使用できるようになり前記問題
を解消したのである。
即ちこの考案を実施例について説明すれば、円筒状の燃
焼筒1の下部側壁へはs゛60°608間隔点火口2.
3.4を放射状に設置し、前記各点火口は燃焼筒内へ突
出させて、その最奥部へ夫々排気筒5.6.7を垂直に
植設する。
焼筒1の下部側壁へはs゛60°608間隔点火口2.
3.4を放射状に設置し、前記各点火口は燃焼筒内へ突
出させて、その最奥部へ夫々排気筒5.6.7を垂直に
植設する。
前記排気筒5、6.7は上部を小径にし、下部を大径に
したテーパー状とすると共に、側壁には多数の通気孔8
.8を設けである。
したテーパー状とすると共に、側壁には多数の通気孔8
.8を設けである。
前記燃焼筒1の上部には熱交換器用の水套16.19を
形成する為の外筒38が、燃焼筒1との間に水套、とな
るべき所定空隙室を介在させて設置しである。
形成する為の外筒38が、燃焼筒1との間に水套、とな
るべき所定空隙室を介在させて設置しである。
前記燃焼筒1の側壁中間部(前記燃焼筒の反対側)には
燃料投入口9を設け、燃料投入口9には開閉蓋10を被
着する。
燃料投入口9を設け、燃料投入口9には開閉蓋10を被
着する。
前記燃焼筒1の底壁11には給気パイプ12,13.1
4を水平に敷設し、その下半分は底壁11中へ埋設し、
上半分には給気孔15.15を穿設してあり、給気パイ
プ12は前記点火口側へ弧状に湾曲しである。
4を水平に敷設し、その下半分は底壁11中へ埋設し、
上半分には給気孔15.15を穿設してあり、給気パイ
プ12は前記点火口側へ弧状に湾曲しである。
前記水套16は、燃焼筒1上部と前記外筒38との空隙
室であり、水套19は燃焼筒1の側壁と前記外筒38と
の空隙室であって、水套16と水套19は互いに連通し
ている。
室であり、水套19は燃焼筒1の側壁と前記外筒38と
の空隙室であって、水套16と水套19は互いに連通し
ている。
また、前記水套16の略1n域に排気パイプ17,17
併連縦に貫通させ、排気パイプ17,17端は煙筒18
に連通させである。
併連縦に貫通させ、排気パイプ17,17端は煙筒18
に連通させである。
前記燃焼筒1の側壁中水套19を構成しない部分は耐火
壁20を層着しである。
壁20を層着しである。
図中21は送気パイプ、22は灰出口、23は灰出口の
開閉蓋、24は給水室、25は送湯口、26は還湯口、
27は開放筒である。
開閉蓋、24は給水室、25は送湯口、26は還湯口、
27は開放筒である。
前記実施例において、燃料投入口9より牛糞37を少量
(例えば排気筒5.6. 7の通気孔8のある高さまで
)入れると共に、各点火口で可燃物を燃焼させると共に
、給気パイプ12,13,14から加圧空気を供給すれ
ば、点火口で発生した熱によってその付近から逐次燃焼
を開始する。
(例えば排気筒5.6. 7の通気孔8のある高さまで
)入れると共に、各点火口で可燃物を燃焼させると共に
、給気パイプ12,13,14から加圧空気を供給すれ
ば、点火口で発生した熱によってその付近から逐次燃焼
を開始する。
この場合に燃焼筒内は加熱されて逐次高温になるので内
部に堆積した牛糞の水分は蒸発し一層燃焼容易となる。
部に堆積した牛糞の水分は蒸発し一層燃焼容易となる。
そこで牛糞を第1図中鎖線図示の高さまで入れても、燃
焼は継続する。
焼は継続する。
このようにして牛糞の燃焼による火炎は排気筒5、 6
. 7へ入り、矢示8,29,30,31のように水套
16底面を加熱した後、排気パイプ17から煙筒18を
通って外界へ排出される。
. 7へ入り、矢示8,29,30,31のように水套
16底面を加熱した後、排気パイプ17から煙筒18を
通って外界へ排出される。
一方水套16内の水は加温され、同時に、水套19内の
水も加温されることになる。
水も加温されることになる。
送湯口25より必要場所(例えば温室)へ送られ、還湯
口26へ戻ってくる(湯の還流はポンプによるが図示し
てない)。
口26へ戻ってくる(湯の還流はポンプによるが図示し
てない)。
また送湯口から出た湯を取り出して使用した際には、給
水室24へ自動給水される(水位の昇降によってバルブ
を自動的に開閉する装置が設置しである)。
水室24へ自動給水される(水位の昇降によってバルブ
を自動的に開閉する装置が設置しである)。
前記のうにして牛糞は完全燃焼し、燃焼開始当初以外は
臭気もな(、燃焼を継続することができる。
臭気もな(、燃焼を継続することができる。
次に第5図は他の実施例であって、入口を広く奥を狭く
した有頂筒状態とした点火口32.33を設け、給気パ
イプ34,35.36を敷設したもので、他の装置は前
記実施例と全く同一である。
した有頂筒状態とした点火口32.33を設け、給気パ
イプ34,35.36を敷設したもので、他の装置は前
記実施例と全く同一である。
点火口が一つの場合には、水分の多い家畜糞は燃焼が困
難であるが、二つ以上にすれば、燃焼筒内に家畜糞等を
充満させても燃焼を継続して自動的に完全燃焼させるこ
とができる。
難であるが、二つ以上にすれば、燃焼筒内に家畜糞等を
充満させても燃焼を継続して自動的に完全燃焼させるこ
とができる。
即ちこの考案によれば、燃焼筒の下部−側壁に複数の点
火口を夫々放射状に突入設置腰その奥に排気筒を植設す
ると共に、燃焼筒底へ給気パイプを敷設し、かつ燃焼筒
上部に熱交換器を設置したので、投入された家畜糞など
は排気筒を中心にしてその燃焼範囲を拡大し、燃焼を継
続して、水分の多い燃料であっても完全燃焼燃焼する効
果がある。
火口を夫々放射状に突入設置腰その奥に排気筒を植設す
ると共に、燃焼筒底へ給気パイプを敷設し、かつ燃焼筒
上部に熱交換器を設置したので、投入された家畜糞など
は排気筒を中心にしてその燃焼範囲を拡大し、燃焼を継
続して、水分の多い燃料であっても完全燃焼燃焼する効
果がある。
この燃焼装置によれば、家畜糞のみならず含水率の大き
い工場排棄物(例えば排水処理時に沈澱した有機堆積物
)でも同様に燃焼させることができる。
い工場排棄物(例えば排水処理時に沈澱した有機堆積物
)でも同様に燃焼させることができる。
また燃焼と同時に水を加温するボイラーとなり、家畜糞
を温室などの暖房用燃料とすることもできるので、廃物
利用と汚物処理の両用に利用され、きわめて有用である
。
を温室などの暖房用燃料とすることもできるので、廃物
利用と汚物処理の両用に利用され、きわめて有用である
。
前記燃焼筒の側壁は水套又は耐火壁による断熱壁としで
あるので、燃焼による熱を効率良く温水側へ回収できる
効果がある。
あるので、燃焼による熱を効率良く温水側へ回収できる
効果がある。
第1図はこの考案の実施例の断面図、第2図は同じく平
面図、第3図は同じく第1図中A−A断面の端面図、第
4図は同じ<B−B断面の端面図、第5図は同じく他の
実施例の横断平面図である。 1・・・・・・燃焼筒、2,3,4・・・・・・点火口
、5゜6.7・・・・・・排気筒、8・・・・・・通気
孔、9・・・・・・燃料投入口、10・・・・・・開閉
蓋、11・・・・・・底壁、12,13.14・・・・
・・給気パイプ、15・・・・・・給気孔、16.19
・・・・・・水套、17・・・・・・排気パイプ、18
・・・・・・煙筒、20・・・・・・耐火壁、21・・
・・・・送気パイプ、22・・・・・・灰出口、24・
・・・・・給水室、25・・・・・・送湯口、26・・
・・・・還湯口、38・・・・・・外筒。
面図、第3図は同じく第1図中A−A断面の端面図、第
4図は同じ<B−B断面の端面図、第5図は同じく他の
実施例の横断平面図である。 1・・・・・・燃焼筒、2,3,4・・・・・・点火口
、5゜6.7・・・・・・排気筒、8・・・・・・通気
孔、9・・・・・・燃料投入口、10・・・・・・開閉
蓋、11・・・・・・底壁、12,13.14・・・・
・・給気パイプ、15・・・・・・給気孔、16.19
・・・・・・水套、17・・・・・・排気パイプ、18
・・・・・・煙筒、20・・・・・・耐火壁、21・・
・・・・送気パイプ、22・・・・・・灰出口、24・
・・・・・給水室、25・・・・・・送湯口、26・・
・・・・還湯口、38・・・・・・外筒。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 燃焼筒の下部−側壁に複数の点火口が内側に突出し
て放射状に設けられ、前記点火口の奥部には側壁に通気
孔を有する排気筒が植接され、燃焼筒の下部他側には給
気パイプが水平に敷設され、燃焼筒の上部には水套と排
気パイプよりなる燃交換器が設置され、前記燃焼筒の側
壁中間部に燃料投入口が設けられかつ、該投入口を除く
側壁が水套による断燃壁と耐火壁による断熱壁で構成さ
れた燃交換器付燃焼装置 2 点火口は燃焼筒の下部側壁へ2箇所又は3箇所放射
状にに内方へ突設された実用新案登録請求の範囲第1項
記載の燃交換器付燃焼装置3 点火口は入口を広く奥を
狭くし、最奥部に排気筒が植設され、前記排気筒は上方
を小径としたテーパー状とした実用新案登録請求の範囲
第1項記載の燃交換器付燃焼装置 4 水套は燃焼筒と、該燃焼筒を覆う有頂の外筒との間
に設けた空隙室とした実用新案登録請求の範囲第1項記
載の燃交換器付燃焼装置 5 給気パイプは燃焼筒の底壁内へ下側も埋設し、その
上壁に給気孔を穿設した実用新案登録請求の範囲第1項
記載の熱交換器付燃焼装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8775580U JPS6023639Y2 (ja) | 1980-06-23 | 1980-06-23 | 熱交換器付燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8775580U JPS6023639Y2 (ja) | 1980-06-23 | 1980-06-23 | 熱交換器付燃焼装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5711448U JPS5711448U (ja) | 1982-01-21 |
JPS6023639Y2 true JPS6023639Y2 (ja) | 1985-07-15 |
Family
ID=29449858
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8775580U Expired JPS6023639Y2 (ja) | 1980-06-23 | 1980-06-23 | 熱交換器付燃焼装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6023639Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-06-23 JP JP8775580U patent/JPS6023639Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5711448U (ja) | 1982-01-21 |
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