JPS60234562A - ポツプコ−ンの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はポツプコーンの製造方法に関するものであり、
家庭で電子レンジを利用して１ノやツクのポツプコーン
素材から簡単にポツプコーンを製造する方法である。

（従来の技術） 従来はプラスチックフィルム製の袋にポツプコーン素材
をトレーに入れて密封した包装体を方形の外装紙箱に入
れたものが販売されており、ポツプコーン製造にあたり
上記フィルム包装体を取り出し、外装紙箱上にこれを置
いた状態で電子レンジ中に入れてチツーングさせている
。この方法ではポツピング率がわるく未膨張のコーン粒
が残留し、袋が内圧によりランダムに破れてポツプコー
ンが外に散乱するという現象が見られた。

（発明の目的） 本発明はこのような未膨張のコーン粒が残留しないよう
な、しかも家庭で簡単にポツプコーンを作れるようにポ
ツプコーン素材を特殊な方法で耐熱性のプラスチックフ
ィルムの袋中に密封し、これを箱に入れて販売し、ポツ
ピング率の極めて高いしかもポツプコーンが袋の外に散
乱しないようにして外装箱に収容したものを供給しよう
とするものである。

（発明の構成） 本発明はポツプコーン素材（コーン粒、食料油、調味料
、香辛料等）をサイドシールと底のシールを完全にし、
トップシールの集中点を他よりや＼弱くシールしてなる
耐熱性プラスチックフィルム製の袋中に密封した包装体
を、脚を立てて上げ底にできるように構成した角形、円
形等の箱内に収納して販売するようにしたものである。

このような脚で立ち、上げ底とした箱内に収納した耐熱
性プラスチックフィルム製の袋は上述のようにポツプコ
ーン素材を収納した特別なシール方法で密封されている
ので、箱の上部を解放して脚を立てて上げ庇状とし電子
レンジ中で加熱するとコーン粒は高周波電子加熱により
急激にポツピングを開始するが、袋の底には重い未膨張
のコーン粒があり、加熱によって袋の内圧が高くなると
袋のトップシールの集中点が他よりや＼弱くシールされ
ているので先ず第一にこのシール集中点が破れて爆発の
安全弁の役割を果し、袋の破壊点がその大きさとともに
規正され、従来の袋のようにランダムな場所で破袋する
ことがない。ポツプしたコーンは軽いので上方に集まり
、底に残留したコーン粒も次々と？ツピングを起し、袋
は所定点以外は破れることがなく袋中にはポツプしたコ
ーンで満たされるようになる。

そこで本発明においては上記の箱が、開封されると脚の
形成と同時に底が上げ底となるようにした外装箱として
あり、主として厚紙製の箱とするが、紙箱に限定するも
ρではない。紙箱の場合、上部を開いて対向側壁から蓋
板を外方に重ね折りして固定することにより、鉛板が脚
を形成し、底は上げ庇状態とすることができるようにし
である。

ポツプコーン素材はコーン粒の他に食料油、調味料、香
辛料等とともにプラスチックフィルム製の袋中に密封す
るが、コーン粒が予め上記のような素材で処理されたも
のをも利用できる。

プラスチックフィルムは耐熱性のものが使用され、ポリ
エチレンテレフタレート等のフィルムが好ましい。

（実施例） 本発明で使用される上記の耐熱性グラスチックフィルム
製の袋は特別なシールの仕方を行うもので、例えば第１
図の側面図に示すようにサイドシール１を縦に通し、縦
に四つ折りして底を図のようにシール（シール部２）と
しだ袋Ａを作る。第２図はこの袋Ａの斜視図であり、こ
の袋の底を平らに拡げると第３図のように底は方形とな
るので方形の相中に手際よく収納することができる。袋
Ａにコーン素材を所定量収容して上部をトップシール３
する。この際シールの集中点４は他部よりはや＼弱くシ
ールしておくことが大切である。このようにコーン素材
を収納して密封した包装体Ａ′（図示せず）を方形の例
えば紙箱中に収容して商品とするものであるが、この箱
は脚を立て上げ底として電子レンジ中で処理するので、
ポツピング率が極めて良好である。

次にこのグラスチックフィルムの袋に密封された包装体
を収容する箱について詳述するが、開封により脚を形成
し、上げ底とすることができる構造のものであればどの
ようなものでもよく、以下の実施例に拘束されるもので
はない。材質についても本発明の目的を達成するもので
あれば厚紙製に限定するものではない。形状も方形と限
られるものでもなく円形、多角形等測れでもよい。以下
最も一般的な厚紙製の方形の箱で本発明に使用できるも
のにつき述べる。

第４図はこのような目的を達成するだめの箱の１例でそ
のブランクシートの平面図である。ａは底、ｂ　、　ｂ
’は側壁、ｍは斜めの折線で、Ｃは内方への折込みフラ
ップ、ｄは貼着片、ｅは蓋板でｆはミシン目ｇと折線り
よりなる折込片で、この箱を組立てると第５図のように
なる。

ポツプコーンを製造するにあたり、この箱をミシン目ｇ
から開いて上部を開放すると第６図の斜視図に示す形と
なり、ミシン目による折込片ｆを側壁すと底ａとの間に
設けた差込用の切込線ｉに挿入するとこのｆの切欠き残
部ｊは脚部となって第７図の斜視図のように底ａは上げ
底となる。第８図は貼着片ｄを側壁す内側に貼着して折
畳んだ状態を示す平面図である。

１枚のブランクノートから脚を立て、底が上げ底となる
箱は多くの形状が考えられ、以下これらのブランクシー
トと、脚が立ち、底が上げ底となる箱の例を図によって
説明する。

第９図は箱のプラックシートでｄ′は側壁すに設けた切
込みｂｏに差込むための差込片で蓋板θにはミシン目ｇ
と折線りよりなる折込片ｆがあり、その先縁部に差込片
ｔを有し、底ａに設けた切込みｔ′に差込むことにより
脚ｊが形成され、底ａは第１０図の斜視図に示すような
上げ底となる。

第１１図は同様に１枚のブランクシートから形成される
脚を有し、かつ上げ底が形成される箱のブランクシート
であり、第１０図のものと極めて近似であって、第１２
図は脚ｊを立て底ａを上げ底に形成した箱の斜視図であ
る。

第１３図はまた同様で第４図のブランクシートと極めて
類似しているが、側壁ｂ′と内方への折込みフラップＣ
にかけての斜の折線がない。このため貼着片ｄを側壁ｂ
′の内側に貼着しだ後では第８図のような形に折畳むこ
とができないので第４図のブランクシートが最も作業性
に富み、集積輸送に便利である。第１４図は第１３図の
ブランクシートの脚を立て底を上げ底とした場合の斜視
図である。

第１５図に示すブランクシートは第１６図の斜視図にあ
るような脚が立ち、上げ底となる箱である。

この場合は側壁すの両側に端縁に組込溝ｎを有する折込
み片ｄ″があり、第１１図の場合に似ている。

まだ蓋板ｅの差込片ｔを底ａの切込ｔ′に差込んで生ず
る脚ｊの外側に折線を介して小フラップｐが設けられ、
脚を安定させるのに役立たせている。

第１７図に示すブランクシートから作られる箱は。

開蓋前から脚部を有するもので、蓋を開けばそのまま上
げ底となっているので内に収納したプラスチック装入り
のコーンは直ちに電子レンジ中に入れ、ポツプコーンと
することができるもので、その形態は第１８図の斜視図
に見られる通りである。

ａｌ、ａｌ、ａ３．ａ４は組合せて底ａを形成する底形
成片で、その基部に内方に折込むフラッグがあり、この
フラッフ０は折線を介しそれぞれの属する側壁ｂ（ｂｌ
、ｂ２，１）３．ｂ４）の内側に貼着される（斜線部は
貼着される部分を示す）。この斜線部（貼着部）は上記
折線を中心として対称的な打抜部ｒ（ｒＩ　＋　”２　
＋　ｒ３　＋　ｒ４　）を有する。一方の側壁ｂ１端縁
に貼着片ｄがあり、他の端の側壁ｂ４の内側に貼着する
。フラップＣの折込みの上に差込みフラップＳを有する
蓋板ｅにより箱内にポツプコーン素材入りの袋を収納し
、電子レンツに入れる前に蓋板ｅを開けば脚は既に第１
８図のように形成されているので直ちに電子レンジ加工
ができる。

第１９図に示しだブランクシートでは蓋板０両側に差込
片ｔが設けられており、この差込片ｔは閉蓋のためには
蓋板ｅのついていない方の対向側壁に設けた折込みフラ
ップＣに設けた切込みＵに差込めばよく、開蓋して脚を
立て、上げ庇状にするには蓋板の差込片ｔを側壁に外方
で重ね折りした上で側壁に設けた切込みｔ′に差込めば
よい。すなわち第２０図の斜視図に示す外観状態となる
。四側壁の両端のフラップは隣接側壁に貼猜されるもの
とする。

上記の例の他に底に切込みにより立てられる小フラップ
複数個設け、隣りのこれと直角方向の小フラップの中心
に縦の割線を設け、これを底に重ねてその割線に前記小
フラップを差込んで複数個の脚を立てて固定するなど、
種々の、本発明を達成するだめの箱が可能である。

（作　用） 本発明＋−１ｔｅｌを立てて上げ底を形成できる外装箱
中に上述の如き耐熱性プラスチックフィルム袋にポツプ
コーン素材を入れ、とくにトツゾシールの集合点を他よ
りや＼弱くシールした包装体を収容して販売するもので
、箱の蓋板を開いて側壁外面に重ね折りして固定するこ
とにより脚を有する箱とすることができ、トツゾシール
の集合点を他よりや５弱くシールしであるので電子レン
ジ中での加熱によりトツゾシールの集合点はコーンがポ
ツピングを起して軽くなり袋の上方に集り袋の底に残留
する未膨張のコーンが次々とポツピングを起し、内圧が
上昇すると先ず袋のトツゾシールの集合点が破れ、他゛
にランダムな破れを生ずることがなく、袋中に極めて良
好なポツピング率でポツプコーンが充満するに至る。

（効　果） 本発明は上述のように外装箱を蓋板を開いて側壁外面に
重ね折りして固定できこれによって脚が立ち、底は上げ
底を形成し、ポツプコーン素材の入った耐熱性プラスチ
ックフィルム製袋はとくにトツゾシール（第２図に示す
ように）の集合点のシールを他よりは弱くしであるので
、これを開蓋のまメ直ちに電子レンジ中で加熱するとボ
ッぎングにより先ず上記のトッゾシールの集合点が内圧
の上昇により破れて安全弁的に作用して、しかも膨張空
気を噴出する出口を規正することができ、次々と起る未
膨張コーンのポツピングを有利に行って袋内では極めて
高率のポツピング効果を示し、しかもポツプしたコーン
は袋外に出ることなく袋内に充満させることができると
いう効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に使用するポツプコーン素材を収納する
耐熱性プラスチックフィルム製の袋Ａの側面図、第２図
は同じく密封状（収納物を省く）の袋の斜視図、第３図
は同じくその袋Ａの底を平らに拡げた状態を示す説明図
、第４図〜第加図はポツプコーン素材入り袋Ａ′を収納
し、電子レンジ中でのポツプコーン製造用の外装箱の実
施例を示す説明図で、第４図は上記の目的のだめの箱の
１例を示すブランクシートの平面図、第５図は外装箱の
密封状態を示す組立図、第６図は同じくその開封時の斜
視図（ポツプコーン素材入り袋Ａ′を省略する）、第７
図は同じくその脚を立て、底を上げ庇状態としたときの
斜視図、第８図は貼着片ｄを側壁に貼着して折畳んだ状
態を示す平面図、第９図は箱の他の１例を示すブランク
シート平面図、第１０図は同じくその組立斜視図、第１
】図は他の実施例の箱のブランクシート平面図、第１２
図は同じくその組立斜視図、第１３図はさらに他の実施
例の箱のブランクシートの平面図、第１４図は同じくそ
の組立斜視図、第１５図は同様他の実施例の箱のブラン
クシート、第１６図は同じくその組立斜視図、第１７図
は最初から脚を形成してなる箱の１例を示すブランクシ
ート平面図、第１８図は同じくその組立斜視図、第１９
図はさらに別の箱の実施例でそのブランクシート平面図
、第２０図は同じくその組立斜視図である。 Ａ・・・・ポツプコーン素材を収容すべきプラスチック
フィルム製袋 Ａ′・・・・・・Ａ中にポツプコーン素材を入れた包装
体１・・・・・・サイドシール部　２・・・・・底シー
ル部３・・・・・トツゾシール部 ４・・・・・トツゾ７−ルの集合点 ａ・・・・・・底 ａＩ　＋　ａ２　＋　ａ３　＋　ａ４・・・・・底形成
片ｂ＋　ｂ′、ｂＩ　ｌ　ｂ２　ｌ　ｂ３　＋　ｂ４・
・・・・・側壁す、・・・・・・切込み Ｃ・・・・・上面に来る内方への折込みフラップｄ・・
・・・貼着片　ｄ′・・・・差込片ｄ”・・・・・・折
込み片　ｅ・・・・・・蓋板ｆ・・・・・・折込み片　
ｇ・・・・・・ミシン目ｈ・・・・・折線　１・・・・
・・切込線ｊ・・・・・脚部　ｋ・・・・・・爪 ｔ・・・・・差込片 Ａ′・・・・・・差込片を用の切込み ｍ・・・・斜めの折線　ｎ・・・・・・組込溝ｐ・・・
・・・脚の小フラップ ｒ（ｒｌ　＋　ｒ２　ｒ　ｒ３　＋　ｒ４　）・・・・
打抜き部Ｓ・・・・・差込みフラップ　ｔ・・・・・・
差込片ｔ′・・・・・・切込み　Ｕ・・・・・・切込み
特許出願人　加　商　株式会社 第７図 第８図 第１６図 第旧図 Ｓ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 脚部によって上げ底にできるように構成された箱内に、
   サイドシールと底部シールを強力にし、トツゾシールの
   集中点のシールを他よりや＼弱くシールしてなる耐熱性
   プラスチックフィルム製の袋中にポツプコーン素材を密
   封してなる包装体を収納しておき、ポツプコーン製造に
   あたり容器の脚を立てたまま箱上部を解放した状態で電
   子レンジ内で加熱膨張させることを特徴とするポツプコ
   ーンの製造方法。