JPS60233700A - 音声パタ−ン照合方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 孜豊史互 本発明は、音声認識における音声パターン照合方式に関
する。

皿米肢菫 第１図は、音声信号を時間−周波数パターンとして２値
化する場合の一例を示す図〔音響学会秋季講論集３−１
−８（１９８３））で、図中、１はマイク、２は周波数
分析部、３は音、声区間検出部、４は２値化部、５は類
似度計算部、６は辞書７部、７は結果表示部で、周知の
ように、辞書部６の５メモリには標準パターンが辞書と
して収められているが、この標準パターンは、発声され
た音声をある閾値によって１，０に２値化し、これを同
一単語の別の発声による２値化パターンと加算していき
、ひとつの単語について複数回発声されたパターンを加
算して作成する。認識時、入力された音声信号は、辞書
とは別の閾値で２値化され、辞書パターンとの重なり度
合から類似度が計算され、最大の類似度をもつ単語が認
識結果として出力される。しかし、この方式では、単語
先頭の子音を区別しにくいという欠点を有し、例えば「
全角（ゼンカク）」と「半角（ハンカク）」、「改頁」
と「前頁」、「復改」と「再開」、「更新」と「受信」
、「開始」と「停止」のように後半が同じ単語の識別が
難しい。

１−一枚 本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、
特に、未知パターンの先頭から一定の部分をとり出し、
この部分と標準パターンの一部を照合して類似性の大き
い標準パターンを予備選択し、この予備選択された各標
準パターンの全体と未知パターンの全体とを照合するよ
うにし、もって、認識率の向上を図るとともに、演算時
間の短縮を図ることを目的としてなされたものである。

眉−一部 本発明の構成について、以下、一実施例に基づいて説明
する。

第２図は１本発明による音声パターン照合方式の一実施
例を説明するための構成図で、図中、１０は本発明によ
って付加された単語頭類似度計算部で、その他１乃至７
は第１図と同じである。本発明においては、最初に、標
準パターンの一部と入カバターンの一部例えば単語先頭
の数フレームについて、単語頭類似度計算部１０にて類
似性をめる。つまり、単語頭類似度計算部１０において
、標準パターンの先頭部と入カバターンの先頭部との類
似度計算を行い、そのうちの類似度の大きいものから数
単語を予備選択する。従って、この予備選択の段階で、
入カバターンと大きく異なる標準パターンはスポイルさ
れ、最終的に、入力音声に対する誤認識が小さくなる。

特に、前述のごとき単語例つまり前半部が異なり後半分
が同一のパターンを持つと思われる単語の組み合わせに
対して、誤認識を押える効果があり、また、予備選択後
、対象となる単語のみで認識を行なうため、予備選択で
単語をしぼることができ、従って、演算時間を短縮する
ことも可能である。

紘−一部 以上の説明から明らかなように、本発明によると、前半
が異なり、後半がほぼ同一である単語間の誤認識を防い
で、認識率を向上させ、更には。

演算時間を短縮することのできる音声パターン照合装置
を提供することができる。

４、図面の簡単な説明　゛ 第１図は、従来の音声パターン照合方式の一例を説明す
るための電気的ブロック線図、第２図は、本発明による
音声パターン照合方式の一実施例を説明するための電気
的ブロック線図である。

１・・・マイク、２・・・周波数分析部、３・・・音声
区間検出部、４・・・２値化部、５・・・類似度計算部
、６・・・辞書部、７・・・結果表示部、１０・・・単
語頭類似度計算部。

第　１　図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 音声信号を時間と周波数の２次元パターンとして取扱う
   音声認識方式において、未知パターンの先頭から一定の
   部分をとり出し、該部分を標準パターンの一部と照合し
   て類似性の大きな標準パターンを選択し、その後、前記
   選択されたパターンの全体と未知パターン全体を照合す
   ることを特徴とする音声パターン照合方式。