JPS60232323A - サンプル輸送装置 - Google Patents
サンプル輸送装置Info
- Publication number
- JPS60232323A JPS60232323A JP8537284A JP8537284A JPS60232323A JP S60232323 A JPS60232323 A JP S60232323A JP 8537284 A JP8537284 A JP 8537284A JP 8537284 A JP8537284 A JP 8537284A JP S60232323 A JPS60232323 A JP S60232323A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- capsule
- thermally insulating
- sample
- pressurized air
- transport device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G51/00—Conveying articles through pipes or tubes by fluid flow or pressure; Conveying articles over a flat surface, e.g. the base of a trough, by jets located in the surface
- B65G51/04—Conveying the articles in carriers having a cross-section approximating that of the pipe or tube; Tube mail systems
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、サンプル輸送装置、さらに詳細には管路に挿
入されたカプセルを加圧空気により輸送するサンプル輸
送装置に関する。
入されたカプセルを加圧空気により輸送するサンプル輸
送装置に関する。
(従来技術)
廃液処理装置内の廃液、河川水、海水、湖沼水、病院内
における患者等の血液、尿さらにまた微生物を培養する
培養液等を採取し、この採取試料即ちサンプルの濃度、
pH1成分等を分析することが従来から各分野において
行われていることは周知の通りである。しかしながら、
通常試料採取箇所と分析装置とは距離的に離れており採
取したサンプルを一旦カプセル内に注入し、このカプセ
ルを分析装置まで移送して、この後カプセルからサンプ
ルを取り出して各種分析を行なっていた。しかしながら
このような手段を用いると、カプセルの輸送に手間がか
かったり、輸送に時間がかかるという問題があった。す
なわち、成分の組成が変化することを常に心配しなけれ
ばならなかった。しかしながら、試料採取箇所から分析
装置との間の距離が短かければ、両者をパイプで連結し
、このパイプによりサンプルを移送せしめることも可能
である。しかし、両者の距離が長くなると時間的にずら
しても勺ンプル液がパイプ内で混合あるいはパイプ壁面
に付着することにより互いに混合してしまうため、試料
の正確な分析を行なうことができない。
における患者等の血液、尿さらにまた微生物を培養する
培養液等を採取し、この採取試料即ちサンプルの濃度、
pH1成分等を分析することが従来から各分野において
行われていることは周知の通りである。しかしながら、
通常試料採取箇所と分析装置とは距離的に離れており採
取したサンプルを一旦カプセル内に注入し、このカプセ
ルを分析装置まで移送して、この後カプセルからサンプ
ルを取り出して各種分析を行なっていた。しかしながら
このような手段を用いると、カプセルの輸送に手間がか
かったり、輸送に時間がかかるという問題があった。す
なわち、成分の組成が変化することを常に心配しなけれ
ばならなかった。しかしながら、試料採取箇所から分析
装置との間の距離が短かければ、両者をパイプで連結し
、このパイプによりサンプルを移送せしめることも可能
である。しかし、両者の距離が長くなると時間的にずら
しても勺ンプル液がパイプ内で混合あるいはパイプ壁面
に付着することにより互いに混合してしまうため、試料
の正確な分析を行なうことができない。
(発明の目的)
本発明の目的は、分析試料の採取箇所から分析装置の設
置箇所まで、サンプルを迅速かつ採取時のサンプルをそ
のまま内容を変化させることなく、運輸するサンプル輸
送装置を提供することにある。
置箇所まで、サンプルを迅速かつ採取時のサンプルをそ
のまま内容を変化させることなく、運輸するサンプル輸
送装置を提供することにある。
(発明の構成)
本発明の第一のサンプル輸送装置は、
加圧空気源、
この加圧空気源からの加圧空気を通ず管路及びこの管路
に挿入される熱絶縁カプセルを備えたことを特徴とする
。
に挿入される熱絶縁カプセルを備えたことを特徴とする
。
また、本発明の第二のサンプル輸送装置は、開口を有す
る管状の幹路、 一側の中心から他側の周辺の一点に延びる管路を有し、
中心軸の回りを回転する回転ディストリビュータ、 複数の目的地あるいは発送地へ延び、円周上に配置され
た開口を有する管状の枝路、 前記幹路と前記枝路とに加圧空気を送る加圧空気源、お
よび 前記幹路と前記枝路とに挿入される熱絶縁カプセルを備
え、 前記幹路の開口と前記回転ディストリビュータの中心と
を一致させ、円周上に配置した前記枝路の開口と前記回
転ディストリビュータの他側の周辺の一点とを一致させ
て前記回転ディストリビュータを配置したことを特徴と
する。
る管状の幹路、 一側の中心から他側の周辺の一点に延びる管路を有し、
中心軸の回りを回転する回転ディストリビュータ、 複数の目的地あるいは発送地へ延び、円周上に配置され
た開口を有する管状の枝路、 前記幹路と前記枝路とに加圧空気を送る加圧空気源、お
よび 前記幹路と前記枝路とに挿入される熱絶縁カプセルを備
え、 前記幹路の開口と前記回転ディストリビュータの中心と
を一致させ、円周上に配置した前記枝路の開口と前記回
転ディストリビュータの他側の周辺の一点とを一致させ
て前記回転ディストリビュータを配置したことを特徴と
する。
(発明の効果)
本発明によると、サンプルが注入されたカプセルを加圧
空気手段により移送するようにしたので、液体サンプル
の混合、汚染等を生しることなく、試料採取箇所から分
析装置の配置箇所までサンプルを迅速かつ人手を介すこ
となく容易に輸送することができる。
空気手段により移送するようにしたので、液体サンプル
の混合、汚染等を生しることなく、試料採取箇所から分
析装置の配置箇所までサンプルを迅速かつ人手を介すこ
となく容易に輸送することができる。
分析に使用するための試量は極めて小量、例えば100
μp以下でよく、こ、のため管路を移送するカプセルも
比較的熱容量の小さな小型のものが使用されるが、本発
明においては、カプセルが熱絶縁性であるので、カプセ
ルが移動して管路の内壁と摺動した際に発する摩擦熱が
カプセル内部に伝達しないので、カプセル内に収容され
たサンプルの温度を上昇することがないので、安定した
状態で試料の輸送を行なうことができる。
μp以下でよく、こ、のため管路を移送するカプセルも
比較的熱容量の小さな小型のものが使用されるが、本発
明においては、カプセルが熱絶縁性であるので、カプセ
ルが移動して管路の内壁と摺動した際に発する摩擦熱が
カプセル内部に伝達しないので、カプセル内に収容され
たサンプルの温度を上昇することがないので、安定した
状態で試料の輸送を行なうことができる。
さらに、回転ディストリビュータを用いた場合には複数
の発信地から複数の目的地へカプセルを移送することが
できるので、異なった箇所から採取されたサンプルを複
数の分析装置のうちの一つの分析装置に移送することが
、容易にかつ自動的に行なうことができる。
の発信地から複数の目的地へカプセルを移送することが
できるので、異なった箇所から採取されたサンプルを複
数の分析装置のうちの一つの分析装置に移送することが
、容易にかつ自動的に行なうことができる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明する。
第1図は、本発明のサンプル輸送装置の一実施例を示す
概略図である。
概略図である。
このサンプル輸送装置は試料採取場所等の発送地から分
析装置等が設置された目的地まで延びる例えばステンレ
ススチールから形成される管路1を備えるが、この管路
1の発送地に位置する端部には、輸送を行なうカプセル
を挿入するための挿入開口2、この管路1の目的地に位
置する端部には輸送されたカプセルの取出しを行なうた
めの取出開口3が設けられている。管路1の発送地側の
端部に加圧空気を送る加圧空気源4が設けられており、
挿入開口2はこの加圧空気源4から圧入された加圧空気
がもれることがなく、管路1を気密にするシャッター5
が設けられている。輸送されるカプセル6は、第2図に
詳細に示されるように、紡錘状の先端を有する中空のカ
プセル本体61を有し、このカプセル本体61の先端に
はゴム栓62が設けられており、採取したサンプルを外
部から注射器により、カプセル内部を密封状態にしたま
までカプセル内部に注入できるようにされている。カプ
セル本体61の周囲には管路1の内壁と接触する接触面
積を縮小するための周囲帯63が設けられており、カプ
セル6が管路1内を移送した際に発する熱量が小さくな
るようにされている。カプセル6の全体の大きさは、直
径が約1 cm長さ約2c+n程度の小さな容器であり
、従って内蔵されるサンプルの量もごく小量であるので
、わずかな熱量が与えられただけで、サンプルの温度が
上昇する可能性があり、このサンプル温度の上昇を防止
するためカプセル本体61は例えばポリプロピレン、塩
化ビニール等高分子材料あるいはこれらを発泡した熱絶
縁性材料がら形成されている。
析装置等が設置された目的地まで延びる例えばステンレ
ススチールから形成される管路1を備えるが、この管路
1の発送地に位置する端部には、輸送を行なうカプセル
を挿入するための挿入開口2、この管路1の目的地に位
置する端部には輸送されたカプセルの取出しを行なうた
めの取出開口3が設けられている。管路1の発送地側の
端部に加圧空気を送る加圧空気源4が設けられており、
挿入開口2はこの加圧空気源4から圧入された加圧空気
がもれることがなく、管路1を気密にするシャッター5
が設けられている。輸送されるカプセル6は、第2図に
詳細に示されるように、紡錘状の先端を有する中空のカ
プセル本体61を有し、このカプセル本体61の先端に
はゴム栓62が設けられており、採取したサンプルを外
部から注射器により、カプセル内部を密封状態にしたま
までカプセル内部に注入できるようにされている。カプ
セル本体61の周囲には管路1の内壁と接触する接触面
積を縮小するための周囲帯63が設けられており、カプ
セル6が管路1内を移送した際に発する熱量が小さくな
るようにされている。カプセル6の全体の大きさは、直
径が約1 cm長さ約2c+n程度の小さな容器であり
、従って内蔵されるサンプルの量もごく小量であるので
、わずかな熱量が与えられただけで、サンプルの温度が
上昇する可能性があり、このサンプル温度の上昇を防止
するためカプセル本体61は例えばポリプロピレン、塩
化ビニール等高分子材料あるいはこれらを発泡した熱絶
縁性材料がら形成されている。
なお、カプセル本体61内部のサンプル液と接触する部
分はサンプル液と反応しない物質で形成されている必要
がある。周囲帯63も熱絶縁性材料から形成されるのが
好ましいが、カプセル6の移動の際に発する熱量そのも
のが小さくなるように、周囲帯63の少なくとも表層が
、管路1の内壁に対して摩擦係数が小さい物質例えば、
ポリテトラフルオルエチレンから形成されていることが
好ましい。さらに、周囲帯63の少なくとも表層が硬質
であると周囲帯63の摩耗が防止されるので、より好ま
しい。
分はサンプル液と反応しない物質で形成されている必要
がある。周囲帯63も熱絶縁性材料から形成されるのが
好ましいが、カプセル6の移動の際に発する熱量そのも
のが小さくなるように、周囲帯63の少なくとも表層が
、管路1の内壁に対して摩擦係数が小さい物質例えば、
ポリテトラフルオルエチレンから形成されていることが
好ましい。さらに、周囲帯63の少なくとも表層が硬質
であると周囲帯63の摩耗が防止されるので、より好ま
しい。
この第2図に示されたカプセルを第1図に示された輸送
装置による輸送を説明する。
装置による輸送を説明する。
まず、第2図に示されたカプセル11に、採取された試
料を、注射器等により注入する。この試料が注入された
カプセル6を管路1の発送地に位置する挿入開口2へ挿
入し、次に挿入開口2に設けられたシャッター5を閉鎖
する。シャッター5を閉鎖すると管路1内が気密に保た
れるので加圧空気源4によって発せられた加圧空気によ
りカプセル6の一端が押圧されることにより、カプセル
6が管路1内中を目的地に向って進行する。管路1の目
的地側の端部に達すると、管路1の端部l′に設けられ
た金網にカプセル6の先端が当接して、カプセル6は停
止する。カプセル6が管路1の目的地側の端部1′で停
止すると、カプセル6は取出開口3から下方へ落下して
、受皿7に受けとられ、さらに第3図に示されるように
、この受皿7に受けとられたカプセル6が、ペレット8
上に配置された後、カプセル6内のサンプルが取り出さ
れ、サンプルの分析が行われる。
料を、注射器等により注入する。この試料が注入された
カプセル6を管路1の発送地に位置する挿入開口2へ挿
入し、次に挿入開口2に設けられたシャッター5を閉鎖
する。シャッター5を閉鎖すると管路1内が気密に保た
れるので加圧空気源4によって発せられた加圧空気によ
りカプセル6の一端が押圧されることにより、カプセル
6が管路1内中を目的地に向って進行する。管路1の目
的地側の端部に達すると、管路1の端部l′に設けられ
た金網にカプセル6の先端が当接して、カプセル6は停
止する。カプセル6が管路1の目的地側の端部1′で停
止すると、カプセル6は取出開口3から下方へ落下して
、受皿7に受けとられ、さらに第3図に示されるように
、この受皿7に受けとられたカプセル6が、ペレット8
上に配置された後、カプセル6内のサンプルが取り出さ
れ、サンプルの分析が行われる。
なお、カプセル6としては、第4図に示されるように、
ゴム栓62をカプセル6の低部に設けたものでもよく、
加圧空気源4も発送地側の管路1の端部に設けるのでは
なく、管路1の中間部に第5図に示されるように、発送
地側へ傾斜する加圧空気路4′を設け、この加圧空気路
4′を介して加圧空気源4から管路1内へ加圧空気を送
るようにしてもよい。加圧空気路4′よりも上流の管路
lにおいても、圧力が低下するので、カプセル6は目的
地方向へ移動する。このような加圧空気手段を、管路1
の複数箇所に設ければ、管路lが長く延ばされている場
合においても、カプセル6をスムースに送ることができ
る。さらに、目的地において、カプセル6牽回収する手
段も、第5図に示されるように、管路1の目的地側の端
部を拡大し、この端部の内側に弾性材料からなる片体1
″を設け、カプセル6が減速されて外部で回収しうるよ
うにしてもよい。
ゴム栓62をカプセル6の低部に設けたものでもよく、
加圧空気源4も発送地側の管路1の端部に設けるのでは
なく、管路1の中間部に第5図に示されるように、発送
地側へ傾斜する加圧空気路4′を設け、この加圧空気路
4′を介して加圧空気源4から管路1内へ加圧空気を送
るようにしてもよい。加圧空気路4′よりも上流の管路
lにおいても、圧力が低下するので、カプセル6は目的
地方向へ移動する。このような加圧空気手段を、管路1
の複数箇所に設ければ、管路lが長く延ばされている場
合においても、カプセル6をスムースに送ることができ
る。さらに、目的地において、カプセル6牽回収する手
段も、第5図に示されるように、管路1の目的地側の端
部を拡大し、この端部の内側に弾性材料からなる片体1
″を設け、カプセル6が減速されて外部で回収しうるよ
うにしてもよい。
第6図は、回転ディストリビュータを使用する本発明の
サンプル輸送装置の概略図である。
サンプル輸送装置の概略図である。
回転ディストリビュータ9の一方の側には分析装置が配
置される目的地に延びる管状の幹路10が、他方の側に
は発送地へ延びる複数の管状の枝路11a、Ilb、l
IC1lldが配置されている。回転ディストリビュー
タ9は第7Aおよび第7B図に示されるように、一方の
端部の中心12から他方の端部の周辺の一点13へ延び
る管路14を有しており、この回転ディストリビュータ
9の中心12の開口に一致するように管状の幹路10の
15が配置されている。また、複数の枝路11a、ll
b、llc、lidの開口16a、16b、16c、1
6dは、回転ティストリヒュータ9が回転した際に、こ
の回転ディストリビュータ9の周辺の一点13の開口に
一致しうるように配置されている。各枝路11a、ll
b、11C1Ildの端部からは枝路11aに対して示
されるような加圧空気源16が配されており、これによ
り上述したカプセルが加圧空気により枝路11a、・・
・、14dおよび幹路10の内部を移送するようにされ
ている。枝路11aのカプセル挿入開口17からカプセ
ル18が挿入される場合は、枝路11aの開口16aと
回転ディストリビュータ9の開口13とが一致するよう
に回転ディストリビュータ9が回転され、枝路11aと
幹路10とが連通状態とされる。カプセル18が、挿入
開口17から挿入されると、加圧空気によりカプセル1
8は、発送地から目的地まで輸送され、この後カプセル
18は上述のようにして取り出されて、カブ上方用8内
のサンプルの分析が行われる。回転ディストリビュータ
9の回転を、例えば、カプセル挿入開口17にカプセル
の挿入を検知するセンサを設けておき、このセンサによ
りカプセルの挿入が検知されるのに応じて、自動的に行
われるようにすると、異なった場所から採取されたサン
プルを自動的に分析装置まで、迅速に人手を介さずに輸
送することができる。上述の実施例は、複数の発送地に
延びる枝路と単一の目的地に延びる幹路とからなるもの
であったが、複数の目的地に延びる枝路と単一の発送地
に延びる幹路とを回転ディストリビュータを介して配置
した構成をとることもでき、この場合発送地側あるいは
発信地側から回転ディストリビュータの回転を制御する
ことにより、カプセルを複数の目的地のうち所望の箇所
へ自動的に人手を介すことなく迅速に送ることができる
。さらに、2つの回転ディストリビュータを一つの幹路
で連結し、複数の発送地から所望の目的地へカプセルを
輸送する構成をとることもでき、この場合も、2つの回
転ディストリビュータの回転を発送地側あるいは発信地
側から制御することにより、異なった試料採取箇所から
異なる所望の分析装置までカプセルを自動的に人手を介
すことなく迅速に送ることができ好ましい。
置される目的地に延びる管状の幹路10が、他方の側に
は発送地へ延びる複数の管状の枝路11a、Ilb、l
IC1lldが配置されている。回転ディストリビュー
タ9は第7Aおよび第7B図に示されるように、一方の
端部の中心12から他方の端部の周辺の一点13へ延び
る管路14を有しており、この回転ディストリビュータ
9の中心12の開口に一致するように管状の幹路10の
15が配置されている。また、複数の枝路11a、ll
b、llc、lidの開口16a、16b、16c、1
6dは、回転ティストリヒュータ9が回転した際に、こ
の回転ディストリビュータ9の周辺の一点13の開口に
一致しうるように配置されている。各枝路11a、ll
b、11C1Ildの端部からは枝路11aに対して示
されるような加圧空気源16が配されており、これによ
り上述したカプセルが加圧空気により枝路11a、・・
・、14dおよび幹路10の内部を移送するようにされ
ている。枝路11aのカプセル挿入開口17からカプセ
ル18が挿入される場合は、枝路11aの開口16aと
回転ディストリビュータ9の開口13とが一致するよう
に回転ディストリビュータ9が回転され、枝路11aと
幹路10とが連通状態とされる。カプセル18が、挿入
開口17から挿入されると、加圧空気によりカプセル1
8は、発送地から目的地まで輸送され、この後カプセル
18は上述のようにして取り出されて、カブ上方用8内
のサンプルの分析が行われる。回転ディストリビュータ
9の回転を、例えば、カプセル挿入開口17にカプセル
の挿入を検知するセンサを設けておき、このセンサによ
りカプセルの挿入が検知されるのに応じて、自動的に行
われるようにすると、異なった場所から採取されたサン
プルを自動的に分析装置まで、迅速に人手を介さずに輸
送することができる。上述の実施例は、複数の発送地に
延びる枝路と単一の目的地に延びる幹路とからなるもの
であったが、複数の目的地に延びる枝路と単一の発送地
に延びる幹路とを回転ディストリビュータを介して配置
した構成をとることもでき、この場合発送地側あるいは
発信地側から回転ディストリビュータの回転を制御する
ことにより、カプセルを複数の目的地のうち所望の箇所
へ自動的に人手を介すことなく迅速に送ることができる
。さらに、2つの回転ディストリビュータを一つの幹路
で連結し、複数の発送地から所望の目的地へカプセルを
輸送する構成をとることもでき、この場合も、2つの回
転ディストリビュータの回転を発送地側あるいは発信地
側から制御することにより、異なった試料採取箇所から
異なる所望の分析装置までカプセルを自動的に人手を介
すことなく迅速に送ることができ好ましい。
また、カプセルに磁気記録体を張付し、カプセルが、発
送地即ち試料採取箇所に位置する際に、自動的にあるい
は操作者の指令によって、磁気記録体に試料番号やその
他の重要な情報や測定機器を記録し、この情報を管路に
設けられた磁気記録情報読取装置によって読み取ること
によって回転ディストリビュータを回転させ所望の目的
地にまで輸送するようにすることもできる。磁気記録体
の代わりにカプセルを識別しうるハーコードラヘルをカ
プセルに張付することによっても同様のことを行なうこ
とができる。
送地即ち試料採取箇所に位置する際に、自動的にあるい
は操作者の指令によって、磁気記録体に試料番号やその
他の重要な情報や測定機器を記録し、この情報を管路に
設けられた磁気記録情報読取装置によって読み取ること
によって回転ディストリビュータを回転させ所望の目的
地にまで輸送するようにすることもできる。磁気記録体
の代わりにカプセルを識別しうるハーコードラヘルをカ
プセルに張付することによっても同様のことを行なうこ
とができる。
第1図は本発明のサンプル輸送装置の一実施例を示す概
略図、 第2図は本発明で使用されるカプセルの概略断面図、 第3図はカプセルの取出しを説明する図、第4図はカプ
セルの別の実施例を示す概略断面図、 第5図はサンプル輸送装置の別の実施例を示す概略図、 第6図は回転ディストリビュータを使用する際のサンプ
ル輸送装置の一実施例を示す概略図、第7A図および第
7B図はそれぞれ回転ディストリビュータの側面図およ
び正面図である。 1・・・管路、 2・・・挿入開口、3・・・取出開口
、4.16・・・加圧空気源、 5・・・シャッター、
6.18・・・カプセル、 61・・・カプセル本体、
62・・・ゴム栓、63・・・周囲帯、 7・・・受皿
、9・・・回転ディストリビュータ、8・・・ペレット
、io・・・幹路、lla、]、 i b、llc、l
id・・・枝路
略図、 第2図は本発明で使用されるカプセルの概略断面図、 第3図はカプセルの取出しを説明する図、第4図はカプ
セルの別の実施例を示す概略断面図、 第5図はサンプル輸送装置の別の実施例を示す概略図、 第6図は回転ディストリビュータを使用する際のサンプ
ル輸送装置の一実施例を示す概略図、第7A図および第
7B図はそれぞれ回転ディストリビュータの側面図およ
び正面図である。 1・・・管路、 2・・・挿入開口、3・・・取出開口
、4.16・・・加圧空気源、 5・・・シャッター、
6.18・・・カプセル、 61・・・カプセル本体、
62・・・ゴム栓、63・・・周囲帯、 7・・・受皿
、9・・・回転ディストリビュータ、8・・・ペレット
、io・・・幹路、lla、]、 i b、llc、l
id・・・枝路
Claims (8)
- (1)加圧空気源、 この加圧空気源からの加圧空気を通す管路及びこの管路
に挿入される熱絶縁カプセルを備えたことを特徴とする
サンプル輸送装置。 - (2)前記熱絶縁カプセルが熱絶縁材料の容器であるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のサンプル輸
送装置。 - (3)前記熱絶縁カプセルが周囲帯を有する熱絶縁材料
の容器であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載のサンプル輸送装置。 - (4)前記周囲帯の少なくとも表層が前記管路の内壁に
対して摩擦係数の小さい物質から形成されていることを
特徴とする特許請求の範囲第3項記載のサンプル輸送装
置。 - (5)開口を有する管状の幹路、 一例の中心から他側の周辺の一点に延びる管路を有し、
中心軸の回りを回転する回転ディストリビュータ、 複数の目的地あるいは発送地へ延び、円周上に配置され
た開口を有する管状の枝路、 前記幹路と前記枝路とに加圧空気を送る加圧空気源、お
よび 前記幹路と前記枝路とに挿入される熱絶縁カプセルを備
え、 前記幹路の開口と前記回転ディストリビュータの中心と
を一致させ、円周上に配置した前記枝路の開口と前記回
転ディストリビュータの他側の周辺の一点とを一致させ
て前記回転ディストリビュータを配置したことを特徴と
するサンプル輸送装置。 - (6)前記熱絶縁カプセルが熱絶縁材料の容器であるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第5項記載のサンプル輸
送装置。 - (7)前記熱絶縁カプセルが周囲帯を有する熱絶縁材料
の容器であることを特徴とする特許請求の範囲第5項記
載のサンプル輸送装置。 - (8)前記周囲帯の少なくとも表層が前記管路の内壁に
対して摩擦係数の小さい物質から形成されていることを
特徴とする特許請求の範囲第7項記載のサンプル輸送装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8537284A JPS60232323A (ja) | 1984-04-27 | 1984-04-27 | サンプル輸送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8537284A JPS60232323A (ja) | 1984-04-27 | 1984-04-27 | サンプル輸送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60232323A true JPS60232323A (ja) | 1985-11-19 |
Family
ID=13856884
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8537284A Pending JPS60232323A (ja) | 1984-04-27 | 1984-04-27 | サンプル輸送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60232323A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0620349U (ja) * | 1992-04-20 | 1994-03-15 | 東洋プラント工業株式会社 | 空気輸送装置の切換弁 |
EP3414195A1 (de) * | 2016-02-08 | 2018-12-19 | Nolato Treff AG Degersheim | Vial, verfahren zum transport von vials und verwendung eines vials |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5621741B2 (ja) * | 1978-08-04 | 1981-05-21 | ||
JPS5734188U (ja) * | 1980-08-05 | 1982-02-23 |
-
1984
- 1984-04-27 JP JP8537284A patent/JPS60232323A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5621741B2 (ja) * | 1978-08-04 | 1981-05-21 | ||
JPS5734188U (ja) * | 1980-08-05 | 1982-02-23 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0620349U (ja) * | 1992-04-20 | 1994-03-15 | 東洋プラント工業株式会社 | 空気輸送装置の切換弁 |
EP3414195A1 (de) * | 2016-02-08 | 2018-12-19 | Nolato Treff AG Degersheim | Vial, verfahren zum transport von vials und verwendung eines vials |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7393694B1 (en) | Chemical and biological sampling device and kit and method of use thereof | |
US11536718B2 (en) | Magnetic particle washing station | |
CN105562132B (zh) | 一种提取及检测生物样本的装置 | |
US20220176379A1 (en) | Container for selective transfer of samples of biological material | |
US3579303A (en) | System for handling specimens and other substances in medicine and physical sciences | |
CN102621295B (zh) | 用于检测样本的装置和使用该装置的方法 | |
US4308347A (en) | Device for detecting microorganisms | |
US20100012598A1 (en) | Device and Method for Separating Components of a Fluid Sample | |
JPS60256058A (ja) | 特異結合アツセイ用自給式装置 | |
CA2125526A1 (en) | Transport system for fluid analysis instrument | |
JPS57184968A (en) | Appliance for sampling and transporting medical specimen | |
JP3080407B2 (ja) | ファージに基づく抗生物質感受性試験のためのデバイスと方法 | |
GT200000033A (es) | Banda de analisis con celda de fluido y metodo para analizar una muestra. | |
JPS5932732B2 (ja) | 血球沈降速度測定装置 | |
JPS5871462A (ja) | ビペツトサンブラおよびこれを含む装置 | |
CN107782575B (zh) | 一种收集和检测样本中被分析物质的系统及其方法 | |
CN101978273A (zh) | 用于处理临床标本的样品制备系统 | |
CN108027202A (zh) | 干燥化学品容器 | |
JPS60232323A (ja) | サンプル輸送装置 | |
EP0669855A4 (en) | DEVICE FOR COLLECTING AND PROCESSING BIOLOGICAL SAMPLES. | |
US20020139743A1 (en) | Biological filtration station | |
EP0420450B1 (en) | Collection and transportation device for microorganisms | |
Barcelona | Overview of the sampling process | |
CN207949826U (zh) | 一种唾液收集保藏器 | |
US3001403A (en) | Liquid sampler |