JPS60226429A - 塗模付ガラス製品の製法 - Google Patents

塗模付ガラス製品の製法

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Publication number
JPS60226429A
JPS60226429A JP8448384A JP8448384A JPS60226429A JP S60226429 A JPS60226429 A JP S60226429A JP 8448384 A JP8448384 A JP 8448384A JP 8448384 A JP8448384 A JP 8448384A JP S60226429 A JPS60226429 A JP S60226429A
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JP
Japan
Prior art keywords
glass
paint
coating film
glass article
raw
Prior art date
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Pending
Application number
JP8448384A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Kuramitsu
修 倉光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Publication of JPS60226429A publication Critical patent/JPS60226429A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、生地表面がガラス被膜(塗膜)で被膜され
ている照明用ガラスグローブのような塗膜付ガラス製品
の製法に関するものである。
〔背景技術〕
一般に、ガラスグローブ本体やガラスびん本体にガラス
被膜を形成する場合は、有機形塗料、水系塗料を用いて
行われているが、それぞれつぎのような問題を有してい
る。
(11有機系塗料を使用する場合 低融点ガラス粉末をテレピン油、スクリーンオイル等の
有機溶剤に分散させて塗料化し、スプレー、ディッピン
グ、スクリーン印刷によって塗布し焼付けることが行わ
れる。しかしながら、このようにする場合は、有機溶剤
を用いるため、公害、作業環境の悪化等の問題が生じる
(2)水系塗料を使用する場合 低融点ガラス粉末を水に分散させて塗料化し、これをガ
ラスグローブ本体等に塗布し焼付けることが行われる。
この場合、低融点ガラス粉末の分散状態を向上させる等
のために、水系塗料にメチルセルロース、ポリビニルア
ルコール等の有機物が増粘剤として配合され、この有機
物が上記焼付けの際燃え残り、それによって生成ガラス
被膜が黒化することが起こる。黒化しないまでも、残存
有機分によって生成ガラス質被膜の品質(外観、耐熱水
性等)の低下が起こる。
また上記有機系塗料および水系塗料で用いる低融点ガラ
ス粉末は塗装後焼付けが必要であるので焼付は時に生地
ガラス(ガラス成形品)が変形しては困るので、低融点
ガラス粉末の軟化温度は生地ガラスの軟化温度よりも5
0℃低くすなわち550℃程度にしなければならないと
いう不便がある。
さらに、上記有機系塗料および水系塗料を用いる場合の
別の共通の問題として、塗料製造時にガラス粉末と溶媒
とをポ・ントミルに入れて長時間混合する必要があり、
また、塗装の際にガラスグローブ本体等の生地ガラスの
脱脂工程が必要となる。そのうえ、塗装時には、ガラス
グローブ本体を成形したのち徐冷してから塗料を塗布し
、ついで焼付けるという工程が必要であるため、徐冷炉
と焼付炉という2個の高温炉を経させなければならず、
工程が長くなるという問題もある。
〔発明の目的〕
この発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、
上記従来の諸問題を有しない塗膜付ガラス製品の製法を
提供することを目的とする。
〔発明の開示〕
上記目的を達成するため、この発明は、成形直後の高温
のガラス成形品に対してガラス塗料を溶射により塗装し
焼付けることをその要旨とするものである。
すなわち、この発明は、成形直後の熱い状態の成形品に
直接ガラス塗料を溶射により焼付けるため、従来のよう
な塗料製造の手間、生地ガラスの脱脂の手間が省け、し
かも、有機溶剤に起因する公害や増粘剤の燃え残りに起
因するガラス被膜の品質低下環の問題を生じないのであ
る。
成形直後の高温のガラス成形品(成形方法は何ら限定す
るものではない)は、生地ガラスの温度が300〜70
0℃であることが好ましい。通常、成形直後のガラス成
形品の生地ガラスの温度は700″C以下であり、放置
によって温度が300“C未満になると生地ガラスの割
れにつながるようになるからである。
上記のガラス成形品に塗装するガラス塗料は、必要に応
じて顔料が配合されているものが用いられる。この場合
、ガラス塗料は、その熱膨張率α1が生地ガラスの熱膨
張率をα2とすると、α2+ 1.0 x 10’ 7
℃以下であることが好ましい。
すなわち、低融点ガラス粉末の熱膨張率が生地ガラスの
それよりも+1.0xlO’/”cを超えて大きくなる
と、塗装焼付は後のガラス製品の生地ガラスまたは生成
ガラス被膜に割れやクラックを生じやすくなる。したが
って、低融点ガラス粉末の熱膨張率が生地ガラスのそれ
の+1.0X10−6/°C以下であることが好ましい
また、一般に有機系、無機系塗料による塗膜付ガラス製
品を製造する際、低融点ガラス塗料を焼付けしなければ
ならないが、その際、生地ガラスの変形を防ぐために低
融点ガラスの軟化温度を生地ガラスの軟化温度よりも5
0′C低くすると熱膨張率が高くなったり、耐薬品性が
悪(なったりする。そこで、ガラス塗料を溶融状態で塗
装出来る溶射を用いれば、軟化温度は何ら限定しなくて
も、極端に言えば、生地ガラスの軟化温度より高い軟化
温度のガラス塗料であっても塗装可能となるのである。
ガラス塗料の焼付は方法は、何ら限定するものではなく
、一般に行われている方法で行えばよい。この焼付けの
際、焼付けと徐冷を同時に行うようにすることにより、
工程の一層の合理化を実現しうるようになる。
なお、低融点ガラス粉末を溶媒に分散した塗料を、成形
直後の熱い状態のガラス成形品に塗装すると、溶媒の蒸
発によって爆発が起きたり、溶媒の蒸発潜熱のためにガ
ラス成形品の生地ガラスの温度が急激に低下し生地ガラ
スに割れが生じたりする。その点、溶射による塗装を行
うこの発明の方法によれば、溶媒を使用しないため、ガ
ス爆発や蒸発潜熱に起因する生地ガラスの割れが生じな
いのである。
つぎに、実施例について説明する。
(実施例1〜5) 素性によりガラスグローブ本体を成形し、この成形品(
品温は次表のとおり)の内面または外面に、次表に示す
物性の塗布ガラスを溶射により塗装した。このようにし
て得られたガラス被膜付ガラスグローブについて性能を
試験して次表に併せて示した。表より明らかなように、
得られたガラス被膜付ガラスグローブは、点灯試験の結
果が優れていて、ガラス被膜の品質(ツブ、クラック。
割れの状態良好)も優れているのである。
なお、下記の表の試験はつぎのようにして行った。
■1点灯試験 塗装、焼付は後のガラスグローブの底に2艶水を入れ、
60Wの白熱電球を110■で点灯し、5日後にガラス
被膜の状態を観察する。
2、 ツブ、クラック、割れ 塗装、焼付は後のガラスグローブの中に白熱電球を入れ
て目視で観察する。
(以下余白) 〔発明の効果〕 以上のように、この発明は、成形直後の高温のガラス成
形品に対してガラス塗料を溶射により焼付けるようにし
ているため、従来のような塗料製造の手間、生地ガラス
の脱脂の手間等が省け、生地ガラスより軟化温度の高い
ガラス塗料も塗装出来、しかも有機溶剤に起因する分書
等や増粘剤の燃え残りに起因するガラス被膜の品質低下
(外観、耐熱水性等の低下)を生じないのである。
代理人 弁理士 松 本 武 彦

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (11成形直後の高温のガラス成形品に対して、ガラス
    塗料を溶射により塗装し、焼付けることを特徴とする塗
    膜付ガラス製品の製法。 (2)ガラス塗料の熱膨張率α1が、生地ガラスの熱膨
    張率をα2とすると、α2 +1.0X10−6/℃よ
    りも小さいものである特許請求の範囲第1項記載の塗膜
    付ガラス製品の製法。 (3)成形直後の高温のガラス成形品が、生地ガラスの
    温度が300〜700℃のものである特許請求の範囲第
    1項または第2項記載の塗膜付ガラス製品の製法。 (4)焼付けと徐冷を同時に行う特許請求の範囲第1項
    ないし第3項のいずれかに記載の塗膜付ガラス製品の製
    法。
JP8448384A 1984-04-25 1984-04-25 塗模付ガラス製品の製法 Pending JPS60226429A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002509507A (ja) * 1998-02-13 2002-03-26 パーキン エルマー ボーデンゼーヴェルク ツヴァイクニーダーラッスング デア ベルトルト ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト 試料容器のラベリング方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002509507A (ja) * 1998-02-13 2002-03-26 パーキン エルマー ボーデンゼーヴェルク ツヴァイクニーダーラッスング デア ベルトルト ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト 試料容器のラベリング方法

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