JPS6022474B2 - フラツトケ−ブルコネクタ− - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は複数条の平行導体を保有するフレキシブルフラ
ットケーブルのコネクターに関し、実願昭５３−第１４
６８５２号の関連発明に係る。

近年フラットケ−ブルは、その導体並列ピッチが益々挟
小化される額向にあり、これに伴ないその圧入接続を目
的とするコネクターの圧入端子の高密度化、微細化を招
き、高精度の圧入接続が要求されるに到っている。上記
先厭考案は圧入端子個々の姿勢矯正と整列を図りつつ、
フラットケーブル導体個々への圧入を案内する整列ブロ
ックを備えさせて、圧入接続の確実化を図らんとするも
のである。

本発明は更に上記圧入端子の微細化、高密度化に対処す
べく改善されたもので、フラットケーブルコネクターの
圧入接続を更に信頼性の高いものにし、併せて圧入接続
作業性の簡便化を達成せんとするものである。

図面は上記目的を蓬成すべく具体化されたフラットケー
ブルコネクターの一実施例を示す。

図に示すように本フラットケーブルコネクターは絶縁基
体１に多数の圧入端子５を楯立して成る端子保持ブロッ
クＢと、フラットケーブル４に圧入させる目的のカバー
ロックＡとから成る。第１図は圧入端子槽込孔６の列を
二列保有する基体１が例示されており、圧入端子５はそ
の一部を省略して図示している。上誌カバーフロックＡ
は絶縁材から成る第１プレート２と、該第１プレートの
内面側にこれと互いに対面する如く配された第２プレー
ト３とから成る。

第１、第２プレート２，３は互いに対応し且つ圧入端子
５個々に対応する多数の庄入端子挿入孔７，８を有する
。第１プレート２両端と第２プレート３両端とは互いに
鞍め合い構造１０とされ「該股め合いにて両者を実質一
体に絹付け、上記端子挿入孔７，８の孔軸方向への移動
を不可とする。図面は第１プレート２の左右両端に第１
プレート内面下へ第２プレート３を受入れる左右一対の
規制壁９を設け、該規制壁９の内面で第２プレート３を
差し挟みつつ、雌雄鉄め合い構造１０とした場合を示す
。第１プレート２には規制壁９内面に上記隊め合い構造
１０を構成する凹所１１を、第２プレート３両端には同
突子１２が夫々形成され、両者の隊合いにて第２プレー
ト３を少なくとも孔軸方向へ移動不可に結合させ、該結
合にて雨プレート２，３の対向面間に定関口中のフラッ
トケーブル介装間隙１７を形成する。

図中１３及び亀４は上記凹所１１と突子１２の雌雄鉄合
にて孔軸方向への移動を阻止する上下ずれ止め壁、又１
５，１６は第２プレート３孔藤と直交する方向への移動
を阻止する前後ずれ止め壁である。

１９は端子保持ブロックＢとカバーブロックＡの結合位
置を出すため規制壁９の下端中央に設けられた縦方向の
ガイド溝、１８は該ガイド溝１９に舷まり込む基体１の
両端に設けられた縦方向の突起である。

プレート３とは実質一体に結合されて前記カバープレー
トＡが構成され、その対向面間にフラットケーブル４の
上下面をを密着挟持する上記ケーブル介装間隙１７が形
成される。第１、第２プレート２，３の上記隊め合い構
造１０は鉄脱自在とされ、これによってフラットケーブ
ル４を必要に応じ両プレート２，３間に挟み付け保持さ
せ、カバープレートＡと一体にして圧入接続に供するこ
とができるようにする。

上記鉄脱を簡便に行なわせるべく少なくとも第１プレー
ト２は榛み弾性を保有する厚さにし、第３図Ｂ図に示す
如く、該携み弾性にて上記鉄め合い構造部を外側に披か
せ「第２プレート３をその内面に自由に受け入れ〜これ
を復元させることによって上記隊め合いを得る構成とす
る。

実施例は第１プレート２の鉄合い構造部のみに榛み弾性
を保有させ、同様の作用を得る場合をも意図している。

図示の実施例は第１プレート２及び第２プレート３双方
に操み弾性を保有させ「ケーブル介菱間隙１７間にその
適度な孫み弾性にてケーブル亀を確個に位置決挟特でき
るようにしている。図示のように俊め合い構造部１０の
凹所１１を四角窓状にし、他方突子１２を該窓の内周壁
面に整合する［形又は口形とすれば、上記前後又は上下
の位置ずれ防止効果はより良好なものとなり、設計製作
も容易である。

突子１２と凹所１１の関係は逆の関係、即ち突子１２を
第１プレート２に、凹所１１を第２プレートに設けても
良い。

斯くして〜第１、第２プレート２，３を結合させること
によって〜そのケーブル介間隙１７にケーブル４をしっ
かりと保持させたカバーブロックＡを構成し得る。

フラットケーブル４は上記緩め合せ結合にて第１、、第
２プレート２，３間に正確に位置決保持され、フラット
ケーブル４の各導体４」と第１、第２プレート２，３の
端子挿入孔７，８とは相互に正対された状態を固定的に
形成でき、これを庄入接続に供し得る。

即ち、端子保持ブロックＢの庄入端子５個々はその先端
から先ず第２プレート３の圧入端子挿入孔８に挿通され
る。これにより圧入端子５の不揃いはフラットケーブル
圧入直前で整列されるに到る。挿入孔８で位置決めされ
た圧入端子５は直後にフラットケーブル４の被覆を貫き
、第１プレート２の端子挿入孔７に挿入され、この間導
体４′は対応する圧入端子５に正確に圧入されるに到る
。

圧入端子５は圧入時にケーブル面の直下に位置する第２
プレート３の挿入孔８によって常に支えられ補強され「
位置決めされる。従って圧入負荷に対する端子変形が禾
然に防止され、且つ端子圧入スロット内に導体４′を正
確に誘導することができる。

前記構成により圧入接続過程で、ケーブル４は第１も第
２プレート２，３間にしっかりと保持され、位置ずれ〜
偏位を引き起こすことが全くなくし不正常接続を招来す
ることがなくなる。

第１「第２プレート２，３は前記隊め合いにより互いに
懐いたり、孔軸方向へのずれを来たさず「上記圧入端子
５の補強、案内効果ｔ位置決効果を充分に発揮し、併せ
て良好なるケーブル保持「位置決機能を果す。第１「第
２プレート２，３は俄め合い結合にて単一部品として扱
うことができ、散逸・することがない。

しかも、粗立てたカバーフロックＡに圧入端子５を仮挿
入し、端子及び端子保持ブロックをカバーフロックＡに
仮保持させることができ、保存、梱包、作業時等におけ
る端子保護が効果的に行なえる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示す。 第１図はフラットケーブルコネクターの分解斜面図、第
２図は同カバーブロックの組立図、第３図Ａ図は同カバ
ーフロックー部切欠して示す正面図、同Ｂ図は俵脱状態
を示す正面図、第４図Ａ，Ｂ図はカバーフロックと端子
保持ブロックによる圧入接続状態を一部切欠して示す正
面図である。 Ａ・・・・・・端子保持ブロック、Ｂ・・・・・・カバ
ーブロック、１・・・・・・絶縁基体、２・・・・・・
第１プレート、３・・・…第２プレート、４……フラッ
トケーブル、５…・・・圧入端子、７，８・・・・・・
端子挿入孔、９・・・・・・規制壁、１０・・・・・・
隊め合い構造、１１・・・・・・凹所、１２・・・・・
・突子、１７・・・・・・フラットケーブル介装間隙。
第１図第２図 第３図 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 絶縁材から成る第１プレートと、該第１プレートの
   内面側にこれと互いに対面する如く配された絶縁材から
   成る第２プレートとを備え、両プレートは互いに対応位
   置に穿けられた多数の導体圧入端子挿入孔を備え、絶縁
   材から成る基体に植立された多数の導体圧入端子の各々
   を第２プレートの導体圧入端子挿入孔に挿通しつつ第１
   プレートの導体圧入端子挿入孔に挿入し、該挿入過程で
   両プレート間に介在されたフラツトケーブルの被覆に圧
   入端子を貫き通し、その各導体を各圧入端子に圧入する
   ように構成したフラツトケーブルコネクターにおいて、
   上記第２プレートの両端と上記第１プレートの両端とを
   上記孔軸方向への移動を不可とする嵌め合い構造にし、
   該両プレートの嵌め合いにて両プレートの対向面間に定
   開口巾のフラツトケーブル介装間隙を形成し、該嵌め合
   いを嵌脱自在なる構成としたことを特徴とする上記フラ
   ツトケーブルコネクター。 ２ 第１項記載の発明において、上記嵌め合いをプレー
   トの撓み弾性にて嵌脱自在としたことを特徴とするフラ
   ツトケーブルコネクター。