JPS6021780Y2 - 小型秤量器 - Google Patents
小型秤量器Info
- Publication number
- JPS6021780Y2 JPS6021780Y2 JP1975123081U JP12308175U JPS6021780Y2 JP S6021780 Y2 JPS6021780 Y2 JP S6021780Y2 JP 1975123081 U JP1975123081 U JP 1975123081U JP 12308175 U JP12308175 U JP 12308175U JP S6021780 Y2 JPS6021780 Y2 JP S6021780Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scale
- weighing
- hanging
- weighing device
- pointer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Level Indicators Using A Float (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、小型秤量器に関する。
この種の秤量器の簡単なものは、秤量のための重錘と秤
量物との釣合い調整が不要、携待に便利、構造が簡単で
安価であるなどの利点がある。
量物との釣合い調整が不要、携待に便利、構造が簡単で
安価であるなどの利点がある。
一方重錘付槓杆に設けられた数個の支点に支点金具を掛
は替えて秤量範囲を多段にしたものが知られているが、
このものの目盛用指針は目盛板上に枢着され、該枢着部
からの鉛直線に沿う線状指針であるため、秤量時の負荷
や支点金具をもつ手の振動によって該指針が垂直に静止
するまで正確な目盛の続取りを行ない難い欠点があった
。
は替えて秤量範囲を多段にしたものが知られているが、
このものの目盛用指針は目盛板上に枢着され、該枢着部
からの鉛直線に沿う線状指針であるため、秤量時の負荷
や支点金具をもつ手の振動によって該指針が垂直に静止
するまで正確な目盛の続取りを行ない難い欠点があった
。
この考案は、秤量物の作用点を変更する型式のこの種秤
量器において、構成を複雑化および大型化することなく
、二段階の秤量を容易にかつ正確に行えるようにし、且
その際の作用点の変更を、部品を紛失するようなことな
く行ない得るようにすると共に、指針による目盛の指示
が確実とした小型秤量器の提供を目的とする。
量器において、構成を複雑化および大型化することなく
、二段階の秤量を容易にかつ正確に行えるようにし、且
その際の作用点の変更を、部品を紛失するようなことな
く行ない得るようにすると共に、指針による目盛の指示
が確実とした小型秤量器の提供を目的とする。
実施例について説明すれば、吊持環13に吊持部材1を
吊下げ、該吊持部材1の下端に秤量器2の途中を枢着3
し、該秤量器2の前記枢着3部より上方のアーム部2b
を吊持部材1と重ならぬよう斜上方に延長すると共に、
枢着3部より下方の垂下部2aに重錘4と目盛板7を一
体的に設け、アーム部2bに秤量物保持具5を連結すべ
くした小型秤量器において、上記アーム部2bに枢着3
部からの距離の異なる係止孔9を該アーム部2bに設け
たスリット10の両端に連続して下向きに設け、秤量物
保持具5の吊環8を閉鎖環として係止孔9に係合し、該
吊環8をスリット10を経て移動可能とし、吊持部材1
に前記目盛板7の目盛11.12を指示する指針6を一
体に設けたものである。
吊下げ、該吊持部材1の下端に秤量器2の途中を枢着3
し、該秤量器2の前記枢着3部より上方のアーム部2b
を吊持部材1と重ならぬよう斜上方に延長すると共に、
枢着3部より下方の垂下部2aに重錘4と目盛板7を一
体的に設け、アーム部2bに秤量物保持具5を連結すべ
くした小型秤量器において、上記アーム部2bに枢着3
部からの距離の異なる係止孔9を該アーム部2bに設け
たスリット10の両端に連続して下向きに設け、秤量物
保持具5の吊環8を閉鎖環として係止孔9に係合し、該
吊環8をスリット10を経て移動可能とし、吊持部材1
に前記目盛板7の目盛11.12を指示する指針6を一
体に設けたものである。
目盛11.12は公知の原理で各係止孔9で現定される
秤量物作用点に対応して目盛板7に表示されており、実
施例においては2つの係止孔9に対応する目盛11.1
2が、1つの指針6を共用するよう目盛板7の同一面へ
表示しである。
秤量物作用点に対応して目盛板7に表示されており、実
施例においては2つの係止孔9に対応する目盛11.1
2が、1つの指針6を共用するよう目盛板7の同一面へ
表示しである。
吊持部材1は逆U字形に形威され、両脚下端部間に秤量
器2を枢着3し、一方の脚の下端部に指針6を一体に形
威しである。
器2を枢着3し、一方の脚の下端部に指針6を一体に形
威しである。
指針6は吊持部材1の両側に設け、目盛11.12を目
盛板7の表裏へ固別に表示してもよい。
盛板7の表裏へ固別に表示してもよい。
秤量物保持具5はばね付きクリッパとなり、吊持部材1
には吊持環13を設け、吊持部材1の吊持姿勢を重心に
沿うて垂直とし、指針6の秤量時の姿勢が水平となるよ
うにしである。
には吊持環13を設け、吊持部材1の吊持姿勢を重心に
沿うて垂直とし、指針6の秤量時の姿勢が水平となるよ
うにしである。
この考案は上記のような構成であって、秤量物保持具5
が枢着3部より遠い係止孔9へ係止されている場合と、
近い係止孔9へ係止されている場合とでは、枢着3部を
支点とする秤量器2の釣合い関係が異なる結果、公知の
如く、前者の場合、目盛11の如く例えば509まで、
後者の場合目盛板12の如<100gまでそれぞれ同じ
角度範囲で秤量できる。
が枢着3部より遠い係止孔9へ係止されている場合と、
近い係止孔9へ係止されている場合とでは、枢着3部を
支点とする秤量器2の釣合い関係が異なる結果、公知の
如く、前者の場合、目盛11の如く例えば509まで、
後者の場合目盛板12の如<100gまでそれぞれ同じ
角度範囲で秤量できる。
積杆の一方に複数の目盛を設け、他方に並設した数個の
支点の何れか1つを選んで支点金具(吊持具)を連結し
、支点を設けた側の積杆の他端に連結した秤量物を秤量
するようにした秤量器は、例えば、実公昭7−1662
2で知られている。
支点の何れか1つを選んで支点金具(吊持具)を連結し
、支点を設けた側の積杆の他端に連結した秤量物を秤量
するようにした秤量器は、例えば、実公昭7−1662
2で知られている。
しかし、この公知のものでは、吊持具としての支点金具
を積杆の1つの支点より取外して他の支点に掛けかえな
ければならないので、時として支点金具は粉失し易い欠
点がある。
を積杆の1つの支点より取外して他の支点に掛けかえな
ければならないので、時として支点金具は粉失し易い欠
点がある。
さらにこの公知のものでは、目盛を積杆の一方に形成し
た盤面に表示し、その指針を盤面上に上端を枢着した下
端に錘を有する線材よりなるため1.その枢着部をなる
べく摩擦がないようにする必要がある反面、秤量時には
秤量物の負荷や、支点金具を持つ時の手の振動によって
、指針が揺動するので、この揺動が静まるまで、目盛を
続取り難い欠点があった。
た盤面に表示し、その指針を盤面上に上端を枢着した下
端に錘を有する線材よりなるため1.その枢着部をなる
べく摩擦がないようにする必要がある反面、秤量時には
秤量物の負荷や、支点金具を持つ時の手の振動によって
、指針が揺動するので、この揺動が静まるまで、目盛を
続取り難い欠点があった。
これに対し、本考案においては、秤量物作用点の変更は
、吊環8の一方の係止孔9から他の係止孔9へのスリッ
ト10を通じた移動によって簡単に行い得ると共に、吊
環8は外れることのない閉鎖環とされているから、部品
として紛失する心配が解消される。
、吊環8の一方の係止孔9から他の係止孔9へのスリッ
ト10を通じた移動によって簡単に行い得ると共に、吊
環8は外れることのない閉鎖環とされているから、部品
として紛失する心配が解消される。
また吊持部材1と秤量器2も枢着3によって連結されて
おり、その他部品が知らぬ間に取外れることがないよう
にしているので、部品の紛失により秤量が不能となった
り、代替部品や部品の紛失で釣合い関係に変動を来して
秤量誤差が生じたりすることがない。
おり、その他部品が知らぬ間に取外れることがないよう
にしているので、部品の紛失により秤量が不能となった
り、代替部品や部品の紛失で釣合い関係に変動を来して
秤量誤差が生じたりすることがない。
さらに、指針6は吊持部材1に一体に形成されているか
ら、被秤量物の秤量時に秤量器2が動いても指針6が揺
れたり、振動したりすることがなく、従って目盛11.
12の指示が確実で、続取りやすく、全体として取扱い
が容易となった改良効果を奏する。
ら、被秤量物の秤量時に秤量器2が動いても指針6が揺
れたり、振動したりすることがなく、従って目盛11.
12の指示が確実で、続取りやすく、全体として取扱い
が容易となった改良効果を奏する。
第1図は一実施例の正面図、第2図は右側面図、第3図
は左側面図、第4図は一部の拡大断面図、第5図は斜視
図である。 1・・・・・・吊持部材、2・・・・・・秤量器、2a
・・・・・・垂下部、2b・・・・・・アーム部、3・
・・・・・枢着、4・・・・・・重錘、5・・・・・・
秤量物保持具、6・・・・・・指針、7・・・・・・目
盛板、8・・・・・・吊環、9・・・・・・係止孔、1
0・・・・・・スリット、11.12・・・・・・目盛
。
は左側面図、第4図は一部の拡大断面図、第5図は斜視
図である。 1・・・・・・吊持部材、2・・・・・・秤量器、2a
・・・・・・垂下部、2b・・・・・・アーム部、3・
・・・・・枢着、4・・・・・・重錘、5・・・・・・
秤量物保持具、6・・・・・・指針、7・・・・・・目
盛板、8・・・・・・吊環、9・・・・・・係止孔、1
0・・・・・・スリット、11.12・・・・・・目盛
。
Claims (1)
- 吊持部材1の下端に秤量器2の途中を枢着3し、該秤量
器2の枢着3部より上方のアーム部2bを吊持部材1と
重ならぬよう斜上方に延長すると共に、枢着3部より下
方の垂下部2aに重錘4と目盛板7を設け、上記アーム
部2bに秤量物保持具5を連結すべくした小型秤量器に
おいて、アーム部2bに、枢着3からの距離の異なる係
止孔9を該アーム部2bに設けたZリット10の両端に
連続して下向きに設け、秤量物保持具5の吊環8を閉鎖
環として係止孔9に係合し、吊持部材1に目盛板7の目
盛11,12を指示する指針6を一体に形威したことを
特徴とする小型秤量器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1975123081U JPS6021780Y2 (ja) | 1975-09-05 | 1975-09-05 | 小型秤量器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1975123081U JPS6021780Y2 (ja) | 1975-09-05 | 1975-09-05 | 小型秤量器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5236069U JPS5236069U (ja) | 1977-03-14 |
JPS6021780Y2 true JPS6021780Y2 (ja) | 1985-06-28 |
Family
ID=28603671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1975123081U Expired JPS6021780Y2 (ja) | 1975-09-05 | 1975-09-05 | 小型秤量器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6021780Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5634883U (ja) * | 1979-08-22 | 1981-04-04 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0716622U (ja) * | 1993-08-31 | 1995-03-20 | 有限会社金野縫製 | 背負バッグ |
-
1975
- 1975-09-05 JP JP1975123081U patent/JPS6021780Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0716622U (ja) * | 1993-08-31 | 1995-03-20 | 有限会社金野縫製 | 背負バッグ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5236069U (ja) | 1977-03-14 |
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