JPS60200733A - エンジン駆動発電所の運転方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はエンシン駆動発電所が複数台設置されている
発電所の運転方法に関するものである。

機種、燃料消費率の異なるエンジン駆動の発電機を複数
台並列運転する場合、従来は各エンジンの出力域、燃料
消費率を考慮して運転員の経験によって手動で各エンジ
ンの負荷分担を決めていた。

従って、発電機台数が多かったシ、需要電力が頻繁に変
動する場合は、きめ細かく対応することは非常に困難で
あり、燃料経済上不利であった。

この発明は上記のような実情にかんがみてなされたもの
であって、発電機台数の多少にかかわらず、また需要電
力が頻繁に変動する場合にも、発電所全体の燃料消費量
を最小にするエンシン駆動発電所の運転方法を提供する
ことを目的とするものである。

この発明の運転方法の特徴は、予め各発電機に接続され
る各エンジンの最適出力範囲と、出力と燃料消費率の関
係を設定しておいて、各エンジンの最適出力範囲内の出
力の総和が需要電力を満足し、且つ各エンジンの燃料消
費量の総和が最小となるように、非線形計画法により演
算を行ない、運転すべきエンジンの選定と出力の調整を
行なうものである。

以下この発明の運転方法を第１図、第２図によシ説明す
る。各エンジンＡ、Ｂ、Ｃの最大出力Ｘｉμと最小出力
Ｘｉｔとの間にある最適出力範囲Ｘｉｍ及びこの範囲内
の出力Ｘｌと燃料消費率Ｙｌとの関係を予め計算機１に
記憶させておく。一方、負荷りの需要電力Ｘを母線Ｂ、
Ｂに設けられた検知器りによシ、検知して計算機１に入
力すると共に、各エンジンＡ、Ｂ、Ｃにそれぞれ接続さ
れた発電機Ｇ、〜Ｇ３の出力Ｘ１〜Ｘ、を検知器０１〜
０３によシ検知して計算機１に入力する。計算機１にお
いて、需要Ｘが出力の総が最小値となるように非線形計
画法を用いて演算する。この場合、まず需要量に応じて
稼動機種の選定を行なう。即ちｘｉｔ≦Ｘｉ≦Ｘ１μの
検討を行ない、例えば需要量Ｘが小さく、Ｘｌ≦ＸｔＺ
となっているときは、エンジン１台を停止し、遮断器Ｂ
を開とする。まだ、この状態から需要量Ｘが増大し、Ｘ
ｌ≧Ｘｉμ　となったときは、エンノンを起動し、遮断
器を閉じる。次に、計算機の演算結果によシ、各エンノ
ンの出力を調整する。この調整は計算機によシ、各エン
ジンのガバナｇ１〜ｇ、を自動調整するか、又は演算結
果を指示装置Ｉに表示して、この表示に基づいて運転員
が出力を調整するようにしてもよい。

なお、この発明は、出力、燃料消費率特性がわかってい
れば、ディーゼルエンジン、ガスエンシン、ガスタービ
ン、蒸気タービンのいづれのエンジン及びその組合せに
も適用することができる。

この発明の運転方法は上記のようなものであるから、需
要電力の変動に応じて迅速にきめ細かくエンジン発電機
を制御して最も経済的な運用をすることができる。特に
機種、燃料消費率の著しく異なるエンジン発電機の組合
せに適用した場合、また制御するエンジン１台が多い程
効果が太きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の一実施例を示すフローシート、第
２図は、この発明が適用される発電所の一例を示す説明
図である。 出願人代理人　弁理士　鈴　江　武　彦第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 予め各発電機に接続される各エンジンの最適出力範囲と
   、出力と燃料消費率の関係を設定しておいて、 各エンジンの最適出力範囲内の出力の総和が需要電力を
   満足し、且つ各エンジンの燃料消費量の総和が最小とな
   るように、非線形計画法により演算を行ない、 運転すべきエンジンの選定と出力の調整を行なうことを
   特徴とするエンジン駆動発電所の運転方法。