JPS60200000A - 磁性微粉を有する紙 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、産業上の利用分野 本発明は、製図用などに用いられる紙に関する。

口、従来技術 従来、製図用として用いられる紙は全く磁性材料は含ん
でおらず、木材などを原料とする有機物から作られてい
る。このような紙を用い℃製図を行う場合、一般的には
該製図用紙を表面が磁化された製図板に敵せ、磁性を有
するステンレス製の薄物の押さ憂、＆を用いて固定して
いた。この場合製図面と干渉をさけるため、紙の端面を
薄板で押える必要があり、全面を押えないため、湿度や
温度の変化による紙の膨張収縮や、そり、曲り、くせ等
による紙の変形により、製図板に紙を全面一様に密着さ
せることは難しいことであり、このだめ１作業中紙の固
定を修止したり、押さえ直したりする必要があり、又場
合によっては１紙に排傷をあたえることもあった。

ハ０発明の目的 本発明の目的は、磁化された面または磁性体面に押さえ
板などを用いなくとも、それ自体で一様に吸引固定され
る紙を提供することにある。

二０発明の構成 本発明によれば、磁性微粉を含むことにより、磁化面ま
たは磁性体面にそれ自体で吸引固定される紙が得られる
。

ホ、実施例 つぎに本発明を実施例により説明する。

第１図は本発明の％ｌの実施例の断面図である。

第１図において、紙基材１の内部にはフエライトなどの
磁性微粉２を少量均一に含有させている。

したがって、この紙を外部磁界に近付けると、内部の磁
性微粉２に吸引力が働らき１紙基材１と共に吸引される
ことになる。よって、一般的に使われている、表面全体
に磁気を帯びさせた製図板上にこの紙を置くと、艇内部
の磁性微粉が全面で吸引され、紙は全面均一に該製図板
に固定される。

第２図は本発明の他の実施例を示す断面図で、第２図に
おいて、紙基材１の表面に、フェライト等の磁性微粉２
を塗付しである。これにより、第１図の例で述べたと同
様に外部磁界で紙を吸引することができる。紙の表面が
多少凹凸があったとしても同じである。

第３図（ａ）は本発明のさらに他の実施例を示す平面図
、同図中）はその断面図である。第３図（→、（鴫にお
いて、紙基材１０表面に磁性微粉を含むインク３により
、方眼目盛４を印刷している。これも、先に述べたと同
様に、外部磁界により紙を吸引することが可能となる。

又磁性微粉を含むインクにより印刷させるパターンは、
方眼目盛に限らす自由ヒ、あることは言うまでもない。

又、゛、これらの磁性微粉を有する紙に外部から永久磁
化きせることにより、紙白体を弱いマグネットの性質を
持たせることも可能である。

へ９発明の効果 本発明は以上説明したように、磁性微粉を少量紙基材の
内部又は表面に含有させることにより、紙全体が外部磁
界に均一に吸引されることになりマグネット式製図板に
紙の全面が簡単に固定されるので、ステンレス薄板等の
押さえ板が不要であるとともに、作業性も良く先に述べ
た紙の伸縮、そり１曲り等の変形による製図板からの部
分的うき出しもなく９紙を損傷することもない。又、紙
を２枚以上重ね合せて使用することも簡単にできる。さ
らに、この紙を永久磁化すれば、鉄板ボード等に簡単に
はりつけることもできる。又、含有させる磁性体はフェ
ライト等安価であり、紙のコスト高にならず微粉で少量
であれば青焼等の質を落すこともない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の断面図、第２図は本発明の
他の実施例の断面図、第３図（ａ）は本発明のさらに他
の実施例の平面図、同図（ｂ）は同図（ａｌ　Ｃ断面図
である。 １・・・・・・紙基材、２・・・・・・磁性微粉、３・
・・・・・磁性律粉を含有するインク、４・・・・・・
方眼目盛。 糖　２区 病３霞

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 磁化面または磁性体面に磁力により吸引されるように、
   表面まだは内部あるいは両方に磁性微粉を有することを
   特徴とする紙。