JPS60197258A - 浮選テ−リングから微粉炭を回収する方法 - Google Patents

浮選テ−リングから微粉炭を回収する方法

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JPS60197258A
JPS60197258A JP59052269A JP5226984A JPS60197258A JP S60197258 A JPS60197258 A JP S60197258A JP 59052269 A JP59052269 A JP 59052269A JP 5226984 A JP5226984 A JP 5226984A JP S60197258 A JPS60197258 A JP S60197258A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coal
flotation
slurry
tailings
binder
Prior art date
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Pending
Application number
JP59052269A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Murata
逞詮 村田
Kenichi Nagata
永田 建一
Hiroshi Honda
本田 博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Mitsui Zosen KK
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Mitsui Zosen KK
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Publication date
Application filed by Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd, Mitsui Zosen KK filed Critical Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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  • Solid Fuels And Fuel-Associated Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は浮選により選別した後の浮選テーリングスラリ
ーから、可燃分に富む微粉炭を回収する方法に関する。
〔従来技術〕
従来、製鉄用原料炭(以下、原料炭と云う)においては
、粒径+5闘程度以上はジグ法、または重液浮選法によ
シフリーニングされ、−5關程度以下け、浮選法により
クリーニングされていた。しかしながら、かかる従来の
原料炭の浮選法においては、原料炭を選別、回収した後
の水スラリー(以下、浮選テーリングと云う)中には、
なお多量の可燃分が未回収で残存していた。
たとえば、浮選チーりフグ中の灰分け、石炭技研編、全
国選炭工場実態調査(1980年3月)によれば瀝青炭
の意地によつ−ても異なるが、砂用鉱では59.6%、
真谷地鉱では62.9%、三池鉱では66、El等であ
り、これら灰分の強熱減量ファクターを1.08とする
と、可燃分は夫々、35.6重量%、321重量%、 
27.9重量%となり、結局、浮選テーリング中の固形
分の約30重量%は可燃分でアシ、この可燃分が回収さ
れずに廃棄されていたことになる。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、原料炭の浮選チーりング中の未回収の
可燃分を回収し、資源として活用するための方法を提供
することにある。
かかる本発明の目的は、原料炭の浮選テーリングに、こ
のチーりフグ中の固形物あた92〜5重量%のバインダ
ーを添加し、これを攪拌してテーリング中の微粉炭の造
粒により形成した微小造粒炭を含むスラリー形成し、こ
のスラリーに前記微小造粒炭に対して100〜200 
ppmの起泡剤−1または起泡剤を主成分とする浮選剤
を添加して前記微小造粒炭を浮選回収することにより達
成される。
〔発明の構成〕
以下、本発明を図面に示した工程にもとづき説明する。
まず、本発明においては、原料炭の浮選テーリングを処
理の対象とする。ここで原料炭とは、前述のように、通
常、製鉄用の原料炭として用いられる高石炭化度の瀝青
炭を意味し、また浮選テーリングとは浮選によって原料
炭を選別。
回収した後の水スラリーを云う。
かかるテーリング中には、浮選にかからなかった粒径数
μm〜150μm程度の微粉状の原料炭、および粉選に
よって原料炭から分離した灰分が含まれている。本発明
においては、この浮選テーリングに対して、テーリング
中の固形物あたり2〜5重量%のバインダー、および好
ましくは固形物あたり200〜800 ppmの界面活
性剤を添加する。
バインダーは通常、炭化水素油が用いられ、具体的には
原油9重油、軽油などの石油系油、または石炭の水添液
化油中の上記石油系油に対応する留分油である。
かかるバインダーは、テーリング固形物中に微粉炭状で
存在する原料炭を凝集・造粒せしめる機能を有し、その
添加量が2重量%に満たないと、テーリング中における
灰分と微粉状原料炭の分離が困難となり、また5重量を
越えると、経済性の点で好ましくない。
界面活性剤は、油の分散および石炭の親和力を高めるな
どの機能を有し、たとえばアルカノールアミド型ノニオ
ン界面活性剤、硫酸エステル型アニオン界面活性剤、第
4級アンモニウム型カチオン界面活性剤などが用いられ
、その添加量が200 ppmに満たないと上記の機能
が発揮できず、まだsoo ppmを越えると経済性の
点で好ましくない。
次に本発明においては、バインダーおよび界面活性剤を
添加したテーリングを攪拌して、テーリング中に微粉状
で存在する原料炭を凝集・造粒せしめる。この凝集・造
粒操作によって、たとえば灰色の灰分中に造粒によって
形成された黒色の微小造粒炭が懸濁しているスラリーが
形成される。
この微小造粒炭は通常、100〜250μmの粒径を有
している。
更に本発明においては、得られた上記スラリーに水を添
加して、微小造粒炭の濃度を10〜20重量%に調節す
る。この濃度調節は、後述する微小造粒炭の浮選を容易
にするためでsb、必ずしも必要とするものではない。
また、“この濃度調節は、得られた上記スラリーを調整
用のコンディショナーに移して行なうこともできる。
次いで本発明においては、起泡剤、または起泡剤を主成
分とする浮選剤を微小造粒炭のスラリーに加える。
ここで起泡剤とは微小造粒炭が懸濁しているスラリーを
発泡させるためのものであり、例えばメチルイソブチル
カービノル(MIBC) 、オクタツールなどの高級ア
ルコール、パイン油、テルピネオール、ポリオキシプロ
ピレンアルキ/L/エーテル等を挙げることができる。
また、起泡剤を主成分とする浮選剤とは、上記のような
起泡剤と補収剤、たとえばケロシン等との混合剤、また
は起泡剤と起泡安定剤、たとえばアルキロールアミド等
との混合剤を意味し、かかる補集剤は微小造粒炭を凝集
させる機能を有し、また起泡安定剤は、泡を安定させる
機能を有しておシ、起泡剤を使用するか、起泡剤を主成
分とする浮選剤を使用するかは、原料炭である瀝青炭の
炭質、灰分量、微小造粒炭の粒径等に応じて適宜、決定
することができる。
なお、これら起泡剤、または起泡剤を主成分とする浮選
剤は、いづれも通常では市販品が使用される。
本発明における起泡剤、または起泡剤を主成分とする浮
選剤の使用量は、前記スラリー中の微小造粒炭の100
〜2001)I)mであシ、起泡剤を主成分とする浮選
剤における補集剤、または起泡安定剤の量は起泡剤量の
20〜30重量%である。
起泡剤または起泡剤を主成分とする浮選剤の使用量が微
小造粒炭に対して100 ppmに満たないと、泡立ち
が十分でなく、微小造粒炭の浮選。
回収が不完全となシ、また200 ppmを越えると、
経済性が問題となるので好ましくない。
このように起泡剤、または起泡剤を主成分とする浮選剤
を添加した後に、浮選機に供給して微小造粒炭の浮選を
行なう。
すなわち微小造粒炭は、バインダーによって石炭単独の
場合よシも相対的に疎水性となっているので、起泡剤ま
たは起泡剤を主成分とする浮選剤によって生じた気泡に
浮着して水面に浮上し、一方、灰分は石炭分よシも親水
性なので浮上せずに沈降する。
最後に浮上した微小造粒炭を通常の浮選法におけるよう
にして補集すれば微小造粒炭と高灰分のテーリングを分
離することができる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、浮選テーリング中に
残在する微粉状の原料炭をバインダーにより造粒し、得
られた微小造粒炭を浮選により回収するので、従来、廃
棄されていた浮選テーリング中の微粉状原料炭を容易に
資源として利用することができる。
特に原料炭としては、製鉄用として高石炭化度の瀝青炭
が使用されているので、回収した微粉状原料炭も灰分の
少ない、高品位炭として製鉄用、またはボイラー、火力
発電所用として有効に使用することができる。
以下、本発明の実施例を述べる。
〔実施例〕
灰分62.8重量%、固形物濃度31重量%の浮選テー
リングにバインダー3重量%、界面活性剤(アルカノー
ルアミド型ノニオン界面活性剤)300 pI)mを加
えて微小造粒炭のスラリーを形成し、これに水を加えて
、微小造粒炭の濃度を15重量%に調整した。
次に起泡剤(オクタツール) 150 ppmを加え浮
選機で処理し、灰分10.9重量−の微小造粒炭を回収
した。原固形物に対する回収率は32.9%であった。
分離したテーリング中の灰分は88,0重量%であった
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示す工程図である。 代理人 弁理士 小 川 信 − 弁理士 野 口 賢 照 弁理士斎下和彦

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 浮選テーリングに、該テーリング中の固形物あたり2〜
    5重量%のバインダーを添加し、これを攪拌して該テー
    リング中の微粉炭の造粒によシ形成した微小造粒炭を含
    むスラリーを形成し、このスラリーに前記微小造粒炭に
    対して100〜200 pPmの起泡剤、または起泡剤
    を主成分とする浮選剤を添加して前記微小造粒炭を浮選
    回収することを特徴とする浮選テーリングから微粉炭を
    回収する方法。
JP59052269A 1984-03-21 1984-03-21 浮選テ−リングから微粉炭を回収する方法 Pending JPS60197258A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105728204A (zh) * 2016-03-22 2016-07-06 中国矿业大学 一种微细粒炼焦煤的选择性絮凝分选工艺
JP2019051514A (ja) * 2013-03-13 2019-04-04 エコラブ ユーエスエイ インク 泡沫浮遊選鉱における改善のための組成物および方法

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