JPS6019598Y2 - 固定化酵素反応器 - Google Patents
固定化酵素反応器Info
- Publication number
- JPS6019598Y2 JPS6019598Y2 JP18042281U JP18042281U JPS6019598Y2 JP S6019598 Y2 JPS6019598 Y2 JP S6019598Y2 JP 18042281 U JP18042281 U JP 18042281U JP 18042281 U JP18042281 U JP 18042281U JP S6019598 Y2 JPS6019598 Y2 JP S6019598Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- immobilized
- enzyme
- frame
- reactor
- immobilized enzyme
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は固定化酵素反応器に関する。
固定化酵素を用いる反応は、従来、ビーズ状固定化酵素
を容器に充填し、又は膜状の固定化酵素をスペーサと共
にら旋状にし、若しくはスペーサと共に積層して容器に
充填し、この容器に基質溶液を流通させることによって
行なわれている。
を容器に充填し、又は膜状の固定化酵素をスペーサと共
にら旋状にし、若しくはスペーサと共に積層して容器に
充填し、この容器に基質溶液を流通させることによって
行なわれている。
しかし、このようにビーズ状又は膜状の固定化酵素を容
器に充填した反応器によれば、一般に反応器の容積当り
の酵素活性が十分に大きくないうえに、固定化酵素がビ
ーズ状の場合、容易に圧密化して目詰まりを起こし、反
応器活性が速やかに低下し、また、固定化酵素が膜状の
場合、その交換が必らずしも容易ではない。
器に充填した反応器によれば、一般に反応器の容積当り
の酵素活性が十分に大きくないうえに、固定化酵素がビ
ーズ状の場合、容易に圧密化して目詰まりを起こし、反
応器活性が速やかに低下し、また、固定化酵素が膜状の
場合、その交換が必らずしも容易ではない。
本考案は上記した問題を解決するためになされたもので
あって、反応器活性が高く、且つ、固定化酵素が圧密化
や目詰まりを起こさず、従って、この高い反応器活性を
長期にわたって維持すると共に、固定化酵素を容易に交
換することができる固定化酵素反応器を提供することを
目的とする。
あって、反応器活性が高く、且つ、固定化酵素が圧密化
や目詰まりを起こさず、従って、この高い反応器活性を
長期にわたって維持すると共に、固定化酵素を容易に交
換することができる固定化酵素反応器を提供することを
目的とする。
本考案による固定化酵素反応器は、繊維状担体に酵素を
固定化した酵素固定化繊維が枠体に張りわたされ、この
枠体が着脱自在に容器に収容されて形成されていること
を特徴とする。
固定化した酵素固定化繊維が枠体に張りわたされ、この
枠体が着脱自在に容器に収容されて形成されていること
を特徴とする。
以下に実施例を示す図面に基づいて本考案を説明する。
第1図は枠体1の一実施例を示し、円筒2の軸方向の両
端に支持円板3が固定され、円筒内の支持円板間に酵素
固定化繊維4が張りわたされている。
端に支持円板3が固定され、円筒内の支持円板間に酵素
固定化繊維4が張りわたされている。
酵素固定化繊維は例えばエポキシ樹脂、硬化型ウレタン
樹脂のような接着剤にて両端部が円板に固定されており
、この円板は円筒内に基質溶液を導入し、また、反応生
成物を排出するための開口5を有する。
樹脂のような接着剤にて両端部が円板に固定されており
、この円板は円筒内に基質溶液を導入し、また、反応生
成物を排出するための開口5を有する。
酵素を固定化するための担体としての繊維は、固定すべ
き酵素の種類に応じて適宜に選ばれるが、例えばポリア
ミド、ポリビニルアルコール、セルロース、酢酸セルロ
ース、コラーゲン等の合成又は天然重合体からなる繊維
が用いられ、酵素は吸着法、イオン結合法、包括法、共
有結合法等、従来より知られている任意の方法により固
定される。
き酵素の種類に応じて適宜に選ばれるが、例えばポリア
ミド、ポリビニルアルコール、セルロース、酢酸セルロ
ース、コラーゲン等の合成又は天然重合体からなる繊維
が用いられ、酵素は吸着法、イオン結合法、包括法、共
有結合法等、従来より知られている任意の方法により固
定される。
尚、酵素を予め担体としての繊維に固定化し、この酵素
固定化繊維を枠体に張りわたしてもよく、また、担体繊
維を枠体間に張りわたした後、酵素を固定化してもよい
。
固定化繊維を枠体に張りわたしてもよく、また、担体繊
維を枠体間に張りわたした後、酵素を固定化してもよい
。
第2図は本考案の反応器の一実施例を示し、例えば反応
生成物出口6を備えた容器本体7に上記枠体1を収容後
、基質溶液人口8を備えた蓋体9を取付けて、内部に枠
体を固定する容器10に形成されている。
生成物出口6を備えた容器本体7に上記枠体1を収容後
、基質溶液人口8を備えた蓋体9を取付けて、内部に枠
体を固定する容器10に形成されている。
しかし、容器10は図示したものに限定されず、枠体に
基質溶液を流通させると共に、枠体を着脱自在に収容し
得るものであればよい。
基質溶液を流通させると共に、枠体を着脱自在に収容し
得るものであればよい。
以上のように本考案によれば、酵素が表面積の極めて大
きい繊維状担体に固定化され、これが枠体に張りわたさ
れているから、従来の固定化酵素と異なり、反応器活性
を著しく高くすることができると共に、基質溶液を反応
器内に流通させる場合にも固定化酵素が圧密化や目詰ま
りを起こさないので、高い反応器活性を長期にわたって
維持することができる。
きい繊維状担体に固定化され、これが枠体に張りわたさ
れているから、従来の固定化酵素と異なり、反応器活性
を著しく高くすることができると共に、基質溶液を反応
器内に流通させる場合にも固定化酵素が圧密化や目詰ま
りを起こさないので、高い反応器活性を長期にわたって
維持することができる。
更に、必要に応じて枠体を取替えることにより容易に固
定化酵素を交換できる利点がある。
定化酵素を交換できる利点がある。
第1図は酵素固定化繊維が張りわたされた枠体の一実施
例を示す断面図、第2図は本考案による反応器の一実施
例を示す断面図である。 1・・・・・・枠体、2・・・・・・円筒、3・・・・
・・支持円板、酵素固定化繊維、10・・・・・・容器
。
例を示す断面図、第2図は本考案による反応器の一実施
例を示す断面図である。 1・・・・・・枠体、2・・・・・・円筒、3・・・・
・・支持円板、酵素固定化繊維、10・・・・・・容器
。
Claims (1)
- 繊維状担体に酵素を固定化した酵素固定化繊維が枠体に
張りわたされ、この枠体が着脱自在に容器に収容されて
形成されていることを特徴とする固定化酵素反応器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18042281U JPS6019598Y2 (ja) | 1981-12-02 | 1981-12-02 | 固定化酵素反応器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18042281U JPS6019598Y2 (ja) | 1981-12-02 | 1981-12-02 | 固定化酵素反応器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5883299U JPS5883299U (ja) | 1983-06-06 |
JPS6019598Y2 true JPS6019598Y2 (ja) | 1985-06-12 |
Family
ID=29976999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18042281U Expired JPS6019598Y2 (ja) | 1981-12-02 | 1981-12-02 | 固定化酵素反応器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6019598Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-12-02 JP JP18042281U patent/JPS6019598Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5883299U (ja) | 1983-06-06 |
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