JPS60194373A - 光フアイバ−接点センサ装置 - Google Patents

光フアイバ−接点センサ装置

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JPS60194373A
JPS60194373A JP4874884A JP4874884A JPS60194373A JP S60194373 A JPS60194373 A JP S60194373A JP 4874884 A JP4874884 A JP 4874884A JP 4874884 A JP4874884 A JP 4874884A JP S60194373 A JPS60194373 A JP S60194373A
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JP
Japan
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optical fiber
contact
contact sensor
light
optical
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Application number
JP4874884A
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English (en)
Inventor
Toshio Saito
斉藤 敏男
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) この発明は光ファイバーを利用した電気接点のオン・オ
フを検出するための光フアイバー接点センサ装置に関す
る。
(従来技術の説明) 従来のセンサ装置の多くは、外部現象によって電気接点
がオン・オフして出力を生ずるようになっている。第1
図にの接点センサ装置の一例を示し、lは接点センサ、
2はセンサ装置で検出しようとする外部現象、3は変換
器、4は接点、5はケーブルであり、さらに、6は受信
側の受信部、7は受信部のインターフェース回路である
このように構成されたセンサ装置において、接点センサ
1では変換器3により外部現象2を受け、外部現象2の
大小によって接点4をオーンーオンする。この接点信号
は一対のケーブル5を経て受信側の受信部6にインター
フェース回路7に送られ、これより警報ブザ−、制御機
器、またはデータロガ等の外部機器へと供給される。
一般に、接点センサ1と受信側との間は距離があり、こ
の間を接続するケーブル5は長く、これがため、布線環
境が悪いと、腐食等による絶縁劣化及び電撃サージの誘
導等が起り、−受信側の機器が誤動作したり或いは劣化
したりするという欠点があった。
この欠点はケーブルを光ファイバーで置換する −こと
により解決出来ると期待される。
しかしながら、従来の接点センサは、例えば、第2図(
A)に示す液位センサのように、水面8の上下運動のよ
うな外部現象2を変換器3を構成するマグネット9を具
えたフロート10の上下運動に変換し、このマグネット
9でリードスイッチ11の接点をオン・オフさせる構造
となっており、或いは、第2図(B)に示す温度センサ
のように、外部現象2である温度に応じて湾曲するバイ
メタル12を変換器とし、このバイメタル12の湾曲に
より接点13をオン・オフする構造となっている。いず
れのセンサにおいても、センサはその内蔵スイッチと一
体構造となっているため、電気接点を取外し、これを光
路を遮断するシャッタ等に改造することは容易ではない
従って、現状で光ファイバー寺使用するには、センサ自
体を新規に製作することが考えられるが、そうすると、
従来から使用されていて、その使用実績から信頼性が保
守され、かつ、普及している多くのセンサが無駄となる
恐れがある。
そこで、接点センサ側と受信側の受信部とを光ファイバ
ーで接続したい。
第3図(A)〜(C)はセンサ側と出力側とを光ファイ
バーで接続した接点センサ装置の種々の試案を示す線図
である。
第3図(A)に示す構成では、センサ側において、第1
図に示した接点センサlと同一の構成の接点センサ31
の接点Sの一方の1一点、例えば、固定aに電源32を
接続し、かつ、他方の接点、例えば、可動接点すに、適
当なインピーダンス手段Rと発光素子D1とを具える送
光器33を接続し、これら接点センサ31.電源32及
び送光器33でセンサ部34を構成する。一方、受信側
の受信部35には受光素子D2を具える受光器36と、
受光して変換された電気出力を外部に出力させるための
所要の回路(図示を省略しである)とを設ける。そして
、センサ部34の発光素子り、とこの受光素子D2とを
光ファイバー37で結び、外部現象に応答した接点Sの
オン・オフを発光素子D1の発光の有無として光ファイ
バー37を経て受光器3Bへ伝送し、受光器36で対応
した電気信号に変換する。
この場合、電源32として電池を使用すると、その保守
及び取替が必要で、もともと保守を必要としなかったセ
ンサ装置に保守点検という煩わしい作業が必要となり、
又、電源を受信側からケーブルを用いて供給することは
光ファイバーを用いた意味を失うこととなる。
第3図(B)に示す構成では、上述した電源供給のを解
決するため、電力供給手段として、受信側の受信部35
の内部又は外部に、例えば、光電変換素子のような光源
38を設け、この光源38からの光を光ファイバー3?
bを経てセンサ部34に送り、センサ部34では電源3
2を太陽電池等に光電変換素子38で光を受光し、これ
を発光素子り、を駆動するための電力に変換する方法も
ある。
しかし、この方法では、図中37a、37bで示すよう
に、光ファイバーが2条必要となる欠点がある。
さらに第3図(C)に示し構成では、第3図(B)の構
成において、センサ側及び受信側でそれぞれ光分岐3?
c、37dを用いることにより2条必要としていた光フ
ァイバーを1条の光ファイバー37のみとすることが可
能となる。
しかしながら、現在の技術では、太陽電池38や発光素
子D1の効率はそれぞれ10%台又はそれ以下であるか
ら総合の効率は1%台又はそれ以下の低い値となる。
さらに、これら第3図(B)及び(C)の構成では必然
的に光源38の駆動電力が大きくなること(従来の第1
図による構成例では殆ど無電力である)、分岐3?c、
37dを使用した第3図(C)においては受光器38に
入力する発光素子り、からの信号が分岐37dにより光
源38よりの洩先にマスクされて検知困難となる欠点が
あった。
又、第3図(A)〜(G)の構成共、何等かの原因で光
ファーへ−断線などによりセンサ系に故障が生じて受信
光が断たれた場合、センサの接点Sのオフと区別出来な
いという欠点があった。
(発明の目的) この発明の第一目的は、センサ側と、受信側とを光ファ
イバーのみで連結した光フアイバー接点センサ装置を提
供することにある。
この発明の第二の目的は、センサ系に故障が発生した場
合に警報を発生してその故障を知らせることが出来るよ
うになした光フアイバー接点センサ装置を提供すること
にある。
(発明の構成) この第一の目的の達成を図るため、この発明は、接点セ
ンサを有するセンサ部と、受信部とを具えた接点センサ
装置において、 このセンサ部及び受信部を接続する光ファイバーを具え
、 このセンサ部は前記受信部から送られた光電力を該セン
サ部の駆動電力に変換する光電変換段と、前記接点セン
サのオン・オフに対応した光信号に変換する送光器とを
具え、 この受信部は前記センサ部に前記光ファイバーを経て光
電力を供給するための光電力供給段と、前記送光器から
前記光ファイバーを経て送られた前記光信号を電気信号
に変換する光電変換素子及び該電気信号を出力信号に変
換して出力させる出力回路を含む光電変検出力段とを具
える′ことを特徴とするものである。
また、この発明の第二の目的の達成を図るため、この発
明においては、前記光電変検出力段は、前記電気信号の
特性を検出して該特性が前記接点センサのオン及びオフ
にそれぞれ対応する所定の状態とは異なる状態に変化し
た時、警報信号を発生する判別回路を具えていることを
特徴とするものである。
(実施例の説明) 以下、第4図〜第8図を参照してこの発明の実施例につ
き説明する。
支凰扁」 第4図はこの発明の第一実施例を示す回路図である。こ
の実施例は第3図(C)に示した構成例を基本としたも
のである。
この図において、40はセンサ部で、50は受信部で−
あり、この間を光ファイバー60で連絡している。
このセンサ部40において、光電変換段41は、例えば
、太陽電池或いはその他の光電変換素子で形成し、光フ
ァイバー60から光分岐80aを経て受信部50から送
られる光電力を受光し電力に変換する。この光電変換段
41の出力端子を一方においては接点センサ42の接点
Sl及び送光器43の抵抗R,を介してコンデンサC1
の一端に接続し、他方においては送光器43の抵抗R2
を及び前述のコンデンサC1の一端に接続し、このコン
デンサC,の他端を接地する。
この送光器43においては、例えば、抵抗R,及びR2
とコンデンサC1との接続点をトリガダイオードD3を
経てサイリスタD4のゲートに接続し、また、光電変換
段41の出力端子を抵抗R3及びコンデンサC2を経て
接地すると共に、抵抗R3とコンデンサC2との接続点
を発光素子D5を経てサイリスタD4のアノードに接続
し、このサイリスクD4のカソードを接地する構造とな
っている。この発光素子D5から生じた光信号を光分岐
80a及び光ファイバー60を経て受信部50送給する
。そして、この実施例では、これら抵抗R1〜R3、コ
ンデンサc、及びC2、ダイオードD3及びサイリスタ
D4が充放電回路を形成し、さらに抵抗R,及びR2は
接点S1のオン及びオフでコンデンサCIの充電速度変
える回路として作用し、タイオードD3及びサイリスタ
D4はコンデンサCIが一定電圧となった時、大電流放
電素子であるコンデンサC2を放電させるための起動回
路を構成している。
このように、センサ側をパルスで間欠発光させているの
で、少ないエネルギーでピーク光量の大きい光パルスが
得られ、従って、受信側での検出及び波光(連続光)と
の分離を容易に行うことが出来る。
一方、受信部50において、51はセンサ部40に光電
力を供給するための光電力供給段であり、内部光源、外
部に設けた光源からの光を光分岐eobに導くための光
学手段、或いは、光電変換素子等とすることが出来る。
また、52は光信号を適当な形の電気信号に変換して出
力させるための光電変換出力段であり、この光電変換出
力段52は光信号を受光して電気信号に変換する受光素
子53と、その出力端子に接続されこの電気信号を別の
形の電気信号に変換して出力させる出力回路54とを具
えている。
この出力回路54は、例えば、波光による電気信号成分
を除去するための除去回路例えば直流阻止コンデンサ5
5、この除去回路55に接続されパルスを発生するパル
スワンショットマルチバイブレータ5G、このマルチバ
イブレータ56に接続され供給されたパルスの平均値を
とりその大きさに対応した形の変えられた電気信号を出
力する平均化回路57を具えており、所要に応じて、こ
の平均化回路57の出力端子に警報器58を接続し、こ
の警報器58において、これに供給された電気信号の特
性が接点Slのオン及びオフに応じた状態から異る状態
に変化した時、これを検出して警報信号を発生させるよ
うに構成することが出来る。
次に、第4図のセンサ装置の動作につき第5図(A)〜
(1)に示した信号波形図を参照して説明する。尚、第
5図CB)及び(C)は第5図CM)の信号波形図の一
部分X及びYに着目し、これに対応する部分の時間軸を
拡大して示したコンデンサC1及びC2の充電電圧の信
号波形図であり、第5図(D)は第5図(E)の一部分
X及びYをその時間軸を拡大して示す信号波形図である
今、受信部50の光電力供給段51から光ファイバー6
0を経てセンサ部40の光電変換段41に光電力が供給
されているとする。この状態で接点Slは第5図(A)
に示すように、外部現象によってオフの状態(0FF)
からオンの状態(ON)に切換わり、その後、伺らかの
原因によってセンサ系に光ファイバーの断線、その他の
原因による故障が生じて警報が発生する状態(ALAR
M)となるとする。
接点Slがオフの時は、コンデンサC2は、第5図(B
)に示すように、抵抗R3を経て光電変換段41の出力
電圧■5 に充電される。一方、コンデンサC1、第5
図(C)に示すように、接点S、がオフの時、抵抗R2
を経て、又、接点S1がオンの時、抵抗R1及びR2の
並列抵抗を経て充電される。この充電電圧がトリガダイ
オードD3も動作電圧に達すると、このダイオードD3
は導通状態となり、コンデンサCIを放電して電流が流
れ、サイリスタD4を点弧し、よって、コンデンサC2
を放電する電流が発光素子り、を流れ、発光素子D5が
発光する。接点Slのオン及びオフの期間中、この充放
電がオン及びオフの期間にそれぞれ対応した一定の周期
で周期的に繰り返され、第5図(D)及び(E)に示す
ような光信号、すなわち、オン及びオフの期間にそれぞ
れ対応した一定の周期を有する光パルス列が発光素子D
sから発光する。尚、この実施例では、警報発生時には
、この光パルスが断となって発生していない。
この場合、光パルスの発光の周期はコンデンサC,の再
充電速度できまりその速度は第5図(C)〜(E)から
明らかなように、接点S□のオン・オフに対応して、充
電抵抗R2及びR+ (並列)、又は、R2の値で変わ
るため、接点S1がオンの時は周期はTatv となり
、オフの時はTappとなる。
ここで、TDA/ < Toppの関係が成立するよう
に、充放電回路を設定しておくのが好適である。
又、光パルスの幅TP をT、((”r。N、Tア <
<T。ppとなるようにすれば、太陽電池等の光電変換
段41の出力電力(エネルギー)を充分凝縮し、少ない
エネルギーでピーク光量の大きい光パルスを得ることが
出来る。
この発光素子D5から生じた光パルスを光ファイバー6
0を経て受光素子D6に供給し、ここで光パルスを電気
信号に変換する。この電気信号を直流成分除去回路55
に供給して波光に起因する直流成分を除去し、パルス信
号のみを次段のワンショットマルチバイブレータ5Bに
供給する。このワンショットマルチバイブレータ56か
ら第5図(F)に示すような電気信号の特性、すなわち
この場合には、周期T。Pp及びT6//を有する一連
のパルス列を生じる。この場合、そのパルスの幅Twを
Tw ≦TaA/となるように調整しておくと、第5図
(F)に示すように、接点SLのオン及びオフでパルス
密度(又はデユーティ−レシオ)が異なるパルスを得る
ことが出来る。また、光パルスの断の部分に対応して、
第5図(F)の電気信号すなわちパルス列も断となって
パルスが欠除している。
この一連のパルス列を次段の平均化回路57で平滑して
その平均値を取れば、この回路57からは第5図(G)
に示すように、接点のオフ及びオン並びに警報発生時に
対応して電圧レベルが■yp、VρIVcu、tと変わ
る、第5図(F)に示すパルス列とは形の変った信号が
得られる。この場合には、電圧レベルの関係はVov 
> Vopp > Voiとなる。この場合、パルス欠
除がなければ、この平均値信号をそのまま出力回路54
から出力させて、外部の回路に供給することが出来る。
しかしながら、センサ系の故障に起因するパルスの欠除
が発生しこれを検出する必要がある。これがため、次段
に判別回路58を設け、この判別回路58を、例えば、
レベル検出器で構成し、これに上述した平均値信号を供
給し、この信号のレベルと予めレベル検出器58に設定
しである、接点s1のオン・オフ情報ようのしきい値レ
ベルV5 及び警報発生しきい値レベルV^ とでレベ
ルの比較な行って、警報を発生するように出来る。
そのためには、各信号のレベルが■v>Vs >Vap
P>vA>Vtutの関係となるように回路を設計して
おき、第5図(G)及び(H)に示すように、平均値信
号のレベル(この場合、voFE)がVs よりも小さ
いときは接点S□はオフ(OFF) 、また、平均値信
号のレベル(この場合、Vw )がVs よりも大きい
ときはオン(ON)と判断させて出力させることが出来
る。さらに、第5図(G)及び(1)に示すように、平
均値信号のレベル(この場合、し)がVA よりも小さ
くなったとき、パルス列が断となっていて故障が発生し
ていると判断し、警報(ALARM)を発生させるよう
に構成することが出来る。
上述した実施例の構成によれば、センサのオン・オフを
パルスの周期の差に変調することにより、光ファイバー
の断線等をこれらパルスの欠除として検出出来、従って
、センサ系が正常であれば、接点Slに加わる外部現象
2に対応した信号を取り出すこといが出来ると共に、セ
ンサ系に故障が発生した場合には、警報を発生してこれ
を知らせることが出来る。
爽蓋■」 第6図(A)〜(C)はこの発明の第二実施例を示す回
路図である。
この実施例では、第6図(A)に示すように、センサ部
40の送光器43を公知の1.ANERダイオードD7
 (文献:電子科学、1970年9月号)を用いて簡単
な構成としたものである。−このLANERダイオード
は、第6図(B)に示すように、GaAsのNPNP積
層構造をなし、そのVl特性は、第6図(C)に横軸に
電圧V及び縦軸に電流工をプロットして示すように、8
字の負性抵抗特性持っている。今、オフ状態で印加電圧
■を上げ、■>■ に達すると、ターンオーバして導電
電流が流れ、この電流により発光を生ずる。
第6図(A)に示す構成例では、抵抗R,,R2及びコ
ンデンサCIの構成は第4図の送光器43の場合と同じ
であるが、この実施例の場合には、単にこれら抵抗R,
,R2とコンデンサC1との接続点及び接地間にこのL
ANERダイオードD7をそのカソードを接地させるよ
うにして接続しているにすぎない。
この構成によれば、コンデンサC1の充電電圧がvIL
(第6図(C)に示す)に達するとダイオードD7がタ
ーンオーバしてコンデンサCIを放電するパルス電流が
流れ、このダイオードD7が発光する。このパルス発光
の周期はコンデンサC1の再充電速度で決まり、その値
は接点SIのオン・オフによって充電抵抗R,,R2の
並列抵抗、又は、充電抵抗R2の値によって変るため、
接点S1がオンの時は短く、また、接点SLがオフの時
は長くなり、結局この送光器43は第4図の構成例の場
合と同様に動作することとなる。
このように構成すれば、センサ部の構成が簡単となり、
しかも、安価に製造することが出来る。
太】11j 上述した実施例は、接点センサ42が一個の場合である
が、接点が多数ある場合につき第7図(^)及び(B)
及び第8図(A)〜(C)を参照して説明する。
これらの接点が同時にオンとならない時は、第7図(A
)に示すように、センサ部40の光電変換段41の出力
端子に複数個の接点sl +52 +53 +・・・が
並列に接続され、これらの抵抗に対してそれぞれ送光器
43の抵抗rl l r2 + r3 + r4・争・
がされて、それらの共通接続点を一方においてはコンデ
ンサC及び他方においては発光素子を経て接地する。
今、第8図(A)に示すように、これら接点51s2 
、S3 、・・・がこの順序で順次にオン・オフとなる
とする。抵抗r+ 、r2 、r3 、r4 ・・・が
r2〉r3〉r4・・・と選定しておくと、接点S1 
+ 32 +53 +・◆・がオンの時の発光パルスの
間隔T(11、Ta2 、 Tas 、・・・は、接点
がオフの時の間隔をTeppとすると第8図(B)に示
すように、Tagp > Tar > Tsz > T
l)3 争・・となる。
このようにすると、第4図の出力回路54の平均化回路
57の出力は、第8図(C)に示すように、V<V <
V <V ・11拳となる。従って、第4図の判別回路
58に多値の判別機能を持たせて、いずれの接点がオン
であるかを判別することが出来る。又、多値の判別は、
判別レベルの異なる比較回路を並べるなどの手段で容易
に実現することが出来る。
又、パルス幅の差を復調する手段として、前述の(ワン
ショットマルチバイブレーク)+(平均化回路+(判別
回路)の組み合わせの外、パルス間隔をディジタルカウ
ンタで計測し、この計測値をディジタルコンパレータで
比較するように構成しても同様な結果が得られる。この
方法は前述した第4図の実施例にも使用可能である。
さらに、第7図CB)に示す実施例は、接点が同時にオ
ンとなる場合の一対策例であり、この場合にはオンφオ
フの双投接点pHP21P31゜・・使用し、これら接
点に優先順位を与えておき、その優先順位をこの接点の
順序とすると、例えば、接点Plとp2とが同時にオン
となった場合には、接点PLを検知することが出来る。
尚、上述した各実施例の説明は第4図に80a及び60
bで示した光分岐を使用して1条の光ファイバーを使用
する場合であるが、現在、この分岐は効果でありその使
用は経済的でない。従って、布線長が短い等の理由から
光ファイバーを2条使用することが可能である場合には
、光源となるべき光供給手段51と光電変換断41との
間及び送光器43と受光素子53との間を個別の光ファ
イ/九−で繋ぎ、分岐を省略することも可能である。
さらに、センサ部の接点センサに対して光線変換段及び
送光器をアダプタ式に組立すことが出来る。
また、今まで光フアイバーセンサは電圧、電流、磁界、
温度、振動、圧力、速度、加速度、音響などの測定に多
く提案され、一部分実用化されてきたが、電気接点をセ
ンシングするものには殆ど子あれていなかったが、上述
したようにこの発明の光フアイバー接点センサ装置を構
成すれば、電気接点に光ファイバーを接続し、これを介
してセンサ部に電力を容易に供給することが出来る。
さらに、このセンサ装置には、ファイバー切断等のアラ
ームの検知、複数の接点のセンシング等の機能を容易に
付加することが出来る。
(発明の効果) 上述した説明からも明らかなように、この発明によれば
、接点センサに対してアダプタ式に回路を付加すること
により、センサ部と受信部との結合を従来の欠陥の多い
電線から欠陥の少ない光フアイバー簡単置換することが
出来る。
また、光ファイバーを介して、受信側からセンサ側へ駆
動電力を供給出来るので、従来必要とされていた電池と
か、饋電用電源等は不用となる。
従って、外部から見た場合、光ファイ/へ−の先端に無
電源の機能素子を接続したFM (Won Fane 
−tional fiber)型の光フアイバーセンサ
と同等である。
さらに、この発明の光フアイバー接点センサ装置によれ
ば、光ファイバーを用いているので、従来のセンサでは
使用不可能であったような環境条件が厳しい箇所、又は
、電磁雑音の多い場所でも使用が可能となるという利点
がある。
尚、この発明のセンサ装置によれば、従来のセンサマウ
ントをそのまま利用出来るので、多数のオン・オフセン
サを使用する工業計装、セキュリティ監視装置、及び、
車両、船舶、航空機の儀装等に広く適用することが出来
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の接点センサ装置を説明するための線図、 第2図(A)及び(B)は接点センサの実例を示す線図
、 第3図(A)〜(C)は接点センサと光ファイバーとの
接続の試案を説明するための線図、第4図はこの発明の
光フアイバー接点センサ装置の一実施例を説明するため
の線図、 竺ζliu/Al 〜(1)I斗筺4Mの蛇占七ソ廿肪
署の動作を説明するための信号波形図、 第6図(A)〜(C)〜第8図(A)〜(C)はこの発
明の多の実施例をそれぞれ説明するための線図である。 1・・・接点センサ、 2・・・外部現象3・・・変換
器、 4・・・接点 5・・・ケーブル、 6・・・受信部 7・・・インターフェース回路 8・・・水面、 9・・・マグネット lO・・・フロート、 11・・・リードスイッチ12
・・・バイメタル、 13・・・接点32・・・電源、
 33.43・・・送光器34.40・・・センサ部、
35.50・・・受信部38・・・受光器 3?、 37a、3?b、・−光フアイバー3?c、3
7d・・・光分岐、88・・・光源39・・・光電変換
素子、41・・・光電変換段42・・・接点センサ、 
51・・・光電力供給段52・・・光電変換出力段、5
3・・・受光素子54・・・出力回路、 55・・・除
去回路56・・・ワンショットマルチバイブレータ57
・・・平均化回路、 58・・・判別回路60・・・光
ファイバー、ffoa、80b・・・光分岐a・・・固
定接点、 b・・・可動接点S、S1、sl、s2.s
31轡・・・・・接点、R・・・インピーダンス手段 R,、R2,R3・・・抵抗 rl + r2 + r3+ ”””抵抗C+ CI 
+ C2・・・コンデンサD + D I + D S
・・・発光素子D2 、D6・・・受光素子 D3・・・ト0ガダイオード D4・・・サイリスタ D7・・・LANERダイオード 特許出願人 沖電気工業株式会社 第1図 第2図 第3図 第6図 Va V→ 第7図 手赫補正書 昭和80年6月11日 特許庁長官 志賀 学 殿 1事件の表示 昭和58年特許願048748号2発明
の名称 光フアイバー接点センサ装置 3補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所(〒−105) 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 名称(029)沖電気工業株式会社 代表者 橋本 南海男 4代理人 〒170 田(888)5563住所 東京
都豊島区東池袋1丁目20番地5池袋ホワイトハウスビ
ル805号 明細書の全文、図面の第2図(A)、図面の第2図(B
)、図面の第4図、図面の第5図(D)、図面の第5図
(E)、図面の第5図(F)、図面の第7図(A)及び
図面の第7図CB)。 (訂正)明細書 ■8発明の名称 光フアイバー接点センサ装置2、特許
請求の範囲 1、接点センサを有するセンサ部と、受信部とを具えた
接点センサ装置において、 該センサ部及び受信部を接続する光ファイバーを具え、 該センサ部は前記受信部から送られた光り主大土を該セ
ンサ部の駆動重厚に変換する光電変換段と、前記接点セ
ンサのオン及びオフに対応した光信号に変換する送光器
とを具え、 前記受信部は前記センサ部に前記光ファイバーを経て光
エネルギを供給するための光エネルギ供給段と、前記送
光器から前記光ファイバーを経て送られた前記光信号を
電気信号に変換する光電変換素子及び該電気信号を出力
信号に変換を擾回路を含む光電変検出力段とを具え。 む ロ と、 0 の パルスによ 番 J る − と え、 ″ ヨL」公工う」Ω」 ことを特徴とする光フアイバー接点センサ装置。 2、特許請求の範囲第1項記載の光フアイバー接点セン
サ装置において、前記光電変換出力段は、前記電気信号
の特性を検出して該特性が前記接点センサのオン及びオ
フにそれぞれ対応する所定の状態とは異なる状態に変化
した時、警報信号を発生す回路を具えていることを特徴
とする光フアイバー接点センサ装置。 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) この発明は光ファイバーを利用した電気接点のオン・オ
フを検出するための光フアイバー接点センサ装置に関す
る。 (従来の技術) 従来のセンサ装置の多くは、外部現象によって電気接点
がオン・オフして出力を生ずるようになっている。第1
図は接点センサ装置の一例を示し、■は接点センサ、2
はセンサ装置で検出しようとする外部現象、3は変換器
、4は接点、5はケーブルであり、さらに、6は受信側
の受信部、7は受信部のインターフェース回路である。 このように構成されたセンサ装置において、接点センサ
lでは変換器3により外部現象2を受け、外部現象2の
大小によって接点4をオン・オフする。この接点信号は
一対のケーブル5を経て受信部6のインターフェース回
路7に送られ、これより表示ランプ、警報ブザ−、制御
機器、またはデータロガ等の外部機器へと供給される。 一般に、接点センサlと受信側との間は距離があり、こ
の間を接続するケーブル5は長く、これがため、布線環
境が悪いと、腐食等による絶縁劣化及び電撃サージの誘
導等が起り、受信側の機器が誤動作したり或いは劣化し
たりするという欠点があった。 この欠点はケーブルを光ファイバーで置換することによ
り解決出来ると期待される。 しかしながら、従来の接点センサは、例えば、第2図(
A)に示す液位センサのように、水面8の上下運動のよ
うな外部現象2を変換器3を構成するマグネット9を具
えたフロート10の上下運動に変換し、このマグネット
9でリードスイッチ11の接点をオン・オフさせる構造
となっており、或いは、第2図(B)に示す温度センサ
のように、外部現象2である温度に応じて湾曲するバイ
メタル12を変換器とし、このバイメタル12の湾曲に
より接点13をオン・オンする構造となっている。いず
れのセンサにおいても、センサはその内蔵スイッチと一
体構造となっているため、電気接点を取外し、これを光
路を遮断するシャッタ等に改造することは容易ではない
。 従って、現状で光ファイバーを使用するには、センサ自
体を新規に製作することが考えられるが、そうすると、
従来から使用されていて、その使用実績から信頼性が保
証され、かつ、普及している多くのセンサが無駄となる
恐れがある。 第3図(A)〜(C)はセンサ部と受信部とを光ファイ
バーで接続した接点センサ装置の種々の試案を示す線図
である。 第3図(A)に示す構成では、センサ部において、第1
図に示した接点センサlと同一の構成の接点センサ31
の接点Sの一方の接点、例えば、固定接点aに電源32
を接続し、かつ、他方の接点、例えば、可動接点すに、
適当なインピーダンス手段Rと発光素子り、とを具える
送光器33を接続し、これら接点センサ31、電源32
及び送光器33でセンサ部34を構成する。一方、受信
部35には受光素子D2を具える受光器36と、受光し
て変換された電気出力を外部に出力させるための所要の
回路(図示を省略しである)とを設ける。そして、セン
サ部34の発光素子D1とこの受光素子D2とを光ファ
イバー37で結び、外部現象に応答した接点Sのオン・
オフを発光素子D1の発光の有無として光ファイバー3
7を経て受光器36へ伝送し、対応した電気信号に変換
する。 この場合、電源32として電池を使用すると、その保守
及び取替が必要で、もともと保守を必要としなかったセ
ンサ部に保守点検という煩わしい作業が必要となり、又
、電源を別途ケーブルを用いて供給することは光ファイ
バーを用いた意味を失うこととなる。 第3図(B)に示す構成では、上述した電源供給の手段
を解決するため、受信部35の内部又は外部に光源38
を設け、この光源38からの光を光ファイバー37bを
経てセンサ部34に送り、太陽電池等の光電変換素子3
8で受光し、これを発光素子D1を駆動するだめの電源
に変換する方法もある。 しかし、この方法では、図中37a、37bで示すよう
に、光ファイバーが2条必要となる欠点がある。 さらに、第3図(G)に示した構成では、第3図(B)
の構成において、センサ部及び受信部でそれぞれ光分岐
3?c、37dを用いることにより2条必要としていた
光ファイバーを1条の光ファイバー37のみとすること
が可能となる。 しかしながら、現在の技術では、太陽電池や発光素子の
効率はそれぞれ10%台又はそれ以下であるから総合の
効率は1%台又はそれ以下の低い値となる。 従って、これら第3図(B)及び(C)の構成では必然
的に光源38の駆動電力が大きくなること(従来の第1
図による構成例では殆ど無電力である)、分岐37c、
37dを使用した第3図(C)においては受光器36に
入力する発光素子D1からの信号が分岐37dにより光
源38よりの漏光にマスクされて検知困難となる欠点が
あった。 又、第3図(A)〜(C)の構成共、何等かの原因で光
ファイバーの断線など、センサ系に故障が生じて受信光
が断たれた場合、センサ接点Sのオフと区別出来ないと
いう欠点があった。 この発明の第一の目的は、センサ部と受信部とを光ファ
イバーのみで連結した光ファイ/へ一接点センサ装置を
提供することにある。 この発明の第二の目的は、センサ系に故障が発生した場
合に警報を発生してその故障を知らせることが出来るよ
うにした光フアイバー接点センサ装置を提供することに
ある。 (問題点を解決するための手段) この第一の目的の達成を図るため、この発明は、接点セ
ンサを有するセンサ部と、受信部とを具えた接点センサ
装置において、 このセンサ部と受信部とを接続する光ファイへ−勢具え
、 このセンサ部は受信部から送られた光エネルギをこのセ
ンサ部の駆動電源に変換する光電変換段と、接点センサ
のオン及びオフに対応した光信号に変換する送光器とを
具え、 この受信部は前述のセンサ部に光ファイバーを経て光エ
ネルギを供給するための光エネルギ供給段と、前述の送
光器から光ファイバーを経て送られた光信号を電気信号
に変換する光電変換素子及びこの電気信号を出力信号に
変換する出力回路を含む光電変換出力段とを具え、 前述の送光器は、接点センサに結合され接点のオン及び
オフによって充電速度が変わるコンデンサを含む充放電
回路と、放電回路からの放電ノくルスにより動作する発
光素子とを具え、この発光素子からの光信号を前述の接
点センサのオン及びオフにそれぞれ対応した所定の周期
で発生する光パルスとした ことを特徴とするものである。 また、この発明の第二の目的の達成を図るため、この発
明においては、前述の電気信号が前述の接点センサのオ
ン及びオフにそれぞれ対応する所定の状態とは異なる状
態に変化した時、警報信号を発生する回路を具えている
ことを特徴とする。 (実施例) 以下、第4図〜第8図を参照してこの発明の実施例につ
き説明する。 支り迩」 第4図はこの発明の第一実施例を示す回路図である。こ
の実施例は第3図CG)に示した構成例を基本としたも
のである。 この図において、40はセンサ部で、50は受信部であ
り、この間を光ファイバーBOで連結している。 このセンサ部40において、光電変換段41は、例えば
、太陽電池或いはその他の光電変換素子で形成し、受信
部50から光ファイバー60、光分岐Boaを経て送ら
れる光エネルギを受光し電源に変換する。この光電変換
段41の出力端子を一方においては接点センサ42の接
点Sl及び送光器43の抵抗R1を介してコンデンサC
Iに接続し、他方においては送光器43の抵抗R2を介
して前述のコンデンサC1に接続する。 この送光器43においては、例えば、抵抗R,及びR2
とコンデンサC】との接続点をトリガダイオードD3を
経てサイリスタD4のゲートに接続し、また、光電変換
段41の出力を抵抗R3を経てコンデンサC2に接続す
ると共に、抵抗R3とコンデンサC2との接続点を発光
素子D5を経てサイリスタD4に接続する構造となって
いる。この発光素子り、から生じた光信号を光分岐60
a及び光ファイバー60を経て受信部50に送信する。 そして、この実施例では、これら抵抗R,−R3,コン
デンサC1及びC2、トリガダイオードD3及びサイリ
スタD4が充放電回路を形成し、さらに抵抗R,及びR
2は接点SIのオン及びオフでコンデンサCIの充電速
度を変える回路として作用し、コンデンサC1が一定電
圧となった時、トリガタイオードD3及びサイリスタD
4よりなる大電流放電回路を起動し、コンデンサC2の
電荷を放電させ、ダイオードD5をパルス発光させる回
路を構成している。 このように、センサ側をパルスで間欠発光させているの
で、少ないエネルギーでピーク光量の大きい光パルスが
得られ、受信側での検出及び漏光(連続光)との分離を
容易に行うことが出来る。 一方、受信部50において、51はセンサ部40に光エ
ネルギを供給するための光エネルギ供給段であり、内部
光源又は外部に設けた光源からの光を光分岐60bに導
くための光学手段で実現することが出来る。 また、52は光信号を適当な形の電気信号に変換して出
力させるための光電変換出力段であり、光信号を受光し
て電気信号に変換する受光素子53と、その電気信号を
別の形の電気信号に変換して出力させる出力回路54と
を具えている。 この出力回路54は、例えば、漏光による電気信号の直
流分を阻止するコンデンサを用いた除去回路55を経て
一定幅のパルスを発生するワンショットマルチバイブレ
ータ56と、このマルチバイブレータ56に接続されパ
ルスの平均値に対応した電気信号を出力する平均化回路
57と、この平均化回路57に接続し、これに供給され
た電気信号の特性が接点S1のオン・オフ及びそれと異
る状態を判別し、オン争オフ信号及び警報信号を出力さ
せる判別回路58とにより構成することが出来る。 次に、第4図のセンサ装置の動作につき第5図(A)〜
(1)に示した信号波形図を参照して説明する。尚、第
5図(B)及びCC)は第5図(E)の信号波形図の一
部分X及びYに着目し、これに対応する部分の時間軸を
拡大して示したコンデンサC1及びC2の充電電圧の信
号波形図であり、第5図(D)は第5図(E)の一部分
X及びYの時間軸を拡大して示した信号波形図である。 今、接点S1が外部現象によってオフの状IE(0FF
)からオンの状pJ(ON)に切換わり(第5図(A)
)、その後何らかの原因によってセンサ系に光ファイバ
ーの断線又はその他の原因による故障が生して警報(A
LARM)状態になったとする。 コンデンサC2は、接点Sのオン・オフに関係なく、第
5図(B)に示すように、抵抗R3を経て光電変換段4
1の出力電圧Vs に充電される(第5IN (B))
。一方、コンデンサC1は、接点SIがオフの時は、抵
抗R2を経て、又、接点S1がオンの時は、抵抗R」及
びR2の並列抵抗を経て充電される(第5図(C))。 この充電電圧がトリガダイオードD3の動作電圧に達す
ると、このタイオードD3は導通状態となり、コンデン
サC1を放電する電流が流れてサイリスタD4を点弧し
、よってコンデンサC2を放電する電流が発光素子D5
に流れ発光素子D5を発光させる。この充放電は接点S
1のオン及びオフの期間にそれぞれ対応した一定の周期
で繰り返され、第5図(D)及び(E)に示すように、
それぞれオン及びオフの期間に対応した一定周期の光パ
ルス列が発光素子D5から発光する。尚、この実施例で
は警報発生時にはこの光パルスが断となっている。 この場合、光パルスの発光の周期はコンデンサ0皿の再
充電速度できまりその速度は第4図及び第5図(C)〜
(E)から明らかなように、充電抵抗が接点S1のオン
・オフに対応してR2及びR。 の並列抵抗又は抵抗R2と変わるため、接点SLがオン
の時の周期をToN、オフの時をToμとすれば、To
N< ToFFの関係が成立する。 又、光パルスの幅TF をTF((TOpJ、TF (
(T。、Fとなるようにすれば、太陽電池等の光電変換
段41の出力エネルギを充分凝縮し、少ないエネルギー
でピーク光量の大きい光パルスを得ることが出来る。 この発光素子D5から生じた光パルスを光ファ変換する
。この電気信号を直流成分の除去回路55に供給して漏
光に起因する直流成分を除去し、パルスで次段のワンシ
ョットマルチバイブレータ56を起動する。このワンシ
ョットマルチバイブレータ56から第5図(F)に示す
ような電気信号すなわち幅がTII、周期”ropp及
びToyを有する一連のパルス列を生じる。この場合、
Tv−≦Towとなるように設定しておくと、第5図(
F)に示すように、接点S、のオン及びオフでパルス密
度(又はチューティーレシオ)が異なる信号を得ること
が出来る。また、光パルス断の部分に対応して、第5図
(F)の電気信号すなわちパルス列も断となる。 この一連のパルス列を次段の平均化回路57で平滑して
その平均値を取れば、第5図(G)に示すように、接点
のオフ及びオン並びに警報発生時に対応して電圧レベル
がVopμ、Voy、V−tと変わり、第5図(F)に
示すパルス列とは形の変った信号が得られる。この場合
には、電圧レベルの関係はVoA/> vopp > 
Vuzt トナ6゜判別回路58を、例えば、レベル検
出器で構成し、これに上述した平均値信号を供給し、そ
のレベルと予め判定回路58に設定しである、接点S。 のオン◆オフ情報用のしきい値レベルVs 及び警報発
生しきい値レベル■^ との比較を行って、接点のオン
・オフ及び警報を発生する。 そのためには、信号としきい値とのレベルが■。 > Vs> V(lFF> V八> Vcutの関係と
なるよう設計しておき、第5図(G)及び()I)に示
すように、平均値信号のレベル(この場合、Voap 
)がVS よりも小さいときは接点S1はオフ(OFF
) 、また、平均値信号のレベル(この場合、vON)
がV、よりも大きいときはオン(ON)と判断させて出
力させる。さらに、第5図(G)及び(1)に示すよう
に、平均値信号のレベル(この場合、Vctbt )が
vA よりも小さくなったとき、パルス列が断となって
いて故障が発生していると判断し、警報(ALARM)
を発生させる。 上述した実施例の構成によれば、センサのオン番オフを
パルス周期の差に変調することにより、光ファイバーの
断線等をこれらパルスの欠除として検出出来る。従って
、センサ系が正常であれば、接点S1に加わる外部現象
2に対応した信号を取り出すことが出来ると共に、セン
サ系に故障が発生した場合には、警報を発生してこれを
知らせることが出来る。 !凰あ」 第6図(A)〜(C)はこの発明の第二実施例を示す回
路図である。 この実施例では、第6図(A)に示すように、センサ部
40の送光器43を公知のLANERダイオードD7 
(文献−電子科学、1870年9月号)を用いて簡単な
構成としたものである。このLANERダイオードは、
第6図(B)に示すように、GaAsのNPNP積層構
造をなし、そのVl特性は、第6図(C)に示すように
、横軸に電圧V及び縦軸に電流Iをとれば8字の負性抵
抗特性を持っている。今、オフ状態で印加電圧Vを上げ
、V > Vtx、に達すると、ターンオーバして導電
電流が流れ、この電流により発光を生ずる。 第6図(A)に示す構成例では、抵抗R,,R,。 及びコンデンサCIの構成は第4図の送光器43の場合
と同じであるが、この実施例の場合には、単にこれら抵
抗R,,R2とコンデンサC1との接続点にこのLAN
ERダイオードD7を接続しているにすぎない。 この構成によれば、コンデンサC1の充電電圧がV(L
 (第6図(C)に示す)に達するとダイオードD7が
ターンオーバしてコンデンサC1を放電するパルス電流
が流れ、ダイオードD7が発光する。そのパルス発光の
周期はコンデンサCIの再充電速度で決まり、その値は
接点Slのオン・オフによって充電抵抗がR,、R,の
並列抵抗、又は、抵抗R2に変るため、周期は接点SL
がオンの時は短く、オフの時は長くなり、結局この送光
器43は第4図の構成例の場合と同様に動作することと
なる。 このように構成すれば、センサ部の構成が簡単となり、
しかも、安価に製造することが出来る。 実」1漣j 上述した実施例は、接点センサ42が一個の場合である
が、接点が多数ある場合につき第7図(A)及び(B)
及び第8図(A)〜(C)を参照して説明する。 これらの接点が同時にオンとならない時は、第7図(A
)に示すように、センサ部40の光電変換段4】の出力
端子に複数個の接点sl +”2 + S3 +・・拳
が並列に接続され、これらの抵抗に対してそれぞれ送光
器43の抵抗rO+rl +r2 +r3・・・が接続
されて、それらの共通接続点をコンデンサC及び発光素
子に接続する。 今、第8図(A)に示すように、これら接点5Is2+
”3+Φ・・がこの順序で順次にオン・オフとなるとす
る。抵抗rl+r2+r3+・・・をrl > r2 
> r3 ’・Φと選定しておくと、接点SI、S2 
、S3 、I+11・がオンの時の発光パルス間隔To
t 、 Taz、 Tl53、拳Φ−と、接点がオフの
時の間隔Tappとは、第8図(B)に示すように、7
6111F > To/> Toz > Te3 ” 
” トナ6゜このようにすると、第4図の出力回路54
の平均化回路57の出力は、第8図(C)に示すように
、Vapp< VDl< Vaz < Va3・・・と
なる。従って、第4図の判別回路58に多値の判別機能
を持たせると、いずれの接点がオンであるかを判別する
ことが出来る。多値の判別は、判別レベルの異なる比較
回路を並べるなどの手段で容易に実現することが出来る
。 又、パルス幅の差を復調する手段として、前述の(ワン
ショットマルチバイブレータ)+(平均化回路)+(判
別回路)の組み合わせの外、パルス間隔をディジタルカ
ウンタで計測し、この計測値をディジタルコンパレータ
で比較するように構成しても同様な結果が得られる。こ
の方法は前述した第4図の実施例にも使用可能である。 さらに、第7図(B)に示す実施例は、接点が同時にオ
ンとなる場合の一対策例であり、この場合にはオン・オ
フの双1m占0+−t)・−D・ −・争・を使用し、
これら接点に優先順位を与えておき、その優先順位をこ
の接点番号の順序とすると、例えば、接点P+ とP2
とが同時にオンとなった場合には、接点P1を検知する
ことが出来る。 尚、上述した各実施例の説明は第4図にBoa及び80
bで示した光分岐を使用して1条の光ファイバーを使用
する場合であるが、現在、この分岐は高価でありその使
用は経済的でない。従って、布線長が短い等の理由から
光ファイバーを2条使用することが可能である場合には
、光源となるべき光供給手段51と光電変換段41との
間及び送光器43と受光素子53との間を別個の光ファ
イバーで接続し、分岐を省略することも可能である。 さらに、センサ部は従来の接点センサに対して光電変換
段及び送光器をアダプタ式に付加して構成することが出
来る。 今まで光フアイバーセンサは電圧、電流、磁界、温度、
振動、圧力、速度、加速度、音響などの測定に多く提案
され、一部分実用化されてきたが、電気接点をセンシン
グするものには殆ど現漫れていなかったが、上述したよ
うにこの発明の光ファイバー接点七ンサ装置を構成すれ
ば、電気接点のオン・オフを光ファイバーを介して容易
に検知することが出来る。 さらに、このセンサ装置には、ファイバー切断等のアラ
ーム検知、複数接点のセンシング等の機能を容易に付加
することが出来る。 (発明の効果) 上述した説明からも明らかなように、この発明によれば
、接点センサに対してアダプタ式に回路を付加すること
により、センサ部と受信部との結合を従来の欠陥の多い
電線から欠陥の少ない光ファイバーに置換することが出
来た。 また、光ファイバーを介して、受信側からセンサ側へ駆
動電源を供給出来るので、センサ部に一電池とか、鏡型
用電線等は不用となる。従って、外部から見た場合、光
ファイバーの先端に無電源の機能素子を接続したNF 
(Won Fanctional fiber) ’型
の、光フアイバーセンサと同等である。 さらに、この発明の光フアイバー接点センサ装置によれ
ば、光ファイバーを用いているので、従来のセンサでは
使用不可能であったような環境条件が厳しい個所、又は
、電磁雑音の多い場所でも使用が可能となるという利点
がある。 尚、この発明のセンサ装置によれば、従来のセンサマウ
ントをそのまま利用出来るので、多数のオン・オフセン
サを使用する工業計装、セキュリティ監視装置、及び、
車両、船舶、航空機の儀装等に容易かつ広く適用するこ
とが出来る。 4、図面の簡単な説明 第1図は従来の接点センサ装置を説明するための線図。 第2図(A)及び(B)は接点センサの実例を示す線図
、 第3図(A)〜(C)は接点センサと光ファイバーとの
接続の試案を説明するための回路図、第4図はこの発明
の光フアイバー接点センサ装置の一実施例を説明するた
めの線図、 第5図(A)〜(夏)は第4図の接点センサ装置の動作
を説明するための信号波形図、 第6図(A) 〜(C) 〜JJ8図(A) 〜(C)
はコノ発明の他の実施例をそれぞれ説明するための回路
図である。 l、31・・・接点センサ、 2・・・外部現象3・・
・変換器、 4・・・接点 5・・・ケーブル、 6・・・受信部 7・・・インターフェース回路 8・・・水面、 9・・・マグネット lO・・・フロート、 11・・・リードスイッチ12
・・・バイメタル、 13・・・接点32・・・電源、
 33.43・・・送光器34.40・・・センサ部、
35.50・・・受信部36・・・受光器 37、37a、37b、・”光ファイバー37c、37
d・・・光分岐、38・・・光源38・・・光電変換素
子、41・・・光電変換段42・・・接点センサ、 5
1・・・光エネルギ供給段52・・・光電変検出力段、
 53・・・受光素子54・・・出力回路、 55・・
・除去回路56・・・ワンショットマルチバイブレータ
57・・・平均化回路、 58・・・判別回路80・・
・光ファイバー、80a、Bob・・・光分岐a・・・
固定接点、 b・・・可動接点S、31.si、521
53 +・・・、Pt +p2 +P31・・・・・・
接点、R・・・インピーダンス手段 R,、R2,R3・・・抵抗 rO+ rl + r2 + r31 ” ” ””抵
抗C+ CI + C2・・・コンデンサD+ Dl 
+ DS・・・発光素子 D2 、D6・・・受光素子 DS・・・トリガダイオード D4・・・サイリスタ D7・・・LANERダイオード 特許出願人 沖電気工業株式会社 第2 図 (訂正図) 第5図 (訂正図) Tw Tw 第7 図 (訂正図)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、接点センサを有するセンサ部と、受信部とを具えた
    接点センサ装置において、 該センサ部及び受信部を接続する光ファイバーを具え、 該センサ部は前記受信部から送られた光電力を該センサ
    部の駆動電力に変換する光電変換段と、前記接点センサ
    のオン及びオフに対応した光信号に変換する送光器とを
    具え、 前記受信部は前記センサ部に前記光ファイバーを経て光
    電力を供給するための光電力供給段と、前記送光器から
    前記光ファイバーを経て送られた前記光信号を電気信号
    に変換する光電変換素子及び該電気信号を出力信号に変
    換して出力させる出力回路を含む光電変換出力段とを具
    えることを特徴とする光ファ・イバー接点センサ装置。 2、特許請求の範囲第1項記載の光ファイ/<−接点セ
    ンサ装置において、前記光電変検出力段は、前記電気信
    号の特性を検出して該特性が前記接点センサのオン及び
    オフにそれぞれ対応する所定の状態とは異なる状態に変
    化した時、警報信号を発生する判別回路を具えているこ
    とを特徴とする光ファ・fバー接点センサ装置。 3、特許請求の範囲第1項記載の光フアイバー接点セン
    サ装置において、前記送光器は、前記光電変換段及び接
    点センサに結合され前記接点センサのオン及びオフによ
    って充電速度が変わるコンデンサを含む充放電回路と、
    該充電数回路からの充放電パルスにより動作する発光素
    子とを具え、該発光素子からの前記光信号を前記接点セ
    ンサのオン及びオフにそれぞれ対応した所定の周期で発
    生する光パルスとしたことを特徴とする光フアイバー接
    点センサ装置。 4、特許請求の範囲第2項記載の光フアイバー接点セン
    サ装置において、前記送光器は、前記光電変換段及び接
    点センサに結合され前記接点セン ″\サのオン及びオ
    フによって充電速度が変わるコンデンサを含む充放電回
    路と、該充放電回路からの充放電パルスにより動作する
    発光素子とを具え、該発光素子からの前記光信号を前記
    接点センサのオン及びオフにそれぞれ対応した所定の周
    期で発生する光パルスとし、さらに、iiI記電気信号
    の特性を前記光パルスの発生する周期に対応してそれぞ
    れ発生する電気パルスの周期とすることを特徴とする光
    フアイバー接点センサ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01148836U (ja) * 1988-04-02 1989-10-16

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JPH01148836U (ja) * 1988-04-02 1989-10-16

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