JPS6018846B2 - 結束具 - Google Patents
結束具Info
- Publication number
- JPS6018846B2 JPS6018846B2 JP6248276A JP6248276A JPS6018846B2 JP S6018846 B2 JPS6018846 B2 JP S6018846B2 JP 6248276 A JP6248276 A JP 6248276A JP 6248276 A JP6248276 A JP 6248276A JP S6018846 B2 JPS6018846 B2 JP S6018846B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- locking
- hole
- base
- closing piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Basic Packing Technique (AREA)
- Package Frames And Binding Bands (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は管材や棒状等の複数の材料を集東してこれを緊
縛したりあるいは大型の単一物品に取掛けたりするため
の結束具に関するものである。
縛したりあるいは大型の単一物品に取掛けたりするため
の結束具に関するものである。
一般に管材等の長尺材を集束してこれを緊綿する場合、
鉄線等の線材を巻付けてその両端を結び合わせることが
行なわれているが、両端を結び合わせるためには細い線
材を用いなければならず、したがって線材自身の強度が
低いと共に結び合わせ部分の結合強度も低いから、集東
された長尺材等をクレーンで吊上げる場合、別にワイヤ
ローブを集東材料に取掛けてこのワイヤロープを更にフ
ック等の吊具に引掛けなければならず、したがって細い
線村により材料を集東する手間と、吊上げのためのワイ
ヤロープを集東村料に取掛ける手間との2重の手間を要
していた。これを解決するためには、強度が高いワイヤ
ロープにより材料を集東してこのワイヤロープを直接吊
臭に引掛けることが考えられるが、この場合ワイヤロー
プは線径が太く且つ剛性も高いから、ワイヤロープの両
端を結び合わせることは極めて困難である。したがって
ワイヤロープの両端をクランプ金具で挟み、このクラン
プ金具を介してワイヤロープの両端を結び合わせること
が考えられる。しかしながら材料を集東したワイヤロー
プを吊上げる場合、ワィャロープには相当な張力が加わ
るから、クランプ金具に対してワイヤロープが滑らない
ようにするためには相当大きな力で挟圧しなければなら
ず。このため結合時においてはクランプ金具でワイヤロ
ープを挟みこれに2Won以上の高圧力を加えつつクラ
ンプ金具をかしめる等して、クランプ金具が開放不能と
なるように固着してしまわなければならないと考えられ
ている。しかしながらこのようにすることは実際の作業
現場においては極めて面倒であり、かつクランプ金具が
変形して再使用不可能となると共にワイヤロープ自体も
これに伴って再使用不能となる場合が多く、このため経
済的不利益を招く欠点がある他、このように大圧力でク
ランプ金具を挟圧したとしてもワイヤロープがクランプ
金具に対して完全に滑らないようにすることは困難であ
り、したがって大重量の材料を結束する場合にはワイヤ
。ープが外れてしまったり、袋東した材料が崩れてしま
うなどの虞れがあった。そしてまた上述の場合、結合時
においてはワイヤロープの両端を把持しつつクランプ金
具を操作しなければならないから少くとも2人以上の人
手を要すると共に作業に塾練を要し、きわめて作業能率
が悪い問題がある。本発明は以上のような問題を有効に
解決し得る新規な結束具を提供することを目的とする。
鉄線等の線材を巻付けてその両端を結び合わせることが
行なわれているが、両端を結び合わせるためには細い線
材を用いなければならず、したがって線材自身の強度が
低いと共に結び合わせ部分の結合強度も低いから、集東
された長尺材等をクレーンで吊上げる場合、別にワイヤ
ローブを集東材料に取掛けてこのワイヤロープを更にフ
ック等の吊具に引掛けなければならず、したがって細い
線村により材料を集東する手間と、吊上げのためのワイ
ヤロープを集東村料に取掛ける手間との2重の手間を要
していた。これを解決するためには、強度が高いワイヤ
ロープにより材料を集東してこのワイヤロープを直接吊
臭に引掛けることが考えられるが、この場合ワイヤロー
プは線径が太く且つ剛性も高いから、ワイヤロープの両
端を結び合わせることは極めて困難である。したがって
ワイヤロープの両端をクランプ金具で挟み、このクラン
プ金具を介してワイヤロープの両端を結び合わせること
が考えられる。しかしながら材料を集東したワイヤロー
プを吊上げる場合、ワィャロープには相当な張力が加わ
るから、クランプ金具に対してワイヤロープが滑らない
ようにするためには相当大きな力で挟圧しなければなら
ず。このため結合時においてはクランプ金具でワイヤロ
ープを挟みこれに2Won以上の高圧力を加えつつクラ
ンプ金具をかしめる等して、クランプ金具が開放不能と
なるように固着してしまわなければならないと考えられ
ている。しかしながらこのようにすることは実際の作業
現場においては極めて面倒であり、かつクランプ金具が
変形して再使用不可能となると共にワイヤロープ自体も
これに伴って再使用不能となる場合が多く、このため経
済的不利益を招く欠点がある他、このように大圧力でク
ランプ金具を挟圧したとしてもワイヤロープがクランプ
金具に対して完全に滑らないようにすることは困難であ
り、したがって大重量の材料を結束する場合にはワイヤ
。ープが外れてしまったり、袋東した材料が崩れてしま
うなどの虞れがあった。そしてまた上述の場合、結合時
においてはワイヤロープの両端を把持しつつクランプ金
具を操作しなければならないから少くとも2人以上の人
手を要すると共に作業に塾練を要し、きわめて作業能率
が悪い問題がある。本発明は以上のような問題を有効に
解決し得る新規な結束具を提供することを目的とする。
以下本発明の実施例を図面にしたがって説明すると、本
発明による結束臭は、第1図に示されるように、例えば
集東きせた複数の材料1,1・・・を取り囲むための結
束用条体2と、この結束用条体2の両端部を結合するた
めの連結部材3とにより構成される。上記結束用条体2
は、第1図および第2図に示されるようにワイヤロープ
4の一端部近辺に、ワイヤロープ4の外径よりも大径な
複数の係止部5,5・・・を所定間隔置いて形成すると
共に、上記ワイヤロープ4の他端部の所定箇所に上記係
止部と同様な1箇の係止部5′を形成してなるものであ
る。
発明による結束臭は、第1図に示されるように、例えば
集東きせた複数の材料1,1・・・を取り囲むための結
束用条体2と、この結束用条体2の両端部を結合するた
めの連結部材3とにより構成される。上記結束用条体2
は、第1図および第2図に示されるようにワイヤロープ
4の一端部近辺に、ワイヤロープ4の外径よりも大径な
複数の係止部5,5・・・を所定間隔置いて形成すると
共に、上記ワイヤロープ4の他端部の所定箇所に上記係
止部と同様な1箇の係止部5′を形成してなるものであ
る。
上記両係止部5,5′は、ワイヤロープ4に対し不動に
固着されているかまたはワイヤロープ4自体に一体に形
成されていれば良いものであるが、通常は第2図から第
4図に示されるように、アルミニウムや軟鉄などの比較
的軟質な金属材料からなる係止環5aを上記ワイヤロー
ブ4の外側に通し、この係止環5aの外周側から圧縮力
を加えて塑性変形させることによりワイヤロープ4に密
に結合させた構成とすれば良い。ここでワイヤロープ4
は、通常複数の線材7,7…を撚り合わせて集合線材を
作り、更にこの集合線材を複数本撚り合わせてなるもの
である。したがってワイヤロープ4の外周には、各線材
間の広い凹溝4a,4a・・・と、各集合線材間の狭い
凹溝4b,4b・・・とが存在する。そしてまたこれら
の凹溝はワイヤロープ4の軸方向に対して斜行し、且つ
広い凹溝4a,4a・・・の煩斜角度と狭い凹溝4b,
4b・・・の傾斜角度が異なることになる。このため係
止環5aにワイヤロープ4を通して外周側から圧縮すれ
ば、係止環5aの内壁部5bが上記各凹溝4a,4bに
喰い込む状態に塑性変形し、且つこの喰い込んだ部分は
ワイヤロープ4の軸方向に対し異なる角度で煩斜するこ
とになる。したがってワイヤロープ4の軸方向へ係止環
5aに外力を加えても、係止環5aはワイヤロープ4に
対しその軸方向へ移動しない。一方前記連結部材3は、
例えば第5図ないし第8図に示されるように、前記結束
用条体2のワイヤロープ4の一方の端部が貫通する貫通
孔8を形成した基台9と、該基台9に対し開閉可能とな
り且つ閉止時において前記ワイヤロープ4の他方の端部
を挟む開閉片10と、該開閉片10を基台9に対し閉止
状態で係止する係止軸11とにより構成されている。
固着されているかまたはワイヤロープ4自体に一体に形
成されていれば良いものであるが、通常は第2図から第
4図に示されるように、アルミニウムや軟鉄などの比較
的軟質な金属材料からなる係止環5aを上記ワイヤロー
ブ4の外側に通し、この係止環5aの外周側から圧縮力
を加えて塑性変形させることによりワイヤロープ4に密
に結合させた構成とすれば良い。ここでワイヤロープ4
は、通常複数の線材7,7…を撚り合わせて集合線材を
作り、更にこの集合線材を複数本撚り合わせてなるもの
である。したがってワイヤロープ4の外周には、各線材
間の広い凹溝4a,4a・・・と、各集合線材間の狭い
凹溝4b,4b・・・とが存在する。そしてまたこれら
の凹溝はワイヤロープ4の軸方向に対して斜行し、且つ
広い凹溝4a,4a・・・の煩斜角度と狭い凹溝4b,
4b・・・の傾斜角度が異なることになる。このため係
止環5aにワイヤロープ4を通して外周側から圧縮すれ
ば、係止環5aの内壁部5bが上記各凹溝4a,4bに
喰い込む状態に塑性変形し、且つこの喰い込んだ部分は
ワイヤロープ4の軸方向に対し異なる角度で煩斜するこ
とになる。したがってワイヤロープ4の軸方向へ係止環
5aに外力を加えても、係止環5aはワイヤロープ4に
対しその軸方向へ移動しない。一方前記連結部材3は、
例えば第5図ないし第8図に示されるように、前記結束
用条体2のワイヤロープ4の一方の端部が貫通する貫通
孔8を形成した基台9と、該基台9に対し開閉可能とな
り且つ閉止時において前記ワイヤロープ4の他方の端部
を挟む開閉片10と、該開閉片10を基台9に対し閉止
状態で係止する係止軸11とにより構成されている。
上記基台9は平面的に見てほぼ方形となるように作られ
ると共に、その一方の緑部に沿って前後両端面9a,9
bに貫通する断面円形の前記貫通孔8が形成され、また
その板面には上言己貫通孔8と平行となると共に底部が
断面円弧状となる凹溝12が形成されている。
ると共に、その一方の緑部に沿って前後両端面9a,9
bに貫通する断面円形の前記貫通孔8が形成され、また
その板面には上言己貫通孔8と平行となると共に底部が
断面円弧状となる凹溝12が形成されている。
また上記貸通孔8が位置する側に対し反対側の綾部は側
方から切込まれて切込凹部13が形成され、この功込凹
部13によって区分形成される前後一対の突片部14,
14′には、それぞれ第3軸受部F、第1軸受部○が設
けられ、両者を貫通すると共に前記係止軸11が挿着せ
しめられる第1回動孔15、第1回敷止孔15′が形成
されている。一方前記開閉片10は基台9の切込凹部1
3に位置せしめられる基部16と上記凹溝12を覆う蓋
部17とが略T字形状をなすよう−体に形成されたもの
で、上記基部16には第2軸受部Eが設けられ前記係止
軸11が挿適する枢支孔15″が形成され、また上記蓋
部17の裏面には前記凹溝12の円弧と組合わされてほ
ぼ円形断面の狭止孔Bを形成するよう凹湾曲面18が形
成されている。
方から切込まれて切込凹部13が形成され、この功込凹
部13によって区分形成される前後一対の突片部14,
14′には、それぞれ第3軸受部F、第1軸受部○が設
けられ、両者を貫通すると共に前記係止軸11が挿着せ
しめられる第1回動孔15、第1回敷止孔15′が形成
されている。一方前記開閉片10は基台9の切込凹部1
3に位置せしめられる基部16と上記凹溝12を覆う蓋
部17とが略T字形状をなすよう−体に形成されたもの
で、上記基部16には第2軸受部Eが設けられ前記係止
軸11が挿適する枢支孔15″が形成され、また上記蓋
部17の裏面には前記凹溝12の円弧と組合わされてほ
ぼ円形断面の狭止孔Bを形成するよう凹湾曲面18が形
成されている。
上記第1回勤孔15、第1回勤止孔15′及び枢支孔1
5″が軸孔Cを構成する。また前記係止軸11は、前部
が方形断面の回動止軸部19に成形されると共に後部が
円形断面の回動軸部201こ成形され、また丸軸部20
の末端にフランジ21が取付けられると共に、該フラン
ジ21の前面側にコイル状のスプリング押圧手段22が
取付けられたものである。
5″が軸孔Cを構成する。また前記係止軸11は、前部
が方形断面の回動止軸部19に成形されると共に後部が
円形断面の回動軸部201こ成形され、また丸軸部20
の末端にフランジ21が取付けられると共に、該フラン
ジ21の前面側にコイル状のスプリング押圧手段22が
取付けられたものである。
なお上記回動軸部20の外径は、前記回動止軸部19の
断面の1辺の長さより小なるように設定されていれば良
く、図示の例では回動軸部20の外径が回動止軸部19
の断面の1辺の長さより少し小さくなるように作られて
いる。枢着装暦Aが第1軸受部D、第2軸受部E、係止
軸11及び押圧手段(コイルスプリング)22からなっ
ている。ここで上記係止軸11が挿通される第1回動孔
15、第1回動止孔15′および枢支孔15″について
詳細に説明すれば、第1回動孔15は、基台9の後端面
9bの側に、前記スプリング22を収容するよう拡大成
形されたスプリング収容室15aが形成されたもので、
このスプリング収容室15aの前端の段差部23により
スプリング22の前端を受けるように構成されている。
断面の1辺の長さより小なるように設定されていれば良
く、図示の例では回動軸部20の外径が回動止軸部19
の断面の1辺の長さより少し小さくなるように作られて
いる。枢着装暦Aが第1軸受部D、第2軸受部E、係止
軸11及び押圧手段(コイルスプリング)22からなっ
ている。ここで上記係止軸11が挿通される第1回動孔
15、第1回動止孔15′および枢支孔15″について
詳細に説明すれば、第1回動孔15は、基台9の後端面
9bの側に、前記スプリング22を収容するよう拡大成
形されたスプリング収容室15aが形成されたもので、
このスプリング収容室15aの前端の段差部23により
スプリング22の前端を受けるように構成されている。
一方突片部14′の第1回勤止孔15′は、回動止軸部
19の外面形状と同じ内面形状で寸法がやや大きい内面
を持つよう角孔状に作られている。さらに開閉片10の
基部16の枢支孔15″は、突片部14に近い側が前記
回敷軸部20の外径とよりやや大きい内径を持つ第2回
勤孔24に成形され、突片部14′に近い側が前記回動
止軸部19の外面形状と形状が同じで寸法がやや大きい
内面形状となる第2回勤止孔25に成形され、これによ
り第2回動孔24と第2回動止孔25との境界には段部
26が形成されている。ここで係止軸11は、平常時そ
の回動止軸部19が上記開閉片基部16の枢支孔15″
の第2回動止孔25内と基台突片14′の第1回勤止孔
15′内に位置し、回動軸部20が開閉片基部16の枢
支孔15″の第2回動孔24内と基台突片14の第1回
動孔15内に位置する。
19の外面形状と同じ内面形状で寸法がやや大きい内面
を持つよう角孔状に作られている。さらに開閉片10の
基部16の枢支孔15″は、突片部14に近い側が前記
回敷軸部20の外径とよりやや大きい内径を持つ第2回
勤孔24に成形され、突片部14′に近い側が前記回動
止軸部19の外面形状と形状が同じで寸法がやや大きい
内面形状となる第2回勤止孔25に成形され、これによ
り第2回動孔24と第2回動止孔25との境界には段部
26が形成されている。ここで係止軸11は、平常時そ
の回動止軸部19が上記開閉片基部16の枢支孔15″
の第2回動止孔25内と基台突片14′の第1回勤止孔
15′内に位置し、回動軸部20が開閉片基部16の枢
支孔15″の第2回動孔24内と基台突片14の第1回
動孔15内に位置する。
この状態では係止髄11の回動止軸部19の角部が基台
突片14′の第1回勤止孔15′の隅部に係合している
から、係止軸11は基台9に対して軸中心に回転不能で
ある。そしてまた同様に回動止軸部19の角部は開閉片
基部16の枢支孔15″の第2回勤止孔25の隈部に係
合しているから、開閉片1川ま係止軸11に対し回転不
能である。したがって開閉片1川ま係止軸11を介して
基台9に回転不能に係止される。一方上記係止軸11を
前記スプリング22の反発力に抗して第5図の矢印方向
へ押圧すれば、係止軸11が前進してその回動止軸部1
9と回動軸部20との境界の段部Pが開閉片10の枢支
孔15″から外れて基台9の第1回動止孔15′内に位
置するようになる。
突片14′の第1回勤止孔15′の隅部に係合している
から、係止軸11は基台9に対して軸中心に回転不能で
ある。そしてまた同様に回動止軸部19の角部は開閉片
基部16の枢支孔15″の第2回勤止孔25の隈部に係
合しているから、開閉片1川ま係止軸11に対し回転不
能である。したがって開閉片1川ま係止軸11を介して
基台9に回転不能に係止される。一方上記係止軸11を
前記スプリング22の反発力に抗して第5図の矢印方向
へ押圧すれば、係止軸11が前進してその回動止軸部1
9と回動軸部20との境界の段部Pが開閉片10の枢支
孔15″から外れて基台9の第1回動止孔15′内に位
置するようになる。
すなわち第9図に示されるように開閉片10の枢支孔1
5″の第2回動止孔25内には係止軸11の回動軸部2
0が位置せしめられるから、係止軸11と開閉片10と
の係合が解除され、開閉片10は基台9に対して回動可
能となる。ここで第8図に示すような開閉片10が基台
9に対し閉止した状態、すなわち基台9の凹溝12と開
閉片10の裏面の凹湾曲面18とが円形の狭止孔Bをな
すような状態において開閉片10と基台9とが回動不能
となるように前記枢支孔15″の第2回勤止孔25と第
1回動孔15′の向きが設定されている。
5″の第2回動止孔25内には係止軸11の回動軸部2
0が位置せしめられるから、係止軸11と開閉片10と
の係合が解除され、開閉片10は基台9に対して回動可
能となる。ここで第8図に示すような開閉片10が基台
9に対し閉止した状態、すなわち基台9の凹溝12と開
閉片10の裏面の凹湾曲面18とが円形の狭止孔Bをな
すような状態において開閉片10と基台9とが回動不能
となるように前記枢支孔15″の第2回勤止孔25と第
1回動孔15′の向きが設定されている。
したがって実施例のように係止軸11の回動止軸部19
を四角形状に作る場合には、開閉片10を基台9に対し
て閉止した状態と、この状態から90度開閉片10を開
いた状態(第10図の実線)および180度開いた状態
(第10図の想像線)において開閉片10が係止される
。以上の実施例の構成において、連結片3の基台9の貫
通孔8には、予め結束用条体2のワイヤロープ4の一方
の端部(但し係止部5′よりも内側の部分)が挿通され
ている。
を四角形状に作る場合には、開閉片10を基台9に対し
て閉止した状態と、この状態から90度開閉片10を開
いた状態(第10図の実線)および180度開いた状態
(第10図の想像線)において開閉片10が係止される
。以上の実施例の構成において、連結片3の基台9の貫
通孔8には、予め結束用条体2のワイヤロープ4の一方
の端部(但し係止部5′よりも内側の部分)が挿通され
ている。
この係止部5′は貫通孔8よりも大径に作られているか
ら、係止部5′は基台9の端面に妨げられて、貫通孔8
を通過しない。上述の如き結束具により材料1,1・・
・を結束する場合、結束用条体2により材料1,1・・
・を1巻き以上巻付けると共に、開閉片10を第10図
に示すように基台9に対し90度又は180度開いた状
態で結束用条体2のワイヤロープ4の他方の織部(但し
いずれかの係止部5よりも内側の部分)を基台9の凹簿
12内に載層する。
ら、係止部5′は基台9の端面に妨げられて、貫通孔8
を通過しない。上述の如き結束具により材料1,1・・
・を結束する場合、結束用条体2により材料1,1・・
・を1巻き以上巻付けると共に、開閉片10を第10図
に示すように基台9に対し90度又は180度開いた状
態で結束用条体2のワイヤロープ4の他方の織部(但し
いずれかの係止部5よりも内側の部分)を基台9の凹簿
12内に載層する。
次いで係止軸11を前述のように押圧すれば第9図に示
されるように開閉片10が基台9に対し回動可能となる
から、開閉片10を閉じてその凹湾曲面18により上記
ワイヤロープ4の端部片面を覆う。この後上記係止軸1
1の押圧を解除すれば開閉片10が基台9に対し回動不
能に係止され、閉じた状態が保持される。この状態にお
いて凹湾曲面18と凹溝12により形成される孔は係止
部5の外径よりも4・径であるから、係止部5は基台9
および開閉片10の端面に妨げられて上述の孔を通過し
ない。したがって結束用条体2を張力を与えた場合、ワ
イヤロープ4が若干連結部材3に対して滑っても、係止
部5,5′が連結部材3の前後両端面に当綾すればそれ
以上ワイヤロープ4が滑らなくなる。なお結束用条体2
を取外すときには、前記係止軸11を前述と同様に紳圧
して開閉片10を基台9に対し開放させれば良い。なお
開閉片10と基台9は前述の説明で明きらかなように開
閉片10を閉じた時に係止部5が通過し得ないような内
径の孔を形成すれば良いものであるから、ワイヤロープ
4を積極的に秋圧する必要はない。したがって凹湾曲面
18と凹溝12の曲率半径はワイヤロープ4の半径より
も若干大きくても良い。更に実施例においては結束用条
体2の一端部附近に所定間隔置いて複数の係止部5,5
・・・が形成されているから、連結部材3を係止させる
べき、係止部5を適宜選択して、他方の係止部6′との
間隔を変え、これにより結束用条体2が取囲む径を選定
することができる。
されるように開閉片10が基台9に対し回動可能となる
から、開閉片10を閉じてその凹湾曲面18により上記
ワイヤロープ4の端部片面を覆う。この後上記係止軸1
1の押圧を解除すれば開閉片10が基台9に対し回動不
能に係止され、閉じた状態が保持される。この状態にお
いて凹湾曲面18と凹溝12により形成される孔は係止
部5の外径よりも4・径であるから、係止部5は基台9
および開閉片10の端面に妨げられて上述の孔を通過し
ない。したがって結束用条体2を張力を与えた場合、ワ
イヤロープ4が若干連結部材3に対して滑っても、係止
部5,5′が連結部材3の前後両端面に当綾すればそれ
以上ワイヤロープ4が滑らなくなる。なお結束用条体2
を取外すときには、前記係止軸11を前述と同様に紳圧
して開閉片10を基台9に対し開放させれば良い。なお
開閉片10と基台9は前述の説明で明きらかなように開
閉片10を閉じた時に係止部5が通過し得ないような内
径の孔を形成すれば良いものであるから、ワイヤロープ
4を積極的に秋圧する必要はない。したがって凹湾曲面
18と凹溝12の曲率半径はワイヤロープ4の半径より
も若干大きくても良い。更に実施例においては結束用条
体2の一端部附近に所定間隔置いて複数の係止部5,5
・・・が形成されているから、連結部材3を係止させる
べき、係止部5を適宜選択して、他方の係止部6′との
間隔を変え、これにより結束用条体2が取囲む径を選定
することができる。
したがって集東すべき材料の本数が変化したり、材料の
径が変化したりする場合においても同一の結束用条体を
用いることができる。なおまた、開閉片10を基台9に
対して係止する手段は実施例のような係止軸11に限定
されないが、実施例のような係止鼠11を用いる場合に
は係止軸11を押圧するだけで開閉片10の係止状態を
解除できるから作業能率が著しく向上する利点がある他
、開閉片10が開いた状態においても開閉片10の位置
が保持されるから、操作がきわめて容易となる利点もあ
る。
径が変化したりする場合においても同一の結束用条体を
用いることができる。なおまた、開閉片10を基台9に
対して係止する手段は実施例のような係止軸11に限定
されないが、実施例のような係止鼠11を用いる場合に
は係止軸11を押圧するだけで開閉片10の係止状態を
解除できるから作業能率が著しく向上する利点がある他
、開閉片10が開いた状態においても開閉片10の位置
が保持されるから、操作がきわめて容易となる利点もあ
る。
またこの場合係止軸11の回動止軸部19の断面形状を
5角形あるいは6角形以上としたりしても良いことは勿
論であり、角数を増加させれば開閉片10が開いた状態
で保持し得る位置の数が増加し、操作が容易となる。更
に前記実施例では、ワイヤロープ4の両端に係止部5,
5′を形成すると共に一方の係止部5′の内側のワイヤ
ロープ部分を予め基台9の貫通孔8に挿通させておき、
上記係止部5′によりワイヤロープ4が滑らないように
した構成となっているが、要はワイヤロープの端部が基
台から抜けてしまわなければ良いから、この端部を基台
9に対し固定してしまっても良く、この場合には係止部
5′を省くことができる。
5角形あるいは6角形以上としたりしても良いことは勿
論であり、角数を増加させれば開閉片10が開いた状態
で保持し得る位置の数が増加し、操作が容易となる。更
に前記実施例では、ワイヤロープ4の両端に係止部5,
5′を形成すると共に一方の係止部5′の内側のワイヤ
ロープ部分を予め基台9の貫通孔8に挿通させておき、
上記係止部5′によりワイヤロープ4が滑らないように
した構成となっているが、要はワイヤロープの端部が基
台から抜けてしまわなければ良いから、この端部を基台
9に対し固定してしまっても良く、この場合には係止部
5′を省くことができる。
勿論他方の織部の係止部5は必要である。本発明結束臭
は以上説明したように、ワイヤローブからなる結束用条
体の一方の織部にワイヤロープよりも大径な係止部が形
成され、更に上記結束用条体には他方の端部の所定位置
よりも末端へ向け移動しないように連結部材を取付け、
上記連結部材の基台と開閉片との間に上記係止部より内
側のワイヤロープ部分を挟み込んで結束用条体の両端を
結合するようにしたものであるから、結束用条体により
材料を集東してこれをクレーンで吊上げる場合など、結
束用条体に大きな張力が作用した場合においても係止部
が連結部材の端面に当接して結束用条体がある程度以上
連結部村に対して滑らず、したがって集東した材料が崩
れたり結束用条体が外れてしまったりする虜れがないと
共に、結束時に大圧力を連結部村に加える必要がなく、
開閉片を閉じて係止手段で係止するだけで良いから、結
束作業が簡単且つ容易となり、開閉片の開閉は枢着装直
によって行われ、迅速で簡単でしかも確実であり、且つ
又連結部材は予め結束用条体に取付けられているから、
結束時には結束用条体の一方の端部だけを連結部材に挟
め込めば良く、したがってワイヤロープの両端を結束時
にクランプ金具で挟圧する従来のものと比較して格段に
作業能率が向上すると共に作業に要する人手を削減する
ことができ、更に結束作業によって連結部材や結束用条
体が変形しないから同一の結束臭を何回も使用すること
ができるから経済的利益も高く、この池結束用条体にワ
イヤロープが使用されているから、材料の集東作業と吊
上げる為のワィャロープ取掛け作業を別途行う必要がな
い等の利点がある。
は以上説明したように、ワイヤローブからなる結束用条
体の一方の織部にワイヤロープよりも大径な係止部が形
成され、更に上記結束用条体には他方の端部の所定位置
よりも末端へ向け移動しないように連結部材を取付け、
上記連結部材の基台と開閉片との間に上記係止部より内
側のワイヤロープ部分を挟み込んで結束用条体の両端を
結合するようにしたものであるから、結束用条体により
材料を集東してこれをクレーンで吊上げる場合など、結
束用条体に大きな張力が作用した場合においても係止部
が連結部材の端面に当接して結束用条体がある程度以上
連結部村に対して滑らず、したがって集東した材料が崩
れたり結束用条体が外れてしまったりする虜れがないと
共に、結束時に大圧力を連結部村に加える必要がなく、
開閉片を閉じて係止手段で係止するだけで良いから、結
束作業が簡単且つ容易となり、開閉片の開閉は枢着装直
によって行われ、迅速で簡単でしかも確実であり、且つ
又連結部材は予め結束用条体に取付けられているから、
結束時には結束用条体の一方の端部だけを連結部材に挟
め込めば良く、したがってワイヤロープの両端を結束時
にクランプ金具で挟圧する従来のものと比較して格段に
作業能率が向上すると共に作業に要する人手を削減する
ことができ、更に結束作業によって連結部材や結束用条
体が変形しないから同一の結束臭を何回も使用すること
ができるから経済的利益も高く、この池結束用条体にワ
イヤロープが使用されているから、材料の集東作業と吊
上げる為のワィャロープ取掛け作業を別途行う必要がな
い等の利点がある。
第1図は本発明の一実施例の使用状態を示す略解図、第
2図は上記実施例の全体的構成を示す平面図、第3図は
第2図のm−m線における拡大断面図、第4図は第3図
のW−W線における部分断面図、第5図および第6図は
本発明に用いる連結部材の1例を示す図で、第5図は部
分切欠平面図、第6図は分解斜視図、第7図は第5図の
W−肌線における断面図、第8図は第5図のW−側線に
おける断面図、第9図および第10図はそれぞれ第8図
と同位贋における使用時の断面図である。 2・・・・・・結束用条体、3…・・・連結部村、5・
・・・・・係止部、9…・・・基台、10・・・・・・
開閉片、11・・・・・・係止軸、15′・・・・・・
第1回動止孔、19・・・・・・回動止軸部、20・・
・・・・回動軸部、22・・・・・・コイルスプリング
、25・・・…第2回動止孔、A・・…・枢着装層、B
・・・・・・挟止孔、C・・・・・・軸孔、D・・・・
・・第1軸受部、E・・・・・・第2軸受部。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図
2図は上記実施例の全体的構成を示す平面図、第3図は
第2図のm−m線における拡大断面図、第4図は第3図
のW−W線における部分断面図、第5図および第6図は
本発明に用いる連結部材の1例を示す図で、第5図は部
分切欠平面図、第6図は分解斜視図、第7図は第5図の
W−肌線における断面図、第8図は第5図のW−側線に
おける断面図、第9図および第10図はそれぞれ第8図
と同位贋における使用時の断面図である。 2・・・・・・結束用条体、3…・・・連結部村、5・
・・・・・係止部、9…・・・基台、10・・・・・・
開閉片、11・・・・・・係止軸、15′・・・・・・
第1回動止孔、19・・・・・・回動止軸部、20・・
・・・・回動軸部、22・・・・・・コイルスプリング
、25・・・…第2回動止孔、A・・…・枢着装層、B
・・・・・・挟止孔、C・・・・・・軸孔、D・・・・
・・第1軸受部、E・・・・・・第2軸受部。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図
Claims (1)
- 1 結束用条体2の一方の端部近辺に係止部5が形成さ
れ、かつ上記結束用条体2の他方の端部には、基台9が
開閉片10が枢着装置Aで回動自在に枢着されかつ上記
基台9と開閉片10の間に基台9に対する開閉片10の
閉止状態において上記結束用条体2を挾み込む挾止孔B
が形成された連結部材3が取りつけられてなり、上記枢
着装置Aは、第1回動止孔15′を備え上記基台9と開
閉片10のいずれか一方に設けられた第1軸受部Dと、
第2回動止孔25を備え上記基台9と開閉片10の他方
に設けられた第2軸受部Eと、回動軸部20と回動止軸
部19とを備えるとともに上記第1軸受部Dと第2軸受
部Eに形成された軸孔Cに軸方向に移動自在に挿入され
て軸方向の一つの移動位置において上記回動止部19を
第1回動止孔15′と第2回動止孔25とに同時に嵌入
させ開閉片10の閉止状態において基台9に対する開閉
片10の回動を阻止し、また軸方向の他の移動位置にお
いて回動止部19を一方の回動止孔15′又は25から
外して基台9に対する開閉片10の回動を自由にする係
止軸11と、この係止軸11の軸方向の移動を抑止して
両回動止孔15′,25に対する回動止部19の嵌入を
維持させる押圧手段22とからなる結束具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6248276A JPS6018846B2 (ja) | 1976-05-29 | 1976-05-29 | 結束具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6248276A JPS6018846B2 (ja) | 1976-05-29 | 1976-05-29 | 結束具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52145665A JPS52145665A (en) | 1977-12-03 |
JPS6018846B2 true JPS6018846B2 (ja) | 1985-05-13 |
Family
ID=13201433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6248276A Expired JPS6018846B2 (ja) | 1976-05-29 | 1976-05-29 | 結束具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6018846B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2541980B (en) | 2015-09-02 | 2018-02-07 | Romax Tech Limited | Bearing compression strap |
-
1976
- 1976-05-29 JP JP6248276A patent/JPS6018846B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52145665A (en) | 1977-12-03 |
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