JPS60187841A - サンプリング方法および装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、製鉄、火力発電設備等における各種固体原料
のコンサインメント或−（１）は工程管理のためのサン
プリング方法および同方法に使用するための装置に関す
る。

〔従来技術とその問題点〕

鉄鉱原料２石炭類等の粉塊混合原料のサンプリングはコ
ンサインメントの化学成分２粒度、水分。

物理的性質等の特性を統計的に推測する上で極めて重要
であり、取引き価格確定のための受り入れ検査と以降の
処理の工程管理の目的で行われる。

そして、通常の場合、サンプリング精度を維持できるよ
うに、一様な幅の開口部を原料流の全幅を通過せしめて
サンプリングする方式が採用されている。かかるサンプ
リングの方式としては、第１図および第２図に示すよう
なヘルド方式と第３図および第４図に示すギャリ一方式
等がある。

前者のベルト方式にあっては、採取カッタ下部にサンプ
リングベルト（インナコンヘア）ｂを配設した力７りａ
を有するサンプラＣ全体を移動軌条ｄ上を移動せしめて
、原料供給ヘルド１からの原料流下域２にカノクａを通
過せしめ、試料を採取し、前記原料流下域２外に配置し
たインナコンヘアｂの端部に設けたシュータｅから、採
取容器ｆに採取するものである。

また、後者のギャリ一方式にあっては、同様の移動カッ
タａに一個ないし二個の採取シュータｇを取り付けて採
取するものである。

かかる方式の採用によって、原料供給ヘルド１から流下
する原料流下域２の全面をカッタａの開Ｉ」が所定の速
度で通過するので、全断面をサンプリングし、精度は向
上し、期待値を得ることができる。しかしながら、両方
式とも、カンタ、サンプリング方法１−あるいはシュー
タ等の移動に大掛りな設備を必要とするという欠点があ
る。また、大型のカッタやシ、−夕を移動させるため慣
性が大きく、そのためにカッタをサンプリングに必要な
速度にする時間およびサンプリング開始から停止までの
時間が長くなり、その分だけカッタの移動距離を長くす
る設備が必要となる。設備空間に制限があるため、必然
的に走行速度を低速にし、力、り移動開始から停止まで
の距離を短くせねばならない。このように、カッタの移
動速度を低速に抑えると、カッタが原料流下層を通過す
る時間が長くなって、サンプル量が必要量以上採取され
ることになり、設備および工程のロスが増大するという
無駄を生じていた。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、従来のサンプリング方法におりる無駄
を省き、設備を極端に軽量小型化でき、しかも充分に所
定の精度を維持できる必要量の試料を任意数サンプリン
グするごとができる方法と装置を提供することにある。

〔発明の構成〕

従来の採取器の代わりにバット状の小型の採取器を原料
流下層の全面を通過させたのち、原料流下層の域外で採
取器を反転さ一已るサンプリング方法を採用することで
、サンプリングの精度を何等低下させることなく、本発
明の上記目的は達成される。

第５図以下は本発明の実施態様を示す図である。

第５図および第６図は採取器を原料供給へルトの進行方
向に直角に移動させる装置全体を示す図であり、第５図
は平面図、第６図は第５図のＩ−■線から見た側面図で
ある。また、第７図および第８図は採取器を原料供給ヘ
ルドの進行方向に沿って移動させる装置を示し、第７図
は平面図、第８図は第７図の■−■線から見た側面図で
ある。

これらの図において、３は本発明に使用するノマット状
採取器を示す。同採取器３ば、粉塊原料の供給ヘルド１
から流下する原料流下域２の全面から一様にサンプリン
グできるように、少なくとも均一な幅と、それに比較的
浅い均一な深さと、それに原料流下域２の幅以上の長さ
を持つパ・ノド鍋状体をなす。そして、同採取器３の容
量は、供給ヘルｌ−１からの原料流下域２を力・ツタが
所定速度で通過して、試料を採取した場合の採取量より
も大きい容量にする必要がある。４は原料流下域２を通
過し、その反転部が同原料流下域の外側に位置するよう
に配置されたチェンコンベアのような無端移送装置であ
る。前記採取器３は、チェンコンベア４に取付けられ、
同チェンコンベア４の駆動によって速度可変的に移動せ
しめられる。

本発明においては、試料採取器３は、全体重量が従来の
ハケノ１一方式のものよりも、軽く作ることができるの
で、その移動のための装置もチェンコンベアのような比
較的簡便な移動手段を用いることができ、設備全体を小
さく作ることができる。

従って慣性が小さいので駆動モータも馬力の小さいもの
を使用することができ、サンプリングのための採取容器
を任意の速度で移動できる可変速型にすることが可能で
ある等の利点を生しる。

５は、流下原料が採取器３の容量を超えて山盛り状態で
収容されたとき、その上面をカットするためのスクレー
バ装置である。

６はチェンコンベア４の転回部の下部に設けられたりミ
ツトスイッチを示し、この位置で転回し、開口部を下向
きにした採取器３は、一旦停止して収容した試料をサン
プルカンフに落下放出する。

８は採取器３を打撃して、同パ・ノドの底に付着残留す
る原料を全量落下せしめるためのノ＼ツマ装置を示す。

第９図はハンマ装置８の詳細とともに、その作動を説明
する図である。同図において、複数個のハンマ１１カチ
エンスプロケントの軸９にベアリング１０を介して取付
けられている。同ハンマ１１は通常Ａの位置にあり、採
取器３が移動してフック１２に当たると、ハンマ１１は
チェノに係止し採取器３の移動に従ってＡ−Ｂ−Ｃの位
置に回転する。Ｃに示す位置で最高点に達したハンマ１
１は更に採取器３が移動すると係止が解け、自重によっ
て急速にＡの位置に戻るのでその時採取器３の底部を打
撃して内部に付着した試料を落下せしめる。これによっ
て、仮に原料中に水分がある場合とか原料自体に粘着性
があっても、採取器３内に収容された原料は完全に落下
して、チェンコンベア４の反転位置の直下に配置された
サンプルカンマに採取試料を完全に回収することができ
る。

試料を完全に放出した・後、チェンコンベア４は再び駆
動して採取器３は第８図に示す矢印の方向に移動して任
意に第二の試料を採取することができる。

〔綜合効果〕

以上のように、本発明においては、サンプリングは無端
搬送手段に一体的に取付られた構造のパンによって行わ
れ、軽量化できるので、移動のための慣性が小さくその
分だけ高速で原料流下域を通過させることができ、分析
と測定に必要な量のみを正確に採取できることになり、
サンプリング設備を小型化、軽量化できるとともに、サ
ンプリングの量的無駄を大幅に低減できるという効果を
奏することができる。

また、装置自体から見ても装置全体が小さく構成されて
おり、比較的小容量のモータを用いても、サンプリング
に必要な所定速度を短距離の間に得ることができるので
チェンコンベアの長さは、移動加速あるいは減速による
慣性のための余分の長さは必要とせず、設備全体の占め
る面積を小さくすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第４図は、従来の号ンブリング方式を示す図、
第５図は採取器を原料供給ベルトの進行方Ｕ　４こ直角
に移動させる装置全体を示す平面図、第６図は第５図１
−１線から見た側面図、第７図は採取器を原料供給ヘル
ドの進行方向に沿って移動させる装置の平面図、第８図
は第７図ｎ−ｎ線から見た側面図、第９図はハンマ装置
の詳細とその作動を示す図である。 １：原料供給ベル１−２＝原料流下域 ３：採取器　４：チェンコンベア ５：スクレーバ装置　６：リミソトスイソチ７：サンプ
ルカン　８：ハンマ装置 ９：チェンス１０ケノトの軸 １０：ヘアリング　Ｉｌ：ハンマ エ２：フノク 特許出願人　株式会社　今村製作所 代理人小堀　益（ほか１名） 第１図 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、粉塊混合原料の流下層全面に無端移動装置に固定し
   た縞状採取容器を通過せしめて、一定量の粉塊混合原料
   を前記容器に収容し、同容器を前記粉塊混合原料の流下
   層域外に搬出反転して、前記容器内に収容した粉塊混合
   原料を落下回収することを特徴とするサンプリング方法
   。 ２、粉塊混合原料の流下層域を通り同流下層域外に延び
   た上下反転可変速無端移動手段と、同無端移動装置に取
   付けられた一定幅を有する縞状採取容器と、前記無端移
   動装置の反転位置に前記縞状採取容器の底部打撃手段と
   、前記流下層域外にあって反転した縞状採取容器から落
   下する粉塊混合原料を採取する採取手段とを具備してな
   ることを特徴とするサンプリング装置。