JPS6018501Y2 - 波板の開閉自在パ−ゴラの雨仕舞装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は四季を通じて使用可能な開閉方式を採用したビ
ニール系波板使用の開閉自在のバーゴラの雨仕舞に関す
るものである。

ビニール系波板を可動式とするにはその型状が波型でし
かも品質に柔軟性があるため多くの隙間がてき雨仕舞の
点で問題があった。

本考案は上記欠点の除去と住居の居住性をより高めるた
めなされたものである。

本考案を図面にもとすいて説明すると、１，１は屋根の
縦枠、２は屋根の中枠で縦枠１を組合せたものである。

３は家屋取付用の横枠で断面コ形に形威されている。

なお、縦枠１の内側と中枠２の両内側に嵌込んだ木材に
断面Ｏ形のレール８が固着されている。

上記縦枠１，１、中枠２、横枠３で屋根枠が構成されて
いる。

９．９は嵌殺し屋根４の縦枠で断面り形に、１０は嵌殺
し屋根の庭寄りの横枠で断面コ形を、１１は嵌殺し屋根
の家屋寄りの横枠で断面り形に、１２は嵌殺し屋根の横
中棧で断面コ形を形威している。

横枠１０，１１と横中棧１２の上端に１３の波板を横枠
１０より約５ｃｍ長くしネヂ等にて固着する。

上記縦枠９、横枠１０，１１、横中棧１２及び波板１３
をネヂ等をもって嵌殺し屋根４が構成されている。

１４．１４は開閉屋根５の縦枠で断面り形である、その
中間には１５の縦中棧の平板が設けられ、これに紐取付
金具１６を家屋寄りと庭寄りとに固着している。

庭寄りの横枠１２と横中棧１２は断面コ形を形成七てい
る、１７は開閉屋根の家屋寄りの横枠で断面Ｅ形に形威
されており、１８の嵌合部の下端と波板１３の隙間に柔
性合成樹脂テープ１９が雨仕舞のため接着され、なお波
板１３は横枠１２より約５Ｃ７７１庭寄りに長く固着す
る。

上記縦枠１４、横枠１２，１７、縦中棧１５、横中棧１
２、紐取付金具１６、柔性合成樹脂テープ１９、及び波
板１３、ネヂ等をもって開閉屋根５が構成されている。

７は雨仕舞金具で断面コ形を形威し両側の下端に柔性合
成樹脂テープ１９′を接着し、屋根中枠２の庭寄りの上
端に固着されている。

６は開閉装置で、角パイプの家屋寄りには開口部２０が
上下に、庭寄りには上端に、それぞれ設けられ、２１の
大きい滑車は家屋寄りと、庭寄りとに固着され、２２の
小さい滑車は家屋寄りの大きい滑車との溝の山が互いに
接触するように固着され、なお２３は紐押え金具で家屋
寄りと庭寄りに滑車２１の斜め横に固着され、それを屋
根縦枠１と屋根中枠２の中心へ縦に固着している。

２４．２４’は１本の紐であるが、その一端を開閉屋根
５の庭寄りの紐取付金具１６に固着し、更にその一端を
滑車２１の溝と紐押え金具２３の間を介し内側の底辺よ
り小さい滑車２２の上部から滑車２１．２２の溝の間を
通し開口部２０ら十分操作できる程度の長さに垂下げな
がら滑車２０の家屋寄りの溝と紐押え金具２３の間を通
し家屋寄りの紐取付金具１６に固着されている。

従って室内で操作できる。

上記滑車２１．小滑車２２、紐押え金具２３及び紐２４
をもって開閉装置６が構成されている。

開閉操作は紐２４．２４’で操作するものとし、全開の
場合、紐２４を引くと滑車２０の両方は開閉屋根５の進
行方向と同じ方向に、小滑車２２は反対方向にと駆動し
、開閉屋根５に伝えられ家屋寄りにスライドし嵌殺し屋
根４の内側に収納され全開する。

閉鎖の場合は紐２４′を引けば小滑車２２は開閉屋根５
の進行方向とは反対の方向へ、滑車２０の両方は同じ方
向へほとんど同時に駆動し、開閉屋根５に伝えられ庭寄
りにスライドし、開閉屋根５の嵌合部１８は嵌殺し屋根
４の庭寄りの横枠１０に嵌合わさり閉鎖する、依って雨
仕舞は良好となりこ）に所期の目的を達することとなる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の実施例を示す組立てられスライドする
開閉屋根正面図、第２図は第１図のＡ−Ａ断面図、第３
図は第１図Ｂ−Ｂ断面図である。 １・・・・・・屋根縦枠、２・・・・・・屋根中枠、３
・曲・家屋取付枠、４・・・・・・嵌殺し屋根、５・・
・・・・開閉屋根、６・・・・・・開閉装置、７・・・
・・・雨仕舞金具、８・・・・・・レール、９・・・・
・・嵌殺し屋根縦枠、１０・・・・・・嵌殺し屋根横枠
、１１・・・・・・嵌殺し屋根横枠、１２・・・・・・
嵌殺し屋根横中棧、１３・・・・・・波板、１４・・・
・・・開閉屋根縦枠、１５・・・・・・開閉屋根横枠棧
、１６・・・・・・紐取付金具、１７・・・・・・開閉
屋根横枠、１８・・・・・・嵌合部、１９．１９’・・
・・・・柔性合成樹脂テープ、２ｏ・・・・・・開閉装
置の開口部、２１・・・・・・滑車、２２・・・・・・
小滑車、２３・・・・・・紐押え金具、２４・・曲縁。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 屋根縦枠１，１屋根中枠２の家屋寄りの上端に、波板１
   ３を固着した嵌殺し屋根４と、屋根中枠２の庭寄りの上
   端に柔性合成樹脂テープ１９を接着した雨仕舞金具７を
   固着し、その下側を屋根縦枠１，１は内側に、屋根中枠
   ２は両内側にそれぞれガイドレール８を設け、波板１３
   を固着した開閉屋根５の横枠１７の嵌合部１８の下端と
   波板１３の隙間に柔性合成樹脂テープ１９を接着した開
   閉屋根５と１、更にその下側に屋根枠１，１と屋根中枠
   ２の間の中心に設けた滑車と紐を備えた開閉装置６とか
   らなり、紐の操作によりガイドレール８に沿って開閉屋
   根５が家屋寄りと庭寄りとにスライドする開閉自在バー
   ゴラの雨仕舞装置。