JPS6018236B2 - ミルカおよび搾乳パイプラインの自動洗浄装置における行程検出装置 - Google Patents

ミルカおよび搾乳パイプラインの自動洗浄装置における行程検出装置

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JPS6018236B2
JPS6018236B2 JP51005693A JP569376A JPS6018236B2 JP S6018236 B2 JPS6018236 B2 JP S6018236B2 JP 51005693 A JP51005693 A JP 51005693A JP 569376 A JP569376 A JP 569376A JP S6018236 B2 JPS6018236 B2 JP S6018236B2
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JP
Japan
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water
tank
milker
cleaning
pipeline
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JP51005693A
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哲郎 橋本
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Yanmar Co Ltd
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Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、排水弁を接続した洗浄タンクに、そのタンク
内の水位を検出する水位検出装置を設け、かつ前記タン
クに、系外への排水ラインに切換え自在な三方弁、傷電
磁弁、定量水電磁弁、連続水電磁弁を夫々接続すると共
に、前記タンクに対して取外し自在にミルカを取付け、
前記ミルカからの搾乳パイプラインに真空ポンプを接続
したジャーを接続すると共に、該ジャーと前記三方弁に
わたるパイプラインにミルクポンプを、かつ、該ミルク
ポンプの下流側にミルクタンクへのパイプラインを接続
して成るミルカおよび搾乳パイプラインの洗浄装置に関
し、詳しくは、該洗浄装置による洗浄処理を自動化させ
るときの、ミルカおよび搾乳パイプラインの自動洗浄装
置における行程検出装置に関する。
従来のこの種行程検出装置は、モータによって駆動され
る駆動軸に異なる多数の対象に対する行程にあわせた複
数個のカム板を固着し、このカム板がマイクロスイッチ
をON・OFFすることによって行程を検出するように
していた。
しかし、カム板を複数個前記駆動軸に固着しているため
高高くなるとともに、カム板でマイクロスイッチをON
・OFFするため機械的可動部が損傷しやすく、又カム
板の摩耗による誤動作が起こるという欠点があった。本
発明は従釆装置における上記欠点を解消した行程検出装
置を提供することを目的とするもので、以下、本発明を
図面に示す一実施例について説明する。
1は、ミルカおよび搾乳パイプライン3の自動洗浄装置
4の行程に合わせた溝を同○円状に穿設した円板で、こ
の実施例においては、第1図に示すように三方弁5、排
水弁6、濠電磁弁7、ポンプ8,9、定量水電磁弁10
、連続水電磁弁11、および円板1を回転させるシーケ
ンスモータ12を各々ON・OFF動作するように7種
類の溝を穿設してある。
尚、理解しやすいように溝の部分を同図において黒く塗
りつぶしてある。この円板1を指示線18に合わせると
、例えば円板1を手で回転させて殺菌と表示してあると
ころを指示線18に合わせると、後述するように殺菌行
程が行なわれるように構成してある。次に13は発光ダ
イオードで、前記した7種類の溝にあわせて7個が所定
間隔をおいて並べてある。
14は、前記発光ダイオード13に夫々対向するように
設けられた7個の受光ダイオードで、発光ダイオード1
3の光を受光して検出信号を発するようにしたものであ
る。
発光ダイオード13と受光ダイオード14の間には前記
円板1を介在させてあり、OFF状態では光を遮ぎつて
、受光ダイオード14が受光するのを阻止しているが、
前記した溝が発光ダイオード13と受光ダィオ−ド14
を対向させてある位置にくると受光ダイオード14はこ
の溝を通して受光し検出信号を発するのである(ON状
態)。尚、第2図に示す15および16は発光ダイオー
ド13および受光ダイオード14をそれぞれ取付けてあ
る取付板であり、又、円板1はシーケンスモータ12の
駆動により軸12を中心に回転するように構成してある
。次に、前記した受光ダイオード14のON・OFFに
ついて説明する。三方弁5のソレノィド5′に連絡した
受光ダイオード14aがONすると、三方弁5の通路が
切換りミルクポンプ9からの水は外へ排出されるが、O
FFとのきはミルクポンプ9からの水が三方弁5を通っ
て後記する洗浄タンク19に流入するように構成されて
いる。又、排水弁6のソレノィド6′に連絡してある受
光ダイオード14bがOFFのときは洗浄タンク19の
排水弁6は閉じられているが、ONするとき排水弁6が
開くように構成されている。同様に濠電磁弁7、定量水
電磁弁10および連続水電磁弁11に夫々連絡してある
受光ダイオード14c,14e,14fがOFFのとき
は前記した三つの電磁弁7,10,11は閉じられてい
るが、ONすると夫々が開かれて湯や水がパイプ21,
22,23を通って洗浄タンク19に流入するように構
成してある。又、ポンプ8,9に連絡してある受光ダイ
オード14dがOFFのときは、真空ポンプ8およびミ
ルクポンプ9は作動しないがONするとこれらのポンプ
8・9が作動するように構成してある。尚、シーケンス
モータ12に連絡してある受光ダイオード14gの場合
は前言己したのとは反対に、受光ダイオード14gがO
Nのときはモータ12が休止し受光ダイオード14gが
OFFのときにモータ12が作動して前記円板1を回転
させるように構成してある。そして、第3図に示すよう
にミルカ2は搾乳パイプライン3に接触してあるととも
に先端を洗浄タンク19に浸してある。
8は真空ポンプで、この真空ポンプ8を作動させると洗
浄タンク19内の水がミルカ2および搾乳パイプライン
3を通ってジャー24に流入するようにしてある。
9はミルクポンプで、洗浄殺菌作業を行なう場合はジャ
ー24内に流入した水を三方弁5に送る作用をするとと
もに、ミルカ2にて搾乳作業を行なう場合にはミルカ2
→搾乳パイプライン3→ジャー24と流れてきた牛乳を
図外ミルクタンクへと流す作用を行なうものである。
25は水位検出装置で、洗浄タンク19の水位が一定以
上になると○Nして前記したシーケンスモータ12を回
転させるものである。
次に、第4図は前述実施例の電気接続図を示すもので、
いまかりに前記円板1において排水弁6のソレノィド6
′に連絡した受光ダイオード14bの位置に溝ができて
この受光ダイオード14bが検出信号を発したとすると
(ONの場合)、この受光ダイオード14bに接続され
たトランジスタTrにベース電流が供給されて該トラン
ジスタTrが導通してリレーRbが通電する。
このリレーRbの通電によって接点Rb/1が閉じられ
て排水弁6のソレノド6′が通電され排水弁6は開かれ
る。よって洗浄タンク19内の水はこの排水弁6を通じ
て排水されることになる。上記の例は排水弁6のソレノ
ィド6′に連絡した受光ダイオード14bの場合につい
て述べたものであるが、他の受光ダイオードが○Nした
ときも同様であって、このONした受光ダィオー日こ夫
々接続されているトランジスタTrが導通して夫々のり
レーを通電し、前述したような作用が行なわれるように
してある。理解を深めるためもうひとつの例をあげれば
、例えば、シーケンスモータ12に連絡してある受光ダ
イオード14gが〇Nした場合、リレーRgが通電し接
点Rg/1が開かれモータ12の回転は休止するのであ
る。尚、水位検出装置25のリレーRxは受光ダイオー
ド14のON・OFFとは無関係に構成してあり、洗浄
タンク19の水位が一定以上になるとこのリレーRxが
ONするように構成してある。尚26はシーケンスボツ
クスを表わしており、該シーケンスボックス26内には
前記した発光ダイオード13・受光ダイオード14・円
板1およびこの円板1を回転させるシーケンスモータ1
2が収容してある。尚この電気接続図においてはシーケ
ンスモータ12は便宜上シーケンスボックス26の外部
に表わしてある。又、27はICのプリント基板を表わ
しており、整流回路28を介した7つのトランジスタT
rが内蔵されておりこのうちいずれかのトランジスタT
rが導通すればRaからRgまでのいずれかのりレーが
通電するように構成されている。尚、30はシーケンス
ボツクス26の発光ダイオード13・受光ダイオード1
4とICのプリント基板27とを接続するコネクタ、M
9MおよびMgVはマグネットスイッチである。次に前
述した実施例の作用について説明する。
ミルカ2による搾乳が済むとまず前冷洗を行なう。前記
円板1を手で回して発光ダイオード13と受光ダイオー
ド14とを対向させてある位置(指示線18の位置)に
前冷洗と表示してあるところをセットする。するとまず
定量水電磁弁10が開きこの定量水電磁弁10を通じて
水が洗浄タンク19に流入する。少したつと今度はシー
ケンスモータ12が休止し円板1の回転は止まる。しか
し定量水弁10は開いたままであるので水は洗浄タンク
19に流入しつづける。又、連続水電磁弁11も開かれ
ているのでこの弁11を通じても水は洗浄タンク19に
流入する。水が洗浄タンク19内において一定水位まで
たまると水位検出装置25が○NしてリレーRxが通電
し接点Rx/1が閉じられる。よってシーケンスモータ
12は再び回転して円板1も回転する。次に真空ポンプ
8およびミルクポンプ9が作動し、洗浄タンク19の水
はミルカ2→搾乳パイプライン3→ジャー24→三方弁
5と流れるが、三方弁5は前冷洗の行程が始まったとき
からジャー24からの水を洗浄タンク19に戻すのでは
なく該タンク19の外へ排出するようにしてあるのでジ
ャー24からの水はタンク19の外へ排出される。次に
連続水電磁弁11が閉じられて水は洗浄タンク19に供
給されなくなる。少したつと今度は排水弁6が開き洗浄
タンク19の水は排水弁6を通じて外へ排水される。こ
の排水弁6の排水作用が完了しても真空ポンプ8および
ミルクポンプ9は少しの間は作動している。これにより
ミルカ2→搾乳パイプライン3→ジャー24→三方弁5
と空気が流れ水切り作用が行なわれるのである。このよ
うにして前冷洗の行程が終る。次に薬液洗浄の行程に入
る。
まず湯電磁弁7が開き、薬液を混入した湯が洗浄タンク
19に入る。少したつとシーケンスモータ12が停止す
る。前記薬液の混入した湯が一定水位になると水位検出
装置25が○Nして前記同様シーケンスモータ12が再
び回転いまじめ円板1も再び回転する。次に湯電磁弁7
が閉じるとともに真空ポンプ8およびミルクポンプ9が
作動する。このとき、三方弁5はジャー24からの通路
が洗浄タンク19に通じるようになっているため、薬液
の混入した湯は洗浄タンク19→ミルカ2→搾乳パイプ
ライン3→ジャー24→三方弁5→洗浄タンク19と循
環して薬液洗浄が行なわれる。次に、三方弁5の通路が
切換りジャー24からの湯は洗浄タンク19外へと放出
されはじめる。又、排水弁6も開かれるので洗浄タンク
19内の湯も排水弁6を通じて外へ排水される。この排
水がおわっても真空ポンプ8およびミルクポンプ9はい
まらくの間作動しているため、前記した前冷洗の行程に
おけると同じく水切り作用が行なわれる。薬液洗浄の行
程がおわると今度は搾乳パイプライン3等に残った薬液
を洗い落とすために後冷洗の行程に入る。
後冷洗は前述した前袷洗の行程と同様であるため省略す
る。上述した如く、前冷洗−薬液洗浄→後冷洗の行程が
おわると今度はシーケンスモータ12が○FFして円板
1の回転も止まる。
このようにして搾乳後の洗浄は終る。次に、再び搾乳を
行いたいときは、まず殺菌を行なわなければならないの
で手で円板1を回して殺菌と表示してあるところを指示
線18に合わせる。
すると殺菌行程が始まる。殺菌行程をはじめる前に定量
水電磁弁10から洗浄タンク19へ流水する水にあうか
じめ殺菌剤が混入するようにしておく。
よって殺菌行程をはじめると定量水電磁弁10から殺菌
剤が混入した水が洗浄タンク19内へと流入する。いま
ら〈たつとシーケンスモータ12がOFFし円板1の回
転は止まり前記した殺菌剤を混入した水が洗浄タンク1
9に流入するだけである。この水が一定水位に達すると
水位検出装置25が○Nしてシーケンスモータ12は再
び始動し円板1は回転しはじめる。次に定量水電磁弁1
川ま閉じられ、これと同時に真空ポンプ8およびミルク
ポンプ9が作動する。よって洗浄タンク19内に充満さ
れた殺菌剤を混入した水は、ミルカ2→搾乳パイプライ
ン3→ジャー24→三方弁5→洗浄タンク19→ミルカ
2と循環して搾乳パイプライン3等の殺菌作用を行なう
。そして一定時間がたっと三方弁5の通路が切換りジャ
ー24からの前記した水は三方弁5を経て外へ排水され
る。又、いまらくたつと排水弁6も開き洗浄タンク19
内の水を外へ排水する。このようにして排水作用が完了
すると真空ポンプ8およびミルクポンプ9の作動もやむ
。そして次に円板1は搾乳行程のところに入るが、シー
ケンスモータ12は○FFして円板1の回転は止まる。
そこで、ミルカ2を洗浄タンク19から取り出して図外
乳牛の乳房に装着して搾乳を行なう。この搾乳がおわる
と前記したような前冷洗→薬液洗浄→後冷洗の行程をを
再び行ない搾乳パイプライン3等を洗浄するのである。
尚、行程の途中で自動洗浄装置4を停止させたい場合は
、円板1を回して休止と表示してあるところを指示線1
8の位置にあわせると行程の進行を停止させることがで
きる。
本発明は上記した構成よりなっており、無接点検出装置
であって機械的可動部がないから接接点が損傷するとい
ったようなことがなく耐久性に富むとともに、従来装置
におけるようなカム板の摩耗による誤動作もなくなる。
そのうえ、発光源と光電変換素子の間に異なる多数の対
象に対する行程に合せた多数の溝を穿設しただけの1個
の円板を介在させたものであるから極めてコンパクトな
ものとすることができる、といった効果がある。尚、発
光源と、光電変換素子と、前記円板と、この円板を回転
させるシーケンスモータとをユニット化して組付けこれ
をシーケンスボツクスに着脱自在に装着するようにすれ
ば、この検出装置の部分に故障が生じた場合、ユニット
化した同種の検出装置に取換えるだけで済むという利点
がある。これは特に、この種目勤洗浄装置が市街地から
離れた牧場等で使用されるという実情からして、この検
出装置が故障した場合に市街地から技術者を呼んで修理
するのに要する期間搾乳パイプラインが使用できないと
いったような不都合がなくなるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は行程に
合わせた溝を穿設した円板を示す正面図、第2図は行程
検出装置を示す菱部断面図、第3図は自動洗浄装置を示
す説明図、第4図は同電気接続図である。 1・・・・・・円板、2・・・・・・ミルカ、3・・・
・・・搾乳パイプライン、4・・・・・・自動洗浄装置
、13・…・・発光源、14・・・・・・光電変換素子
。 第1図 第2図 第3図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 排水弁を接続した洗浄タンクに、そのタンク内の水
    位を検出する水位検出装置を設け、かつ前記タンクに、
    系外への排水ラインに切換え自在な三方弁、湯電磁弁、
    定量水電磁弁、連続水電磁弁を夫々接続すると共に、前
    記タンクに対して取外し自在にミルカを取付け、該ミル
    カからの搾乳パイプラインに真空ポンプを接続したジヤ
    ーを接続すると共に、該ジヤーと前記三方弁にわたるパ
    イプラインにミルクポンプを、かつ、該ポンプの下流側
    にミルクタンクへのパイプラインを接続して、ミルカお
    よび搾乳パイプラインの洗浄装置を構成する一方、発光
    源と該発光源からの光を受光するように対向させた光電
    変換素子との間に、異なる多数の対象に対する行程に合
    せた光通過用の多数の溝を穿設したモータ駆動の1個の
    円板を配置して、該円板の回転に伴う前記光電変換素子
    の前記溝を通しての受光によりその受光継続の間、前記
    水位検出装置が所定の水位を検出するまで前記モータを
    駆動停止させ、かつ、洗浄タンクに連通の三方弁を系外
    排水用パイプラインに切換え接続させ、かつ更に、排水
    弁、湯電磁弁、定量水電磁弁、連続水電磁弁を開弁させ
    るようにし、もつて、(イ) 洗浄タンク内への所定量
    の給水後において通水を継続させながら、タンク内の水
    をミルカ、搾乳パイプライン、ジヤー、ポンプ及び三方
    弁を通して系外に排水させ、所定時間経過後に通水を停
    止させると共にタンク内の水を排出させる前冷洗の行程
    。 (ロ) 洗浄タンク内への所定量の薬液供給後において
    、その薬液を、ミルカ、搾乳パイプライン、ジヤー、ポ
    ンプ及び三方弁を通して洗浄タンクに循環させると共に
    、所定時間経過後に前記薬液をタンク外に排出させる薬
    液洗浄の行程、(ハ) 前述の(イ)と同様の後冷洗の
    行程をその順に自動的に行なわせるように構成してある
    事を特徴とするミルカおよび搾乳パイプラインの自動洗
    浄装置における行程検出装置。
JP51005693A 1976-01-20 1976-01-20 ミルカおよび搾乳パイプラインの自動洗浄装置における行程検出装置 Expired JPS6018236B2 (ja)

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