JPS601675B2 - 発声の解析方式 - Google Patents

発声の解析方式

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JPS601675B2
JPS601675B2 JP5799877A JP5799877A JPS601675B2 JP S601675 B2 JPS601675 B2 JP S601675B2 JP 5799877 A JP5799877 A JP 5799877A JP 5799877 A JP5799877 A JP 5799877A JP S601675 B2 JPS601675 B2 JP S601675B2
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【発明の詳細な説明】 本発明は、口唇の動きを時間的かつ二次元的に解析して
、発声内容を認識しうるようにした発声の解析方式に関
する。
従来より、発声波形を周波数分析等の手法により解析し
、発声波形の特徴を抽出して、その発声内容を検出する
方式は種々提案されている。
しかしながら、従来のこの種解析方式では、同じ音を発
声したとしても、人により発声波形が微妙に相異するた
め、個性を除去して本質的な特徴のみを有効に検出する
ためには、種々のデータ処理が必要で大型コンピュータ
を用いた解析システム等を用いなければならないといっ
た問題があり、信頼性も劣るものであった。本発明は、
かかる従来の発声解析方式とは全く異なった新規な解析
方式を採用し、簡易な構成でありながら、信頼度の高い
発声解析方式を提供することを基本的な目的としている
この目的のために、本発明が採用する原理的方法は、発
声時における口唇形状の経時的な変化の観察に塞いてい
る。
一般に、発声時には、上あごは動かず、下あごだけが動
き、口唇はこれに応じて上、下唇が、上下,左右に、特
定のパターンで動き、これによって特定の音を発声する
ことができるのである。
即ち、第1図イ,口に示すように、口唇の両端点1,m
間の長さ即ち口唇の幅をW、両端点1,mを結ぶ線分則
ち口唇の中心線Lに対する上唇及び下唇の高さを夫々h
,,h2,またこれら高さh,,h2の和を日(H=h
,十h2)とすると、これら諸量W,h,,h2,H‘
ま、発声音の種類に応じて、時間的に変化し、時間tの
関数となる。いま、第2図,第3図及び第4図にハ (HA),バ(BA)及びパ(PA)について、上記諸
量を発声波形とともに示す。
これらの比較から明らかなように、口唇形状の変化が最
も緩やかなのは、″HA″の発声時であり、変化が最も
急激なのは、″PA″の発声時であり、両者の中間力r
BA″である。
これをより具体的に観察すると、″HA″の発声時には
、発声の開始前に既に口唇が一定量開かれており、しか
も子音部″H″の部分が長いために、形状変化が緩慢と
なることが理解される。
これに対し、″BA″及び″PA″の発声では、発声開
始以前において口唇は閉じられており、かつ、子音部″
B″,″P″の時間が短いため、発声初期における形状
変化が急激となるのである。以下、発声初期における形
状変化を起始部というとすると、″BA″と″PA′′
の発声については、口唇の高さの起女台部の時間幅↑に
おいて″BA″の方が″PA″に比して大きく(↑(B
A)>ヶ(PA))、一方口唇の幅〇において″PA^
′の方力ジBA″に比して大きい(〇(PA)>。(B
A))。したがって、″BA″と″PA′とはこれら起
始部諸畠丁,0を比較することによって識別することが
できる。以上の例示から明らかなように、発声時におけ
る口唇の形状変化の経時的変化のパターンの特徴を抽出
することによって、発声内容を解析することができるの
である。
以下、本発明の一実施例に係る発声解析装置について具
体的に説明する。第5図に示すように、口唇の形状変化
は、口唇の正面でこれを大写しうるように対峠し、かつ
第6図に示す如く、走査線が口唇の幅方向にほぼ直交す
るように設置したテレビカメラ1によって撮影する。
このテレビカメラ1のビデオ信号は、解析器2に入力さ
れ、解析器2によってビデオ信号から取り出された上記
諸量Wt,h,t,h2t,Htは、ベンレコーダ3に
よって経時的に記録される。なお、口唇は、口紅もしく
はこれに類するものを塗っておいて、明確な映像信号を
得るようにするのことが好ましい。第7図は、上記解析
器2の回路構成のブロック図を示すものであり、基本的
には、信号分離部A、コントロール信号発生部B及び計
側部Cの計3個のブロックによって構成される。
信号分離部Aは、信号分離部Aに入力されるテレビカメ
ラーのビデオ信号a中に含まれる映像信号b、水平同期
信号cおよび垂直同期信号dを分離し、映像信号b,水
平同期信号c,サンプルパルスSH及びリセットパルス
RSを出力する。
コント。ール信号発生部Bは、水平同期信号cが入力さ
れ、これに応じて水平ランプ信号HLを発生する水平ラ
ンプ信号発生回路B−1、リセットパルスRSが入力さ
れ、これに応じて垂直ランプ信号VL′を発生する垂直
ランプ信号発生回路B−2、これら水平,垂直ランプ信
号HL,VL′を入力信号とし、画面の上下,左右の検
出範囲を設定するりミッタ回路B−3及び該リミッ夕回
路B−3によって設定された検出範囲内においてのみ入
力されてくる映像信号b′を出力するとともに、後述す
るゲートコントロールパルスVs及びCPを出力する映
像ゲート回路B−4により構成されている。また、計測
部Cは、口唇の高さHt(h,t,h2t)を計測する
ためのアナログゲートC−1、ピーク値記憶回路C−2
及びアナログメモリC−3とからなるシリーズC‐1と
、口唇の幅Wtを計測するための、アナログゲートC−
4、ピーク値記憶回路C−5及びアナログメモリC−6
とからなるシリーズC−0とにより構成されている。
以下、より具体的に上記各部の構成を説明する。
{1’信号分離部A この信号分離部Aは、第8図に示すように、テレビカメ
ラ1からのビデオ信号aが入力される1つの入力端子l
paと、ビデオ信号a中の映像信号bのみを出力する出
力端子○p−b、ビデオ信号a中の水平同期信号cのみ
を出力する出力端子○p−c、ビデオ信号a中の垂直同
期信号dの立上りによって発生されるサンプルパルスS
Hを出力する出力端子○p−SH、垂直同期信号dの立
下りによって発生されるリセツトパルスRSを出力する
出力端子0p−−RSからなる計4個の出力端子とを有
する。
入力端子lpaに、その反転入力端子が接続された演算
増幅器Q,は、基準電源Vccに接続された可変抵抗V
RIによって非反転入力端子に設定された正のしきし、
値電圧Vb以上の信号波が反転入力端子に入力されたと
きに反転するようにセットされ、その反転出力は、これ
と直列に接続されたィンバータIVIによって反転され
た後、出力端子○p−bに印加される。
この出力信号bは、したがって、正のしきい値Vb以下
の信号がカットされ、かつィンバータIVIによって波
形整形された映像信号である。また、上記演算増幅器Q
,と並列された演算増幅器Q2は、ビデオ信号a中に含
まれた水平(及び垂直)信号を取り出すためのもので、
反転入力端子は入力端子lpaに接続される−方、非反
転入力端子には、負の電源−Vccに接続された可変抵
抗VR2によって設定される負のしきし、値電圧Vcが
印加され、この賞のしきし、値電圧Vc以下の信号則ち
、水平(及び垂直)同期信号cが反転入力端子に入力さ
れたときに、反転して、その反転出力を出力端子0p−
cに印加する。この演算増幅器Q2の出力端子側に抵抗
とコンデンサよりなり、水平同期信号と垂直同期信号の
時間幅を検出する時定数回路ICIを介して、その非反
転入力端子が接続された演算増幅器Q3は、水平同期信
号と垂直同期信号とを識別するためのものであって、そ
の反転入力端子には、電源Vccに対して直列した二つ
の抵抗により与えられる分圧によって設定された正のし
きし、値電圧Vdが入力されている。この演算増幅器Q
3の出力端子側には、コンデンサと抵抗よりなる微分回
路DC1,DC2が並列され、正の電源Vccに抵抗の
一端が接続された微分回路DCIは、インバータIV2
を介して、リセツトパルスRSの出力端子○p−RSに
接続され、一端が接地された微分回路DC2は、バッフ
ァアンプBAIを介して、サンプルパルスSHの出力端
子○p一SHに接続されている。したがって、上記演算
増幅器Q3は、前段の演算増幅器Q2が、水平同期信号
cと垂直同期信号dとが相隣接した反転出力を出力した
ときに、水平同期信号cの時間幅の経過した後、正の出
力パルスdを出力し、垂直同期信号dを分離する。
微分回路DC2は、反転した垂直同期信号dの立上りを
とらえ、バッファアンプBAIを介して、出力端子○p
−SHにサンプルパルスSHを出力する。
また、いま一つの微分回路DCIは、反転した垂直同期
信号dの立下りをとらえ、ィンバータIV2を介して、
正のりセットパルスRSを出力する。上記サンプルパル
スSHは、これによって後述のアナログメモリに計測信
号を記憶し、またリセットパルスRSは、計測回路Cを
リセットするためのものである。
(0) コントロール信号発生部B 第9図に示す如く、コントロール信号発生部Bは、信号
分離部Aの出力端子○p−bに接続され、分離された映
像信号bが入力される入力端子lpbと信号分離部Aの
出力端子0p−cに接続され、水平同期信号cが入力さ
れる入力端子】pcと、信号分離部Aの出力端子0p−
RSに接続され、リセットパルスRSが入力される入力
端子lpRSの計3つの入力端子を有する。
入力端子lpcに入力される水平同期信号cによって作
動する水平ランプ信号発生回路B−1は、水平同期信号
cによってオンするトランジスタTr,と定電流源CI
−1に接続されたコンデンサC,とからなり、水平同期
信号cが入力される毎にトランジスタTr,の導通によ
って、コンデンサC,を放電させ、放電後のコンデンサ
C,の充電によって、三角波状の水平ランプ信号HLを
発生する。また、入力端子lpRSに入力されるリセツ
トパルスRSによって作動する垂直ランプ信号発生回路
B−2は、水平ランプ信号発生回路B−1と同様、リセ
ットパルスRSによって導適するトランジスタTr2と
、定電流源CI−2に接続されたコンデンサC2とから
なり、垂直同期信号dに同期したりセットパルスRSの
周期毎に、額斜の緩やかな三角波状の垂直ランプ信号V
L′を発生する。リミツタ回路B−3は、各ランプ信号
HL,VL′が入力され、そのレベル弁別を行うための
計4段の演算増幅器Q4,Q5,Q6,Q7よりなり、
水平ランプ信号HLが、反転入力端子に入力される演算
増幅器Qと、非反転入力端子に入力される演算増幅器Q
5の出力端子は、アンドゲートANDIの各入力端子に
夫々接続され、また、垂直ランプ信号VL′が反転入力
端子に入力される演算増幅器Qと、非反転入力端子に入
力される演算増幅器Q7の出力端子は、いま一つのアン
ドゲートAND2の各入力端子に夫々接続されている。
両アソドゲートAND1,AND2の各出力は、アンド
ゲートAND3の各入力とされ、アンドゲートAND3
の出力は、映像ゲート回路B一4に属し、映像信号bを
一方入力とするアンドゲートAND4の他方入力とされ
る。
なお、水平ランプ信号HLを非反転入力とする演算増幅
器Q8は、バッファアンプとして使用される。このリミ
ッタ回路B−3は、第6図に示すように、全画面中、口
唇の検出に必要な範囲を残して周囲の不要部分を除去し
、検出範囲DA内にある映像信号b′のみを取り出すた
めのものである。
映像ゲート回路B一4は、アンドゲート AND4と、上記アンドゲ−トAND4のゲート出力信
号(映像信号b′)をT入力とする計3個のD一Tフリ
ツプフロツプF/F1,2,3によって構成され、上記
映像信号b′の出力端子○p−b′,映像信号b′のパ
ルス数に応じたパルス中を有するゲートコントロールパ
ルスVsの出力端子○p−Vs及び上唇,下唇の高さh
,t,h2tを計測するためのゲートコントロールパル
スCpの出力端子○p−Cpを有する。
上記3個のフリツプフロツプF/F1,2,3のうち、
第1段目のD−TフリップフロップF/FIは、映像信
号b′を一方入力とし、かつ、Q端子からのフィードバ
ックを他方入力とするアンドゲートAND5の出力側に
T入力端子が接続されており、リセットパルスRSによ
ってリセットされる。
出力端子○p−Cpへの出力は、フリツプフロツプF/
FIのQ出力から取り出されるようになっており、リセ
ット後の最初の映像信号b′によって立下るゲートコン
トロールパルスCpを出力する。映像ゲート回路B−4
の第2段のフリップフロップ回路F/F2は、T入力端
子に映像信号b′が入力され、Q出力端子が出力端子○
p−Vsに接続されたフリップフロップ回路で、このフ
リップフロップ回路F/F2のR端子には第3段目のフ
リツプフロップ回路F/F3のQ出力端子を一方入力と
し、入力端子lpcからの水平同期信号cを他方入力と
するアンドゲートAND6の出力が印加される。
この第3段目のフリップフロッブ回路F/F3は、その
R端子が抵抗とコンデンサよりなり、水平同期信号cを
僅かな時間遅延させる遅延回路DCIを介して入力端子
lpcに接続されている。上記第2段目のフリップフロ
ップ回路F/F2のQ出力端子は最初の映像信号b′で
立上り、最後の映像信号b′に対応したアンドゲートA
ND6によりリセット信号によってリセツトされるまで
の間、ゲートコントロールパルスVsを出力する。
アンドゲートAND6の一方入力である第3段目のフリ
ップフロップF/F3のQ出力端子は、フリップフロッ
ブF/F3が、遅延回路DCIを介して印加される遅延
された水平同期信号毎にリセットされ、かつ、映像信号
けが、T入力端子に入力されるごとに反転されるため、
交互に″1″と″0″とを繰返すが、最後の映像信号b
′が出力されたのちは、リセットがかかったままに保持
され、次の水平同期信号cと同期して、アンドゲートA
ND6はゲートを開き、そのゲート出力によって、第2
段目のフリツプフロツプ回路F/F2をリセットし、Q
端子による出力、即ちゲ−トコントロールパルスVsの
出力を停止する。
(m) 計測部C 計測部Cは、上唇,下層の高さh,t,h2t及びその
和Htを計測する計測部C−1と、口唇の両端点間の幅
Wtを計測する計測部C−0とからなり、これらは、基
本的に、アナログゲート、ピーク値記憶回路およびアナ
ログメモリが直列された構成を有する。
(m)−1 口唇の高さの計測部C−1 入力端子lp−HLから入力される水平ランプ信号HL
を入力信号とし、入力端子lp−b′から入力される映
像信号b′によりゲートが開かれる対のアナログゲート
GI,G2のうち、第1のアナログゲートGIの出力側
には順方向に援続したダイオードd,を介して、コンデ
ンサC3より構成される正ピークホールド回路PHIが
、該正ピークホールド回路PHIのリセット回路を構成
するトランジスタTr3と並設されている。
また、第2のアナログゲートG2の出力側には、逆方向
に接続したダイオードd2を介して、コンデンサC4よ
り構成される負ピ−クホールド回路PH2がその放電用
(リセット用)トランジスタTr4とともに、正の電源
Vccに対して設けられている。上記正のピークホール
ド回路PHIは、映像信号b′によって開かれたアナロ
グゲートGIからの水平ランプ信号HLによって充電さ
れ、アナログゲートGIが閉じられた時点における水平
ランプ信号HLの電圧値をホールドする。
このピークホールド‘ま、最大幅の映像信号b′が印加
されたときに最大幅での正のピーク電圧をホールドする
。また、負のピークホールド回路PH2は、正のピーク
ホールド回路PHIとは、正負を逆にした作動を示し、
最大幅の映像信号b′に対応した最小値をホールドする
正負のピークホールド回路PH1,PH2は、入力端子
lp−RSからのIJセットパルスRSによって、最大
値、最小値をホールドしていたコンデンサC3,C4を
放電させ、リセットする。これら、最大値,最小値とし
てホールドされたピーク値は、夫々上唇の高さh,t、
下唇の高さh2tに対応する。
また、第3段目のアナログゲートG3は、入力端子lp
−CpからのゲートコントロールパルスCpによって開
かれるゲートであり、このゲートコントロールパルスC
pが、最初の映像信号b′の立上りで立上り、立下りで
立下ることから、最初の映像信号b′換言すれば、口唇
の端点に対応する映像信号b′に対応して開かれ、その
時点における水平ランプ信号HLの値を、コンデンサC
6よりなるホールド回路PH3にホールドする。
このホールド回路PH3は、口唇の両端点1,mを結ぶ
線分の高さの基準値として設定するためのもので、いわ
ば上唇,下唇の高さh,t,h2tを計測するうえでの
零点を与える。上記各ホールド回路PH1,2,3に対
しては、夫々加減算器Q9,Q,o,Q,.が設けられ
ている。
加減算器Q9は、正のピークホールド回路PHIにホー
ルドされた最大値を非反転入力とし、負のピークホール
ド回路PH2にホールドされた最小値を反転入力とし、
基本的には、上唇と下唇の高さの和に対応する両者の差
電圧を出力する。また、加減算器Q,o,Q,.は上記
ホールド回路PH3にホールドされた基準値Voを、バ
ッファアンプBA2を介し、さらに分割抵抗を介して反
転入力側に入力されるようになった加減算器で、加減算
器Q,oの非反転入力端子には、正ピークホールド回路
PHIにホールドされた最大値が入力され、その差電圧
に応じて、上層の高さh,tを出力する。
一方、加減算器Q,.の反転入力には、負ピークホール
ド回路PH2にホールドされた最小値が入力され、その
差電圧に応じて、下唇の高さh2tを出力する。
これら、各加減算器Q9,Q,o,Q,.の出力は、次
の垂直同期信号に対応して発生されるサンプルパルスS
別こよって開かれるアナログゲートG5,G6,G7に
夫々入力され、各アナログゲートG5,G6,G7は、
出力側に設けた各コンデンサC7,C8,C9によって
構成されるホールド回路PH7,PH8,PH9に、そ
れぞれの出力値を印加してこれをホールドさせると同時
に、次段の各バッファアンプQ,3,Q,4,Q,5の
非反転入力にこれを印加し、各出力端子○p−h.,○
p−h2,0p−日からは、上唇の高さh,t,下唇の
高さh2t及び両方の高さの和Htを夫々出力する。
(m)‐2 口唇の幅方向の計測部C−ロ口唇の幅方向
の計測部C−山ま、定電流電源CI−3による定電流を
入力とし、入力端子lp−Vsから印放されるゲートコ
ントロールパルスVsによって開かれるアナログゲート
G4と、コンデンサC6により構成されるピークホール
ド回路PH4と、そのリセットのためのトランジスタT
t5と、ピークホールド回路PH4のピークホールド値
を非反転入力とするバッファアンプQ,2と、該バッフ
ァアンプQ,2の出力を入力とし、サンプルパルスSH
によって開かれるアナログゲートG8と、アナログゲー
トG8の出力をホールドするコンデンサCIOよりなる
ホールド回路PHIOと、ホールド回路PHIO‘こホ
ールドされたピーク値を非反転入力とするバッファアン
プQ,6とからなり、バツフアアンプQ,6の出力を出
力端子○p−Wから出力する。
上記ゲートコントロールパルスVsは、1回の走査にお
いて、最初の映像信号b′が出力されてから、最後の映
像信号けが出力されるまでの間、換言すれば、口唇の幅
方向の一端から池端に至るまでの時間、持続されるパレ
スであり、そのパレス幅に応じて、ホールド回路PH4
を構成するコンデンサC6は、定電流電源IC−3から
の定電流によって充電され、パルス幅に応じた、即ち口
唇の幅Wtに応じたピーク値をホールドする。
このピーク値は、バッファアンプQ,2の出力をサンプ
ルパルスSHによって、アナログゲートG8が開かれた
ときに、ホールド回路PH,oにピーク値をホールドさ
せ、バッファアンプQ,6を介して出力端子○p−Wか
ら、口唇の幅Wtを出力する。(m)‐3 口唇の幅方
向の計測に関する変形例第11図に示す回路は、口唇の
幅方向の計測について、垂直ランプ信号VL′を利用す
るようにしたものである。
即ち、第9図に仮想線で示すように、垂直ランプ信号V
L′をバッファアンプQ2oを介して、出力端子○p−
VL′から取り出し、この垂直ランプ信号VL′によっ
て、口唇の高さの計測について用いた方式と同様の方式
で、口唇の幅方向の検出を行うようにしたものである。
このため、第11図に示すように、ゲートコントロール
パルスVsによってゲートが開かれる2つのアナログゲ
ート○凶, G2,に、垂直ランプ信号VL′を入力す
るようにし、一方のアナログゲ−トG2川こ対して、正
のピークホールド回路PH20およびそのリセットのた
めのトランジスタTr20を設けるとともに、他方のア
ナログゲートG21に対して負のピークホールド回路P
H21およびそのリセットのためのトランジスタTr2
1を設け正のピークホールド回路PH20の出力を演算
増幅器Q3。
の非反転入力とし、負のピークホールド回路PH21の
出力を反転入力とし、これら両入力の差を演算増幅器Q
oの出力として取り出すようにしている。この場合、ゲ
ートコントロールパルスVsは、前述した如く、最初の
映像信号b′によって立上り、最後の映像信号b′によ
って立下るパルスであり、このパルスVsによってアナ
ログゲートG20,G21が開かれると、正負のピーク
ホールド回路PH20,PH21は、まずゲートが開か
れたときの垂直ランプ信号VL′の値Vm−をホールド
する。
正のピークホールド回路PH20は、以後、垂直ランプ
信号VL′の上昇に応じてホールド値が上昇し、ゲート
コントロールパルスVsの立下り時における垂直ランプ
信号VL′の値Vmaxを最終的に正のピーク値として
ホールドす。一方、負のピークホールド回路PH21は
垂直ランプ信号VL′が増加するのみであるので、最初
にホールドしたときの値Vminをそのま)ホールドす
る。したがって、演算増幅器Q3oは、正のピ−クホー
ルド回路PH20のピーク値Vmaxと負のピークホー
ルド回路PH21のピーク値Vminとの差、換言すれ
ば、最初の映像信号b′から最後の映像信号b′までの
時間に比例した値、即ち口唇の幅の値Wtを出力するこ
とができる。
次に、上記解析器の作用について説明す る。
いまテレビカメラ1によって口唇を撮影すると、垂直同
期信号毎に、水平同期信号に同期した水平走査が、第6
図に図式的にしめすように、図の右側から左側に一定の
ピッチ間隔でおこなわれ、これに応じて、解析器2の信
号分離部Aに入力される。
このビデオ信号aは、第12図イに示すように、負の矩
形波よりなる同期信号と、第6図に図式的に示す口唇形
状に対応して、口唇の端点1から「走査線が口唇縁によ
って切取られた線分a,b,,a2Q,・・・・・・,
as広およびいま一方の口唇の端点mに夫々対応する正
のピークを有する映像信号bとからなっている。
このビデオ信号aが入力される信号分離部Aは、第1段
の演算増幅器Q,によって、正のしきし、値Vb以上に
ある映像信号bのピークをピークの幅に比例したパルス
幅を有する負のパルスとして出力し、ィンバータIVI
によって正のパルスに変換したのち、出力端子○p−b
からは、第12図口に示す正の映像信号b′として出力
する。
一方、ビデオ信号a中の同期信号は、第2段の演算増幅
器Q2によって、設定した負のしきし、値Vc以下のパ
ルスが、反転された状態で出力され、第12図ハに示す
ように、正のパルスとして水平同期信号cが、出力端子
○p−cから出力される。
この場合、最初の水平同期信号cには、垂直同期信号d
が重なっており、時定数回路ICIを介して、水平同期
信号cが非反転入力端子に入力される第3段の演算増幅
器Qは、非反転入力が反転入力端子に対して設定された
しきし、値Vdを越えたときに、正のパルスを出力する
上記時定数回路に1は、単独の水平同期信号cのパルス
幅に見合って設定されており、この時間幅の経過と同時
に非反転入力が、しきし、値Vdを越える。
したがって、第3段目の演算増幅器Q3の出力は、第1
2図二に示すように、垂直同期信号dそのものとなって
いる。この第3段目の演算増幅器Q3の出力側に設けた
二つの微分回路DC1,DC2のうち、図の下側の微分
回路DC2は、垂直同期信号dの立上りで、バッファア
ンプBAIを介して、出力端子○p−SHから、第12
図木に示すように、サンプルパルスSHを出力する。
また、いま一つの微分回路DCIは、垂直同期信号dの
立下りで、ィンバータIV2を介して、出力端子○p−
RSから、第12図へに示すように、正のりセットパル
スRSを出力する。上記映像パルス信号b、水平同期信
号cおよびリセット信号RSは、コントロール信号発生
部Bの各入力端子lpb,lpc,lpRSに、各々入
力される。
水平同期信号cが入力されると、コントロール信号発生
部Bの水平ランプ発生回路B−1のトランジスタTr,
が導通し、充電されたコンデンサCIを一旦放電する。
次いで、トランジスタTr,がオフしたのちのコンデン
サCIへの定電流電源CI−1による充電で、水平ラン
プ信号HLを発生し、バッファアンプQ8を介して、出
力端子○p−HLから、第12図卜に示すように、水平
同期信号cを周期とする三角波状の水平ランプ信号HL
を出力する。また、同様の作用で、垂直ランプ信号発生
回路B一2は、リセット信号RSが入力されたときに、
第12図チに示す如く、これに応じて緩やかに上昇する
垂直ランプ信号VL′を発生する。
この垂直ランプ信号VL′は、垂直同期信号dの立下り
で発生されるリセツト信号RSを周期として繰返される
。上記水平ランプ信号HLおよび垂直ランプ信号VL′
は、計4段の演算増幅器Q4,・・・・・・Q7および
論理回路AND1,2,3で構成するりミツタ回路B−
3に入力される。
即ち、水平ランプ信号HLを反転入力とする演算増幅器
Qは、その非反転入力端子に設定された上限しきい値よ
り低い水平ランプ信号HLが入力されている間出力を続
ける一方、水平ランプ信号HLを非反転入力とする演算
増幅器Q5は、反転入力端子に設定された下限しきい値
より高い水平ランプ信号HLが入力されると出力を生じ
、アンド回路ANDIは、両者の論理和をとって、両方
の出力がある場合にだけゲートを開く。
上記の作用によって、第6図に示す画面中、上側および
下側の不要ゾーンUZ,DZの範囲にある映像信号をカ
ットすることができる。また、′垂直ランプ信号VL′
が入力される一対の演算増幅器Q6,Q7は、上記と同
様の作用で、第6図の左右の不要ゾーンRZ,LZ‘こ
ある映像信号をカットし、アンド回路AND2は、両方
の演算増幅器Q6,Q7の出力の論理和をとり、不要ゾ
ーンRZ,山の間の領域にあるときにのみゲートを開く
上記両方のアンド回路AND1,AND2の出力を入力
とするアンド回路AND3は、両アンド回路ANDIと
AND2から同時に出力されたときに、ゲートを開き、
映像ゲート回路B−4‘こ属するアンド回路AND4の
他方入力に、ゲート信号を印加する。
このアンド回路AND4の一方の入力端子には、映像パ
ルス信号bが入力され、その映像パルスbが第6図中の
検出範囲DA内にあるときに、アンド回路AND4は、
ゲートを開き、不要なノイズを取除いた状態で、映像パ
ルスb′を、出力端子0p−b′から出力する。
上記映像ゲート回路B−4の第1段目のフリツプフロッ
ブ回路F/FIのQ出力は、映像パルス信号けが出力さ
れていない段階では、″1″であり、このQ出力を他方
入力とするアンド回路AND5は、最初の映像パルス信
号b′が入力されるとゲートを開いて、フリップフロッ
プF/FIのT端子に、その最初の映像パルス信号b′
を印加する。
このとき、フリップフロツプF/FIは反転し、そのQ
出力は、″0″となる。この″0″出力は、このフリツ
プフロップF/FIが、リセツト信号RSによってリセ
ットされるまで維持され、第12図川こ示すように、最
初の映像パルス信号b′によって立下るゲートコントロ
ールパルスCpを出力端子○p−Cpに発生する。
また、第2段目のフリップフロップF/FIは、最初の
映像パルス信号けがT端子に入力されたときに、反転し
、Q出力からは″1″が出力される。
この状態は、R端子に対して設けたアンド回路AND6
からの映像信号がなくなるまで継続される。このアンド
回路AND6の他方入力としては、水平同期信号cが入
力され、一方の入力端子には第3段目のフリップフロッ
プF/F3のQ出力が入力される。
この第3段目のフリップフロッブF/F3のR端子には
、遅延回路DCIを介して水平同期信号cが印加される
が、そのリセットのタイミングは、水平同期信号cとラ
ップしないように僅かに遅延させられているため、リセ
ットによるQ出力と水平同期信号cとが同期することは
ない。リセットされたフリツプフロツプF/F3は、次
の映像パルス信号b′によってすぐに反転され、以後、
遅延回路DCIを介したりセット信号によるリセットと
、映像パルスb′‘こよる反転とが繰返され、その間、
Q出力が、水平同期信号cと同期することはない。
ところが、最後の映像パルス信号b′によってフリツプ
フロップF/F3が反転され、その後、リセット信号に
よってリセットされると、次の映像パルス信号がないた
めに、Q出力は、″1″の状態即ちリセットされたま)
の状態となり、次の水平同期信号cがアンド回路AND
6に印加されると、これに同期して、ァンド回路AND
6はゲートを開き、第2段目のフリツプフロツプF/F
2をリセットする。
第2段目のフリップフロップF/F2は、このリセット
により、Q出力が″0″となり、その結果そのゲートコ
ントロールパルスVsの出力を停止する。
即ち、このゲートコントロールパルスVsは、第12図
ヌに示すように、最初の映像パルス信号b′によって立
上り、最後の映像パルス信号b′の次の水平同期信号c
によって立下るパルスであり、換言すれば、映像パルス
信号b′が存在する間、このゲートコントロールパルス
Vsを出力端子○p一Vsに発生する。上記映像ゲート
回路B−4によって形成される映像パルス信号b′、ゲ
ートコントロールパルスCp,Vsは、信号分離部Aに
よって生成されるリセット信号RSおよびサンプルパル
スSHとともに、測定部Cの各入力端子lp−SH,R
S,b′,HL,Cp,Vsに印加される。
口唇の高さ方向の計測を受持つ計測部C−1に属する第
1段目,第2段目のアナログゲートGI,G2は、いず
れも、映像パルス信号b′ごとにそのパルス幅に応じて
開かれ、その都度、水平ランプ信号HLがゲートを通過
する。
このゲート信号としての映像パルス信号b′は、第13
図イに示すように、口唇の形状に対応して、パルス幅が
段階的に増加し、口唇の中央において最大幅となり、そ
れ以後、段階的にその幅が減少する。
このため、口唇の中央に対応して、パルス幅が最大とな
る映像パルス信号b′によって、アナログゲートGI,
G2が開かれたときには、第13図口に示すように、水
平同期信号cと同期する水平ランプ信号HLの最も早い
時点から、最も遅い時点までがアナログゲートGI,G
2を通過し、その結果、正のピークホールド回路PHI
は、第13図ハに示すように、水平ランプ信号HLの最
大値Va4をホールドし、負のピークホールド回路PH
2は、第13図二に示すように、その最小値VQをホー
ルドする。これらの最大値Va4、最小値Vb4は、上
唇の最高点および下唇の最下点に夫々対応する。一方、
第3段目のアナログゲートG3は、第13図ホに示すよ
うに、上記した如く、口唇の端点に対応した最初の映像
パルス信号b′で立下るゲートコントロールパルスCp
によって、それまで開いていたゲートを閉じ、ホールド
回路PH3は、第13図ハに示すように、ゲートが閉じ
られた時点における値、即ち口唇の端点に応じた値VI
をホールドする。
上記各ホールド回路PH1,2,3に各々ホールドされ
た値のうち、上唇の最高点を検出するためのピーク値V
a4は、後続の上段の演算増幅器Q,oの非反転入力端
子および下段の演算増幅器Qの非反転入力端子に入力さ
れる一方、下唇の最下点に対応した最小値V広は、中段
の演算増幅器Q,.の非反転入力端子および下段の演算
増幅器Q9の反転入力端子に入力される。
また、上段,中段の演算増幅器Q,o,Q9の反転入力
には、ホールド回路PH3にホールドされた口唇の端点
に対応した値が、バッファアンプBA2および分割抵抗
を介して、基準値VIとして入力される。
これら、計3段の演算増幅器Q側Q,.,Q9の出力
側に夫々設定したアナログゲートG5,G6,G7は、
次の垂直同期信号dの立上りで発生されるサンプルパル
スSHによって、一斉に開かれ、アナログゲートG5,
G6,G7の各次段に設定したホールド回路PH7,8
,9によって、各演算増幅器Q,o,Q,.,Q9の出
力をホールドするとともに、次段の各バッファアンプQ
,3,Q,4,Q,5を介して、各出力端子○p−h,
,○p−h2,0p一別こ出力を発生する。
この場合、サンプルパルスSHによってアナログゲート
G5が開かれたときに、上段の演算増幅器Q,oは、上
唇の最高点の高さと、口唇の端点に対応する高さの差に
比例した値、即ち、口唇の端点に対する上唇の最高点の
高さh,t‘こ対応する値を出力するので、出力端子○
p−h,には、上唇の最高点の高さh,tに対応した電
圧値が出力される。
と同様に、中段の演算増幅器Q,.は、下唇の最下点の
口唇の端点に対する相対高さに対応する値を出力し、出
力端子0p−h2は、これに対応した値則ち、下唇の相
対高さh2tに比例した電圧値を出力する。
また、下段の演算増幅器Q9は、上唇の最高点を非反転
入力とし、下唇の最下点を反転入力としているから、両
方の高さの和に対応した値を出力し、出力端子○p一日
からは、これに対応して、最高点の高さh,tと最下点
の高さh2tの和に対応した電圧値Ht(=h,t十h
2t)が出力される。これらの電圧値h,上,h2t,
Htは、夫々ペンレコーダ3の各入力信号として入力さ
れ、その値が経時的に記録されていく。
一方、いま一つのゲートコントロールパルスVs即ち、
第14図イに示すように、映像パルス信号b′が存在す
る間、第14図口に示すように継続するゲートコントロ
ールパルスVsによって、ゲートが開かれるアナログゲ
ートG4は、その間、定電流電源IC3から供給される
定電流を通過させ、第14図ハに示すように、ピークホ
ールド回路PH4を構成するコンデンサC6を充電して
いき、ゲートが閉じられた時点における充電電圧を、ピ
ークホールド回路PH4にホールドさせる。
このホールドされたピーク値Vimは、サンプルパルス
SHによって、アナログゲートG8が開かれたときに、
バッファアンプQ,2を介して、次段に設定されたピー
クホールド回路PHIOにホールドされ、またその次段
のバッファアンプQ,6を介して、出力端子○p−Wに
出力を生じる。この出力端子○p−Wに発生されるパレ
スは、ゲートコントロールパルスVsが、頂度口唇の一
方の端点mから他方の端点1に至るまでの走査時間、換
言すれば、両端点m,1間に含まれる走査線の数に比例
したものであることから、結局、口唇の最大幅Wtに対
応したパルスとして形成されることとなる。
この□唇の最大幅を表わすパルスWtは、上記と同機ペ
ンレコーダ3によって記録される。上記計測は、サンプ
ルパルスS印こ後続するりセットパルスRSによって、
全体がリセツトされた後、再び行なわれ、計測値h,t
,h2t,Ht,Wtがペンレコーダ3によって記録さ
れる。
この記録は、経時的に行なわれ、このようにして得られ
た記録波形を解析し、その特徴を抽出することによって
、発声された音が、どのような音であったかを認識する
ことができるのである。
以上のように、本発明は、発声時における口唇の動きを
テレビカメラに撮影し、その映像信号を二次元的に解析
する第1,第2検出手段を設け、これら第1,第2検出
手段の検出信号を機械的、もしくは電気的に記録する記
録手段を設け、その記録から、発声内容を解析しうるよ
うにしたことを特徴とする発声の解析方式を提供するも
のである。
本発明は、発声時における口唇の動きを二次元的,経時
的に解析して発声内容を認識するという新規な解析方式
を採用したから、発声の解析方式としては、その装置を
著しく簡単化することができるうえ、検出精度を向上さ
せることができる。
本発明は、聴覚障害者の発声教育用機器や口唇の動きを
直酸的に音に変換する、あるいは活字に変換する装置等
に応用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図イ,口は発声時における口唇の動きを示す正面図
、第2図,第3図,第4図は、夫々″HA″,″BA″
,″PA″の発声時における口唇の高さ方向h,,h2
,日および口幅の変化を音声波とともに示すグラフ、第
5図は、本発明の一実施例の全体を示す図、第6図は、
一走査画面を示す正面図、第7図は、解析器の回路のブ
ロック図、第8図は、信号分離部Aの一回路例を示す回
路図、第9図は、コントロール信号発生部Bの一回路例
を示す回路図、第10図は、測定部Cの一回路例を示す
回路図、第11図は、口唇の幅の検出回路の一変形例を
示す回路図、第12図イ〜ルは、各信号波形を示す波形
図、第13図イ〜へは、口唇の高さ方向の計測に用いら
れる各信号の波形図、第14図イ〜ハは、口唇の幅方向
の計測に用いられる各信号の波形図である。 1・・・・・・テレビカメラ、2・・・・・・解析器、
3・・・・・・ベンレコーダ;A・・・・・・信号分離
部、B…・・・コントロール信号発生部、C・・・・・
・計測部(C−1・・・…高さ方向計測部、Cーロ……
幅方向計測器);h,t,h2t・・・・・0上,下唇
の任意の時間における高さ、Ht…・・・これらの和、
Wt・・・・・・口唇の任意の時間における幅。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 図 糠 第11図 第12図 第13図 第14図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 口唇の動きを撮影するテレビカメラを備え、該テレ
    ビカメラのビデオ信号を用いて、垂直同期信号の周期毎
    に、水平走査線方向の映像幅を検出する第1検出手段及
    び垂直走査方向における水平走査線の本数を検出する第
    2検出手段と、第1,第2検出手段からの検出出力を経
    時的に記録する手段とを設け、発声時における口唇形状
    の経時的変化を検出して発声を解析しうるようにしたこ
    とを特徴とする発声の解析方式。
JP5799877A 1977-05-18 1977-05-18 発声の解析方式 Expired JPS601675B2 (ja)

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