JPS60164283A - 超音波装置 - Google Patents

超音波装置

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Publication number
JPS60164283A
JPS60164283A JP2029684A JP2029684A JPS60164283A JP S60164283 A JPS60164283 A JP S60164283A JP 2029684 A JP2029684 A JP 2029684A JP 2029684 A JP2029684 A JP 2029684A JP S60164283 A JPS60164283 A JP S60164283A
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JP
Japan
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ultrasonic
delay
delay circuit
array
circuits
Prior art date
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Pending
Application number
JP2029684A
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Inventor
Hiroshi Tanigawa
紘 谷川
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by NEC Corp, Nippon Electric Co Ltd filed Critical NEC Corp
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Publication of JPS60164283A publication Critical patent/JPS60164283A/ja
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Priority to US07/359,341 priority patent/US4896304A/en
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S15/00Systems using the reflection or reradiation of acoustic waves, e.g. sonar systems
    • G01S15/02Systems using the reflection or reradiation of acoustic waves, e.g. sonar systems using reflection of acoustic waves
    • G01S15/06Systems determining the position data of a target
    • G01S15/42Simultaneous measurement of distance and other co-ordinates

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は超音波装置に関するものであシ、詳しくは、超
音波を用いて近接党を検出する超音波装置に関するもの
である。
(従来技術とその問題点) ロボット制御にセンサ出力信号を利用すれば、プレイバ
ック型のロボット装置の適用範囲を拡大できることが知
られている。即ち、ブレイバ、り型ロボット装置では、
作業対象物が予め定められた位置に予め定められた姿勢
で置かれていることが必要であったが、ロボット装置に
付属する各種センサによシ、作業対象物の位置、姿勢等
が絹度良く検出できるならば、作業物の位置、姿勢等に
対する制限が緩和されることKなる。がかる各種センサ
からの出力信号を用いて、自律的に作業手順9作業内容
を決定するロボット装置は、知能ロボット装置とも称さ
れている。知能ロボ、ト装置実現のためには、各種のセ
ンサの実用化が鍵となっている。かかるセンサの一つに
近接覚センサがある。該近接覚センサは、センサと検出
対象物体との間の距離を検出するセンサであシ、従来、
種々の方式が提案されている。例えば、超音波技術11
いたセンサ、コイル・コンデンサの共振回路を用いたセ
ンサ、渦電流を用いたセンサ等である。
しかし、後二者においては、検出対象が金属であること
が要求されているため、プラスチック、木材等に対して
は、何ら検出機能を有していない欠点がある。また、前
者においては、超音波送信器と超音波受信器とを組み合
わせ、送信器から放射された指向性を有するビーム状超
音波が検出対象で反射し、この反射波を前記受信器で検
出することに特徴がある。しかし、通常は、率−の送信
器と単一の受信器を組み合わせているにすぎず、前記ビ
ーム状超音波の放射方向、ないしは、受信方向を変化さ
せたシ、走査したシすることは不可能である。このため
、検出対象を大まかに捉えることしかできず、検出対象
の形状1寸法によシ、距離を精度良く検出することは困
難であった。一方、超音波技術が医療診断装置に適用さ
れていることは周知である。かかる応用分野では、人体
を、大略、水と同一物と見なすことができ、空気中よシ
も速い音速度、空気中よシも少ない伝播損失の特長を生
かしている。また、当該装置では、超音波の送信器、受
信器を、直線状に配列された素子アレイで構成し、当該
アレイを構成する各素子への超音波送信パルス、および
、各素子へ到達する超音波受信パルスによシ発生した電
圧信号の遅延時間を個別に変化させることによシ、送信
波、受信波のビームの方向を変化させ、人体内の断層写
真を得ている。当該応用分野では、該断層写真を、よシ
鮮明にするための研究が成されているが、該研究の成果
が本発明での近接覚センサに直接適用されるとは限らな
い。−例として埜げるならば、超音波を伝送する媒体内
での音速度の差、該媒体中での伝播損失の差等が、適用
を阻害する要因である。さらに、ロボット装置へのセン
サの搭載を考慮するならば、センサの外形が小さく、か
つ。
その信号処理回路の小型化、簡便化も要求される。
以上の様に、従来の近接党センサでは、検出対象までの
距離情報に信頼性が無く、医療診断装置での超音波技術
を適用するには難点があった。
(発明の目的) 本発明の目的はかかる従来技術の欠点を排除し。
ロボット装置゛への適用を容易ならしめる近接覚センサ
としての超音波装置を提供することにある。
(発明の構成) 本発明によれば、超音波を検出できるN個(N22)の
素子が、−次元あるbは二次元状アレイに配列された構
造を有する超音波装置において、定められた周期内の同
一時刻あるいは異なる時刻に定められた異なる二つの方
向から該アレイに到達する超音波によシ、該アレイを構
成する各素子に個別に発生した超音波検出信号を、尚該
各累子毎に設けられた各々第一および第二の遅延回路群
を構成する二つの遅延回路に入力させる手段と、当該第
一の遅延回路群の出力を加算する手段と、当該第二の遅
延回路群の出力を加算する手段とを有し、該第−の遅延
回路群を構成するN個の遅延回路での遅延時間が該アレ
イの素子配列方向に順次増大し、かつ、該第二の遅延回
路群を構成するN個の遅延回路での遅延時間が該アレイ
の尚該素子配列方向に順次減少するようにしたことを特
徴とする超音波装置が得られる。
(実施例) 次に、図面を用いて詳細な説明を行なう。
第1図は、超音波技術を用いた従来のセンサを例示する
図である。図において、1は超音波送信器、2は超音波
受信器、3は1から放射される超音波ビームの指向性を
示す指向性パターン、4は2で受信される超音波の指向
性を示す指向性パターン、5.6は検出対象である。第
2図は第1図のセンサの動作を示す図であシ、波形の時
間変化が示されている。図において、lOは1から放射
される超音波波形、11は2で受信される波形である。
時刻t。において、1からは3の指向性パターンを有す
る超音波12が放射される。10には正弦波状の2サイ
クルからなる超音波波形が例示されている。放射された
該超音波は3の指向性パターンにより包括される領域に
存在する検出対象5に到達し、該5の表面で当該超音波
は反射される。
該反射によシ、恰も5に音源が存在するかの如き超音波
の反射波が発生され、該反射波は受信器2に向って進行
する。4の指向性パターンによシ包括される領域に該5
が存在するため、当該反射波の一部は2に到達し、11
に例示した受信波形中に、12に対応した波形13が時
刻t、以後に観測される。時刻1o−11の時間差は、
当し超音波が1から放射され、5で反射した後、2に到
達するまでの時間に等しく、該超音波の伝播媒体での音
速を一定とするならば、1.5.2の空間的距離と対応
することになる。かかる理由によシ、t(1−t。
間の時間を計浜」するならば、検出対象5までの距離を
推定することができ、近接党センサとして第1図の構成
を利用することができる。しかしながら、第1図の構成
では、検出対象5の形状を判断することができず、単に
5の存在有無を知ることができるのみである。さらに、
検出対象5よシも実際には至近距離に存在する検出対象
6については、3,4の、指向性パターンの包括する領
域に存在しないため、検出できない。送信器1と受信器
2とは通常共通の筐体(図示せず)内に搭載されている
ので、第1図に示した例では% 1.2を共に5の方向
へ移動させた場合、当該筐体が5に到達する以前に、6
と衝突する危険が発生する。かかる理由によシ、第1図
に示した従来例は、ロボ、ト装置用の近接覚センサとし
ては不適であると言える。
第3図は、医療診断装置に適用されている、従来技術に
よる超音波装置を示す図である。図において、20m、
20b、20c、20dはアレイ状の超音波放射器を構
成する素子で、図示されていない手段からの励振パルス
を受け、21.22で例示する放射方向に超音波ビーム
を放射する機能を有している。当該放射方向は29a、
20bs・・・への該励振パルスのタイミングを制御す
ることによシ決定されている。該励振パルスは定められ
た周期内でバースト状パルスであり、該周期毎に前記放
射の方向が変化するよう制御されている。該放射方向を
順次変更することによシ、周知のセクター走査が達成さ
れている。23.24はそれぞれ21.22の方向に存
在する検出対象であシ、該超音波を反射できる物体であ
る。23.24で反射された超音波は、23.24に恰
も点音源が存在するかの如き振舞をし、それぞれ、二次
元平面内では円状の波面25゜26を形成し、超音波を
検出できる素子30m 。
30b、30c、30dから成るアレイ状受信器に向け
て進行する。25.26のいずれに対しても、30m。
30b、30c、30dの順序で該超音波が到達し、電
気信号(例えば電圧)K変換される。30 a + 3
0 b *30e、30dには、それぞれ31 & +
 31 b s 3 i c 531dの遅延回路が接
続されておシ、該遅延回路の出力信号は共通の出力端子
32に接続されている。
25の波面に対して、30aを基準とし7(30b。
30 c + 30 dでの該超音波到達時刻の差は、
それぞれ、31b、3]c、31dと30mとの遅延時
間の差で補償することができる。即ち、該遅延線での遅
延時間を制御することによシ、25に対応する30m。
30b、30c、30dで検出された各信号がそれぞれ
、31m、31b、31e、31dの出力に同一時刻に
出現するようにできる。かかる状況では当該構成による
超音波受信器の焦点を23に結ばせることができる。次
に、31a。
31b、31e、31dの遅延時間を再び制御し直すこ
とによシ、26の波面に対して該遅延回路出力のタイミ
ングを一致させること、部ち、24に合焦点機能を掲た
せることができる。かかる動作説明によれば、当該アレ
イの前面の任意の位置に焦点を結ばせることができる。
20a、20b、20c、20dを30a、30b、3
0e、30d に隣接して配置したシ、あるいは両者を
同一素子で兼用し、時分割によシ超音波放射、検出機能
を切換えることにより、さらに該放射方向とを一致させ
ることによシ、超音波イメージングが達成される。
しかしながら、第3図の構成を該近接見センサに適用す
る場合には重大な欠点が存在する6肖該欠点について以
下に述べる。ロボット装置での近接覚センサとしては、
最大50口までの距離内に存在する検出対象を軸度良く
検出できることが要求されている。通常の工業用ロボッ
ト装置では、放射される超音波の伝播媒体は空気である
ので、該超音波の伝播速度は、空気中での音速340r
rL/臓と等しい。検出対象までの距離を503とすれ
ば、該超音波は往復iWLの距離を伝播することになシ
、該距離の伝播に必要な時間は約3m5ecである。即
ち、前記定められた周期を3yLwr:以上に設定しな
ければならない。第3図の21で示した放射方向を1°
毎に変化させ90°の全方向範囲をカバーするためには
、90回の前記超音波の放射が必要となシ、当該全方向
範囲内の検出対象を検出するためには約270m5ec
必要となる。当該全方向範囲の走査周期の逆数をフレー
ム周波数と定義するならば、当該数値例に対しては、フ
レーム周波数3、7 Hzとなる。該3.7 Hzのフ
レーム周波数は、ロボット装置を制御するためには低す
ぎることが明らかである。換言するならば5毎秒3,7
回で出現する超音波イメージを基に、ロボット装置の一
部、例えばアームを移動させる時には、高速移動が困難
となシ、工業用ロボット装置では生産性が低下し、さら
には、高速応答を要求される分野には当該装置を適用し
難いという重大な欠点があった。
第4図は本発明の一実施例を示す図である。図において
、40m、40b、40c、40dは、−次元状プレイ
に配列された超音波を検出できる素子であシ、41m、
41b、41c、41dは入力が当該素子に個別に接続
された増幅回路であシ、当該回路の出力は、それぞれ、
第一の遅延回路群を構成する遅延回路43m、43b、
43c、43dに接続されている。
該回路の出力は共通に接続され、端子45へ接続されて
いる。また、42m、42b、42e+42dは入力が
当該素子に個別に接続された増幅回路であシ、尚該回路
の出力は、それぞれ、第二の遅延回路群を構成する遅延
回路44m、44b、44c、44dに接続されている
。該回路の出力は共通に接続され、端子46へ接続され
ている。47.48はそれぞれ49.50の方向から進
行してくる前記超音波反射波の波面を示している。49
.50の方向は互いに対称の方向でおるかの如きに図示
されているが、これに限らない。47.48は図示され
ていない手段によシ、定められた周期内に放射された異
なる二方向への超音波ビームが、異なる検出対象によシ
反射して、当該アレイに向りて反射波が形成されるもの
として描かれている。なお、47.48の波面の形状は
、第3図での25.26と同様に、円弧状であるが、検
出対象と該プレイ間との距※が該アレイの寸法と比して
十分に大きいならば、便宜上第4図に示すような直線状
と考えても良い。
470波面に対しては、40mで最も早く、かつ、40
dで最も遅く検出され、一方、4Bの波面に対しては、
40dで最も早く、かつ、40mで最も遅く検出される
。当該検出の時間差を44a、44b*・・・。
および、43a、43b、・・・の遅延回路で補償する
ならば、当該遅延回路の出力では、恰かも該検出時間差
が零で47.48が検出されるかのように考えられる。
かかる状況は第5図に各部波形として示されている。第
5図において、140a、140b。
140e、140dは、それぞれ、40m、40b、4
0c。
40dにて得られた超音波検出信号であシ、47゜48
に対応する当該信号として図示されている。
143a 、 143b 、 143e 、 143d
は、それぞれ、43m、43b、43c、43dにて遅
延された当該信号である。当該遅延回路における一il
!a時間は、それぞれ、243a、243b、243c
、243dとして示されている。145は端子45にて
得られる、該第−の遅延回路群の和としての信号波形で
ある。前記波面47が、超音波を検出できる当該素子に
、順次到達しているKもかかわらず、243m、243
b。
243c、243dで示された如き適切な遅延時間C設
定によシ、145aの大振幅パルスで示される。8号が
検出されている。換言するならば、47の到来する方向
に対して指向性を有しているように、該遅延時間が設定
されている。−tfc、第5図において、144m、1
44b、144e、144dは、それぞれ、44m、4
4b、44a、44dにて遅延された当該信号である。
当該遅延回路における遅延時間は、それぞれ−244a
 e 244 b 、244 c e 244 dとし
て示されている。146は端子46にて得られる、該第
二の遅延回路群の和としての信号波形である。
前記波面48が、超音波を検出できる当該素子に、順次
到達しているにもかかわらず、244 m * 244
 b −244c、244dで示された如き適切な遅延
時間の設定によシ、】46aの大振幅パルスで示される
信号が検出されている。換1″するならば、48の到来
する方向に対して指向性を有しているように、該遅延時
間が設定されている。第6図は、第1図の実施例の動作
を説明する図であシ、異なる二周期にわたる各部波形で
示されている。図において、第5図と同一番号は同−構
成要素を示している。
また、同図では、前記遅延回路の各出力波形は省略され
ておシ、端子45.46での波形のみが示されている。
図において、第一の周期55での当該波形は第5図と同
一でおる。一方、第二の周期56においては、超音波の
当該検出素子への到達時間が異っている。例えば、40
a、40bの二累子に該超音波が到達する時間差は、第
一の周期で60であったものが、該第二の周期では61
となっている。即ち、該超音波の到来方向は、該プレイ
とより平行に近いようになっている。当該周期において
は、該第−の遅延回路群での遅延時間は、343a、3
43b、343c、343dで示されるように、該第−
の周期での値と比較して、よシ長くなっている。かかる
遅延時間の制御の結果、45には145bで示す波形が
得られ、良好な検出時の指向性が達成されている。該第
二の遅延回路群においても同様な制御が成される結果、
46には146bで示す波形が得られ、良好な指向性が
実現されていることになる。第6図に示した動作j剰に
おける検出時の指向性は第7図に示されている。図にお
いて、第4図と同一番号は同−構成臂素を示している。
第一の周期55における指向性は49aと50a、一方
、第二の周期56における指向性は60と61である。
49g、50mは、それぞれ、49゜50に対応するも
のであるが、49.50が超音波波面の進行方向* 4
9m、50mが検出時の指向性であるため、矢印の方向
としては互いに逆向き罠なっている。なお、第4図〜第
7図では、超音波の到来する異なる二方向が、互いに対
称である場合が示されているが、互いに非対称であって
も構わない。本発明の技術分野である超音波放射と検出
との組み合わせに基づく超音波装置では、通常、該放射
の方向と該検出時の指向性の方向は対応しておシ、さら
に、超音波を検出できる素子アレイの動作時には、予め
、超音波の到来する方向を決定できる。即ち、該放射の
方向が第一に決定されていて、当該検出時の指向性の方
向が該放射の方向に一致するように、本発明の操影超音
波装置の動作条件、例えば、前記遅延時間が設定される
かかる理由によシ、定められた周期内での超音波の到来
する複数の方向についての限定は、補数装置側には伺ら
存在し得ないことになる。しかしながら、49が尚該ア
レイの前方空間の左方から、また、50が当該アレイの
前方空間の右方から到来することが、当該装置の構成上
有利になることが以下に示される。即ち、当該条件にお
いては。
第4図での各遅延回路における遅延時間が、図面上での
当該回路の長さとして概念的に示されているように、第
一の遅延回路群を構成する遅延回路43m、43b、4
3c、43dでの遅延時間が%該プレイの素子配列方向
、40d、40c、40b、40mの方向に順次垢太し
、第二の遅延回路群を構成する遅延回路44a、44b
、44c、44dでの遅延時間が、当該方向に順次減少
している。該遅延回路をシフトレジスタで実現するなら
ば、尚該遅延時間は、シフトレジスタの段数と、該シフ
トレジスタに供給されるクロック周波数の逆数との積に
等しくなるため、前記遅延回路群での当該段数を第4図
での当該回路の図面上での長さに対応するよう予め設定
しておけば、該遅延回路群へ共通に供給されるクロック
周波数を変化させることによシ、前記遅延時間の増大、
減少関係を保持したまま、該遅延時間を任意に設定でき
ることになる。当該回路群に共通のクロック周波数を供
給できることは、駆動のための周辺回路の規模を小さく
できるのみならず、当該遅延回路相互の干渉による特性
劣化が防止できるため、当該装置の構成上、特に有利に
なることは明らかである。さらに、49.50の方向が
左右対称である場合には、当該遅延回路も左右対称に設
定できる。即ち、44dと43a。
44cと43b、44bと43e、44mと43dとを
同一構成にできる。
第4図では、定められた時刻における波面47゜48が
、該アレイに対して等しい距離にあるかのように示され
ている。かかる状況は、該アレイから、二つの検出対象
体(該物体での反射によシ47.48が形成される)ま
での距離が等しいことに対応している。即ち、第5図、
第6図の140m。
140dで示したように、47が40m、40dに到達
する該周期内での時刻は、それぞれ、48が40d。
40mに到達する該周期内での時刻と同一である。
当該状況は、説明を容易ならしめるために仮定されてい
るに過ぎず、これに限定されることは無い。
第5図、第6図での波形は全て、バースト状の矩形波パ
ルスとしているが、これに限らない。該波形は、放射さ
れた超音波の波形と、前記超音波を検出できる素子の特
性に依存している。特に、該素子が急峻な共振特性を用
いて超音波の音圧を検出するものであれば、該波形はバ
ースト状の正弦波パルスに近似されることが知られてい
る。44a。
44b、・・・143a*43b*・・・は単に信号を
遅延させ、かつ、遅延時間が制御されることのみが要求
されているにすぎず、その構成については伺ら限定され
ない。例えば、TTL回路のシフトレジスタ、ランダム
アクセスメモリ等であっても良く、また、周知の電荷結
合素子であっても良い。前者においては、必要に応じて
、A/D変換器、D/A変換器と併用される。後者にお
いては、波形に依存せず、アナログ遅延機能が達成され
る特徴がある。
また、第5図、第6図での波形例では、例えば、43a
と43b、43bと43c、43cと43dでの遅延時
間差が等しいかの如く示されているが、これに限定され
ない。遅延時間は、所望の指向性が得られるように設定
され、さらに、特定の方向の特定の距離に検出の合焦点
機能が達成されるように設定されて良い。41a、41
b、−,42m、42b、−は40t、40b、−から
の出力信−号を、44m、44b。
・・・43m、43b+・・・に入力するのに十分なレ
ベルまで増幅する機能を有している。例えば、43mと
44mとが同一の入力部構成を有している場合には41
a、42aのいずれかを、また、該入力部が高感度であ
る場合には41a、42mのいずれも省略化することも
できる。また、41m、41b、・・’s 42at4
2b、・・・の利得は一様である必要はなく、−周期内
で異なる利得を有し、かつ、該利得が周期毎に変化して
も良い。第4図での説明には、素子数が4の一次元状プ
レイについて、2サイクルの検出パルスを用いたが、こ
れらに限定されることは無い。即ち、素子数については
自然数であれば良く、アレイ形状については二次元状で
も良く、検出パルスの繰シ返し数については伺ら制限を
受けない。
かかる動作に基づく本発明では、定められた周期内で異
なる二方向から到達する超音波を検出しているため、前
記した900の全方向範囲を走査するためには45の周
期で十分となる。即ち、前記したフレーム周波数は、7
.4 Hzにまで増加し、ロボット装置の制御上、アー
ムの動作速度上限を2倍に改善できる効果がある。
第8図は、前記超音波を検出できる素子の構成例を示す
図である。同図(a)において、95は圧電体%96.
97は電極である。該95の材質はZ nO*PZT、
PLZT、AtN等の無機物、PVDF等の有機物、有
機物材料と無機物材料の混会体であるハイブリッド等、
広範囲に選択できる。また、96゜97は95との密着
性が晶く、95の圧電揚動に対しても良好な信頼性を維
持できる材料ならば任意に選択できる。当該構成例では
、95に前記超音波が供給され、周知の圧電効果にょシ
95に電荷が誘起され、96.97’に電圧が発生する
。なお、当該95,96.97から成る構造体は絶縁手
段を介してシリコン基板上に、接着剤、ペースト等にて
固定されていても良い。第8図(b)は、シリコン集積
回路技術を用いた場曾の構成例である。同図において、
100は第一の導電型を有するシリコン基板、101,
102は100と導電型を異にする拡散ノー、103は
絶縁膜、104,106は電極、105は薄膜圧電膜で
ある。該105の材質は前記95と同様に考えられるが
、スパッタ技術等により圧電薄膜が容易に得られるZn
O,AtN等が望ましい。当該構成においては、106
を一定の電位に固定、104を浮動の状態にすることに
よυ、100と垂直な方向から到来する超音波によシ、
周知の圧電効果に従い、105内に電荷を誘起せしめる
ことができる。
該6起された電荷は、101がソース、10・2がドレ
インとして作用するよう適宜バイアスされる手段が施こ
されたFETのチャネル電流を変調せしめるため、超音
波の検出器として、該構成は作用する。なお、104の
′電極は省略することも可能である。一方、104と1
06とに超音波のパルスを供給するならば、周知の逆圧
電効果によ、9105を振動させることができる。即ち
、第8図(b)の構成は、第3図にて、20a、20b
、・・・として例示した超音波放射器としても機能する
ため、IC化された放射、検出器5機能を有する当該超
音波装置を実現することができる。
第9図は本発明の他の実施例を示す図であシ、第4図に
示した遅延回路群が周知の′電荷結合素子技術を用いて
構成されている。電荷詰合素子の基本構造、動作原理等
については、周知であるので、第9図では三相駆動型の
表面チャネル型電荷結合素子の平面図のみが示されてい
る。同図において、150はシリコン基板内に埋設され
たチャネルストップ領域の端部を示す線、151は当該
素子への電荷注入源となる該シリコン基板と反対導電型
の入力部拡散層領域の端部を示す線、152は当該素子
から電荷を検出するための該シリコン基板と反対導電型
の出力部拡散層領域の端部を示す線である。151で囲
まれた入力部拡散層領域153a。
153b、・・・には屯気的接続紫とる手段が施こされ
、それぞれ、端子154a、154b、・・・に接続さ
れてbる。154a、154b、−・−は、それぞれ、
前d己42a。
41a、42b、41b、42c、41c、42d、4
1dからの出力信号が接続される手段を有している。1
52で囲まれた出力部拡散層領域155a、155b、
・・・には、それぞれ電気的接続をとる手段が施こされ
、二つの出力端子45.46へ接続されている。
156a、156b、156c、−は該電荷結合素子の
転送電極であシ、駆動のための三相転送パルスが供給さ
れる端子157a、157b、157eに接続されてい
る。158は該電荷結合素子の出力グー)ik%xで、
直流電圧源に接続される端子159に接続される手段を
有する。160m、160b、160c、160d 。
161a、161b、161c、161dは、それぞれ
、第4図の44a、44bs44c、44ds43m、
43bs43c、43dに対応する当該電荷結合素子の
チャネル領域である。該領域は、それぞれ、153aと
155m、153cと155e、153eと155e、
153gと155g、153bと155b、153dと
155d。
153fと155f、153hと155hとの中間に位
置しておシ、160a、160b、160c、、160
d、161m。
161b、161c、161dでの該転送電極数は、そ
れぞれ、6,12,18,24,24,18,12.6
である。
当該電荷結合素子は三相駆動型であるため、該各チャネ
ル領域での素子数は、それぞれ、2,4,6゜8.8,
6,4.2となる。即ち、本実施例では、44a。
44b、44c、44d、43m、43b、43e、4
3dの各遅延回路がそれぞれ、2.4,6,8,8,6
,4.2素子の当該電荷結合素子から成るアナログ遅延
回路で構成されている場合が示されている。当該事例に
おいて、該遅延回路への被3!!延信号が40KHzの
正弦波で、かつ、当該転送パルスの周波数が1M1lz
である場合には、該遅延回路群の出力には、それぞれ、
2,4.6,8,8,6,4,2μ就遅廷されft、、
 40 KHzの正弦波が得られる。
(発明の効果) 本発明において素子数は単に例示されたに過ぎず、他の
素子数であっても良い。当該構成を用いるならば、第4
図に示した構成を全て単一のシリコン集積回路として実
現できる利点がある。さらに、本実施例では、157m
、157b、157cに供給する三相転送パルスの繰シ
返し周波数を制御することによシ、当該チャネル領域で
の遅延時間を一角に変化させることができ、当該超音波
装置の駆動上、非常に有効になることは明らかである。
なお、本実施例での説明に際しては、概念的な平面図を
用いて、当該電荷結合素子の動作を説明した。
本発明では単に図示した例に限定されることなく、周知
の当該電荷結合素子に関する技術、例えば、各種の電荷
注入法、電荷検出法、電荷転送駆動法。
埋めこみチャネル型を含む各種の素子構造等を組み合わ
せて良いことは、本明細書の記載よシ明らかであシ、こ
れらは全て本発明に含まれる。
以上、本発明について図面を用いて詳細な説明を行った
。なお、説明に踪しては、超音波の検出に限定したが、
超音波の放射については、第3図の従来例が適用できる
。勿論本発明では、複数の方向からの超音波反射信号を
検出しているため、第3図に例示した放射のための当該
構成を当該複数組準備することが必要である。本発明に
よれば、空気中に存在する検出対象物体を高速のフレー
ム周波数で検出し、当該物体の形状、および、当該物体
までの距離を容易に精度良く検知することができる利点
が発生する。
【図面の簡単な説明】
第1図は超音波技術を用いた従来のセンサ、第2図は第
1図の動作を説明する図である。第3図は従来の超音波
装置を説明する図である。第4図は本発明の一実施例、
第5図、第6図、第7図は当該実施例の動作を説明する
ための図、第8図(a)。 (b)は補数実施例の一部を詳細に説明する図である。 第9図は本発明の他の実施例を説明する図である。 図において、1・・・超音波送信器、2・・・超音波受
信器、3.4・・・指向性パターン、5.6,23,2
4・・・検出対象、10・・・超音波波形、11・・・
受信波形、20a、20b、20c、20d−超音波放
射器、21゜22.49,50,49a、50a、60
.61・・・方向、25゜26.47.48・・・波面
、30m、30b、30c、30d。 40m、40b、40c、40d−超音波を検出できる
素子、31m、31b、31c、31d、43m、43
b、43e 。 43d、44m、44b、44c、44d−遅延回路、
32゜45.46・=端子、41m、41by41c、
41d、42a。 42b、42e、42sL・・4幅回路、140a、1
40b。 140c、140d、143m、143b、143c、
143d。 144m、144b、144c、144d−波形、24
3&e243b、243e、243d、244a、24
4b、244c。 244d、343m、343b、343c、343d”
’遅延時間、55.56・・・周期、95・・・圧電体
、105・・薄膜圧電膜、96,97,104,106
・・・電極、103・・・絶縁膜。 100・−シリコン基板、101,102=拡散層、1
50・・・チャネルスト、プ領域の端部、151.15
2・・拡散層領域の端部、153m、153b、−,1
55m。 155b、=・拡散ノー領域、154a、154b、”
’ *157a、157b、157c、159一端子、
156m。 156b、156e、−転送電極、158−・・出力ゲ
ート電極、160M、160b、−,161&、161
b、−・・チャネル領域である。 代理人弁理士 内原 晋 オ 1 図 第2図 1゜ 1 311 第3図 第4図 オ 5 図 +44b 244b圃合し− 144C竺!−朋」几−− オフ図 オ8図 (CI) (b) オ 9 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 超音波を検出できるN個(N≧2)の素子が、−次元あ
    るいは二次元状プレイに配列された構造を有する超音波
    装置において、定められた周期内の同一時刻あるいは異
    彦る時刻に定められた異なる二つの方向から該アレイに
    到達する超音波によシ、該アレイを構成する各素子に個
    別に発生した超音波検出信号を、当該各素子毎に設けら
    れた各々第一および第二の遅延回路群を構成する二つの
    遅延回路に入力させる手段と、当該第一の遅延回路群の
    出力を加算する手段と、当該第二の遅延回路群の出力を
    加算する手段とを有し、該第−の遅延回路群を構成する
    N個の遅延回路での遅延時間が該アレイの素子配列方向
    に順次増大し、かつ、該第二の遅延回路群を構成するN
    個の遅延回路での遅延時間が該プレイの当該素子配列方
    向に順次減少するようにしたことを特徴とする超音波装
    置。
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US07/359,341 US4896304A (en) 1984-02-07 1989-05-31 Object detecting system using ultrasonic waves

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5143879A (ja) * 1974-09-30 1976-04-14 Tokyo Shibaura Electric Co
JPS57170229A (en) * 1981-04-13 1982-10-20 Tokyo Shibaura Electric Co Ultrasonic diagnostic apparatus

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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