JPS6016259B2 - 無菌品目を貯蔵するための方法と装置 - Google Patents

無菌品目を貯蔵するための方法と装置

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JPS6016259B2
JPS6016259B2 JP51128745A JP12874576A JPS6016259B2 JP S6016259 B2 JPS6016259 B2 JP S6016259B2 JP 51128745 A JP51128745 A JP 51128745A JP 12874576 A JP12874576 A JP 12874576A JP S6016259 B2 JPS6016259 B2 JP S6016259B2
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container
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vacuum
valve
fuse
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ロジヤ−・エス・サンダスン
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 この発明は滅菌された物品を保存するための改善された
装置に関するものである。
その装置は、0それらの物品が滅菌される間、使用時ま
で保存される間、使用時の間、そして使用されて再滅菌
されるまでの間、それらの物品を保存するための装置で
ある。従来技術 外科用器具や他の医療用物品等を滅菌するための最も普
通に用いられる方法は、それらをタオル内に置き、それ
をシートで包んでテープで閉じて滅菌用圧力鍋に入れる
ことである。
圧力鍋の内部に与えられる滅菌蒸気は、滅菌されるべき
物品を包む多孔質材料を通過する。湿気は圧力鋼内で乾
燥プロセスによって除かれる。次に、その滅菌パッケー
ジはすぐに使用されるか、または将来使用するために保
管場所に置かれる。もしそのパックが或る期間、典型的
には20日、用いられないならZは、それは再滅菌のた
めに圧力鋼へ戻さなければならない。多くの病院におけ
る滅菌作業の3分の2は、パックが棚に置かれた期間中
に用いられなかった物品のためであると推定される。も
ちろん、このことは高価で効率の悪い処理方法であZる
。タオル処理のもう1つの欠点は、適当なラベルを用い
ない限り、タオル内の中身がわからないことである。
一度そのパッケージが開かれて中身をチェックすれば、
もちろんその内容物をすぐに用いない限り滅菌は失われ
る。もし内容物がユーザの希望するものでなければ、そ
のとき、その特定のパッケージの滅菌を繰返さなければ
ならない。したがって、滅菌物品を取扱うためとその滅
菌状態を維持するために実用的で信頼性のあるシステム
が求められる。滅菌すべき物品を包む容器は圧力鍋内に
置かれる前に完全に封止できるであろうが、その場合、
中身は滅菌蒸気にさらされない。その代わり、封止され
た容器内の雰囲気は乾燥加熱滅菌に近いものとなろうが
、それは湿気加熱より高い温度と長い期間を必要とする
。また、圧力鍋は、通常は空気と蒸気を排出する真空相
と蒸気を与える圧力相の結果として、著しい圧力変動を
受ける。したがって、封止された容器はその外部に加え
られるこれらの圧力変動を受け、それが容器を損傷し破
損させるかもしれない。同一出願人が米国で先に提出し
た出願においては、容器が蓋をわずかに開いた状態で圧
力鍋に入れられて、滅菌プロセスの終了近くのあらがめ
定められた時期に蓋を自動的に閉じる手段が設けられて
いるシステムが開示されている。
このシステムは大いに望ましいが、所望時期に蓋全体を
動かすことが或る種の複雑さをもたらす。発明の概要 この発明は、滅菌されて保存されるべき物品を保持する
ための閉じられた容器と、滅菌期間中に開いていてその
後の所望の時点に自動的に封止する新規な弁手段とを含
む。
この弁は、通常の室温で剛性である温度感応性のヒュー
ズ手段によって開いた状態に保持される。予め定められ
た期間だけ滅菌温度にさらされた後、ヒューズ手段は溶
解して、容器がその滅菌ガスまたは蒸気から取出される
前に弁を閉じる。したがって、この容器は次に長い期間
にわたって保存することができ、その中身の滅菌性が使
用されるときまで確実に維持される。一実施例において
、弁は容器内の真空を解放するために手動的に開くこと
ができ、そして中身を取出すための容器の蓋を取り外す
ことが可能となる。
一度その弁が開かれれば、通常の温度では剛性のヒュー
ズ手段が弁を開いた状態に保持する。すなわち、その弁
はコックされて、それ以上何の注意をも必要とせず再滅
菌のための準備状態となる。この因子は、容器が滅菌操
作において再使用されるときに弁を開けるのを忘れると
いう人間の過ちの可能性を除去するという点において非
常に重要である。この発明のもう1つの特徴として、容
器の蓋とべ‐スとの間の封止ガスケットは、容器内へは
流さないが十分な圧力差では容器から流れ出ることを許
容する一方向弁として働く。したがって、高圧蒸気相の
完了時にほとんどの圧力鍋においてもたらされる真空相
の間に、そのとき封止されている容器内のいくらかの蒸
気はガスケットをすり抜けることができる。また、これ
によって容器の内部に有限の真空を与え、それは保存の
間に望ましいものである。真空の圧力は表示器を駆動さ
せ、それによって真空の存在がわかるとともに中身がな
おも滅菌状態であることがわかる。弁が開かれて真空を
解放するとき、通常、真空であったことを示す雑音が聞
かれ、それによって中身がなおも滅菌状態であったこと
をユーザーに知らせる。開示される本発明のもう1つの
形態において、設けられる弁は使い捨て可能である。ゴ
ム状の弁部村は、容器の壁内に欧め込まれて、容器内に
通じる1または2以上の開口部を閉じる。弁部材が挿入
される前に、その部材にはヒューズが設けられ、そのヒ
ューズは容器に通じる関口部を閉じなし、形態にその弁
を保持する。このヒューズ要素は滅菌する相の終了時に
おける所望の時点で熔解し、そして弁部材がその通常の
封止する姿勢に戻ることが可能となって容器の閉口部を
閉鎖する。容器が開かれるべきとき、弁部材は簡単に容
器から引き離すことができて使い捨てにすることができ
る。容器を再使用すべきとき、新しい弁をその後に取付
ける。容器の壁に鉄まり込む弾力性の弁部材のもう1つ
の変化例は、一方端がプラグの外側に取付けられた収縮
性のバンドを用いる。
このバンドは弁の端縁部のまわりに延びかつプラグの内
側の溶解可能手段に係留されて弁を開いた状態に保持す
る。ヒューズが溶解するとき、そのバンドは収縮して抜
けて弁の閉鎖が可能となる。本発明のより完全な理解の
ために、以下の詳細な説明と図面を参照されたい。
実施例 ここで図面を参照して、第1図に示す容器は、ベース1
0とカバーまたは蓋12と内部支持または皿14とを含
む。
見られるように、容器は長くかつ比較的偏平な形であっ
て、角部分が丸くて幾分競馬場のような形状をしている
。ベースは底部壁16と丸みのある上方端縁19で終端
となる側壁部18と下方に傾斜するフランジ20とさら
に水平に延びるフランジ22を有している。蓋12は中
央局平部分24と丸みのある下方に傾斜した部分25を
有する上部壁と、上方にそして水平にそれから下方にそ
の後さらに外方に傾斜してベース10の上方端緑19に
適合して被さる外周端緑部分26とを有する。その蓋は
、さらに、短く外方に延びる周囲フランジ26を含んで
いる。第2図でより明確に示されている大きい可擬性の
ガスケット30は、蓋12に取付けられかつ下向きに延
びる柔軟な部分を有しており、その部分はベースの外側
で下向きに広がる壁20と弾力的に係合する。ベース上
にきつく押え付けられた蓋によって封止が形成され、ガ
スケット30の下方端緑が第2図に示すように壁20と
係合する。また、ガスケットの上方端部は蓋の中に具合
良く鉄合してその領域での封止を形成する。第2図から
さらにかわるように、ベースはそのベースの底部壁を支
持表面からわずかに浮かせて支える複数の脚部34を有
している。容器はさらに1対の可視性の保持帯36をそ
の容器の各端部に1つずつ有している。
帯36はフランジ22内に形成されているスロット38
内に欧合する端部に保持ピン37を有しており、その位
置において帯のその端部を保持する。帯は蓋の上に延び
ていてそれを所定の位置に積極的に保持し、滅菌された
後の容器を封止状態に維持する。血14はベース10の
内側に適合する形状を有し、蓋がベースにしっかりと封
止されたときに蓋0 12の内側表面と係合する寸法と
形状の上方に延びるハンドル15を有している。そのハ
ンドルは、容器内に強い真空が存在する場合に、その蓋
に対して付加的な支えを与える。真空表示ユニット42
がカバー12の一端に装タ着されている。
そのユニット42は上部弾力性部材43を含んでおり、
それはその弾力性部村43内の窪みに鉄まり込むプレー
ト44によってそのカバーに対して封止姿勢で保持され
る。そのプレートはカバーの下側からそのカバーを貫通
してね0じ込まれたねじ‘こよってそのカバーに向かう
方向に付勢されている。ねじ46はそれを貫通する内部
通路を有しており、それによって弾刀性部材43の内側
が容器内の圧力に露呈されている。第1図に示すように
、1または2以上の弁開口タ部50がベース10の下方
壁部16に形成されている。ここで第5図を参照して、
容器の下方壁部は外側に向いた表面53を有する環状の
外向きの延びる突出部52が形成されているのがわかる
であろう。そして、その壁は内向きに少し延びてし・0
て、浅くて円状の窪みまたはキャビティ54と円状の壁
部分55を形成している。弁アセンブリ58が適当な装
着手段によって円状の壁部分55に取付けられている。
弁アセンブリ58はゴム状材料で作られた弁部材60を
含ん夕でおり、その弁部材は平らで丸い底62と上向き
に延びる環状の側壁64を有している。その側壁64は
、弁開□部50を通して容器の外部から内部への流入を
封止するために、上向きに延びる壁表面53と弾力的に
係合する内側の表面を有して0いる。1対の補強材プレ
ート65と66は、底部壁に或る程度の剛性を与えるた
めに、その弁部材60の底部壁62内に埋設されている
1対の装着ねじまたはピン68はプレート65に取付け
られてし、て支持チューブ70と壁55内の穴を貫通し
て延びており、そのねじ68の端部にねじ込まれる適当
なナット72によって壁55へ固定される。
この結合の特徴は、弁部村60の環状壁64が通常の封
止される姿勢で壁表面53と封止係合状態にバイアスさ
れることである。弁部村60の一端は外側へ上向きに延
びる部分が形成されていて、それは手動的に操作し得る
弁開放レバー74を形成している。
プレート66の延長部分がそのレバー部分74内に埋設
されており、レバー74が手動的に押し下げられればそ
の弁部材は第6図に示されている開いた姿勢へと動かさ
れる。上述のように、弁部材60の弾力性は、通常は第
5図に示された姿勢をとろうとするものである。必要な
らば、その弁部材を閉じた姿勢にされに付勢するために
適当挑まね手段を用いることもできる。1つの実施例と
して、第4図のようにコイルばね75を弁部材の壁62
の上側表面内に位置決めすることができ、そのコイルの
一端はプレート65と係合して池端はプレート66と係
合し、それによって弁部材をその閉じた姿勢にバイアス
する力を与える。
弁を開いた姿勢に保持するために、弁部材60の底壁6
2とプレート66に適切に取付けられた支持部材76を
含む保持する手段またはコックする手段が備えられてい
る。
その支持部材は、第4図に示されているように、上側に
延びる1対のアーム77を有している。掛け留めレバー
78が支持部材76のアーム77によって支持されるピ
ン80へ回動可能に装着されている。ピン8川こ位置決
めされた適当なばね81は、第5図と第6図で見て掛け
留めレバー78を時計方向に付勢する。小さいハウジン
グ82が装着ねじ68によって弁部材60の他方の半分
とプレート65に固定されている。
支持ハウジングは金属ヒューズ84が充填された浅い小
室を含み、そのヒューズは所望の温度で溶融する。その
金属は装着ねじ68によって所定位置に保持されるカバ
−プレート85によってハウジング内に封止されている
。不規則な形状の掛け金86がハウジング82に回動可
能に設けられており、掛け金86の一方端は金属ヒュー
ズ84に近接して軸支され、掛け金86の舌片87がヒ
ューズ金属84内に位置決めされる。ばね91は一方端
が掛け金86に固着され、ばねの他方端は1つの支持柱
70下に係留される。ばね91は、掛け金86を第5図
で見て反時計万向に付勢する。小さいほぼU字形の部分
88が掛け金86に剛体的に固着されている。
部分88は掛け留め脚部89と短いカム脚部90を有し
、それら双方とも弁部材を開放姿勢に保持している掛け
留めレバー78の端部と協動して、それを開放姿勢から
開放する。ここで、第1図ないし第7図の実施例の動作
に注目して、容器が空であってカバーまたは蓋12がベ
ース10から離れていると仮定しよう。
保存すべき物品が容器に置かれて、蓋がベースの所定位
置に置かれる。カバーは、帯36をカバーの上部に渡し
て延ばし、その帯の端部をベースに形成されている切欠
38に引掛けることによってこの位置に保持される。弁
部材60が第6図の開放姿勢にあってヒューズ金属84
が固体であると仮定しよう。この状態で、弁部材6川ま
、掛け留めバー78の端部が第6図で示すように掛け留
め脚部89の側面と係合するという事実によって、開放
姿勢に保持される。次に、容器は圧力鍋または他の滅菌
装置内に置かれる。
もし圧力鍋が用いられるならば、1または2の真空相が
圧力鍋の内部に与えられて容器内から汚染空気を取出す
。弁が開かれているので、容器内の空気は底壁部分55
の穴50から引出される。蒸気または他の滅菌ガスが容
器の外部に与えられるとき、それは穴50を通って自由
に容器の内部に流れ込むことができる。滅菌操作に関す
る高温度は、予め定められた時間の後にヒューズ金属8
4を溶解し、その時間は容器とその中身が滅菌された後
の或る時期となるように選ばれる。好ましくはこれは加
熱プロセスの終わり方で圧力鍋から蒸気を取り除くため
に通常圧力鍋に与えられる最終の真空プロセスの前とな
るようにされる。ヒューズ金属84が溶解するとき、弁
部材60の弾力性とばね75の付勢力が掛け留めレバー
78を掛け留め脚部89に向かって動かして、部材86
を弱し、ばね91の付勢力に抗して回動させる。このと
き、ヒューズ金属はもはや固くないので、舌片87はヒ
ューズ金属内で動くことができる。U字形部材88が部
材86とともに回動するに従い、カム脚部90が掛け留
めレバー78の上側表面と係舎し、それをばね81のバ
イアスに抗して下向きにカム動作させ、レバー78の先
端が脚部89の下方端緑を滑り抜ける。一度これが起こ
れば、弁部材は素早く第5図に示す位置に動き、そこで
弁部材の柔軟な壁64によって表面53が再び封止され
る。掛け留めレバー78は掛け留め脚部89の端部下に
押し下げられる。ばね91が部材86を図示の姿勢に付
勢し、レバー78の端部が脚部89の端部で係合するこ
とに注目されたい。また、脚部89の端部はほぼレバー
78の方位角に面取りされていることを注目されたい。
容器は今や中身が滅菌された状態で封止され、したがっ
て容器はその滅菌雰囲気から取出すことができる。しか
しながら、上で示したように、もしそのユニットが圧力
鍋で滅菌されるならば、通常は弁が閉じられた後にさら
に真空相にされよう。もし容器を取り囲む圧力鍋の圧力
が容器内の圧力よりもかなり小さくなれば、容器内の蒸
気または滅菌ガスが容器から柔軟なガスケツト30をす
り抜けて漏れ出ることができる。これはベース10上の
フランジ表面20の形状とガスケットの下方端部の寸法
と柔軟性とによるものである。柔軟な壁64と表面53
との間の関係は或る程度類似するものであって、或る程
度の圧力解放がその領域でも生じ得るであろう。この漏
洩は容器内に残留蒸気が少し存在し得るという点で望ま
しく、また容器は比較的乾燥することが好ましい。強力
な真空が容器の外部から与えらることによって、内部が
真空になる。したがって、一度、圧力が大気へ戻される
と真空が容器内に存在し、ガスケットも弁も容器内への
漏れを許さない。容器の曲面形状は、その壁が容器の内
部と外部との間の比較的高い圧力差に耐えることができ
るようなものである。しかしながら、より大きな寸法の
容器についての予防策として、付加的な強さを与えるよ
うに、第2図に示された蓋の内部の上方の面に係合する
血14のハンドル40を備えることが望ましい。中身を
含む容器は、今や将来の使用のために保管する所望のい
かなるところへも移動することができ、または直接その
中身が用いられべきところへ運ばれてもよい。
容器が開かれるとき、まず存在する真空を解放する必要
がある。これを行なうために、弁を開放姿勢へ駆動する
弁レバー74を押し下げる必要があるだけである。真空
解放に伴う音は、容器の中身がなおも滅菌状態にあった
ことを示す。逆に、もし漏れが生じていれば、音の無い
ことが、中身がもはや滅菌状態ではなかったことをその
容器を開ける各人に警告する。支持器42の可榛性部材
43も、真空があるときに押し下げられ、真空がないと
きに起き上がることによってその状態を告げる。ガスケ
ット301こよって与えられるシールの優れた特性によ
り、長期間の後に、たとえ空気分子がガスケツトを通過
して容器内へ惨み込んだとしても、ほとんどの微生物は
それらの分子よりはるかに大きいので、必ずしもシール
を通過することができるとは限らない。
したがって、ガスケツトは、たとえ真空が最後に失われ
たとしても、その程度までフィル夕として働く。滅菌温
度が降下し始めると間もなくヒューズ金属が再び凝固し
、第5図に示される姿勢で掛け留め脚部89を保持する
したがって、弁が開かれるとき、掛け留めレバー78の
先端は掛け留め脚部89の端部を滑り抜けて、返し脚部
90に係合するようにコイル‘まね81によって時計方
向にわずかに付勢される。レバー74が開放されるとき
、掛け留めレバー78の端部は、弁の開放姿勢に保持す
る掛け留め脚部89の側面に再び係合する。したがって
、レバー74を押し下げることによって、容器内の真空
が解除されるのみならず同時に弁部材を開放姿勢にコッ
クし、それによって容器は再び滅菌される準備状態にな
る。この特徴は、人が容器を滅菌装置内へ戻して置く前
に弁を開く必要がないという点において非常に重要であ
る。したがって、もし容器がたとえば外科用器具を滅菌
するために用いられてその容器が直接手術室へ運ばれれ
ば、それらの器具は容器から直接敬出されて用いられ、
そして必要があれば洗浄されて再滅菌のためにその容器
へ戻される。もし容器を手術室へ直接持って行かないの
が好ましければ、容器は手術室の直前の外側で開かれて
もよく、そして滅菌皿とその皿上の器具のみを手術室へ
運ぶことができる。器具が用いられた後に、再びそれら
は血へ戻されて、血は再滅菌のために容器へ戻される。
必要なのはカバーが再び正しい位置に帯で留められるこ
とだけであって、その後客器を滅菌のために真空鍋内へ
置くことができる。この手順のさらに他の変化例として
、容器が滅菌プロセスの間に滅菌バッグ(図示せず)内
に置かれてもよい。米国特許第3595465号で述べ
られていてC.K.耽rd社によって販売され市場で入
手可能なバッグがある。そのバッグは中へ容器を入れて
圧力鍋内へ挿入することができる。そのバッグは、滅菌
プロセスの間に蒸気が通過するのを許容するが、その滅
菌プロセスの間のかなりの程度までシールするようなも
のである。この状態で、容器は手術室へ運ばれる直前に
そのバッグから取出される。したがって、この容器全体
がまだかなりの滅菌状態にあって、器具はその容器のベ
ースから直俵取出すことができる。そのベースの上方端
部は、人の手が器具を取出すときにその領域へ触れなけ
ればならない場合においてもまだ滅菌状態であろう。上
述の構造の利点の1つは、容器と同様に弁が再使用でき
ることである。
しかしながら、もう1つのアプローチとして、ヒューズ
原理を用いた使い捨て可能な簡略化した弁を含む本発明
の第2の実施例が第8図ないし第10図に示されている
。第8図に見られるように、小さな環状の隆起部100
が第1図に示されているのと類似の容器の壁101に形
成されている。1またはそれ以上の穴102が、容器に
出入りできるように環状壁100‘こ形成されている。
穴102を通して容器への出入りを制御するために設け
られる使い捨て可能な弁部材106を受入れるために、
付加的な穴が環状壁100の中央に形成されている。よ
り特定的には、弁部材106は一体的に内向きへ延びる
突出部108を含み、この突出部108は第8図に示さ
れている環状壁100の中央の穴へ押し込むことができ
る寸法で丸く作られている。周囲の肩部108aは、容
器の正しい位置へ弁を保持するように容器の内壁に係合
する。弁部材106は弾力性のゴム状材料で形成されて
おり、その材料は突出部108が容器壁の穴へ押込まれ
るのを可能にする。
都材106は円形形状を含む第9図に示された形に形成
されており、その都材の周囲は環状壁100の外面に密
接に係合する受皿形状になるように上向きに湾曲してい
て、容器内への弁関口部102を閉鎖する。したがって
、第9図に示される状態において弁は閉じており、それ
は弁部村106がとろうとする姿勢であって平常の状態
として考えられる。また、真空が容器内に存在すれば、
その真空は穴102に対してしっかりと弁部材を保持す
る助けをするということにも注目されたい。弁を開いた
姿勢を保持するために、扇平でワッシャ形態のリングの
形のヒューズ110が設けられている。
第10図に見られるように、弁部材106は内部スロッ
ト107を備えて形成されてお0り、そのスロット10
7は2つの弾力性のフラツプ112と114を形成する
小さな斜めのスリット109を伴っている。弁部材が第
9図に示される形態に形成された後、弁部材の周囲を押
し下げることによって弁部材内のスロットヘヒューズ要
タ素が挿入され、そしてヒューズワッシャはスリット1
09を介してスロット107内へ挿入される。ヒューズ
はスロット107の外側の部分だけを占有するというこ
とに注目されたい。ヒューズがそのように位置決めされ
ることによって、弁部0材の形態が第8図に示された状
態になり、外部の弁部材の外周は開□部102から離れ
て保持される。弁は通常この状態で備え付けられる。し
たがって、容器のユーザはこのタイプの弁を単に手に取
って第8図に示された姿勢で容器内へ押し込め夕ばよい
。そして容器は滅菌される状態となる。加熱滅菌プロセ
スの適当な時期にヒューズワッシャが溶解し、第10図
において破線で示されているように、弁部材がその形成
された正常な姿勢になろうとするのを許す。したがって
、弁は第90図に示されているように閉じられる。弁部
材が閉じる運動と重力とによって、溶融されたヒューズ
金属は第9図に示されているように弁部材内のスロット
107の内側端部へ流れる。したがって、ヒューズ金属
が再び凝固するとき、それは弁の封タ止作用を邪魔する
ことはない。代わりに、それは或る程度まで弁を閉じた
姿勢に保持しようとする。容器内の真空を解除すること
が望まれるとき、弁部材の一端部に一体的に形成された
タブ1180は容器から引き離され、そして近接してい
る穴102を介して真空を解除することができる。
そして容器の蓋を除去することが可能となる。また、弁
部材106は、弁タブを単に強〈引張ることによって取
り除くことができる。容器が再滅菌されるとき、新しい
弁部材を正しい位置へ素早く押し込むことができる。も
ちろん、古い弁部材が除去された後すぐに新しいものを
装着することができる。ここで第11図を参照して、底
壁122と上向きに延びる側壁124とを備えたベース
120を有するほぼ円筒状の容器が示されている。
側壁の上方部分は、内側へ延びる肩部123と、窪んだ
円筒状部分125と、その壁部分125の上方端部で外
側へ延びるフランジー26とを含んでいる。弾力性のガ
スケット130はフランジ126の下に位置決めされて
いて、円筒状壁部分125と密接に係合するように寸法
決めされている。
ガスケットはさらに外部へ下向きに延びる柔軟なフラン
ジ131を含み、それは容器のカバー134の外側へ下
向きに延びる側壁132の内側表面に係合する。第2図
のガスケット30と同様に、ガスケット13川まカバー
をベースに封止するのみならず、気体が容器から引き抜
かれるのを許容するが容器内への気体を防ぐ一方向弁と
してもとしても働く。容器の底壁122は上向きの皿形
にされ、窪み121がその底壁の一側部に形成されてい
る。
弾力性のゴム状材料で形成された弁部材14川ま窪み1
21内に位置決めされている。その弁部材は第9図の部
材106と類似であって、内側へ延びる突出部142を
含み、この突出部142はそれを底壁122の穴内へ押
し込むことができる寸法で丸く作られている。弁部材は
第12図に示された形態で形成され、それは通常の円形
形状を含み、その部材の周囲部は受皿形状になるように
上向きに湾曲して周囲壁の外側の凸面と密接に係合し、
そして容器内へ通じる弁関口部144を閉じる。弁部材
を開いて保持するために、或る温度に加熱されてそれか
ら冷却されるときに収縮する周知の熱収縮性プラスチッ
ク材料から作られたバンド146を備えている。
バンドの一方端は、弁部材と一体に形成されたタブ14
8の矢じり形状の端4部と合う関口部147を有してい
る。第11図からわかるように、バンドは弁部材140
の縁の部分を回って延びており、そして容器の開□部1
44が封止されないようにその縁部分を下側へ底壁12
2から離して保持する。バンド146の内方端部はそれ
に取付けられる金属要素またはワイヤ160の一端を有
し、そのワイヤの他方端は弁部材の中心部へ延びており
、それは中心部または突5出部142内に位置決めされ
たヒューズ152へ取付けられる。ヒューズピン152
は、特にそれが圧力鍋の滅菌温度へ予め定められた時間
だけさらされた後に所望温度で溶融する金属から作られ
る。前述されたように、これは加熱プロセスの終ZO了
関近であって、圧力鍋から蒸気を除去するために通常圧
力鍋に与えられる最後の真空プロセスの前である。使用
の際、その弁部材は、第11図に示された姿勢で容器内
へ挿入されるために、コックされてタ準備された第13
図に示された形で与えられる。
しかし、好ましくは、その弁部材はヒューズピン152
とバンド146に取付けられたワイヤ150を備えてい
る。その装置が用いられるとき、それは穴147をタブ
ー48へ滑り被せてバンドを0そのタプへ引掛けること
によってコックされる。弁部材が第11図に示されてい
るように位置決めされることによって、容器が滅菌操作
に用いられる準備ができる。容器はその中身とともにカ
バー134で閉じられて、圧力鍋または他の滅菌ガタス
内に置かれる。蒸気が圧力鍋へ入るとき、それは底壁の
開口部144を通って自由に容器内へ流入することがで
きる。所望の滅菌温度に達した後に、ヒュ−ズ金属は溶
融してワイヤ150を解放する。弁部材の弾力‘性は弁
部村の中心部からワィ0ャを引き抜く助けとなり、また
熱によってバンド140が収縮または引込むので、一度
ヒューズ金属から解放されたワイヤ150は素早く弁部
材の縁を回って引き抜かれる。したがって、弁部村は弁
開口部144を包囲する底壁の環状面に対してタ封止す
るのが自由となり、流体の流れがこれらの開口部を通っ
て容器内へ流入するのを阻止する。滅菌プロセスの終わ
りに、容器が冷却してプラグに閉じ込められているヒュ
ーズ金属は凝固し、容器の内部は滅菌状態に封止される
。もし真空が0容器の外部へ与えられれば、その容器内
の空気はガスケットフランジ131とカバー壁132と
の間で解放される。しかし、真空に引かれた後の容器内
への逆流は阻止される。なぜならば、容器の外側の圧力
はガスケツトフランジ131を壁132に対して封止さ
れた状態に保持するからである。ここで、望むならばバ
ンドー46をタブー48から除去することができる。容
器を開くことが望まれるとき、容器内の真空はタブー4
8を引張ることによって解放される。
すなわち、タブに近接する弁部村140の端部が容器壁
から引張られて空気が容器内へ入るのを許容する。必要
ならば、入り込む空気を櫨過するために閉口部144と
突出部142に被せてフィル夕を配置してもよい。
Zタブを強く引張ることによって
、容器壁から完全にそのプラグ弁部材が引き抜かれる。
容器が再び使用されるとき、第13図に示されているよ
うなコックされた姿勢の新しい弁部材を挿入するだけで
よく、それによって容器は滅菌プロセスで再Z使用され
る状態になる。本発明のこの形態の利点の1つは、その
弁が再利用また再コックのためにサービスセンタへ戻す
ことができることである。これを行なう場合、古いヒュ
ーズ金属は引き抜かれて、前もって新しいヒューズピン
に取付けられた新しいワイヤ150が突出部142の開
放端都内へ挿入されてその突出部の側面から引出され、
その新しいピンは第11図に示されているように突出部
内に配置される。次に、ワイヤの他方端は新しいバンド
146に取付けられ、そのバンドはサービスセン夕にお
いてまたはユーザによってタブに取付けられ得る状態に
なる。容器の特徴の1つは、ベース1201こ関するカ
バー134の自己水平保持特性である。
すなわ3ち、容器が圧力鋼内に配置されるとき、カバー
がベース上に完全な状態で位置決めされる必要がない。
側壁124の上端部に形成されたフランジは、任意の特
定領域におけるカバーの下方への運動を制限する。圧力
鍋プロセスの最後の真空相の間、容器内の空気と湿気は
上述のようにガスケットフランジ131をすり抜けて容
器の外へ引出される。大気圧が圧力鍋へ導入されるとき
、ガスケットフランジ131は、弁部材140と同様に
容器への空気の流れを阻止する。したがって、容器の内
部と外部との圧力差はカバー134を容器ベース120
上へ一層強く押しつける。この動作の間、側壁124の
上端のフランジはカバーが本質的に自己水平化するよう
にカバーのコック運動を制限する。上述の3つの実施例
における弁部材は高圧蒸気が滅菌プロセスの間に容器の
内部へ導入される出入手段を備えているが、本発明のも
う1つの変化例(図示せず)は弁部材を用いず、その代
わり滅菌プロセスの間に容器の内部へ蒸気を取り入れる
ために容器カバーが開かれて保持されている。
より特定的に言えば、そのカバーは容器のベースに被さ
って配置されているがそのガスケットが封止状態になら
ないようにそのカバーとべ‐スは十分に隔てられている
。一実施例として、温度感応ヒューズ材料から作られた
支持柱がカバーの一部をベースからわずかに隔てて支持
するために用いられ、または必要ならばカバー全体をベ
ースからわずかに隔てるために2またはそれ以上のその
ような支柱を用いることもできる。第1図の36で示さ
れているタイプのような保持帯または他の適当な手段が
重力を補ってカバーとべ−スとの間の閉鎖にバイアスを
与えるように用いられていてもよい。ヒューズ柱は、滅
菌プロセスの間の所望の時期に非剛性または座屈するよ
うに設計されており、その結果、カバーが重力によって
落ちて保持帯によって封止される位置へ確実に付勢され
る。上述したようなガスケットとカバーの形状は、最初
にカバーの片側がもう一方側よりも下がっていても、こ
のようにして優れた封止を与えるであろう。これは、大
気圧が容器の外側へ与えられるときに得られるさらに確
実な封止による。本発明の上述の実施例を説明する際に
、圧力鍋滅菌プロセスが参照された。
多数の異なる圧力鍋プロセスが通常用いられるが、本発
明のより良い理解のために第14図に典型的な例が示さ
れている。第14図に示されているように、段階または
位相1は圧力鍋内から汚染された空気を排出するための
予備真空状態である。容器が圧力鍋内に置かれるとき、
上述のタイプの容器は開いたそれらの弁または他の出入
許容手段を有しているので、もちろん真空が容器の内部
へ与えられる。きれいに猿過された空気の導入によって
、予備真空段階1の後、圧力は周囲の圧力に復帰する。
予備真空圧力の段階川ま、圧力鍋内に残っている滅菌さ
れていない空気がさらに確実に最小量となるようにする
。多くの小さな圧力鍋は単一の予備真空相だけを用いる
。プロセスの位相mにおいて、高温高圧蒸気が滅菌雰囲
気を与えるために供給される。
もちろん、滅菌蒸気は弁部材または他の出入許容手段を
通して容器の内部へ入る。上述の種々のヒューズ構造は
、この高温相の終了期近〈で溶融または軟化するように
選択されている。すなわち、その材料は蒸気温度で非剛
性になるが、その温度で蒸気がそのヒューズ材料を溶解
するには予め定められた時間がかかる。次に、最後の真
空相のが与えられる。
カバーと弁がこの位相の間に閉じられるが、蒸気と凝縮
水分は上述のようにガスケツトをすり抜けて容器から引
出される。このサイクルは通常約2び分続くので、適当
な乾燥を得るために十分な時間である。プロセスの位相
Vの間、大気圧が再び圧力鍋へ導入される。この大気圧
またはガスは封止された容器内へ入ることができないの
で、容器へ与えられる大気圧は容器カバー、ベースおよ
びガスケットのデザインによって、そのカバーをベース
上へ押しつける。図面の簡単な説明第1図は本発明の容
器の分解斜視図であって、その蓋と内部血とベースを示
している。
第2図はその容器の断面図である。第3図は第1図の線
3−3に沿った断面図であって、真空表示器を示してい
る。第4図はその容器弁の平面図である。第5図は第4
図の弁の断面図であって、閉じられた姿勢の弁を示して
いる。第6図はその弁の断面図であって、開いた姿勢の
弁を示している。第7図は弁を開いて保持するために用
いられる部材の斜視図である。第8図は第1図の容器の
ための弁部材の第2の実施例の断面図であって、その弁
は開かれた姿勢で示されている。第9図は第8図の弁の
断面図であって、その弁は閉じた姿勢にある。第10図
は第8図の弁の一部を示す拡大された破断面図であって
、実線は開いた姿勢を示し、破線は閉じた姿勢を示して
いる。第11図はもう1つの形態の弾力性弁部材の立面
図であり、その部材夕は円筒形状を有しかつもう1つの
形のガスケットを有する容器の壁内へ豚まり込む。第1
2図は第11図の弁の分解斜視図である。第13図は第
11図の弁部材の斜視図であって、容器に装着される準
備のできたコックされた姿勢にある。第140図は通常
の圧力鍋プロセスを示すグラフである。図において、1
0‘まベース、12はカバー、14は皿、15はハンド
ル、30はガスケツト、36は可擬性の保持帯、42は
真空表示器を示す。FIG.2.FIG.3. FIG.4 FIG.8. FIG.9. FIG.10. FIG.12. FIG.13. FIG.1. FIG.5. FIG.6. FIG.Z FIG−11‐ FIG.14.

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 外科用器具のような物品を滅菌する方法であつて、
    容易に封止することができかつ前記物品を保存したり
    運搬したりするのに適した容器内に前記物品を置き、
    前記容器を圧力鍋内あるいは他の滅菌ガスまたは蒸気内
    に置き、その容器の内部は滅菌プロセスの間その圧力鍋
    の内部に対して十分に開かれ、それら容器の内部と圧力
    鍋との間に気体の流通が可能となり、 前記滅菌ガスま
    たは蒸気を前記容器とその中身に与え、 前記滅菌ガス
    または蒸気のかなりの部分が前記容器から逃げ出ること
    を可能にし、かつ 滅菌後に前記容器が滅菌されていな
    い環境にさらされることを許す前にその容器を封止し、
    その封止するステツプは高真空が前記容器内に存在して
    いても前記容器内への封止後の流れを防止することを特
    徴とする物品の滅菌方法。 2 前記圧力鍋は、真空相、圧力蒸気相、そして最後の
    真空相を含む滅菌プロセスを与え、前記容器の封止は蒸
    気相内における処理の終了時近くで起きることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の物品の滅菌方法。 3 外科用器具のような物品を滅菌または保存する間に
    包むための容器を含む装置であつて、前記容器は圧力鍋
    内あるいは他の滅菌ガスまたは蒸気内にあるときにその
    容器の内部に出入りすることを可能にする出入許容手段
    を含み、前記容器は減菌条件に繰返してさらすことがで
    きかつ外科用器具に汚染または他の悪影響を及ぼさない
    材料で作られている装置において、 前記容器とその中
    身が滅菌された後にその容器を滅菌されていない環境に
    さらす前に、前記出入許容手段を自動的に閉じるための
    封止手段を備え、その閉じられた出入許容手段と前記容
    器は高真空がその容器内に形成されてもその容器内への
    封止後の流れを防止するように構成されていて、それに
    よつて前記容器の外部が後で滅菌されていない環境にさ
    らされてもその封止された容器の内部が滅菌されたまま
    に維持され、さらに 滅菌ガスまたは蒸気が前記容器か
    ら逃げ出すことを可能にするための手段を備えているこ
    とを特徴とする装置。 4 容器封止手段は前記容器が滅菌温度に加熱された後
    で前記容器が通常の室温に冷却される前に前記出入許容
    手段を封止するように動作し、それによつて真空がその
    容器内に形成され、前記装置はさらに前記容器の中身を
    取出すことが望まれる場合にその容器内の真空を解放す
    るための手段を備えていることを特徴とする特許請求の
    範囲第3項記載の装置。 5 前記圧力鍋は真空相と、高圧蒸気相と、さらにそれ
    に続く真空相とを含む滅菌プロセスを与え、かつ前記封
    止手段は前記容器内の物品が前記高圧蒸気で滅菌された
    後で前記最終の真空が達成される前に前記出入許容手段
    を封止することを特徴とする特許請求の範囲第3項また
    は第4項に記載された装置。 6 前記容器はベース、前記ベースの一部に被さつて適
    合する従属フランジを有するカバー、および前記フラン
    ジと前記ベースとの間で延びている弾力性のガスケツト
    を含み、それによつて前記容器内への気体の流れは防が
    れるが、もし真空が前記容器外部に与えられてその容器
    の内部と外部との間に十分な圧力差を生じれば、気体が
    前記ガスケツトをすり抜けて前記容器の外へ流れ出すの
    を許すことを特徴とする特許請求の範囲第3項ないし第
    5項のいずれかの項に記載された装置。 7 前記装置は温度感応性のヒユーズ手段を含む保持手
    段を備え、前記ヒユーズ手段は通常の室温では剛性であ
    つて前記出入許容手段を開いた状態に保つように配置さ
    れているが、前記容器とその中身が滅菌された後に滅菌
    温度において軟らかくなつて前記出入許容手段が封止さ
    れるのを可能にすることを特徴とする特許請求の範囲第
    3項ないし第6項のいずれかの項に記載された装置。 8 前記装置は弁部材を含み、前記弁部材は前記容器内
    の真空を解放するために前記弁部材に取付けられてその
    弁部材を手動的に開く手動開放手段を有し、前記保持手
    段はさらに前記ヒユーズ手段が剛性のときに前記弁部材
    を開放状態に保持するために前記ヒユーズ手段および前
    記手動開放手段と協働する手段を含み、それによつて前
    記弁部材が手動的に開かれているときにその弁部材がコ
    ツクされて再使用のための準備状態となることを特徴と
    する特許請求の範囲第7項記載の装置。 9 前記出入許容手段は前記容器の壁に設けられた1ま
    たは2以上の開口部を含み、前記封止手段は前記開口部
    を通る流体の流れを制御するために弾力性の弁部材を含
    み、前記弁部材は通常それ自身の弾力性によつて封止姿
    勢に付勢され、そして前記弁部材は前記保持手段によつ
    て開かれた状態に保持されることを特徴とする特許請求
    の範囲第3項ないし第7項のいずれかに項に記載された
    装置。 10 前記弁部材は前記弁開口部に近接する前記容器内
    の保持部に差し込まれる突起を有し、前記弁部材はさら
    に前記開口部を封止するために前記容器の外部に適合す
    る表面を前記突起に近接して有しており、そして前記ヒ
    ユーズ手段は前記弁部材に位置決めされていることを特
    徴とする特許請求の範囲第9項記載の装置。 11 前記ヒユーズ手段は前記容器に面する前記弁部材
    の側部においてその弁部材に設けられており、前記保持
    手段はさらに一方端が前記ヒユーズ手段に係留された伸
    縮性のバンドを含み、前記バンドは前記弁部材の周縁部
    と前記容器との間で延びており、そして前記バンドの他
    方端は固定点に取付けられていて前記弁部材を開放姿勢
    に保持し、前記ヒユーズ手段が軟らかくなつて前記バン
    ドを解放するときに前記弁部材周縁部と前記容器との間
    から収縮して抜け出ることを特徴とする特許請求の範囲
    第10項記載の装置。 12 前記バンドは熱収縮性材料からなることを特徴と
    する特許請求の範囲第11項記載の装置。 13 前記バンドが取付けられる前記固定点は前記弁部
    材と一体に形成されたタブであり、前記弁部材はそのタ
    ブを引張ることによつて前記容器から開くことができ、
    また取り外すことができることを特徴とする特許請求の
    範囲第11項または第12項記載の装置。
JP51128745A 1975-12-15 1976-10-25 無菌品目を貯蔵するための方法と装置 Expired JPS6016259B2 (ja)

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US73422876A 1976-10-20 1976-10-20
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JPS60103948A (ja) * 1983-11-12 1985-06-08 株式会社吉田製作所 歯科治療器具の作動制御装置
DE102010037659A1 (de) * 2010-09-20 2012-03-22 Aesculap Ag Sterilbehälter

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