JPS6014082Y2 - 排ガスの熱回収装置 - Google Patents
排ガスの熱回収装置Info
- Publication number
- JPS6014082Y2 JPS6014082Y2 JP1693480U JP1693480U JPS6014082Y2 JP S6014082 Y2 JPS6014082 Y2 JP S6014082Y2 JP 1693480 U JP1693480 U JP 1693480U JP 1693480 U JP1693480 U JP 1693480U JP S6014082 Y2 JPS6014082 Y2 JP S6014082Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- steam
- exhaust gas
- low
- evaporator tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は内燃機関又はボイラ等の排ガス中の熱エネルギ
を最大限に回収するための排ガスエコノマイザ方式の熱
回収装置に関する。
を最大限に回収するための排ガスエコノマイザ方式の熱
回収装置に関する。
従来の排ガスエコノマイザは第1図に示す通り発生蒸気
の供給先E及びFの所要蒸気圧力が異なる場合でも排熱
を吸収する蒸発管部3は1基しか装備されておらず所要
の最高蒸気圧力で所要の全蒸気量を発生させ、高圧蒸気
の一部を減圧して低圧蒸気をつくり供給している。
の供給先E及びFの所要蒸気圧力が異なる場合でも排熱
を吸収する蒸発管部3は1基しか装備されておらず所要
の最高蒸気圧力で所要の全蒸気量を発生させ、高圧蒸気
の一部を減圧して低圧蒸気をつくり供給している。
−力発生蒸気の圧力を高く設定することは蒸発管内部の
温度が高いことを意味し、従って排ガス温度との温度差
が不可避的に小さくなる。
温度が高いことを意味し、従って排ガス温度との温度差
が不可避的に小さくなる。
これは同じ熱量を熱交換する場合蒸発管の伝熱面積が増
加し排ガスエコノマイザの製造コストの上昇を招く。
加し排ガスエコノマイザの製造コストの上昇を招く。
又蒸発管出口排ガス温度は蒸発管内温度以下には下げら
れないため、蒸気圧力が高いことはそれだけ排ガス中の
熱回収を充分行い得ないことになる。
れないため、蒸気圧力が高いことはそれだけ排ガス中の
熱回収を充分行い得ないことになる。
また別の問題として蒸気の供給をうける系統の蒸気需要
量が変動する場合、最大の需要量に適合するように蒸発
管部の伝熱面積を計画することは製作コストの観点から
必ずしも得策ではなく、平均的な需要量を勘案して伝熱
面積を決定する場合が多いが、予期しない状況下に於て
供給蒸気が不足することがあり系統の安定した運転を期
する上で不安を残す憾みがある。
量が変動する場合、最大の需要量に適合するように蒸発
管部の伝熱面積を計画することは製作コストの観点から
必ずしも得策ではなく、平均的な需要量を勘案して伝熱
面積を決定する場合が多いが、予期しない状況下に於て
供給蒸気が不足することがあり系統の安定した運転を期
する上で不安を残す憾みがある。
本考案は前記の欠点を取り除き出来るだけ排ガスの熱エ
ネルギを多量に回収し、排ガスエコノマイザの伝熱面積
を小さくすると共に発生蒸気の供給先の各系統の安定運
転を可能にする排ガスの熱回収装置を得ることを目的と
するもので蒸気圧力を異にする複数個の蒸発管部を排ガ
スダクト中に蒸気圧力の高いものから順にダクトの上流
側から下流側に配設し、前記各蒸発管部に対し夫々循環
水ポンプ、汽水分離ドラム及び蒸気取出管を別個に装備
して独立した複数個の蒸気系統を形成すると共に、前記
各蒸気系統の蒸気取出管を圧力調整装置を備えた連絡管
により相互に連絡したことを特徴とするものである。
ネルギを多量に回収し、排ガスエコノマイザの伝熱面積
を小さくすると共に発生蒸気の供給先の各系統の安定運
転を可能にする排ガスの熱回収装置を得ることを目的と
するもので蒸気圧力を異にする複数個の蒸発管部を排ガ
スダクト中に蒸気圧力の高いものから順にダクトの上流
側から下流側に配設し、前記各蒸発管部に対し夫々循環
水ポンプ、汽水分離ドラム及び蒸気取出管を別個に装備
して独立した複数個の蒸気系統を形成すると共に、前記
各蒸気系統の蒸気取出管を圧力調整装置を備えた連絡管
により相互に連絡したことを特徴とするものである。
前記構成に基づく熱回収装置は第2図に示すようにこの
図では2個の蒸発管部を有する高圧蒸気系統1と低圧蒸
気系統2の2系統により形成し、各系統の主要部は夫々
高圧用蒸発管部3、高圧用循環水ポンプ4、高圧用汽水
分離ドラム5、高圧用蒸気取り出し管6及び低圧用蒸発
管部7、低圧用循環水ポンプ8、低圧用汽水分離ドラム
9、低圧用蒸気取り出し管10により構成し、高圧蒸発
管部3と低圧蒸発管部7は排ガスダクト中に高圧用を排
ガス流(矢印G)の上流側に、低圧用を下流側に配設し
両者で2段蒸発排ガスエコノマイザを形成する。
図では2個の蒸発管部を有する高圧蒸気系統1と低圧蒸
気系統2の2系統により形成し、各系統の主要部は夫々
高圧用蒸発管部3、高圧用循環水ポンプ4、高圧用汽水
分離ドラム5、高圧用蒸気取り出し管6及び低圧用蒸発
管部7、低圧用循環水ポンプ8、低圧用汽水分離ドラム
9、低圧用蒸気取り出し管10により構成し、高圧蒸発
管部3と低圧蒸発管部7は排ガスダクト中に高圧用を排
ガス流(矢印G)の上流側に、低圧用を下流側に配設し
両者で2段蒸発排ガスエコノマイザを形成する。
高圧及び低圧の発生蒸気は夫々蒸気取り出し管6及び1
0を経て供給先E及びFに送給される。
0を経て供給先E及びFに送給される。
また高圧蒸気取り出し管6と低圧蒸気取り出し管10と
の間は連絡管12により接続し、連絡管12の上に逃出
弁13及び補給弁14を取付け2段排ガスエコノマイザ
システムを構成する。
の間は連絡管12により接続し、連絡管12の上に逃出
弁13及び補給弁14を取付け2段排ガスエコノマイザ
システムを構成する。
排ガスは最初高圧用蒸発管部3に流入して熱交換を行い
ガス温度を下げて低圧蒸発管部7に流入し同様に熱交換
を行う。
ガス温度を下げて低圧蒸発管部7に流入し同様に熱交換
を行う。
高圧用及び低圧用蒸発管部3及び7の内部には夫々の循
環水ポンプ4及び8により夫々の汽水分離ドラム5及び
9から飽和水が供給される。
環水ポンプ4及び8により夫々の汽水分離ドラム5及び
9から飽和水が供給される。
飽和水の一部は各々の蒸発管内で排ガスの熱により蒸気
を発生し汽水混合体となって各々の分離ドラムへ導かれ
る。
を発生し汽水混合体となって各々の分離ドラムへ導かれ
る。
そして夫々の分離ドラムで蒸気を分離し夫々の供給先E
及びFに送給される。
及びFに送給される。
低圧蒸気供給側Fの蒸気需要が設計値より多量に必要と
なった場合高圧蒸気が高圧蒸気取り出し管6より補給弁
14を介して連絡管12を経て低圧蒸気取り出し管10
に自動的に補給される。
なった場合高圧蒸気が高圧蒸気取り出し管6より補給弁
14を介して連絡管12を経て低圧蒸気取り出し管10
に自動的に補給される。
逆に低圧蒸気の需要が設計値より減少した場合は低圧用
汽水分離ドラム9の圧力が上昇しあらかじめ設定した圧
力を越えると逃出弁13を介して自動的に高圧蒸気系統
へ余剰蒸気を供給する。
汽水分離ドラム9の圧力が上昇しあらかじめ設定した圧
力を越えると逃出弁13を介して自動的に高圧蒸気系統
へ余剰蒸気を供給する。
このシステムは前記の補給弁14及び逃出弁13ならび
連絡管12により系統の蒸気需要の変動に速やかに対応
して安定運転を維持できるため例えば蒸気不足による蒸
気駆動補機の運転停止等の機会を減らし熱回収の効果を
最大限に発揮する。
連絡管12により系統の蒸気需要の変動に速やかに対応
して安定運転を維持できるため例えば蒸気不足による蒸
気駆動補機の運転停止等の機会を減らし熱回収の効果を
最大限に発揮する。
またこのシステムによれば蒸気需要に応じて圧力の異な
る蒸気を発生するが、蒸気需要の減少に基づく蒸発管の
焼損防止のため各蒸発管毎に循環水ポンプを設は蒸発管
の冷却に万全を期している。
る蒸気を発生するが、蒸気需要の減少に基づく蒸発管の
焼損防止のため各蒸発管毎に循環水ポンプを設は蒸発管
の冷却に万全を期している。
前記の構成を有する排ガスエコノマイザが従来のエコノ
マイザに比して小型になし得る理由を以下説明する。
マイザに比して小型になし得る理由を以下説明する。
排ガスエコノマイザは一種の熱交換器であり、熱交換器
の伝熱面積(Atrl’)は一般に次式で表わされる。
の伝熱面積(Atrl’)は一般に次式で表わされる。
こ)にQは交換熱量(kcal / h )、Kは熱伝
達係数(kcal /lri ’Ch )、0mは対数
平均温度差(’C)を表す。
達係数(kcal /lri ’Ch )、0mは対数
平均温度差(’C)を表す。
ここで交換熱量Q及び熱伝達係数Kを同一とすると前記
(1)式により対数平均温度差θmが大であれば伝熱面
積Aが小さくなり排ガスエコノマイザを小型にすること
ができる。
(1)式により対数平均温度差θmが大であれば伝熱面
積Aが小さくなり排ガスエコノマイザを小型にすること
ができる。
一方排ガス温度と蒸発管内部の温度との関係は第3図及
び第4図、但し第3図は蒸発管部が1基で構成される従
来型、第4図は蒸発管部が高圧用E及び低圧用Fの2段
で形成される本考案による排ガスエコノマイザ、に示す
通り本考案による多段蒸発エコノマイザの低圧の蒸発管
部Fに於ては従来型のものよりΔθmだけ平均温度差が
大きくなることが容易に理解される。
び第4図、但し第3図は蒸発管部が1基で構成される従
来型、第4図は蒸発管部が高圧用E及び低圧用Fの2段
で形成される本考案による排ガスエコノマイザ、に示す
通り本考案による多段蒸発エコノマイザの低圧の蒸発管
部Fに於ては従来型のものよりΔθmだけ平均温度差が
大きくなることが容易に理解される。
前記事情は蒸発管部が二段以上に構成される場合も変ら
ず多段蒸発システムではエコノマイザを従来の単段式よ
りも小型に製作することができる。
ず多段蒸発システムではエコノマイザを従来の単段式よ
りも小型に製作することができる。
なお第3図、第4図に示す符号Taは蒸発管内蒸気圧力
に対応する飽和温度、但し第3図では高圧用蒸発管内温
度、Tbは低圧用蒸発管内温度、Tg工は排ガス入口温
度、Tgzは低圧用蒸発管入口ガス温度、Tglは排ガ
スの出口温度である。
に対応する飽和温度、但し第3図では高圧用蒸発管内温
度、Tbは低圧用蒸発管内温度、Tg工は排ガス入口温
度、Tgzは低圧用蒸発管入口ガス温度、Tglは排ガ
スの出口温度である。
次に本考案の多段蒸発排ガスエコノマイザが排ガスの保
有する熱エネルギを最大限に利用できる理由を第5図に
より説明する。
有する熱エネルギを最大限に利用できる理由を第5図に
より説明する。
図中A及びTaは夫々従来型蒸発管部又は本考案の高圧
側第1段の蒸発管部及び前記各蒸発管内温度を、B、
C,D及びTh、 Tc、 Tdは夫々本考案の第2段
以下の各蒸発管部及び各蒸発管内温度を示す。
側第1段の蒸発管部及び前記各蒸発管内温度を、B、
C,D及びTh、 Tc、 Tdは夫々本考案の第2段
以下の各蒸発管部及び各蒸発管内温度を示す。
従来型の単段式に於ては所要の蒸気圧のうち最大圧力の
蒸気を発生できるようエコノマイザを設計する故、蒸発
管部出口に於ける排ガス温度77は前記最大圧力に対応
する飽和温度Ta以下には下げられない。
蒸気を発生できるようエコノマイザを設計する故、蒸発
管部出口に於ける排ガス温度77は前記最大圧力に対応
する飽和温度Ta以下には下げられない。
一方多段蒸発システムでは蒸発管部の発生蒸気圧力を排
ガス流の下流側に順次低く設定することにより最終の出
口ガス温度を更に低く、第5図のTg2まで下げること
が可能であり、最大限に排ガスエネルギを利用できる。
ガス流の下流側に順次低く設定することにより最終の出
口ガス温度を更に低く、第5図のTg2まで下げること
が可能であり、最大限に排ガスエネルギを利用できる。
次に本考案による多段蒸発排ガスエコノマイザシステム
の実施例を第6図によって説明する。
の実施例を第6図によって説明する。
この実施例はディーゼル機関を推進用原動機とする船舶
用ディーゼルプラントに適用したもので高圧蒸発管部3
で発生した蒸気圧力5kg/c7I!、流量毎時7.0
00に9の飽和蒸気の中、毎時約6 t 000kgの
ものを過熱器15を通して220℃に過熱し発電用補機
タービン16の蒸気源として使用する。
用ディーゼルプラントに適用したもので高圧蒸発管部3
で発生した蒸気圧力5kg/c7I!、流量毎時7.0
00に9の飽和蒸気の中、毎時約6 t 000kgの
ものを過熱器15を通して220℃に過熱し発電用補機
タービン16の蒸気源として使用する。
残りの蒸気は飽和蒸気のま)高圧雑用蒸気17として燃
料油の加熱及び荷油槽の加熱に使用する。
料油の加熱及び荷油槽の加熱に使用する。
低圧用蒸発管部7で発生した蒸気圧力4kg/ad、流
量毎時1 * 200koの飽和蒸気は減圧弁18を介
して3に9/crftに減圧し低圧雑用蒸気19として
居室暖房用、給水加熱用その他機関室の雑用に使用する
。
量毎時1 * 200koの飽和蒸気は減圧弁18を介
して3に9/crftに減圧し低圧雑用蒸気19として
居室暖房用、給水加熱用その他機関室の雑用に使用する
。
なお高圧及び低圧蒸気は連絡管12により連絡し、連絡
管には逃出弁13及び補給弁14を設けている。
管には逃出弁13及び補給弁14を設けている。
また前記の弁13及び14の作動圧力は夫々5 kg/
at及び2.9kg、/crlに設定されている。
at及び2.9kg、/crlに設定されている。
なお蒸気需要の変動による蒸発管の焼損防止のため各蒸
発管毎に循環水ポンプ4および8を別個に設けている。
発管毎に循環水ポンプ4および8を別個に設けている。
本実施例に基づく2段蒸発エコノマイザ11の伝熱面積
を従来の単段蒸発システムの伝熱面積と比較するに第3
図及び第4図に於て、Ta = 143℃、Th =
132℃、ナオTg1=220℃、Tg2= 170℃
、Tg3= 160℃とすると従来型の加熱面積を10
0とした場合本実施例のものは90となり伝熱面積がか
なり節減できることが分る。
を従来の単段蒸発システムの伝熱面積と比較するに第3
図及び第4図に於て、Ta = 143℃、Th =
132℃、ナオTg1=220℃、Tg2= 170℃
、Tg3= 160℃とすると従来型の加熱面積を10
0とした場合本実施例のものは90となり伝熱面積がか
なり節減できることが分る。
以上本考案の理解を助けるため実施例について詳細に説
明したが、本考案はこの実施例にのみ限定されるもので
はなく本考案の要旨を逸脱しない範囲に於て種々の変更
をなし得ることは勿論である。
明したが、本考案はこの実施例にのみ限定されるもので
はなく本考案の要旨を逸脱しない範囲に於て種々の変更
をなし得ることは勿論である。
本考案の排ガスの熱回収装置は前述のごとき構成を有す
るので下記の如く数多の効果を発揮する。
るので下記の如く数多の効果を発揮する。
(1)圧力別に蒸発管部を独立して設けるので排ガスと
の平均温度差が大きくなり、エコノマイザを小型にする
ことができる。
の平均温度差が大きくなり、エコノマイザを小型にする
ことができる。
(11)同じ理由により被加熱流体と加熱ガスとの出口
温度差が大きくなり排ガスの保有熱量を最大限に利用で
きる。
温度差が大きくなり排ガスの保有熱量を最大限に利用で
きる。
(i1*)圧力別の各系統の間に連絡管を設けているの
で系統別の蒸気需要に変動があっても安定した運転を維
持することができる。
で系統別の蒸気需要に変動があっても安定した運転を維
持することができる。
(iV)各蒸発管部に対し夫々循環水ポンプおよび分離
ドラムを設けているので系統別の蒸気需要に変動があっ
ても、循環水量は常に一定であり蒸発管の焼損を起こす
心配がない。
ドラムを設けているので系統別の蒸気需要に変動があっ
ても、循環水量は常に一定であり蒸発管の焼損を起こす
心配がない。
第1図は従来の排ガスエコノマイザシステムの系統図、
第2図は本考案に基づく2段蒸発の排ガスエコノマイザ
システムの系統図、第3図は従来の排ガスエコノマイザ
に於ける蒸発管内温度と排ガス温度との関係を示す説明
図、第4図は本考案に基づく2段蒸発排ガスエコノマイ
ザに於ける蒸発管内温度と排ガス温度との関係を示す説
明図、第5図は従来型及び本考案に基づく4段蒸発排ガ
スエコノマイザの蒸発管内温度と排ガス温度との関係を
示す説明図、第6図は本考案の実施例を示す2段蒸発排
ガスエコノマイザシステムの系統図である。 図中3は高圧用蒸発管部、4は高圧用循環水ポンプ、5
は高圧用汽水分離ドラム、6は高圧蒸気取り出し管、7
は低圧用蒸発管部、8は低圧用循環水ポンプ、9は低圧
用汽水分離ドラム、10は低圧蒸気取り出し管、12は
連絡管、13は逃出弁、14は補給弁を示す。
第2図は本考案に基づく2段蒸発の排ガスエコノマイザ
システムの系統図、第3図は従来の排ガスエコノマイザ
に於ける蒸発管内温度と排ガス温度との関係を示す説明
図、第4図は本考案に基づく2段蒸発排ガスエコノマイ
ザに於ける蒸発管内温度と排ガス温度との関係を示す説
明図、第5図は従来型及び本考案に基づく4段蒸発排ガ
スエコノマイザの蒸発管内温度と排ガス温度との関係を
示す説明図、第6図は本考案の実施例を示す2段蒸発排
ガスエコノマイザシステムの系統図である。 図中3は高圧用蒸発管部、4は高圧用循環水ポンプ、5
は高圧用汽水分離ドラム、6は高圧蒸気取り出し管、7
は低圧用蒸発管部、8は低圧用循環水ポンプ、9は低圧
用汽水分離ドラム、10は低圧蒸気取り出し管、12は
連絡管、13は逃出弁、14は補給弁を示す。
Claims (1)
- 蒸気圧力を異にする複数個の蒸発管部を排ガスダクト中
に蒸気圧力の高いものから順にダクトの上流側から下流
側に配設し、前記各蒸発管部に対し夫々循環水ポンプ、
汽水分離ドラム及び蒸気取出管を別個に装備して独立し
た複数個の蒸気系統を形成すると共に、前記各蒸気系統
の蒸気取出管を圧力調整装置を備えた連絡管により相互
に連絡したことを特徴とする排ガスの熱回収装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1693480U JPS6014082Y2 (ja) | 1980-02-13 | 1980-02-13 | 排ガスの熱回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1693480U JPS6014082Y2 (ja) | 1980-02-13 | 1980-02-13 | 排ガスの熱回収装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56121901U JPS56121901U (ja) | 1981-09-17 |
JPS6014082Y2 true JPS6014082Y2 (ja) | 1985-05-07 |
Family
ID=29613330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1693480U Expired JPS6014082Y2 (ja) | 1980-02-13 | 1980-02-13 | 排ガスの熱回収装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6014082Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-02-13 JP JP1693480U patent/JPS6014082Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56121901U (ja) | 1981-09-17 |
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