JPS6012863B2 - かご形回転子 - Google Patents
かご形回転子Info
- Publication number
- JPS6012863B2 JPS6012863B2 JP50015100A JP1510075A JPS6012863B2 JP S6012863 B2 JPS6012863 B2 JP S6012863B2 JP 50015100 A JP50015100 A JP 50015100A JP 1510075 A JP1510075 A JP 1510075A JP S6012863 B2 JPS6012863 B2 JP S6012863B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slot
- slots
- rotor
- semi
- squirrel cage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Induction Machinery (AREA)
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は鉄心の積層構造を改良したかご形回転子に関す
る。
る。
従釆、第１図に示すように半閉スロット１と全閉スロッ
ト２を組合せた不整のスロット形状に打ち抜いた形式の
薄板鋼板３がある。
ト２を組合せた不整のスロット形状に打ち抜いた形式の
薄板鋼板３がある。
この不整のスロット形状の組合せの王なる目的は次の通
りである。半閉スロット１のみで打ち抜いた薄板鋼板を
糠層したかご形回転子の場合には、半閉スロツトーの閉
口部４が存在するために空隙の磁束分布が大きく変動を
受け、磁束の高調波成分が多くなり高調波磁束による損
失が大きくなる。一方、全閉スロット２のみで打ち抜い
た薄板鋼板を積層したかご形回転子の場合には、全閉ス
ロット２のブリッジ５が存在するために、空隙の磁束分
布が脈動が少なく磁束の高調波成分が少なくなり、この
高調波磁束による損失が小さくなる。従って、最近では
全開スロット回転子が多く使用されているが、反面、磁
気的騒音の軽減に関しては、むしろ半閉スロット回転子
の方が優位である。従って、双方の長所を互いに採用し
、かつ特定の比較的低次の次数の高調波磁束を軽減する
目的で、半閉スロット１と全開スロット２を組合せたも
のが実用されている。しかしながら、第２図に示すよう
なかご形回転子の構造では、半閉スロット１と全閉スロ
ット２とで夫々の導体の漏れリアクタンスの大きさが異
なる。
りである。半閉スロット１のみで打ち抜いた薄板鋼板を
糠層したかご形回転子の場合には、半閉スロツトーの閉
口部４が存在するために空隙の磁束分布が大きく変動を
受け、磁束の高調波成分が多くなり高調波磁束による損
失が大きくなる。一方、全閉スロット２のみで打ち抜い
た薄板鋼板を積層したかご形回転子の場合には、全閉ス
ロット２のブリッジ５が存在するために、空隙の磁束分
布が脈動が少なく磁束の高調波成分が少なくなり、この
高調波磁束による損失が小さくなる。従って、最近では
全開スロット回転子が多く使用されているが、反面、磁
気的騒音の軽減に関しては、むしろ半閉スロット回転子
の方が優位である。従って、双方の長所を互いに採用し
、かつ特定の比較的低次の次数の高調波磁束を軽減する
目的で、半閉スロット１と全開スロット２を組合せたも
のが実用されている。しかしながら、第２図に示すよう
なかご形回転子の構造では、半閉スロット１と全閉スロ
ット２とで夫々の導体の漏れリアクタンスの大きさが異
なる。
これは半閉スロット１に２次電流が流れた時、半閉スロ
ット１の頭部には開口部４が存在するため早く飽和して
磁気パーミアンスの変化は小さく、導体の漏れリアクタ
ンスの変化も小さい。
ット１の頭部には開口部４が存在するため早く飽和して
磁気パーミアンスの変化は小さく、導体の漏れリアクタ
ンスの変化も小さい。
即ち半閉スロット１の場合のパーミアンスは、スロット
形状で一義的に決定され、半閉スロット１の頭部厚さと
は余り関係しない。一方全閉スロット２はブリッジ５が
存在するため、磁気パーミアンスは２次電流によって変
化する。
形状で一義的に決定され、半閉スロット１の頭部厚さと
は余り関係しない。一方全閉スロット２はブリッジ５が
存在するため、磁気パーミアンスは２次電流によって変
化する。
このため導体の漏れリアクタンスも大きく且つ変化もす
る。この全閉スロット２の漏れリアクタンスは、スロッ
ト内に流れる２次電流の関数で変化するが、それで数式
で表現すると次の様になる。
る。この全閉スロット２の漏れリアクタンスは、スロッ
ト内に流れる２次電流の関数で変化するが、それで数式
で表現すると次の様になる。
ブリッジ５のパーミアンスを入、２次電流を１０、定数
をＫＯ、Ｋ１、Ｋ２、漏れリアクタンスをＸｂとすれば
、／ｆ−ミアンス入は いＫｏ志 ‐‐‐…ｍ 漏れリアクタンスＸｂは Ｘｂ；ＫｏＫ・命。
をＫＯ、Ｋ１、Ｋ２、漏れリアクタンスをＸｂとすれば
、／ｆ−ミアンス入は いＫｏ志 ‐‐‐…ｍ 漏れリアクタンスＸｂは Ｘｂ；ＫｏＫ・命。
十Ｋ２ ‐‐…‐【２１となり、■式から漏れリ
アクタンスＸｂは２次電流に略反比例する。このことか
ら、大きい始動電流が流れる始動時に対し、始動電流の
１′５乃至１／６の電流が流れる定格連転時の漏れリア
クタンスＸｂは、始動時の５乃至６倍大きくなる。従っ
て漏れリアクタンスＸａの小さい半閉スロット１と、漏
れリアクタンスＸｂの大きい全閉スロットを交互に打抜
いた薄板鋼板を、同種スロットを揃えながら積層して形
成された従来のかご形回転子では、スロット毎に漏れリ
アクタンスが異なる。
アクタンスＸｂは２次電流に略反比例する。このことか
ら、大きい始動電流が流れる始動時に対し、始動電流の
１′５乃至１／６の電流が流れる定格連転時の漏れリア
クタンスＸｂは、始動時の５乃至６倍大きくなる。従っ
て漏れリアクタンスＸａの小さい半閉スロット１と、漏
れリアクタンスＸｂの大きい全閉スロットを交互に打抜
いた薄板鋼板を、同種スロットを揃えながら積層して形
成された従来のかご形回転子では、スロット毎に漏れリ
アクタンスが異なる。
このため漏れＩＪァクタンスＸｂの大きな全閉スロット
２側から、漏れリアクタンスＸａの小さな半閉スロット
１側に電位差が生じ、電流が流れて両者間が不平衛とな
る。
２側から、漏れリアクタンスＸａの小さな半閉スロット
１側に電位差が生じ、電流が流れて両者間が不平衛とな
る。
この従釆の回転子構造による譲導電動機の等価回路を第
４図に示す。
４図に示す。
同図において、ｒｌは固定子巻線の抵抗、ＸＩは固定子
巻線の漏洩リアクタンス、ｇｍは固定子励磁回路の励磁
コンダクタンス、Ｘｍは固定子励磁回路の励磁サセプタ
ンス「ｒｅは固定子巻線のうちのエンドリング抵抗（１
次側に換算したもの）、ｒａは回転子スロットの抵抗（
１次側に換算したもの）、Ｘａは半閉スロット１の漏れ
ＩＪァクタンス（１次側に換算したもの）、Ｘｂは全閉
スロット２の漏れリアクタンス（１次側に換算したもの
）である。Ｓはすべりを表わす８第４図のＸ−Ｘｒ軸よ
り右を見た全リアクタンスＸ２は‘３ー式で表わされる
。
巻線の漏洩リアクタンス、ｇｍは固定子励磁回路の励磁
コンダクタンス、Ｘｍは固定子励磁回路の励磁サセプタ
ンス「ｒｅは固定子巻線のうちのエンドリング抵抗（１
次側に換算したもの）、ｒａは回転子スロットの抵抗（
１次側に換算したもの）、Ｘａは半閉スロット１の漏れ
ＩＪァクタンス（１次側に換算したもの）、Ｘｂは全閉
スロット２の漏れリアクタンス（１次側に換算したもの
）である。Ｓはすべりを表わす８第４図のＸ−Ｘｒ軸よ
り右を見た全リアクタンスＸ２は‘３ー式で表わされる
。
この式糊に始動時のＳ＝１と定格運転時の例えばＳ＝０
．０５を夫々代入し、始動時と定格運転時の全リアクタ
ンスＸ２を算出するとＳ＝１の時 Ｘ２１＝Ｘａ｛Ｘｂ２十ｒぜ｝ 十Ｘｂ｛Ｘａ２十Ｍ２
｝（ｒａ＋ｒｂア十〆ａ十Ｘｂ）２．．・．．・【４１ Ｓ＝０．０５の時 となり、【４）【５）式に於いて一般に（ね＋ｒｂ）≦
（Ｘａ十Ｘｂ）であるから、分母の（Ｘａ十Ｘｂ）２を
１／４００にした■式の方の全リアクタンスＸ２２がト
■式の全リアクタソスＸ２１より大きくなり、始動時と
定格運転時のりアクタンスの異なることが判る。
．０５を夫々代入し、始動時と定格運転時の全リアクタ
ンスＸ２を算出するとＳ＝１の時 Ｘ２１＝Ｘａ｛Ｘｂ２十ｒぜ｝ 十Ｘｂ｛Ｘａ２十Ｍ２
｝（ｒａ＋ｒｂア十〆ａ十Ｘｂ）２．．・．．・【４１ Ｓ＝０．０５の時 となり、【４）【５）式に於いて一般に（ね＋ｒｂ）≦
（Ｘａ十Ｘｂ）であるから、分母の（Ｘａ十Ｘｂ）２を
１／４００にした■式の方の全リアクタンスＸ２２がト
■式の全リアクタソスＸ２１より大きくなり、始動時と
定格運転時のりアクタンスの異なることが判る。
一方全閉スロットのみ或いは半開スロットのみ等、１種
類のスロットを有する薄板鋼板を使用したかご形回転子
の場合は、全ＩＪァクタンスの変動が少ない為に、ＪＩ
ＳＣ４２０７に基づく１回の定格周波数の低電圧拘束試
験（略定格電流に等しい）で、定格運転時の特性を推定
することができる。これに対し第２図に示した様な、半
閉スロット量と全閉スロット２を交互に配して形成され
たかご形回転子は、前述の様に全リアクタンスの変化が
大きい。このためにＪＩＳＣ４２０７に基づく定格周波
数で定格電流に等しい拘束電流を流す低電圧拘束試験に
より、始動時の回転子回路定数を算出すると共に、更に
１／２岸格周波数で定格電流に等しい拘束電流を流す低
電圧拘束試験を行なう。これによって、定格連転時に近
い回転子回路定数を算出しこの両者から理論計算し、定
格点における回転子回路定数を最終的に決定する手法を
とる必要がある。即ち、一般の特殊かご形回転子（例え
ば二重かご形回転子、深溝かご形回転子）の場合の特性
算出に必要な試験方法を取る必要がある。このことは、
普通かご形回転子の場合の特性算出に於ける回路定数算
定のための、１回だけの低電圧拘束試験の手法に比較す
れば極めて繁雑であると言える。本発明は上記の欠点を
除去したもので、半閉スロットと全閉スロットを交互に
配した薄板鋼板を使用し、本来の目的である低損失で低
騒音の機能を満足しながら、回転子動体は全て同一漏れ
リアクタンスとなる様にし、これによって電流の不平衡
をなくし電気特性の向上を図り、かつ１回の低電圧拘束
試験で特性算出を可能とするかご形回転子を提供するも
のである。
類のスロットを有する薄板鋼板を使用したかご形回転子
の場合は、全ＩＪァクタンスの変動が少ない為に、ＪＩ
ＳＣ４２０７に基づく１回の定格周波数の低電圧拘束試
験（略定格電流に等しい）で、定格運転時の特性を推定
することができる。これに対し第２図に示した様な、半
閉スロット量と全閉スロット２を交互に配して形成され
たかご形回転子は、前述の様に全リアクタンスの変化が
大きい。このためにＪＩＳＣ４２０７に基づく定格周波
数で定格電流に等しい拘束電流を流す低電圧拘束試験に
より、始動時の回転子回路定数を算出すると共に、更に
１／２岸格周波数で定格電流に等しい拘束電流を流す低
電圧拘束試験を行なう。これによって、定格連転時に近
い回転子回路定数を算出しこの両者から理論計算し、定
格点における回転子回路定数を最終的に決定する手法を
とる必要がある。即ち、一般の特殊かご形回転子（例え
ば二重かご形回転子、深溝かご形回転子）の場合の特性
算出に必要な試験方法を取る必要がある。このことは、
普通かご形回転子の場合の特性算出に於ける回路定数算
定のための、１回だけの低電圧拘束試験の手法に比較す
れば極めて繁雑であると言える。本発明は上記の欠点を
除去したもので、半閉スロットと全閉スロットを交互に
配した薄板鋼板を使用し、本来の目的である低損失で低
騒音の機能を満足しながら、回転子動体は全て同一漏れ
リアクタンスとなる様にし、これによって電流の不平衡
をなくし電気特性の向上を図り、かつ１回の低電圧拘束
試験で特性算出を可能とするかご形回転子を提供するも
のである。
以下図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第３図は半開スロット１１と全閉スロット１２を交互に
配して１回のプレス打抜きにより薄板鋼板１３を形成す
る。この薄板鋼板１３を同種スロットを揃えながら、複
数枚積層してブロック鉄心６を形成する。このブロック
鉄心６の長さは回転子鉄心の全長Ｌによって決定され、
全長Ｌが短かし、時はＬ／２、全長Ｌが長い時は漏れリ
アクタンス特性と作業性から考慮してＬノｎにする。こ
のため回転子鉄心の全長Ｌが短かし、時はブロック鉄心
６は２個でよく、全長Ｌが長い時はブロック鉄心６を複
数個（ｎ個）鞠方向に積層する。そして回転子鉄○の全
長Ｌが短かし、第３図のような場合のブロック鉄０６の
積層は、第１ブロック鉄ｂ６ａと第２ブロック鉄心６ｂ
とを１スロット分ずらして行なわれる。形成された回転
子鉄心は同一軸方向に於いて、半閉スロット１１と全開
スロット１２が合致する。この状態で落陽アルミニウム
を上記夫々のスロットに鋳込んで回転子導体を形成する
。このように構成された本発明による特性を従来と比較
しながら、第４図及び第５図の誘導電動機の等価回路よ
り説明する。
配して１回のプレス打抜きにより薄板鋼板１３を形成す
る。この薄板鋼板１３を同種スロットを揃えながら、複
数枚積層してブロック鉄心６を形成する。このブロック
鉄心６の長さは回転子鉄心の全長Ｌによって決定され、
全長Ｌが短かし、時はＬ／２、全長Ｌが長い時は漏れリ
アクタンス特性と作業性から考慮してＬノｎにする。こ
のため回転子鉄心の全長Ｌが短かし、時はブロック鉄心
６は２個でよく、全長Ｌが長い時はブロック鉄心６を複
数個（ｎ個）鞠方向に積層する。そして回転子鉄○の全
長Ｌが短かし、第３図のような場合のブロック鉄０６の
積層は、第１ブロック鉄ｂ６ａと第２ブロック鉄心６ｂ
とを１スロット分ずらして行なわれる。形成された回転
子鉄心は同一軸方向に於いて、半閉スロット１１と全開
スロット１２が合致する。この状態で落陽アルミニウム
を上記夫々のスロットに鋳込んで回転子導体を形成する
。このように構成された本発明による特性を従来と比較
しながら、第４図及び第５図の誘導電動機の等価回路よ
り説明する。
第５図は本発明の回転子様造による誘導電動機の等価回
路である。同図に於いて、ｒａｂは第３図に示すスロッ
ト（全閉スロットと半閉スロットを蓮通したスロット）
の抵抗（１次側に換算したもの）、Ｘａｂは同じくスロ
ットの漏れリアクタンス（１次側に換算したもの）であ
る。その他のｒｌ，ｘｌ，ｇ１，幻ｍ，ｒｅは第４図と
同−である。又、Ｘ−Ｘ′より右側に示す等価回路イン
ピーダンスは回転子に属するものである。第４図及び第
５図の回路インピーから明らかな様に、従来と本発明で
は二次の全リアクタンスが異なっており、これを数式で
表わすと次の様になる。
路である。同図に於いて、ｒａｂは第３図に示すスロッ
ト（全閉スロットと半閉スロットを蓮通したスロット）
の抵抗（１次側に換算したもの）、Ｘａｂは同じくスロ
ットの漏れリアクタンス（１次側に換算したもの）であ
る。その他のｒｌ，ｘｌ，ｇ１，幻ｍ，ｒｅは第４図と
同−である。又、Ｘ−Ｘ′より右側に示す等価回路イン
ピーダンスは回転子に属するものである。第４図及び第
５図の回路インピーから明らかな様に、従来と本発明で
は二次の全リアクタンスが異なっており、これを数式で
表わすと次の様になる。
従来の全リアクタンスＸ２は前述の式（３｝と等しくで
ある。
ある。
一方本発明は、同一藤方向に於いて半閉スロット１１と
全閉スロット１２が合致しているので、各スロットの導
体の漏れリアクタンスは全て同一となり、２種類の漏れ
リアクタンスＸａとＸｂは１種類の漏れリアクタンスＸ
ａｂとして取扱える。
全閉スロット１２が合致しているので、各スロットの導
体の漏れリアクタンスは全て同一となり、２種類の漏れ
リアクタンスＸａとＸｂは１種類の漏れリアクタンスＸ
ａｂとして取扱える。
また抵抗ね及びｒｂも同様に抵抗ｒａｂとなる。従って
Ｘａｂ及びねｂを既式に代入して漏れリアクタンスＸ２
′を算出すると、■式の様になる。【４１式を整理すれ
ばＸ２＝Ｘ妻ｂ …‐‐‐‘５’となる。
Ｘａｂ及びねｂを既式に代入して漏れリアクタンスＸ２
′を算出すると、■式の様になる。【４１式を整理すれ
ばＸ２＝Ｘ妻ｂ …‐‐‐‘５’となる。
即ち本発明の漏れリアクタンスＸ２はすべりＳの関数に
ならない。これは始動時と定格運転時の漏れリアクタン
スＸれま変化せず、１回だけの低電圧拘束試験による電
動機の特性算定が可能となる。尚、スロットの抵抗ｒａ
ｂはすべり＝Ｓに対してほぼ一定である。そこで、以上
のように構成されたかご形回転子を有する譲導電動機の
主な特性を調べると、次の表に示すような値が得られる
。
ならない。これは始動時と定格運転時の漏れリアクタン
スＸれま変化せず、１回だけの低電圧拘束試験による電
動機の特性算定が可能となる。尚、スロットの抵抗ｒａ
ｂはすべり＝Ｓに対してほぼ一定である。そこで、以上
のように構成されたかご形回転子を有する譲導電動機の
主な特性を調べると、次の表に示すような値が得られる
。
特性表
この表において、Ｓはすべり、Ｔｍａｘは淳動トルク、
ＰＦは力率であり、かつ、固定子は同一で、電圧は２０
０Ｖ、周波数は５０日２とした。
ＰＦは力率であり、かつ、固定子は同一で、電圧は２０
０Ｖ、周波数は５０日２とした。
同表から明らかなように両回転子の相違によって特性に
も差を生じ、本発明の回転子をもつ電動機が良好な特性
となる。第３図の本発明のかご形回転子の場合は第１ブ
ロック鉄０６ａと第２ブロック鉄」ＯＳｂの２個の組合
せについて示しているが、この組合せを複数個適宜結合
して他の回転子を構成する場合についても、同様の機能
効果が得られる。
も差を生じ、本発明の回転子をもつ電動機が良好な特性
となる。第３図の本発明のかご形回転子の場合は第１ブ
ロック鉄０６ａと第２ブロック鉄」ＯＳｂの２個の組合
せについて示しているが、この組合せを複数個適宜結合
して他の回転子を構成する場合についても、同様の機能
効果が得られる。
この場合にも、鉄心ブロック間では１スロットづっスロ
ットをずらすことが必要である。
ットをずらすことが必要である。
この時鯛方向に１スロットを見れば、本発明の実施例の
回転子では、スロットは半閉スロット−全閉スロットの
組合せであり、４個組み合せの鉄心ブロックの場合には
、半閉スロット−全閉スロット一半閉スロット−全閉ス
ロットの組合せとなる。更に６個組合せの鉄心ブロック
の場合には、半閉スロット−全閉スロット−半閉ス。ッ
ト−全閉スロット−半閉スロット−全閉スロットとなる
。以上述べたように本発明のかご形回転子によれば、半
閉スロットと全閉スロットを交互に整列した薄板鋼板を
、複数枚同種スロットを揃えながら積層してブロック鉄
心とし、このブロック鉄心を１スロットずつずらして積
層した構造としたので、同一軸方向に運通するスロット
に回転子導体を鉄挿し電流を流しても、各スロットの導
体の漏れリアクタンスは全て同一となり、電流不平碗も
なく、導体間の電流密度を一定にすることができる。
回転子では、スロットは半閉スロット−全閉スロットの
組合せであり、４個組み合せの鉄心ブロックの場合には
、半閉スロット−全閉スロット一半閉スロット−全閉ス
ロットの組合せとなる。更に６個組合せの鉄心ブロック
の場合には、半閉スロット−全閉スロット−半閉ス。ッ
ト−全閉スロット−半閉スロット−全閉スロットとなる
。以上述べたように本発明のかご形回転子によれば、半
閉スロットと全閉スロットを交互に整列した薄板鋼板を
、複数枚同種スロットを揃えながら積層してブロック鉄
心とし、このブロック鉄心を１スロットずつずらして積
層した構造としたので、同一軸方向に運通するスロット
に回転子導体を鉄挿し電流を流しても、各スロットの導
体の漏れリアクタンスは全て同一となり、電流不平碗も
なく、導体間の電流密度を一定にすることができる。
これは同時に始動時と運転時で回路定数が変ることがな
く、そのため１回だけの低電圧拘束試験が可能となり、
特性算定も容易になる。
く、そのため１回だけの低電圧拘束試験が可能となり、
特性算定も容易になる。
第１図は異なった形状のスロットをもつ薄板鋼板の一部
正面図、第２図は従来のかご形回転子の一部斜視図、第
３図は本発明に係るかご形回転子の一部斜視図、第４図
は従来のかご形回転子をもつ誘導電動機の等価回路図、
第５図は本発明に係るかご形回転子をもつ誘導電動機の
等価回路図である。 ６……フロック鉄心、１１……半開スロット、１２…・
・・全開スロット、１３・・・・・・薄板鋼板。 ３・１図 ゴ′２ 図 ２１３ 図 ギム欧
正面図、第２図は従来のかご形回転子の一部斜視図、第
３図は本発明に係るかご形回転子の一部斜視図、第４図
は従来のかご形回転子をもつ誘導電動機の等価回路図、
第５図は本発明に係るかご形回転子をもつ誘導電動機の
等価回路図である。 ６……フロック鉄心、１１……半開スロット、１２…・
・・全開スロット、１３・・・・・・薄板鋼板。 ３・１図 ゴ′２ 図 ２１３ 図 ギム欧
Claims (1)
- １ 全閉スロツトと半閉スロツトを交互に配した薄板鋼
板を複数枚同種スロツトを揃えながら積層してブロツク
鉄心とし、このブロツク鉄心を１スロツト分ずつずらし
ながら複数個軸方向に積層して同一軸方向に全閉スロツ
トと半閉スロツトを合致させ、前記夫々のスロツトに回
転子導体を嵌挿したことを特徴とするかご形回転子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50015100A JPS6012863B2 (ja) | 1975-02-05 | 1975-02-05 | かご形回転子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50015100A JPS6012863B2 (ja) | 1975-02-05 | 1975-02-05 | かご形回転子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5190406A JPS5190406A (ja) | 1976-08-07 |
| JPS6012863B2 true JPS6012863B2 (ja) | 1985-04-03 |
Family
ID=11879411
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50015100A Expired JPS6012863B2 (ja) | 1975-02-05 | 1975-02-05 | かご形回転子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6012863B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63102013A (ja) * | 1986-10-20 | 1988-05-06 | Hitachi Ltd | 磁気ヘツド組立体 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5654863U (ja) * | 1979-10-05 | 1981-05-13 | ||
| JPS6315657A (ja) * | 1986-07-03 | 1988-01-22 | Fanuc Ltd | かご形回転子の構造 |
| JP6013062B2 (ja) * | 2012-07-24 | 2016-10-25 | 株式会社日立製作所 | 誘導電動機およびこれを用いた鉄道車両 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4926902A (ja) * | 1972-05-31 | 1974-03-09 | ||
| JPS49101806A (ja) * | 1973-02-02 | 1974-09-26 |
-
1975
- 1975-02-05 JP JP50015100A patent/JPS6012863B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4926902A (ja) * | 1972-05-31 | 1974-03-09 | ||
| JPS49101806A (ja) * | 1973-02-02 | 1974-09-26 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63102013A (ja) * | 1986-10-20 | 1988-05-06 | Hitachi Ltd | 磁気ヘツド組立体 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5190406A (ja) | 1976-08-07 |
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