JPS601247B2 - 空気輸送による流体処理装置 - Google Patents

空気輸送による流体処理装置

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JPS601247B2
JPS601247B2 JP12634680A JP12634680A JPS601247B2 JP S601247 B2 JPS601247 B2 JP S601247B2 JP 12634680 A JP12634680 A JP 12634680A JP 12634680 A JP12634680 A JP 12634680A JP S601247 B2 JPS601247 B2 JP S601247B2
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fluid
tank
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storage tank
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健 山本
昌永 大谷
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  • Air Transport Of Granular Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は流体、特に液体の中に少量の固体を含有する
流体の空気輸送による処理装置の関するものである。
図面による実施例について以下具体的に説明する。1お
よび2は本装置外箱Aから外部へ突設される各サクショ
ンパィプでブロワーの風量とサクションパィプの蚤ある
いは流体の錫程との関係で自給物体や作業現場の状況に
応じて1本もしくは教本用いられ(本実施例では2本)
、切換弁3により随時そのうちの一方を選択使用するこ
とが出来るものである。
サクションパィプーあるいは2のいずれか一方から吸引
された液体の中に固体を含む流体は、前記サクションパ
イプ1あるいは2に蓮適する貯留タンク4に導かれる。
貯留タンク4は前記流体を一時的に貯留可能ならしめる
に充分な容量を有し、該タンク4にはこれに蓄積される
流体の設定量を予め検出する蓄積量検出機構5と該検出
機構5によって運動されタンク内蓄積物をタンク外へ排
出せしめる排出機構6とが装備される。蓄積量検出機構
5は、貯留タンク4内の蓄積流体上に浮上する樹脂ある
いはアルミ等の資材からなるフロート7および該フロー
ト7を蓄積流体の深さに応じて垂直方向に案内せしめる
教本のガイド棒8並びにフロート7の所期位置でフロ−
ト7の頂端に接触し(第2図参照)、基端をタンク4の
壁面に松支させると共に池端は貯留タンク4の外部に通
ずる外気誘導管9を通常閉塞せしめる開閉板10とから
なる。
タンク内の蓄積流体11がサクションパィプ1または2
から送入されるに従ってしだいに増えタンク内の圧力を
減少させるが、これに伴なし、フロート7の頂端もしだ
し、に第2図実線位置から鉄線位置へ移行し、やがて開
閉板10を鉄線位置で示す如く回動するので、外気誘導
管9から外気がタンク4内へ導入されることとなり、タ
ンク内圧力は大気圧と等しくなり、これと同時にタンク
4の下底の排出機構6の蓋板12は蓄積流体11の重量
を支えきれず、鎖線12′の如く反時計方向に回動し、
タンク4の蓄積流体11をタンク外へ放出する。
このように排出機構6の蓋板’2は前記検出機構によっ
て連動され、蓄積流体11の放出後は鎖線12rから実
線蔓2のごとく時計方向に回動してタンク下底に密着し
、再びタンク4内への流体蓄積を可能ならしめる。
またフロート7は蓄積流体亀1の減少に伴ない下降し、
開閉板10を閉成せしめ外気との蓮通を遮断し、原状に
復帰する。
なお「 亀3は安全弁で検出機構の故障等により蓄積流
体がタンク&から溢出した場合、これを手動にて放出す
るためのものであり、メ−ター軍籍は検出手段の故障等
による蓄積流体の溢出を察知すべくタンク4と安全弁1
3との間に配備されたものである。
吸引圧力はモーター15によって回転されるルーツブロ
ワー16により生起され、貯留タンク5を介してサクシ
ョンパィプに吸引力が及びうると共に、タンク5の排出
側は蓮通管翼9により安全弁3「ブロヮ−16を経た後
吸入された空気は排出口17から排出される。
更に、18は排出ロー7の吸引気流の排出の際生ずる騒
音を消音するためのサイレンサーである。
この様な構成からなるこの発明に係る空気輸送による流
体処理装置は「 まずモーター15を作動させてルーツ
ブロワー16を駆動するとルーツフロワー16の吸引経
路内が負圧になり、サクションパィプ1または2の先端
部から、水と鰻(生きたまま)の混合物、士木工事中の
漠水、等の流体が空気搬送に依って吸引され貯留タンク
4に運びこまれる。
貯留タンク4内に空気旨輸送された流体は、所要量まで
蓄積される。
この間ルーツブロヮ−‘ま駆動しつづけているため、吸
引経路の空気はサクションパィプー及びまたは2、貯留
タンク4、蓮通管i9、安全弁13を介して排出口翼7
から、排出される。
一方、貯留タンク4内の流体が「一定量まで達すると、
この流体量に応じてフロート7が上昇し「開閉板10の
一端をこのフロート7の頂部で押上げ、結果開閉板10
の他端の外気誘導管9の貯留タンク4内開□部を開く。
貯留タンク4内がこの結果大気圧と等しくなり〜貯留タ
ンク4底部の閉口部を閉塞している蓋板82が〜流体の
荷重に依ってバランスを崩して開放され、流体が流出す
る。流体が排出すると、フロート?が沈降し「開閉板1
0が原状に復帰し「外気誘導管9の貯留タンク年内開□
部を閉じる。
この間一貫してルーツブロワー16は駆動しつづけてい
るから、貯留タンク4内及び吸引経路の空気は再び廃棄
され、吸引経路及びこの吸引経路中の貯留タンク4は倉
圧となり、サクションパィプ量及びまたは2は流体は再
び吸引して、貯留タンク4内へ送り込む。
この作業が〜処理を要する流体が無くなるまで、反復さ
れる。
以上の如くこの発明に係る空気輸送による流体処理装置
はブロワーの吸引終路の先端部に流体を吸引移送するサ
クションパィプが配され、このサクションパィプの終端
が貯留タンクの吸引口に接続されし貯留タンクの吐出口
から蓮通管が逸出しこの蓮通管がブロワーの吸引口に接
続されて、吸引経路とされ、ブロワーの吐出経路がブロ
ワーの吐出口から消音器を介して大気へ開放される吐出
経路とされ、この貯留タンクがタンク内に蓄積された流
体量を検知する蓄積量検出装置と、この蓄積量検出装置
と運動して所期量に成ればタンクの閉口部に設けられた
蓋体を自動的に開き内容物gE世後直ちに閉じる排出機
構とをもつことからなる空気輸送による流体処理装置で
あるから、処理を要する流体を作業初期から作業修了時
まで、一度もブロヮ−の駆動を停止させること無く貯留
タンクに回収しながら、回収物を貯留タンク外へ取り出
せ「従って、ブロヮーの駆動を停止させて貯留タンクか
ら流体を取り出す従来法では、駆動源の停止と貯留タン
クから貯留物の取り出し、その後ブロワ−を再駆動させ
吸引可能状態へ装置を準備し、その後流体処理し又駆動
源を停止し、貯留タンクから貯留物を取り出すという作
業中のタイムロスが生じたものを、この発明装置はその
ロスを回避し、装置全体が常に駆動状態で流体の吸引、
排出処理が行える為、作業時間の短緒及び処理効率が向
上するという効果を奏する。
この発明の適用条件として1例をあげればブロワー1馬
力、サクションパィプの径5仇奴、タンク容量30その
水を平地で処理した場合、1批onノhrであった。
(ちなみに市販の同馬力のポンプを使い、サクションパ
ィプ50肌の水を平地で処理した場合は9.6のn/h
rである。
)また、この発明の実験例を次にいくつか掲げる。
実験例 1 1馬力のブロワーでサクションパィプ5仇駁、貯留タン
ク容量30そで、水と10匹のウナギの混合流体を処理
したところ、10匹のウナギ全部が20秒で無傷にて移
送処理でき、また、空運転も可能であった。
(ちなみに3馬力のブロワ−、サクションバイプ経50
脚、プレードレスノンクロツクポンプのいわゆる市販の
場合で同様に生存している10匹水中ウナギを移送処理
したところ全部引き裂き状態となって死亡した。
)実験例 2 実験例1と同様の本発明処理装置にて土木工事の漠水処
理をしたところ初期湧水は1粉ごで完全処理し終り、予
期しない第2次漠水が30分後に始まったが「 この湧
水処理も無人の連続作業で処理出来た。
(ちなみに市販のポンプを上記現場で同時に操作したが
、第1次濁水処理後、連続作業中1〜2分でメカニカル
シールが焼損してポンプが使用不可能であった。
)実験例 3 口径25肋のパィブを使用して水を空気輸送し、深さ3
0肌競って鉱山でのハッパ処理用の口径75肋の径で、
ハッパ孔内の残水処理に使用したところ、完全に残水を
汲み上げた。
(ちなみに市販の1馬力、パイプ径50柳の高吸上錫程
ポンプにて同一現場で使用しようとしたところ、パイプ
挿入が困難であったが穴底まで無理に降ろしたところ、
ポンプが焼損して流体処理不可能であった。
)以上のごとく本発明処理装置によれば、完全なノンク
ロックポンプにて食品工場のタンク内残水処理、魚類や
農産物の流体輸送が極めて効率よく行ない得る。
また、完全自給能力を利用して、ビットやタンクの残水
処理が容易となり、ホース口径を変えることにより、空
気輸送も可能であるから高揚程の礎水処理が可能となる
これに比べて従来はルーツブロアーを利用してブロアー
前後にタンクを装備して、空気輸送、もしくは液体吸引
する機構は既に提案されており、またバキュームカーと
してルーツブロアーを利用する方法は存在するが、貯留
用のタンクからの排出はバッチが主流であったため、装
置を停止する必要があり、また、ノンクロックポンプと
しても構造的には種々存在するが呼び水が必要で、3分
以上の空運転は不可能であり、附帯装置として呼び水用
真空ポンプ、濃度調整ポンプ、セパレータ等を要するほ
か通常のポンプでは空気混り液の吸引は不可能であり、
吸込面にうずが発生し不規則、不安定な流れとなり、遂
には吸込ラッパ口に空気を吸込ませる状態となって好ま
しくない等の欠点を有し、更に本発明装置によれば、空
気を若干混入すれば液体の流速度を増大させることもあ
り、通常のポンプと異なり固型物混入に対しても好まし
い結果となるがかかる利点もなかった。
以上はこの発明装置の一実施例を示したものであるが、
本発明精神を逸脱しない範囲での設計変更は可能である
。例えば、この発明装置の外箱Aを定置型の代わりに積
み込み、車の主軸から動力源をとる可搬型とすること、
駆動源をモーターの代わりにエンジンまたは場合によっ
てはエンジン主軸からとること「 タンクの下部開放の
代わり‘こ前部開放タイプのものとすること、引火性の
ものを引離して防災に備えるべくブロワー、サィレンサ
、駆動源と、タンク、安全弁、パイプをそれぞれ1セッ
ト毎に別層すること、タンク容量の検出機構を機械的な
ものにかえて電気的あるいは電磁弁で作動させること、
サクションパィプに逆流防止弁を付設すること、排出装
置6を重量バランス蓋の代わりに油圧シリンダーによる
開閉蓋等の他の機械的、電気的連動手段による弁とする
こと、装置全体の重量を別個に測定して弁を作動させる
こと、フロートの代わりに他の容量蓄積検出手段を用い
ること、等は必要に応じて行いうる。
この発明は以上のごとく構成したから装置全体として極
めてコンパクトで、かつ操作が簡便であり長距離、高揚
程の流体処理が効率よく行ない、食品工場のタンク内残
水処理、魚類およびダィコン、キュウリ等の農産物の流
体輸送など広範囲の利用が可能となり、更に普通、ポン
プは目語り、競付き損傷、等をきらうためその前処理と
しても利用できるほか、トンネル工事等のやき付の心配
のない連続空転可能ポンプとして安心して工事現場等の
湧水処理にも利用でき従来欠点をことごとく解消した利
点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示すもので、第1図はこの
発明装置を装備する全体図、第2図は貯留タンクを断面
した要部正面図である。 1および2・・・サクションパィプ、4・・・貯留タン
ク、5・・・蓄積量検出機構、6…排出機構、16・・
・ブロワ一o第1図 斧2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ブロワーの吸引経路の先端部に流体を吸引移送する
    サクシヨンパイプが配され、このサクシヨンパイプの終
    端が貯留タンクの吸引口に接続され、貯留タンクの吐出
    口から連通管が連出しこの連通管がブロワーの吸引口に
    接続されて、吸引経路とされ、ブロワーの吐出経路がブ
    ロワーの吐出口から消音器を介して大気へ開放される吐
    出経路とされ、この貯留タンクがタンク内に蓄積された
    流体量を検知する蓄積量検出装置と、この蓄積量検出装
    置と連動して所期量に成ればタンクの開口部に設けられ
    た蓋体を自動的に開き内容物排出後直ちに閉じる排出機
    構とをもったことからなる空気輸送による流体処理装置
JP12634680A 1980-09-10 1980-09-10 空気輸送による流体処理装置 Expired JPS601247B2 (ja)

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JPS5751617A JPS5751617A (en) 1982-03-26
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JPS6169618A (ja) * 1984-09-13 1986-04-10 Toyo Denki Kogyosho:Kk 固形物を含む流体の処理装置
US7396472B2 (en) * 2004-03-09 2008-07-08 Duby Sean R Filter plate assembly for filter
CN104609189A (zh) * 2014-12-08 2015-05-13 江门市携成机械有限公司 真空吸料机
CA3095750A1 (en) 2018-04-11 2019-10-17 Sean R. Duby Discharge filter plate assembly for filter press

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