JPS601193Y2 - 引違い戸

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【考案の詳細な説明】この考案はガラス戸や障子戸等の引違い戸に関し、柱間
の内法寸法の違いに適応できるよう立框に工夫を凝らし
たものである。

普通引速い戸の立框は、左右両側とも・同一横幅になっ
ているが、柱間の内法は柱の寸法によって異なる。

即ら３寸３分柱ては５尺５寸８分、４寸柱で５尺６寸２
分の内法となる。

そこで従来はそれぞれの内法に合った二様の引違い戸を
用意しなけれはならない不便があった。

本案はこのような不都合を解消するためになされたもの
て、以下図面の実施例によって説明すると、第１図にお
いて１，１′が引違い戸公の立框で、その−側立框１の
横幅ａを他側立框１′の横幅すより広くして構成される
。

そこで、この引違い戸Ａ２＆を、広い方の一側立框１同
士あるいは挟い方の他側立框１′同士が合わさるように
入換えればいずれの柱間内法にも適合させられるもので
ある。

今、その状態を第２図と第３図によって示す。

両図の比較によって明らかなように、Ｉ・・・・・・・・・ｅｌ〉ｅ２ ■・・・・・・・・・２３＋ｂ＝ｅ１（第２図）■・・
・・・・・・・２ｂ＋ａ＝ｅ２（第３図）の関係が戒立
つ。

以上から本案によれば、一様の引違い戸を規格生産すれ
ばよいことになり、所期の目的を遠戚するほか経済的に
も有利、となる。

【図面の簡単な説明】

図面は本案の実施例を示すもので、第１図は正面図、第
２図は広い内法における使用状態図、第３図は挟い内法
における使用状態図である。１・・・・・・−側立框、１，１′・・・・・・立框、
１′・・・・・・他側立框、Ａ・・・・・・引違い戸、
ａ・・・・・・その横幅、ｂ・・・・・・その横幅。

【実用新案登録請求の範囲】

両側立框１，１′の一側立框１の横幅ｊを他側立框１′
の横幅すより広くして、二枚戸の一側立框１同士乃至他
側立框１′同士が合わさるよう入換えることにより柱間
内法寸法に調整できるようにした引違い戸。