JPS6011066Y2 - 電気雷管用保護素子 - Google Patents
電気雷管用保護素子Info
- Publication number
- JPS6011066Y2 JPS6011066Y2 JP11551380U JP11551380U JPS6011066Y2 JP S6011066 Y2 JPS6011066 Y2 JP S6011066Y2 JP 11551380 U JP11551380 U JP 11551380U JP 11551380 U JP11551380 U JP 11551380U JP S6011066 Y2 JPS6011066 Y2 JP S6011066Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protection element
- varistor
- electric detonators
- electric
- discharge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、静電気等による誤爆を防止する目的に適用す
る電気雷管の保護素子に関する。
る電気雷管の保護素子に関する。
電気雷管は一般的に、電橋抵抗の発熱または放電間隙の
火花によって、膠着された点火薬を起爆せしめるもので
あるが、雷管の帯電や帯電した人体の接触等により、そ
のエネルギーによって誤爆することがある。
火花によって、膠着された点火薬を起爆せしめるもので
あるが、雷管の帯電や帯電した人体の接触等により、そ
のエネルギーによって誤爆することがある。
従って、その防止策として脚線と金属製の外管との間に
放電間隙を設けて、放電させる方法がとられている。
放電間隙を設けて、放電させる方法がとられている。
第1図はその回路図で、脚線1または1′から侵入した
静電気等は放電間隙5,5′で放電し、外管4ヘバイパ
スされて電橋抵抗2は発熱せず、点火薬3は発火しない
訳である。
静電気等は放電間隙5,5′で放電し、外管4ヘバイパ
スされて電橋抵抗2は発熱せず、点火薬3は発火しない
訳である。
しかし、このように設置された放電間隙はその構造上、
間隙を極度に狭くすることは困難であり、放電開始電圧
を低くなし得ない。
間隙を極度に狭くすることは困難であり、放電開始電圧
を低くなし得ない。
しかも放電開始電圧のバラツキも大きく、放電毎の変動
も生じて信頼性、加工性の点で問題を有する。
も生じて信頼性、加工性の点で問題を有する。
このような問題を解決する手段として、第2図に示すよ
うに脚線1間及び脚線1と外管4間にバリスタ6.6’
、6″を装着する方法があるが、バリスタは通常円板状
の素子にリード線を付与した構成であって、その構造や
寸法的制約から実際には適用が困難であった。
うに脚線1間及び脚線1と外管4間にバリスタ6.6’
、6″を装着する方法があるが、バリスタは通常円板状
の素子にリード線を付与した構成であって、その構造や
寸法的制約から実際には適用が困難であった。
本考案はこのような点に鑑み、1個の素子で脚線間及び
脚線と外管間にバリスタが入るように構成された電気雷
管用保護素子を提供するものである。
脚線と外管間にバリスタが入るように構成された電気雷
管用保護素子を提供するものである。
以下、本考案の一実施例に基づいて第3図とともに説明
する。
する。
本考案の保護素子は、酸化亜鉛を主成分とするバリスタ
材料を内部に一定間隔をあけて平行に白金線8,8′を
設置して成形、焼威し、このようにして得られた焼結体
であるそれ自身が非直線性を有する円板または円柱状を
したバリスタ素子7の外周面に銀電極9を付与したもの
である。
材料を内部に一定間隔をあけて平行に白金線8,8′を
設置して成形、焼威し、このようにして得られた焼結体
であるそれ自身が非直線性を有する円板または円柱状を
したバリスタ素子7の外周面に銀電極9を付与したもの
である。
この素子10は第4図に示すように組み込まれる。
すなわち、白金線8,8′はそれぞれ脚線11,11’
の先端に電橋抵抗12が取付けられ、それに点火薬13
が膠着される。
の先端に電橋抵抗12が取付けられ、それに点火薬13
が膠着される。
上記点火薬13が膠着された電橋抵抗12は保護素子1
0によってフタをするように内管14内に収納され、さ
らにこれを底部に火薬15を充填した外管16内に収納
する。
0によってフタをするように内管14内に収納され、さ
らにこれを底部に火薬15を充填した外管16内に収納
する。
この時、上記保護素子10の外囲に設けた電極9(第4
図には図示せず)は外管16に電気的に接するように設
置される。
図には図示せず)は外管16に電気的に接するように設
置される。
さらに、外管16の開口端部に塞栓17がほどこされる
。
。
このように本考案によるバリスタ素子10を組み込んだ
電気雷管は、第2図に示す回路図と同様に構成されるこ
とになる。
電気雷管は、第2図に示す回路図と同様に構成されるこ
とになる。
本考案素子によれば、寸法的制約も解消され、かつバリ
スタ素子本来の性能をも得られて、きわめて信頼性の高
い電気雷管が得られる。
スタ素子本来の性能をも得られて、きわめて信頼性の高
い電気雷管が得られる。
第1図は従来の放電間隙を備えた電気雷管の回路図、第
2図はバリスタを設けた同じ〈従来の電気雷管の回路図
、第3図は本考案に係る電気雷管用保護素子の一実施例
を示す断面図、第4図は同素子を組み込んだ電気雷管の
一実施例を示す断面図である。 7・・・・・・バリスタ素子、8・・・・・・導体(白
金線)、9・・・・・・電極(銀電極)、10・・・・
・・保護素子。
2図はバリスタを設けた同じ〈従来の電気雷管の回路図
、第3図は本考案に係る電気雷管用保護素子の一実施例
を示す断面図、第4図は同素子を組み込んだ電気雷管の
一実施例を示す断面図である。 7・・・・・・バリスタ素子、8・・・・・・導体(白
金線)、9・・・・・・電極(銀電極)、10・・・・
・・保護素子。
Claims (1)
- 円板または円柱状の焼結体自身が非直線性を有するバリ
スタ素子内部を貫通するように2本の導体を一定間隔を
あけて設け、かつ上記バリスタ素子の外周面に電極を付
与したことを特徴とする電気雷管用保護素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11551380U JPS6011066Y2 (ja) | 1980-08-13 | 1980-08-13 | 電気雷管用保護素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11551380U JPS6011066Y2 (ja) | 1980-08-13 | 1980-08-13 | 電気雷管用保護素子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5739941U JPS5739941U (ja) | 1982-03-03 |
JPS6011066Y2 true JPS6011066Y2 (ja) | 1985-04-13 |
Family
ID=29476431
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11551380U Expired JPS6011066Y2 (ja) | 1980-08-13 | 1980-08-13 | 電気雷管用保護素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6011066Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6065905A (ja) * | 1983-09-21 | 1985-04-15 | Caterpillar Mitsubishi Ltd | 密封潤滑ヒンジピン装置 |
-
1980
- 1980-08-13 JP JP11551380U patent/JPS6011066Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5739941U (ja) | 1982-03-03 |
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