JPS60100729A - 放射温度計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は放射エネルギーを吸収した水晶振動子の振動周
波数が温度により可変する特性を利用した放射温度計に
関するものである〇従来に於けるこの釉、放射温度計に
あっては、放射エネルギーを受熱板が吸収しその吸収熱
を該受熱板に密丸した熱電対によＶ側足していたが、吸
収して発生する温度変化は極く小さいために微弱な電圧
変化をｍａｊ定することとなシ、測定精度が低くなシ又
熱電対による測定性能の経時変化も回避することが難か
しい等の欠点があった。

本発明はこれらの点に鑑みなされたもので以下に図示の
実施例に基きその内容について説明する◎尚、各実施例
に於いて美質的に同じ部分には同じ番号を附しである。

第一の実施例（第１図乃至第５図）について。

本実施例は放射収支計の例を示すもので、上空からの放
射エネルギーと地面からの放射エネルギーを夫々測定し
て該上空からの放射エネルギーと地面からの放射エネル
ギーとの差、即ち、放射収支量をめるものである。

図中、ｌは測定感部で測定筺体２よシ張出した中空支持
腕３の開口部４より突出せしめて適宜配設固定しである
。

５はプロワ−で風を中空支持腕３内に送って開口部４よ
り吹き出し測定芯部ｌの表面及び裏面が結露乃至着雪す
るのを防止している。６はデーター処理部で導線７によ
り測定芯部ｌに接続しておる０ ８は廁定感ｓｌの１個所に穿った貫通線孔で上下に放射
透過窓板９及び１０を嵌合することにより気密性の筒い
ノ）ウジング１１を構成するＯ１２及び１３は放射透過
窓部で前記した放射透過窓板（９，１０）は可視光から
長波長の放射エネルギーに対応できるような透過率を有
する材料例えば特殊ガラスその他合成樹脂゛等を採用し
であるＯ １４はハウジングｘｉの中央に配設した両面を黒色に塗
装置７した黒体で、上下方向からの放射エネルギーを吸
収して上下方向の放射温度の平均値に保たれている。上
の水晶片の下面と、下の水晶片の上面は黒体１４による
等しい放射エネルギーを受けて等温度でおるが上の水晶
片の上面は上方向からの放射エネルギーを、下の水晶片
の下面は下方向からの放射エネルギー４−二けて上、下
の放射エネルギーの差に比例した温度差を示す。この温
度差に比例しｆ′ｃ出力電圧に放射収支量を目盛ったも
のが放射収支計である。

以上のことから黒体１４は土、下水晶片の温度の基準点
として働くため、零点の移動を防止する効果がある。ま
た、黒体と水晶片の間隔を適当に選ぶことによυ、上下
水晶片の熱的短絡の問合が任意に得られるので上下水晶
片のタイムレスポンスを、必歇とする値に定めることが
できる。

１５及び１６は黒体１４の上下に夫々配設した水晶振動
体で内部に水晶片１８及び１９を入れである。

この水晶振動体Ｂｓ、ｘ６）は袋状に７・−メチツクシ
ールしである。

この水晶振動体（１５、１６）の表面には放射エネルギ
ーの吸収を良くするように黒色の特殊な塗料２０を蒸着
その他の手段によｐ塗着しである。

２１は導線である。２２は上枠で前記した放射透過窓板
９を固着しである。２３及び２４は発振回路部で、水晶
振動体（１５，１６）に一定電圧を加えるとその時の温
度で定まる一定の周波数で振動し、発振回路部（２３，
２４）を介してその発振信号はデーター処理部６に送ら
れ、そこで温度差が算出せしめられることとなる。

換言すれば、水晶振動体（１５，１６）は上下方向から
の放射エネルギーを受けその放射エネルギーの強弱に対
応して温度の高低となシその温度の高低が水晶振動体（
工５，１６）の振動周波数の変化となるから、結局放射
収支量を測定することが出来るｏｚ５は上部ハウジング
、２６は下部ハウジングである。

次に斜上の構成より成る本発明の組立てＪ−序について
説明する。

先ず、測定感部工に於ける貫通線孔８の下側に放射透過
窓板ｌＯを固着して放射透過窓部１３を形成し１次いで
水晶振動体１６を収納してから黒体１４をハウジング１
１の中央に取υ付ける。

然る時、水晶振動体重６は下部ハウジング２６内に適宜
配置せしめられることとなる。

更に、上部ハウジング２５内に水晶振動体１５を適宜収
納し、放射透過窓板９を取り付けた上枠２２を貫通線孔
８の上部に螺着し、気密性を保持するものである。

第二の突施例（第６図乃至第７図）について。

本実施例は放射収支計であってその＠徴は水晶片（１８
，１９）に直接、黒色の塗料２０を適宜の手段により塗
着した点にあシ、放射エネルギーに対する感度を向上せ
しめたものでめる。

２７は絶縁端子である。

第三の実施例（第８図乃至第１０図）について。

本実施例は日射計の例を示すものでめって。

日射を含む天空からの放射エネルギーを、黒色に塗装置
５Ａした水晶振動体１５と白色に塗装置６Ａした水晶振
動体１６に放射せしめ、その放射エネルギーの吸収の程
度の差に基く温度差を水晶振動体（１５、１，６）の発
振周波数差として測定し、日射量を計測するものである
。

２８は透明な半球状のカバーで放射エネルギーを透過す
べく成してるる。

２９は貫通孔３０及び３１を穿った反射板で白色に並製
３２されていて水晶振動体（１５，１６）以外の放射エ
ネルギーを反射する。

３３は熱容器で両方の水晶振動体（１５，１６）の平均
的な温度を維持し、日射計としての応答性能の向上を図
るものである。

３４は筐体である。

次に斜上の措成から成る本実施例の組立て１険序につい
て説明するり 先ず、筐体３４内に熱容器３３を適宜の手段により収容
固定し、その１方に年９図に示す如く水晶振動体１５及
び１６′ｆ、水平に適宜の手段で配設する。

然る後１反射板２９を筺体３４に国別し、貫通孔３０に
水晶振動体１５を臨ませる一方、貫通孔３Ｌに水晶振動
体１６を臨ませる。

最後Ｋ、カバー２８を筐体３４の開口部３５に被ぶせれ
ばよい。

第四の実施例（第１１図乃至第１３図）について。

本実施例は日射計であって、そのｔ′Ｐ！ｊ９は水晶片
１８を直接、黒色に塗装置　５ＡＬ、水晶片１９を直接
、白色に塗装置６Ａし、放射エネルギーに対する感度の
向上をよシ良くしたものであるＯ尚、カバー２８と筺体
３４とはノ・−メチツクシールをしである。

面して、本発明では第一乃至第四の実施例で示す如く放
射エネルギーの測定に結晶体としての水晶片の振動を利
用しているので測定精度が高く且つ安定性が必シ又振動
周波数の測定であるから出力信号の伝達による誤差の介
入も少なく然もデジタル的に処理出来る等の大きな効果
力（ある０

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第５図は本発明の第一の実施例を示し、第１
図線その全体斜視図、第２＠は第１図の縦断側面図、第
３図は本発明の要部である測定芯部の分解斜視図、第４
図は同じく徂１１定感部の拡大縦断側面図、第５図はブ
ロックタ゛イヤダラムである。 第６図乃至第７図は本発明の第二の実施例を示し、第６
図はその要部の一部縦断斜視図、第７図は同じく要部の
拡大縦断側面図であるＯ第８図乃至第１Ｏ図は第三の実
施例を示し、第８図はその分解斜視図、第９図はその縦
断狽１１面図、第１０図は反射板の平面図で水晶振動体
を配設した状態しである。 第１１図乃至第１３図は第四の実施例を示し、第１１図
はその斜視図、第１２図はその縦断９１１面図、第１３
図は反射板の平面図で水晶片を配設した状態を示しであ
る。 ｌ・・・測定芯部　１５．１６・・・水晶振、動体１８
．１９・・・水晶片 特許出願人　株式会社少笠原計器製作Ｍ第　１　図 第　２　１−」 第３図 第　４　図 第　５　図 ５ ６ 第　７１７．１ 部８凶 第　９　図 ４ 第１０図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）放射エネルギーの測定に一対の水晶片を採用した
   放射温度計
2. （２）放射エネルギーの測定に一対の水晶片を採用する
   と共に該水晶片を黒体で区切って上部ハウジング及び下
   部ハウジング内に夫々配設して放射収支計を構成した放
   射温度計
3. （３）放射エネルギーの測定に一対の水晶片を採用する
   と共に該水晶片を反射板に穿った一対の貫通孔に夫々水
   平に配設して日射計を構成した放射温度計