JPS5998631A - 着色人工砂礫 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、園芸用の水耕栽培に用いる、着色人工砂礫
に関するものである。

従来、水耕栽培には、水栽培・空気栽培・砂利栽培・礫
υＦ栽培・石綿栽培等色々考えられたが、共通の条件と
して無土壌栽培であり、適時適量の水を栽培植物に潅水
することに、共通の苦労を重ね、また排水孔をもった容
器を用いなければ水耕栽培ができなかった。

排水孔をもたない容器を用いた時には、根の腐るのを避
けるため、他の薬剤を用いたり、度々植えかえたりしな
ければならなかった。

この欠点を改良して、植物を排水孔の無い、ガラスボウ
ル等の中で、他の薬剤等を併用することなく栽培できる
ようにし、また、この人工砂礫に着色することにより、
植物の栽培容器の色彩や透明度・形等とともに、室内装
飾の効果をもそなえることができる、着色人工砂礫を発
明した。

着色人工砂礫の製造工程としては、原料の軽石・凝灰岩
等を細かく粉砕した後、十分に火力を以て乾燥熱処理し
、硬質・多孔質なものとし粒度および成分により選別分
類し着色のため、バークロールエチレンに溶ｊＷ　Ｌ　
ｆｃ　愛染スヒｏ　ン染料の色素の０．５％溶液に浸漬
した後、天［」乾燥をする。

着色人工砂礫の化学組成は、別紙鹿児島県工業試験場に
おける、昭和５４年９月２０日発行の第５５７号成績書
に示すごとく、 塩分試験　Ｎｆｌ　　として　　　　　　０．０１２％
化学分析　強熱減産　　　　　＜１ｈｔｌｊｏ　）　　
０．２３％二酸化硅素　　　Ｃ５ｉ’２）　６１．９２
％酸化アルミニウム（Ａ１２０３）　１６．８９％酸化
第二鉄　　　（Ｆ１１２０３　）　７０２％二酸化チタ
ン　　（Ｔρ２）０７７％ 酸化カルシウム　　＜ＣｃＬＯ）　５．６０％酸化マグ
ネシウムＣＡｆｇＯ）　２．３２％酸化ナトリウム　　
（Ｎｃｔ２０）６８１　％酸化カリウム　　（Ｋ２Ｏ）
１６２％ を示す。

本発明による着色人工砂礫を用いて植物を園芸栽培する
ことにより、次に示すごとき効果が得られる。

（１）硬質で多孔質なので、通気・排水・保温等の性質
に富み、根の吸着性が良く、養分の吸収力が優秀である
。

（２）二酸化硅素を多量に含有しているので、その浄化
作用Ｖζより、根腐れ病が予防される。

（６）　　他の薬剤等全使用することなく、植物の水耕
栽培ができる。

（４）排水孔をもたないガラスビン、ガラスボウル等の
中でも植物の栽培ができる。

（５）　　ガラスビン、ガラスボウル等の透明な容器の
中に着色人工砂礫を入れて植物を栽培することにより、
室内装飾用としての効果を発揮する。

（６）　　透明栽培用益全使用することにより、根の発
生・生長が良くわかる。

（７）　　土壌改良に使用することができる。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 軽石・凝灰岩等を粉砕したものに乾燥・熱処理を加え、
   二酸化硅素を多量に含む硬質・多孔質な砂礫としたもの
   で、排水孔のない容器の中に入れて、他の薬品を併用す
   ることなく植物を水制することができるとともに、着色
   により室内装飾にも利用できることを特徴とする着色人
   工砂礫。