JPS5995Y2 - 時計バンド - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、バンドの外観構造を新規にするとともに、
強度的にもすぐれた時計バンドを、容易に得ることを目
的としたものである。

考案の一実施例を、図面に基づいて説明すると、この考
案の時計バンドは、バンド表面に配置されるとともに、
互いの両側縁を隣り合せて、バンド長さ方向に多数配列
された表片１と、前記表片１の一方側縁又は両側縁の中
間部分に、適数列で適宜形状に形成された段落縁２と、
前記表片１の両側縁の両端部分に形成された第１両側片
、４と、前記第１両側片より形成されて、バンド裏面の
バンド幅方向の両側に配置された第１画表片５にて成る
本体駒１０、及び、前記表片１内に配置されて、膨出さ
れた端部を、前記第１裏片５内に固定させた芯片６、及
び、隣り合う前記芯片６の側縁に沿って配置されて、両
端を隣り合う前記第１側片４内に跨嵌した第２両側片７
と、前記第２両側片７間で形成されて、前記第１画表片
５間のバンド裏面に配置された第２裏片８とにて戊る連
結駒１１゜及び、前記第２両側片７に挾まれて、前記第
２裏片８上に配置されたことによって、前記段落縁２に
囲まれてバンド表面に形成された窓孔３を通じて、バン
ド表面に表出されるとともに、突出させた四隅を隣り合
う前記第１側片４内に跨嵌させた飾片９とにて成るもの
である。

実施例の図面において、第１図及び第２図は、表片１の
両側縁に、段落縁２を一列に形成させた例を示し、第３
図は、表片１の両側縁に、複数列の段落縁２を形成させ
た例を示している。

この考案は、上記のように構威し、窓孔３を通じて、表
片１の一部に、飾片９を表出させることによって、バン
ド表面の外観構造を新規にすることができ、更に、飾片
９は、表片１と異なる色彩を施したり、表片１の材料と
異なる金張材や合成樹脂材等を用いることによって、表
片１と飾片９の組合せによるバンド表面の外観を多様に
できる。

更に、飾片９は、連結駒１１に単に重合させるものでな
く、取扱い及び跨嵌強度を考慮して、第２両側片７で挟
持させて、第２裏片８上に配置させたことによって、飾
片９は、先ず、連結駒１１と一体にて、一緒に取扱うこ
とができて、第１側片４内への跨嵌及び取外しを容易に
することができる。

更に、第１側片４内への跨嵌は、飾片９の四隅と第２両
側片７の先端部分を二重に嵌合せた状態で跨嵌させたこ
とによって、跨嵌を強固にして、隣り合う本体駒１０を
強固に連結できる。

従って、この考案は、バンドの外観構造を新規にすると
ともに、強度的にすぐれた時計バンドを、容易に得るこ
とか゛できるものである。

【図面の簡単な説明】

図面は、この考案の一実施例を示し、第１図は構成部材
の斜視図、第２図はバンドの一部を示す一部破断平面図
、第３図は別の実施例のバンドの一部を示す平面図、第
４図は第２図と第３図を中央縦断した一部省略拡大断面
図。 １は表片、２は段落縁、３は窓孔、４は第１側片、５は
第１裏片、６は芯片、７は第２側片、８は第２裏片、９
は飾片。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. バンド表面に配置されるとともに、互いの両側縁を隣り
   合せて、バンド長さ方向に多数配列された表片１と、前
   記表片１の側縁の中間部分に形成された段落縁２と、前
   記段落縁２に囲まれて、バンド表面に形成された窓孔３
   と、前記表片１の両側縁の両端部分に形成された第１両
   側片４と、前記第１両側片４より形成されて、バンド裏
   面のバンド幅方向の両側に配置された第１画表片５と、
   前記表片１内に配置されて、端部を前記第１裏片５内に
   固定させた芯片６と、隣り合う前記芯片６の側縁に沿っ
   て配置されて、両端を隣り合う前記第１側片４内に跨嵌
   した第２両側片７と、前記第２両側片７間に形成されて
   、前記第１画表片５間のバンド裏面に配置された第２裏
   片８と、前記第２両側片７に挾まれて、前記第２裏片８
   上に配置され、前記窓孔３を通じてバンド表面に表出さ
   れるとともに、突出させた四隅を隣り合う前記第１側片
   ４内に跨嵌させた飾片９にて成る時計バンド。