JPS599382Y2 - テ−プレコ−ダ - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は１つのカウンターを２側面から確認し得るよ
うにしたテープレコーダに関する。

最近、急速に普及して来たマイクロカセット（商品名）
を用いるテープレコーダは、小型軽量であるため、シャ
ツの胸ポケットに入れて使用するような事が多い。

このためテープカウンターを上面に設けて上から見得る
ようにしたものや、カセット蓋側に設けて、机上におい
た状態で功ウンターを確認し得るようなものも開発され
ている。

しかしながらいづれの場合も、目的に応じた状態で使用
している時には、カウンターを確認し易いが、それ以外
の時は極めて不便であると言う欠点を有していた。

この考案は上記の欠点を除去し、簡単な構或でどのよう
な使用状態にあっても、容易にテープカウンターを確認
し得るテープレコーダを提供することを目白勺とする。

以下この考案の一実施例を図面を参照しつつ説明する。

テープレコーダ本体１の上面にはマイク２ボリューム３
及びポーズスイッチ４等が配されており、前面にはカセ
ット室５が、また側面には操作釦６が配されている。

また、テープレコーダ本体１内には数字６ａを表示する
テープカウンタ６を配置するとともにこのテープカウン
タ６に対向して１個のハーフミラー７を設け上記テープ
カウンタ６の数字をテープレコーダ本体１の直交して隣
接する２側面から確認できるようにし、さらにテープレ
コーダ本体１には第１および第２の観察窓１ａ，ｌｂを
設けている。

即ち、テープレコーダ本体１の内側に配設した一個のテ
ープカウンター６の数字６ａをハーフミラー７を通して
確認し得る第１の観察窓１ａを前面に、ハーフミラー７
の反射を利用して確認し得る第２の観察窓１ｂを上面に
設けている。

このように構或することにより、テープレコーダを胸の
ポケットに入れた時には上面からテープカウンターの数
字を確設し得、手に持ったり、机上に置いたりした時に
はカセットの動きと同時にテープカウンターの数字を確
認することができるなどテープレコーダの使用状態での
使いよさをより向上させることができる。

この場合上面から見る数字はハーフミラーで反射した数
字を見るので第２図Ｂのように数字の向きが反対に見え
るが桁数が少ないので殆んど問題にならない。

なおこの考案は上記実施例に限定されることなく、半透
鏡のプリズムを用いてもよく、また前面と上面の組合せ
ではなく少くとも隣接する２側面であればよい。

以上詳述したようにこの考案による簡単な構或で゛一つ
のテープカウンターを用いて、テープレコーダの２側面
から夫々見ることができるので、インポケットタイプの
ように使用状態が種々あるような場合には極めて便利で
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの考案の一実施例を示す要部斜視図、第２図
Ａ， Ｂは同例の説明図で゛ある。 １・・・・・・テープレコーダ本体、ｌａ，ｌｂ・・・
・・・観察窓、６・・・・・・テープカウンター ７・
・・・・・ハーフミフー

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. テープレコーダ本体内に配置された１個のテープカウン
   タに対向してハーフミラー又はプリズムを設け、上記テ
   ープカウンタを上記テープレコーダ本体の直交して隣接
   する２側面から確認できるようにしたことを特徴とする
   テープレコーダ。