JPS59860Y2 - カラ−テレビジヨン受像機 - Google Patents
カラ−テレビジヨン受像機Info
- Publication number
- JPS59860Y2 JPS59860Y2 JP1977164134U JP16413477U JPS59860Y2 JP S59860 Y2 JPS59860 Y2 JP S59860Y2 JP 1977164134 U JP1977164134 U JP 1977164134U JP 16413477 U JP16413477 U JP 16413477U JP S59860 Y2 JPS59860 Y2 JP S59860Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- level
- output
- circuit
- vir
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は垂直帰線期間内において垂直同期パルスや等化
パルスの存在する部分よりも後の特定のラインにVIR
(パーティカル・インターバル・リファレンス)信号を
挿入しているカラーテレビジョン信号から前記信号を取
り出して色相などを自動調整するようにしたカラーテレ
ビジョン受像機に関するものである。
パルスの存在する部分よりも後の特定のラインにVIR
(パーティカル・インターバル・リファレンス)信号を
挿入しているカラーテレビジョン信号から前記信号を取
り出して色相などを自動調整するようにしたカラーテレ
ビジョン受像機に関するものである。
放送局側から一般家庭のテレビジョン受像機に届く間に
色映像情報の色相、色飽和度、などが劣化しがちであり
、また受像機内の回路の誤差およびドリフトなどによっ
ても同様の劣化が生じるので、これを放送局側からの基
準信号(VIR信号)により補正するようにしたVIR
システムが提案せられており、既に米国においては多く
の放送局が、このVIR信号を垂直帰線期間内に挿入し
て送っている。
色映像情報の色相、色飽和度、などが劣化しがちであり
、また受像機内の回路の誤差およびドリフトなどによっ
ても同様の劣化が生じるので、これを放送局側からの基
準信号(VIR信号)により補正するようにしたVIR
システムが提案せられており、既に米国においては多く
の放送局が、このVIR信号を垂直帰線期間内に挿入し
て送っている。
具体的に説明すれば第1図に示す複合映像信号において
、21ライン分を包含する垂直帰線期間a1の第19番
目のライン19にこの信号a2が挿入されており、該V
IR信号a2は第2図に示すようにクロマ基準a3、輝
度基準a4、黒基準a5などの各種基準信号からなって
いる。
、21ライン分を包含する垂直帰線期間a1の第19番
目のライン19にこの信号a2が挿入されており、該V
IR信号a2は第2図に示すようにクロマ基準a3、輝
度基準a4、黒基準a5などの各種基準信号からなって
いる。
尚、a6はバースト信号、a7は水平同期パルスであす
、a8.aloは等化パルス期間、a、は垂直同期パル
ス期間をそれぞれ示す。
、a8.aloは等化パルス期間、a、は垂直同期パル
ス期間をそれぞれ示す。
受像機側においては、この信号を抜き出して色相や色飽
和度等の自動調整を行なうが、1つの問題としてVIP
信号のない放送信号を受けている状態から急にVIP信
号を受信した時に発生する瞬間的な色相および色飽和度
の変化が挙げられる。
和度等の自動調整を行なうが、1つの問題としてVIP
信号のない放送信号を受けている状態から急にVIP信
号を受信した時に発生する瞬間的な色相および色飽和度
の変化が挙げられる。
この点をもう少し詳しく説明すると、■IRの放送がな
されているチャンネルに切換えた場合や同一の受信チャ
ンネルにおいてVIP信号のない放送信号からVIP信
号を含む放送信号に放送局側で信号が切換えられた場合
等においては受像機側で急にVIP信号を受信すること
になり、これに従い自動調整回路が動作体勢に入るが、
VIP信号による制御信号は平滑回路の時定数のために
、この体勢に追随し得す制御信号の発生は少許遅れる。
されているチャンネルに切換えた場合や同一の受信チャ
ンネルにおいてVIP信号のない放送信号からVIP信
号を含む放送信号に放送局側で信号が切換えられた場合
等においては受像機側で急にVIP信号を受信すること
になり、これに従い自動調整回路が動作体勢に入るが、
VIP信号による制御信号は平滑回路の時定数のために
、この体勢に追随し得す制御信号の発生は少許遅れる。
従って、制御信号が通常の制御状態に至るまでの間に自
動制御信号発生回路系により定まる値の電圧等が制御信
号通路から被制御回路に加わり、このとき色相、色飽和
度は不満足なものとなる。
動制御信号発生回路系により定まる値の電圧等が制御信
号通路から被制御回路に加わり、このとき色相、色飽和
度は不満足なものとなる。
第3図は従来のカラーテレビジョン受像機の要部を示し
ており、1はVTR信号を検出する回路を示し、この回
路のVTR検出信号はトランジスタ2のベースに加えら
れ、前記トランジスタ2のエミッタ側にIC3の外付け
として接続されたコンテ゛ンサCと抵抗Rの平滑回路4
により直流化される。
ており、1はVTR信号を検出する回路を示し、この回
路のVTR検出信号はトランジスタ2のベースに加えら
れ、前記トランジスタ2のエミッタ側にIC3の外付け
として接続されたコンテ゛ンサCと抵抗Rの平滑回路4
により直流化される。
尚、前記VIP信号を検出する回路1はVIP信号を有
する放送信号受信時には1フイールドごとにVIR信号
期間内において零レベルよりも高いレベルの出力信号を
発生しVIP信号がないとき(従ってVIP信号を含ま
ない放送信号受信時)には出力端に零レベルを呈する。
する放送信号受信時には1フイールドごとにVIR信号
期間内において零レベルよりも高いレベルの出力信号を
発生しVIP信号がないとき(従ってVIP信号を含ま
ない放送信号受信時)には出力端に零レベルを呈する。
前記平滑回路により直流化された前記回路1の出力信号
(制御信号)は次段の直流増幅器5を通して出力端子6
に導出される。
(制御信号)は次段の直流増幅器5を通して出力端子6
に導出される。
前記平滑回路4の放電時定数はかなり大きい。それは、
VIP信号は1フイールドごとに存在するだけであるか
ら、少くとも1フイ一ルド分は充分な制御電圧内容を保
持しなければならないからである。
VIP信号は1フイールドごとに存在するだけであるか
ら、少くとも1フイ一ルド分は充分な制御電圧内容を保
持しなければならないからである。
従って放電時定数は1フイ一ルド時間を遥かに越える。
また充電時定数も大きく、充電時間が長くかかることか
ら先に述べたように急にVIP信号を受けたときの色相
、色飽和度の変化の原因となっている。
ら先に述べたように急にVIP信号を受けたときの色相
、色飽和度の変化の原因となっている。
充電時定数が大きいのは、VIP信号がトランジスタ2
のベースに与えられてトランジスタ2がオンしエミッタ
電流がコンテ゛ンサCを充電する際、トランジスタ2の
エミッタ・インピーダンスが電流容量をかなり制限する
ためである。
のベースに与えられてトランジスタ2がオンしエミッタ
電流がコンテ゛ンサCを充電する際、トランジスタ2の
エミッタ・インピーダンスが電流容量をかなり制限する
ためである。
また、VIP信号を急激に受けた際にコンデンサCの充
電時間が長くかかるのはVIP信号が1フイールドに1
ケの割合でしか送信されず、そのためトランジスタ2が
オンして充電電流を流す期間が非常に短かいことも起因
している。
電時間が長くかかるのはVIP信号が1フイールドに1
ケの割合でしか送信されず、そのためトランジスタ2が
オンして充電電流を流す期間が非常に短かいことも起因
している。
本考案は検出されたVIP信号を直流化する平滑回路を
特別に工夫することにより、急激にVIP信号を受信し
た際における色相等の変化を解消するものである。
特別に工夫することにより、急激にVIP信号を受信し
た際における色相等の変化を解消するものである。
本考案は第4図に示すようにVIP信号を検出する回路
1(該回路は第3図に関して述べた働きをする)からト
ランジスタ2を通して与えられるVIP信号を直流化す
るための平滑回路をコンテ゛ンサCと抵抗RおよびVI
P信号を含まない放送信号受信時には前記抵抗Rを介し
て前記コンテ゛ンサCに一定バイアスを与えVIP信号
を含む放送受信時には前記コンデンサCの一端を前記抵
抗Rを介して接地点に接続する手段7とで構成している
。
1(該回路は第3図に関して述べた働きをする)からト
ランジスタ2を通して与えられるVIP信号を直流化す
るための平滑回路をコンテ゛ンサCと抵抗RおよびVI
P信号を含まない放送信号受信時には前記抵抗Rを介し
て前記コンテ゛ンサCに一定バイアスを与えVIP信号
を含む放送受信時には前記コンデンサCの一端を前記抵
抗Rを介して接地点に接続する手段7とで構成している
。
第5図イはVIP信号を含まない放送信号受信時の平滑
回路4の状態を示し、同図口はVIP信号を含む放送信
号受信時の状態を示しているが、第6図の実施例では前
記手段7がVIR表示回路8と兼用されている。
回路4の状態を示し、同図口はVIP信号を含む放送信
号受信時の状態を示しているが、第6図の実施例では前
記手段7がVIR表示回路8と兼用されている。
VIR表示回路8は発光ダイオード9によってVIP信
号を含む放送信号の受信中であることを示すために設け
られている回路であり、VIP信号の有無を検知しその
いずれかに従って2値信号を発生する回路10と、前記
回路からの信号により駆動されるスイッチングトランジ
スタ11と抵抗12及び発光ダイオード9を備えている
。
号を含む放送信号の受信中であることを示すために設け
られている回路であり、VIP信号の有無を検知しその
いずれかに従って2値信号を発生する回路10と、前記
回路からの信号により駆動されるスイッチングトランジ
スタ11と抵抗12及び発光ダイオード9を備えている
。
VIP信号を含む放送信号が受信されているときには2
値信号発生回路10はバイレベルの信号を出力するので
、スイッチングトランジスタ11がオンし、そのコレク
タは接地電位に落ち、発光ダイオード9は点灯する。
値信号発生回路10はバイレベルの信号を出力するので
、スイッチングトランジスタ11がオンし、そのコレク
タは接地電位に落ち、発光ダイオード9は点灯する。
しかしながら、放送信号にVIP信号が存在し7ていな
い場合には、2値信号発生回路10はローレベルの信号
を出力するので゛スイッチングトランジスタ11はオフ
となり、コレクタ電位は十B1になる。
い場合には、2値信号発生回路10はローレベルの信号
を出力するので゛スイッチングトランジスタ11はオフ
となり、コレクタ電位は十B1になる。
このように、表示回路長のA点がVIP信号のある放送
信号受信時には一定のレベルの電圧となす、VIP信号
のない放送信号受信時には接地電位になることを利用し
、このA点に前記抵抗Rの一端を接続したものである。
信号受信時には一定のレベルの電圧となす、VIP信号
のない放送信号受信時には接地電位になることを利用し
、このA点に前記抵抗Rの一端を接続したものである。
斜上の通り、本考案によれば検出されたVIP信号を直
流下する平滑回路生のコンデ゛ンサCはVIR信号を含
まない放送信号受信時には抵抗Rを介して一定電位に充
電せられ、且つこの電位を保持しているので、急にVI
R信号を含む放送信号を受信した場合にトランジスタ2
のエミッタ電流による充電時間は短かくて済み、従って
VIR信号の受信と共に準備体勢に入る色相等の制御信
号発生回路の立ち上がりに追随することが可能となり、
急激にVIR信号を含む放送を受けた場合において色相
等の変化が生じるという虞れを払拭できる。
流下する平滑回路生のコンデ゛ンサCはVIR信号を含
まない放送信号受信時には抵抗Rを介して一定電位に充
電せられ、且つこの電位を保持しているので、急にVI
R信号を含む放送信号を受信した場合にトランジスタ2
のエミッタ電流による充電時間は短かくて済み、従って
VIR信号の受信と共に準備体勢に入る色相等の制御信
号発生回路の立ち上がりに追随することが可能となり、
急激にVIR信号を含む放送を受けた場合において色相
等の変化が生じるという虞れを払拭できる。
第1図はVIR信号を含む複合映像信号を示し、第2図
はVIR信号について示す波形図である。 第3図は従来のカラーテレビジョン受像機の要部を示す
回路図である。 第4図は本考案のカラーテレビジョン受像機の要部回路
図であり、第5図はその説明図である。 第6図は本考案の具体的な実施例を示す回路図である。 1・・・・・・VIR信号検出回路、4・・・・・・平
滑回路、7・・・・・・手段、8・・・・・・VIR表
示回路、9・・・・・・発光ダイオード、C・・・・・
・コンデンサ、R・・・・・・抵抗。
はVIR信号について示す波形図である。 第3図は従来のカラーテレビジョン受像機の要部を示す
回路図である。 第4図は本考案のカラーテレビジョン受像機の要部回路
図であり、第5図はその説明図である。 第6図は本考案の具体的な実施例を示す回路図である。 1・・・・・・VIR信号検出回路、4・・・・・・平
滑回路、7・・・・・・手段、8・・・・・・VIR表
示回路、9・・・・・・発光ダイオード、C・・・・・
・コンデンサ、R・・・・・・抵抗。
Claims (1)
- 垂直帰線期間内において垂直同期パルスや等化パルスの
存在する部分よりも後の特定のラインにVIR信号を挿
入しているカラーテレビジョン信号から前記VIR信号
を抽出し、これを色相又は色飽和度の自動調整信号とし
て利用するカラーテレビジョン受像機において、前記V
IR信号がないとき第ルベルの出力信号を発生し前記V
IR信号があるとき1フイールドごとにVIR信号期間
内において前記第ルベルよりも高いレベルの出力信号を
発生する回路と、入力端及び出力端を有しその入力端に
前記回路の出力信号が与えられるスイッチング素子と、
前記出力端に一端が接続され前記スイッチング素子を流
れる電流によって充電されるコンデンサと、■IR信号
を含まない放送信号受信時には前記コンデンサの前記一
端を抵抗を介して第3レベルの第1固定電位点に接続し
て前記コンデンサを充電しVIR信号を含む放送信号の
場合には前記一端を前記抵抗を介して第2固定電位点に
接続する手段を設け、前記第ルベル、前記第3レベル、
及び前記第2固定電位点のレベルは前記回路から前記V
IR信号があるときの出力信号が出力された場合に前記
スイッチング素子を導通させ前記第ルベルの出力信号が
出力された場合に前記スイッチング素子を非導通とする
ような値に選ばれていると共に前記第3レベルは前記V
IR信号があるときの出力信号のレベルよりも低く前記
第2固定電位のレベルよりも高く選ばれており、前記コ
ンデンサの前記一端から色相又は色飽和度調整信号を得
るようにしたことを特徴とするカラーテレビジョン受像
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977164134U JPS59860Y2 (ja) | 1977-12-02 | 1977-12-02 | カラ−テレビジヨン受像機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977164134U JPS59860Y2 (ja) | 1977-12-02 | 1977-12-02 | カラ−テレビジヨン受像機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5488227U JPS5488227U (ja) | 1979-06-22 |
JPS59860Y2 true JPS59860Y2 (ja) | 1984-01-11 |
Family
ID=29161395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977164134U Expired JPS59860Y2 (ja) | 1977-12-02 | 1977-12-02 | カラ−テレビジヨン受像機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59860Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4960631A (ja) * | 1972-08-21 | 1974-06-12 |
-
1977
- 1977-12-02 JP JP1977164134U patent/JPS59860Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4960631A (ja) * | 1972-08-21 | 1974-06-12 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5488227U (ja) | 1979-06-22 |
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