JPS5965022A - チロシナ−ゼ阻害剤 - Google Patents

チロシナ−ゼ阻害剤

Info

Publication number
JPS5965022A
JPS5965022A JP57174994A JP17499482A JPS5965022A JP S5965022 A JPS5965022 A JP S5965022A JP 57174994 A JP57174994 A JP 57174994A JP 17499482 A JP17499482 A JP 17499482A JP S5965022 A JPS5965022 A JP S5965022A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tyrosinase
reaction
dismutase
superoxide dismutase
seconds
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP57174994A
Other languages
English (en)
Inventor
Kuniyo Inoue
國世 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tosoh Corp
Original Assignee
Toyo Soda Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Soda Manufacturing Co Ltd filed Critical Toyo Soda Manufacturing Co Ltd
Priority to JP57174994A priority Critical patent/JPS5965022A/ja
Publication of JPS5965022A publication Critical patent/JPS5965022A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えばモノフェノール類をオルト−ジフェノ
ールに、更にオルト−士ノシに酸化する反応を触媒する
チロシナーゼの酵素作用を抑制する阻害剤に関し、詳し
くはスーパーオ+サイド・イイスムターぜをチ0シす−
セ阻害剤として用いることに関するものである。
本兄明において対象とする酵素チロシナーゼ(Tyro
sinaqe)は、天然に存在し微生物、動物および植
物に広く分布するものであって、例えば動物においては
、特に網膜1毛様体、絨毛膜。
脳の点質、副腎髄質、およびメラニシ形成細胞(Mel
anoblast)に含まれ、国際生化学連合命名委員
会の197’8年の勧告(Recommendatio
nsC19783of  the Nomenclat
ure Comm1tteeof  the Inte
rnatinal Union of  the Bi
ochemistry)に従えば、系統名として、1 
r 2− Benzendiol :0xidored
uctase (FIC! 1.10.3.0およびM
onophenol +dihydroxypheny
lalanine : Oxygen 0xidore
ductase(EC1,14,18,1)と呼ばれる
広い基質特異性を有する酵素として表わす。したがって
従来慣用的に用いられていたオルト−ジフェノール・オ
牛ジターt!!(o−Diphenol 0xidas
e) rオルトージフエノラーぜ(o −Diphen
olase)+カテコール・オ士ジター′p (Cat
echol 0xidase)、’l:ノフエノール−
’eノλ+シゲす−i (Monopheno 1Mo
nooxygenase) *フエノラー′t!、(P
enolase) *’e/’7エ/−IL、・オ士ジ
ターQ (MonophenolOxidase) r
 クレリラーゼ(Oresolase)などの酵素を包
含するものである。
すなわち前記チ0シす一ゼは、フェノール。
チ0シシp ドーパ9クレジール著しド0牛シーパラー
ア三ノフェノール、カテコールなどの広範なフェノール
類を基質として特異的に作用し、フェノール性化合物の
代射、牛ノシ系化合物の生合成、黒褐色色素メラニシの
生合成などの重要な生理的機能を有している。前記メラ
ニシ形成細胞は、時として極めて悪性の黒色11 (M
elanoma)を生じ、また皮膚の日焼けは紫外線照
射によシチOシナーセが関与してL−チOシシがL−ド
ーパ(L−ジしド0士ジフェニルアラニジ)に変換され
、ドーパ士ノシを経てさらに一連の化学変化、酸化、M
合の結果色素メラニシが生成されるだめであると考えら
れている。更にアルピノ(白子)の原因の1つは、チO
シナーセの欠如あるいは不足であると考えられているの
である。
さて、以上述べたように、チ0シナーセの酵素作用は、
広範なフェノール類の酸化反応を触媒するものとして知
られており、したがって、この酵素作用を抑制すること
が可能となれば、メラニシ生成(例えは、日焼けによる
シミ等の発生)の抑制、史には悪性黒色腫の抑制御食品
の保蔵、十ノシ類の合成反応の抑制などの応用技術の発
展に、直接又は間接に多大な貢献をもたらすことになる
そこで、本発明者は以上のような観点からチロシナ−ぜ
の酵素作用につき鋭意研兇を重ねたところ、スーパーオ
牛サイド・ディスムターゼ(Superoxido D
ismutase (EC1,15,11J  )が、
当該チ0シナーセの阻害剤として有効であることを見い
出した。
すなわち、前記したチロシナーゼが触媒するフェノール
類の酸化反応は、分子状酸素によって例えばモノフェノ
ール類がオルト−ジフェノールに変換され、更にこれが
オルト−十ンシに変換される反応であって、チロシナー
ゼを触媒として例えば次式によって表わすことができる
ものである。
2カテコール+02→2オルトベシリ十ノシ+2H20
・・・・〔式1〕 チ0シシ+ジしド0士ジフェニルアラニジ+へ→ジしF
o+ジフェニルアラニジ+ドーパ牛ノシ+1(20・・
・・〔式2〕 そこで、本発明者は、まずこのようなフェノール類の酸
化反応に関係するチロシナーゼの活性を、その紫外部又
は可視部の吸光度変化、酸素分子の消費の状態を経時的
に測定することで調べ、次に前記反応をスーパーオ牛サ
イド、ディスムターゼ、カタラーぜあるいはパーオ牛シ
ターゼ等の過酸化物分解酵素、更にはじ夕!シO(アス
コルじシ酸)やイオウなどの還元性物質の併存下で行な
わせて測定した。
この結果、チロシナーゼの酵素作用は、スーパーオ士サ
イド・ディスムターゼによって特徴的に阻害されること
が知見されたのであり、これが本発明創成の起因となっ
た。
ところで、本発明が対象とするチロシナーゼが特異的に
作用する基質のうちの一つであるチ0シシに関連して、
色素メラニシの皮膚沈着の抑制にスーパーオ十勺イド・
ディスムターゼが効果を示すことを指摘した文献として
、特開昭55−87712号公報があるので、本発明の
詳細な説明に先立ってこれにつき言及しておくと、同文
献はスーパーオ牛ガイド・ディスムターゼを含有する皮
膚化粧料に関する知見を示すものであり、ここでは、皮
膚組織内でチ0シシが    □、オ、□、い□、。、
え2、イ、ゎ  iてドーパを形成し、これが更に酸化
されて化学構造上発色団を有する物質、すなわち色素メ
ラニシに転化す、るに至ること、また皮膚色素沈着の複
雑な過程における酸化作用に対して、スーパーオ牛サイ
ド・アニオシ・ラジカル〔O;〕が影響を与えること、
更にこのような一連の過程の結果である皮膚色素沈着症
に対して、スーパーオ+サイド°ディスムターゼ′が外
用により色素沈着抑制の効果を奏することにつき示して
いる。
したがって、一般に1数次の酵素的、非酵素的な酸化反
応、重合、色素の皮膚沈着のだめの複雑な生化学的過糎
を経るものとされる皮膚色素沈着症に対し、前記考察か
ら少なくともそのいずれかの段階の反応に関連して、ス
ーパーオ十サイド・ディスムターゼがスーパーオ牛サイ
ド・アニオシ・ラジカル(02)の不均化反応を介して
関与し、前記抑制効果を発揮するのであろうとの推測の
成り立つことが理解される。
しかしながら、広範なフェノール類を基質として酵素作
用を及ばずチロシナーゼを特異的に阻害するという機H
F=、また他の過酸化物分解酵素等との併存に関連する
効果上の相蓮などから、本発明が前記理解から直接的に
導き出されるものでないことば君うまでもない。
さて、本発明において、スーパーオ+サイド・ディスム
ターゼが有効なチ0シす一ゼ阻害剤として用いることが
できるとする理由につき、以下詐細に出?、明するが、
ここでスーパーオ十サイド・ディスムターゼとは、既に
公知のものであり、1969年ジエイ・エム・マツコー
ド(J。
M、 McCord)とアイーフリドピツチ(工、 F
r1dovich)により、ウシ赤血球中において初め
てその存在が報告(ジャーす1し・オづ・バイオOシカ
lし・ヶEストリーCJ、 B101. Ohem、)
第244巻。
6049〜6055負、1969年)された酵素であり
、生体内で生じたスーパーオ牛すイド・ア二才シ・ラジ
カル〔02〕の次式に示す不均化反応を触媒する作用を
有している。
o2+ 02 + 2H−+ o2+ H2O2・・・
・〔式3〕既に述べた通り、本発明は〔式1)、〔式2
)に示でれるようなフェノ−1し類の酸化反応を触媒す
るチ[)シす一ゼの活性を、種々の条件下で調べだ知見
に基づくものであり、具体的には、チロシナーゼのみの
存在下で行なわせたフェノ−)し類の酸化反応において
観、察される吸光度変化、酸素分子の消費状態から、反
応開始から吸光度変化、酸素消費のみられない時間(以
下ラグ時間と称する)、およびその後これらが直線的に
増大して定常状態に至ったときの反応速度を基準として
測定し、同様にしてスーパーオ士すイド・ディスムター
ゼ等を併存させたときの測定値を前記基準値と対比する
ことで、チロシナーゼ活性の阻害の有無を判定した。
この測定の具体例(試験例1〜10)については後述す
るが、この測定結果からは次の事実が確認されている。
すなわち、七ノフエノー117類(例えばフェノール、
チOシシ)を基質とするときには、反応開始後しばらく
の間は吸光度、酸素消費量に変化のみられないラグ時間
がwM察され、その後これらは直線的に増大して定常状
態に到達すること。
他方J’ II/トージフェノール(例えばドーパ、カ
テコール)を基質とするときには、前記うづ時間は観察
されず、反応開始後すみやかに定常状態となることであ
る。
このことから、七ノフェノールからオルト−ジフェノー
ルへの反応速度は、オルト−ジフェノールから4ルトー
+ノンへの反応速度に比べてかなり遅いことが推測され
る。
次に、反応溶液中にスーパーオ士サイド・デイスム・メ
ーゼを共存させた場合に四球の観察を行なった結果では
、tラフエノール類を基質とするときには、前記ラグ時
間の大幅な増大が認められ、このことから定常状態に到
達する時間が1〜ft’杏を受けることが示唆される。
また定常状態の反応速度定数も減少することが認められ
た。
他方ジフェノールを基質とするときには、定常状態の反
応速度定数が大きく減少することが認められた。
以上のことから、tノフェノールpジフェノールの両基
質に対してチロシナーゼの存在下で生ずる酸化反応は、
その阻害の形式は両基質の間で異なるに1〜ても、スー
パーオキ勺イド・ディスムターゼの存在により大幅な明
害を受けることが理解される。なおこのスーパーオキ勺
イド・ディスムターゼによる阻害は、チロシナーゼが基
質とするフェノ−)シ性合物であればその種類に依存す
ることなく効果を示し、最も代表的にはチ0シシ、トー
ハ、フェノール9クレゝy−ルtカテコール倉しドロ+
ノシ廖バラーアミノフェノ−)し彦とを挙げることがで
きるが、他の千0シナーゼの基質についても普遍的に観
察されるものであった。
次に、チ0シす一ゼ阻害効果がスーパーオ牛寸イド・デ
ィスムターゼに特徴的であることを確認するために、・
カタラーぜを用いて比較試験(比較試験1.2)を行な
った。この結果によると、カタラーぜは七ノフェノール
を基質とする場合に前記うづ時間を僅かに増大させる傾
向を示[7だが、定り(ζ状ν(での反応速度に対して
は殆ど影響を及はζず、またジフェノールを基質とする
場合には、定常状態の反応速度に対して殆ど影響を及ぼ
さなかった。
また、スーパーオ+サイド・ディスムターゼとカタラ〜
1上を併存させた場合には、スーパーオ+υイド・ヂイ
スムターt!を卑独に使用した場合に比べて僅か忙阻害
効果を増大させる傾向は示したが、その程度は顕著に認
められるもので(dなかった。
更に、カタラーゼに換えて他の過酸化物分解酵素(例え
はパーオ+シターゼ)あるいはじり三シC(アスコルヒ
シ酸)、イオウなどの還元性物質について同様の比較試
験を行なってみたが、チロシナーゼ阻害に有意な効釆を
認めることはできなかった。
なお、本発明者は、チロシナーゼの酵素作用について次
の興味ある知見を得ている。すなわち、既述の如くスー
パーオ士サイド・ディスムターゼがチロシナーゼ阻害に
有効であることから、スーパーオ牛サイド・アニオシ・
ラジカル〔0ニ〕のスカベシジャ−(消去剤)として知
られるテトラニトロメタシをテロシナ−ぜと共存させて
前記反応を観察したところ、スーパーオ士サイド・ディ
スムターゼと1司4呈度にチロシナーゼの阻害が認めら
れたという点である。このようにチロシナーゼを触媒と
する酸化反応が、スーパーオ士υイド・ディスムターゼ
あるいは他の(02Jスカベシジヤ−により阻害を受け
るということは、チロシナーゼ反応には〔02)が関与
するものと推定され、更にはチロシナーゼは、その触媒
過程において酸素分子を一旦〔0;〕にまで活性化させ
、これを利用してフェノール類の酸化反応を行なわせる
と推測されるのである。
近年、フラじシを補欠分子族とする酸化酵素たとえばN
AD(P)Hオ+シターゼや牛すシチシーオ+ジターぜ
では、活性酸素族として〔0;〕が生じる。−万、イル
ドールアミシー2,3−ジオ十シゲナーゼや2−ニドO
づ0パシ・ジオ牛シゲナーぜ、ドーパ三シ・β−しド0
牛シラーゼでは、その触媒過程において〔0ニ〕が利用
されることが指摘されている。然るにチロシナーゼは、
補欠分子族として銅を含有する酸化酵素(酸素添加酵素
)K属している。本発明の結果は、これら含銅性酸化酵
素においても、(02)が触媒反応に関与することを示
唆するものであり、セル0づラス三シ、アスコルヒシ酸
オ牛シターセ。
ラッカーゼ、ガラクトースーオ士シターセ、ア三シ・ツ
+シターゼなどの含銅性酸化酵素にりいても同様の結果
を予想させる。
以上述べた如く、チロシナーゼの酵素作用は、過酸化物
分解酵素や各種還元物質によっては阻害、抑制されず、
スーパーオ牛サイド・ディスムターゼにより特徴的に阻
害、抑制されることが明らかとなった。
以上の如く、本発明はチロシナーゼが関与する反応に適
用できるもので、例えば化粧料としては、クリーム、パ
ック、石けん等への配合剤;食品保存料としては油脂等
の変性防止、果実や果実飲料等の変性防止剤、コーヒー
、ココア、チヨコし一ト等の褐色変化度調節剤等の用途
がある。
また、これらへの配合法の一例としては、原材料として
直接混入したり、マイクロ力″−jtルやりポソーム等
へ封入して用いたり、ポリマーにスーパーオ士サイド・
ディスムターゼを固定化して用いる方法が適宜採用され
ればよい。
試験例1                     
:光路長10mの石英製のセル(10xlOx40  
   □(tm ) K 、 0.5 mole/lの
リシ酸緩衝液(pH6,5)1.0−11 mmole
/lのL−チDシシ水溶液1.0・−と蒸留水0.9m
Aを入れ、攪拌後、酸素ガスを2〜3分間通気した。こ
れに0.2 my/ldのチロシナーゼ水溶液0.1 
tdを加えて、充分攪拌ののち、25Gで反応を開始さ
せ、300nmでの吸光度の増大を経時的に測定した。
この時ラフ時間tLは220秒、定常状態の反応aは5
.5X10  吸光度単位7秒であった。一方、この反
応液において、蒸留水0.9 rdO代りにスーパーオ
牛サイド・ヂイスムタ−t!(ウシ赤血球由来)の水溶
液(1o m9/lnt )を加えたとき、tLは58
0秒、τは4. OX 10  吸光度単位7秒であっ
た。すなわち、スーパーオ士サイド・ディスタぜの共存
により、ラグ時間は約3倍に増大し、定常状態の活性は
約70%に低下した。
試験例2 試験例1において用いたスーパーオ士サイド・ディスム
ターゼ溶液の濃度を6.6〜/−および3、31m9/
meに変え、他の条件は全く同様にして測定した。
スーパーオ牛サイド・ディスムターゼが6.6〜/−の
とき占は470秒、τは4.5 X 1 、O−’吸光
度単位/秒、また、3.3 m9/lntのとき、tL
は370秒、υは4.9 X 10  吸光度単位7秒
であった。スーパーオ+サイド・ディスムターゼを含ま
ない場合に比べて、tLはそれぞれ2.1倍および1.
7倍増大し、ではそれぞれ82チおよび89チに減少し
た。
試験例3 光路長10+mの石英製のセル(1OX10X40ta
n ) K O,5mole/lりん酸緩衝液(pH6
,5) 1.0−11 mmole/lL−ドーパ水溶
液1. Ornlと蒸留水0.9 rnl、を入れ、攪
拌後、酸素ノjスを2〜3分間通気した。これにO,”
2 mti/meのチ0シす−ゼ水溶液0.1コを加え
て充分攪拌ののち、25Cで反応を開始させ、300 
nmでの吸光度の増大を経時的に測定した。τは2.5
 X 10  吸光度単位7秒であった。−万、上記の
反応液において、蒸留水の代りにスーパーオ十サイド・
ヂイスムターt(ウシ赤血球由来)の水溶液(1omy
Art )を用い、他の条件は全く同一にして反応をお
こなったところ、τは1. I X 10  吸光度単
位7秒であった。すなわち、チロシナ−ぜ活性は44チ
に低下した。
試験例4 試験例3に用いたスーパーオ牛サイド・ヂイムスターゼ
水溶液の濃度を7.5,5.0および2、5 m9/−
に変えた以外は全く同一にして測定したところ、τはそ
れぞれ1.5X10゜1.9X10  および2.2 
X 10  吸光度単位7秒で、チロシナーゼ活性はそ
れぞれ60.76および88チにイ氏下した。
試験e2す5 3 mmole/lL−チ0シシを含有する75rrU
DIVりん酸緩衝液3.0 mlに数分間、酸素カスを
通気後、0.02 +sg/mtチ0シテーi: 0.
1 dを加え酸素消費の経時変化をワールづルづの検圧
針で測定した。このときうづ時間(tL)は75分であ
った。−万、この反応液に予めスーパーオ十サイド・デ
イスムターt!(シト赤血球由来)を3勢匂になるよう
に加えておいた場合には、tI、は約6時間であった。
ラグ時間は4倍に延長された。
試験例6 試験例5において、3 mmole/lL−チOシシの
代りに5 mmole/lのL−ドーパを用いて、全く
同様の測定を行った。酸素消費量の飽和値(210μt
)の50チに達するに要する時間s  t1/2はスー
パーオ+サイド・ディスムターゼを含まない場合には3
5分であったが、3mg/−になるようにスーパーオ牛
サイド・ディスムターゼ(ヒト赤血球由来)を加えた場
合には、t1/□は120分であり、3.5倍に増大す
ることが示された。
試験例7 シ  マウスのメラノソームからvM整したチ0シす一
セを用いて、試験tfll 1と同様の測定を行った。
チロシナーゼ濃度は、υが5×10 吸光度単位7秒と
なるように調整したものを用いた。このときのラグ時間
tLは250秒であったが、反応液中に3m2/ゴとな
るようにスーパーオ士サイド・ディスムターゼ(ウシ赤
血球由来)を加えると、τはほとんど変化しなかったが
、tLは650秒であった。
試験例8 マウスのメラノソームから調整したチロシナーゼを用い
て、試験例3と同様の測定を行った。
チロシナーゼ濃度はでが2.5 X 10  吸光度単
位7秒となる。よう調整したものを用いた。反応i  
液中に3m2/−となるようにスーパーオ+サイド・デ
ィスムターゼ、(ウシ赤血球由来)を加えるとτはo、
5xio  吸光度単位7秒であった。
試験例9 試験1fiJ 1において、用いたウシ赤血球由来のス
ーパーオ士サイド・ヂイスムタ二セの代りに大腸菌から
精製したスーパーオ+サイド・ディスムターゼを用いて
同様の試験を行った。この時のうづ時間tI+は520
秒であり、スーパーオ士サイド・ディスムターゼを加え
ない場合のtI、=220秒に比べて大きく延長した。
なお定常状態の反応速度に対する効果はほとんどみられ
なかった。
試験例10 試験例3において、用いたウシ赤血球由来のスーパーオ
牛1イド・ディスムターゼを試験例9と同様に大腸菌由
来のスーパーオ士サイド・ディスムターゼに代えて試験
を行った。この時では1.6XIO吸光度単位7秒であ
った。スーパーオ士υイド・ディスムターゼを加えない
場合のτは2.5X 10  吸光度単位7秒で、チロ
シナーゼ活性は64チに低下した。
比較試験例1 試験例1において、用いたスーパーオ+サイド°ディス
ムターゼの代シに10 m9/mtのカタラーゼ(ウシ
肝臓由来)水溶液を用いたところ、tLは300秒、V
は6.0X10  吸光度単位7秒であった。すなわち
、カタラーゼを加えない場合(tLは220秒、τは5
.5 X 10  吸光度単位7秒)に比べ、LLはや
や阻害をうけるが、υは逆に活性化された。
また、スーパーオ士サイド・ディスムターゼとカタラー
ゼをそれぞれl Q mQずつを、1−中に含有する混
合液を用いたときには、tLは630秒、τは3.8X
10  吸光Jf単位/秒であり、スーパーオ+サイド
・ヂイスムターを単独の場合よりも阻害度はわずかに上
昇した。
比較試験例2 試験例3において、用いたスーパーオ士サイド・ディス
ムターゼの代りに10m9/−のカタラーt!(ウシ肝
臓由来)水溶液を用いたところ、τは2、6 X 10
−3吸光1に単位7秒で、カタラーゼの添加効果はみと
められなかった。比較試験例1に示した方法でカタラー
ゼとスーパーオ士サイド・ディスムターゼを共存させた
場合には、τは1.0XIU”吸光度単位7秒であり、
カタラーゼを共存させたことの影輯はほとんどあられれ
ないことが示された。
手続補正書 1、事件の表示 昭和97年特 許願第1り≠22K ’;3 補正をす
る名 事イ1との関係  出 願 人 4代理人 住 所  東京都千代田区丸の内2丁目6番2号丸の内
ノいπ洲ビル3308、補正の内容   別紙のとおり
                     。
補    正    書 本願明細書中下記事項を補正いたします。
記 1、第3頁2行目に 「伏射」とあるを 「代諭」と訂正する。
2、第4頁6行目に 「11))Jとあるを rl、1’l)Jと訂正する。
3、第8頁13行目に 「増大して」とあるを 「増大する」と訂正する。
4、第10頁11行目に 「フェノール性合物」とあるを 「フェノール性化合物」と訂正する0 5、第13貞1行目に 「しる。一方、」とあるを 「しることが指摘されている〇一方、」と訂正する。
6、第13頁11行目に 「ガラクトース−オキシダーゼ、」とあるを「ガラクト
ース・オキシダーゼ、」 と訂正する。
代理人  谷 山 輝 雉

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. スーパーオ+1Jイド・ディスムターゼよりなるチロシ
    ナ−を阻害剤。
JP57174994A 1982-10-05 1982-10-05 チロシナ−ゼ阻害剤 Pending JPS5965022A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57174994A JPS5965022A (ja) 1982-10-05 1982-10-05 チロシナ−ゼ阻害剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57174994A JPS5965022A (ja) 1982-10-05 1982-10-05 チロシナ−ゼ阻害剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS5965022A true JPS5965022A (ja) 1984-04-13

Family

ID=15988356

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57174994A Pending JPS5965022A (ja) 1982-10-05 1982-10-05 チロシナ−ゼ阻害剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5965022A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0201559A1 (en) * 1984-10-31 1986-11-20 Centerchem, Inc. Manufacturing Chemists A method for preventing or alleviating skin irritation using a formulation containing superoxide dismutase
WO2022171292A1 (en) 2021-02-12 2022-08-18 Symrise Ag Medicament for prevention and treatment of hyperpigmentation

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5040785A (ja) * 1973-04-16 1975-04-14
JPS5587712A (en) * 1978-12-26 1980-07-02 Yoshihide Hagiwara Skin cosmetic

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5040785A (ja) * 1973-04-16 1975-04-14
JPS5587712A (en) * 1978-12-26 1980-07-02 Yoshihide Hagiwara Skin cosmetic

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0201559A1 (en) * 1984-10-31 1986-11-20 Centerchem, Inc. Manufacturing Chemists A method for preventing or alleviating skin irritation using a formulation containing superoxide dismutase
WO2022171292A1 (en) 2021-02-12 2022-08-18 Symrise Ag Medicament for prevention and treatment of hyperpigmentation

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Kubo et al. Antioxidant activity of anacardic acids
Keilin et al. On the haematin compound of peroxidase
Paszczyński et al. Comparison of ligninase-I and peroxidase-M2 from the white-rot fungus Phanerochaete chrysosporium
Lardinois Reactions of bovine liver catalase with superoxide radicals and hydrogen peroxide
Yim et al. Copper, zinc superoxide dismutase catalyzes hydroxyl radical production from hydrogen peroxide.
Goldberg et al. The mechanism of superoxide anion generation by the interaction of phenylhydrazine with hemoglobin.
Bustamante et al. Role of melanin as a scavenger of active oxygen species
Kakutani et al. A blue protein as an inactivating factor for nitrite reductase from Alcaligenes faecalis strain S-6
Grivennikova et al. Generation of superoxide by the mitochondrial Complex I
Sewerynek et al. Melatonin administration prevents lipopolysaccharide‐induced oxidative damage in phenobarbital‐treated animals
Rosei et al. Lipoxygenase-catalyzed oxidation of catecholamines
Ortiz-Ruiz et al. Action of ellagic acid on the melanin biosynthesis pathway
Fischer et al. Suppression of tumor promoter-induced chemiluminescence in mouse epidermal cells by several inhibitors of arachidonic acid metabolism
Osawa et al. Oxidative modification by low levels of HOOH can transform myoglobin to an oxidase.
Floreani et al. Oral administration of trans-resveratrol to guinea pigs increases cardiac DT-diaphorase and catalase activities, and protects isolated atria from menadione toxicity
Nohl et al. Responses of mitochondrial superoxide dismutase, catalase and glutathione peroxidase activities to aging
Kulkarni et al. Hydroperoxidase activity of lipoxygenase: hydrogen peroxide-dependent oxidation of xenobiotics
Munoz-Munoz et al. Generation of hydrogen peroxide in the melanin biosynthesis pathway
Kim et al. Cellular defense against singlet oxygen-induced oxidative damage by cytosolic NADP+-dependent isocitrate dehydrogenase
FR2521589A1 (fr) Procede pour la determination quantitative de composants physiologiques dans des fluides biologiques
Christen et al. Oxidation of 3-hydroxyanthranilic acid to the phenoxazinone cinnabarinic acid by peroxyl radicals and by compound I of peroxidases or catalase
Leukaszewicz-Hussain et al. Liver catalase, glutathione peroxidase and reductase activity, reduced glutathione and hydrogen peroxide levels in acute intoxication with chlorfenvinphos, an organophosphate insecticide
Olek et al. Antioxidant activity of NADH and its analogue-an in vitro study
Kulkarni et al. Hydrogen peroxide: a potent activator of dioxygenase activity of soybean lipoxygenase
White et al. Localization of the enzymes that catalyze hydrogen and electron transport in Hemophilus parainfluenzae and the nature of the respiratory chain system