JPS5965022A - チロシナ−ゼ阻害剤 - Google Patents
チロシナ−ゼ阻害剤Info
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- JPS5965022A JPS5965022A JP57174994A JP17499482A JPS5965022A JP S5965022 A JPS5965022 A JP S5965022A JP 57174994 A JP57174994 A JP 57174994A JP 17499482 A JP17499482 A JP 17499482A JP S5965022 A JPS5965022 A JP S5965022A
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- reaction
- dismutase
- superoxide dismutase
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、例えばモノフェノール類をオルト−ジフェノ
ールに、更にオルト−士ノシに酸化する反応を触媒する
チロシナーゼの酵素作用を抑制する阻害剤に関し、詳し
くはスーパーオ+サイド・イイスムターぜをチ0シす−
セ阻害剤として用いることに関するものである。
ールに、更にオルト−士ノシに酸化する反応を触媒する
チロシナーゼの酵素作用を抑制する阻害剤に関し、詳し
くはスーパーオ+サイド・イイスムターぜをチ0シす−
セ阻害剤として用いることに関するものである。
本兄明において対象とする酵素チロシナーゼ(Tyro
sinaqe)は、天然に存在し微生物、動物および植
物に広く分布するものであって、例えば動物においては
、特に網膜1毛様体、絨毛膜。
sinaqe)は、天然に存在し微生物、動物および植
物に広く分布するものであって、例えば動物においては
、特に網膜1毛様体、絨毛膜。
脳の点質、副腎髄質、およびメラニシ形成細胞(Mel
anoblast)に含まれ、国際生化学連合命名委員
会の197’8年の勧告(Recommendatio
nsC19783of the Nomenclat
ure Comm1tteeof the Inte
rnatinal Union of the Bi
ochemistry)に従えば、系統名として、1
r 2− Benzendiol :0xidored
uctase (FIC! 1.10.3.0およびM
onophenol +dihydroxypheny
lalanine : Oxygen 0xidore
ductase(EC1,14,18,1)と呼ばれる
広い基質特異性を有する酵素として表わす。したがって
従来慣用的に用いられていたオルト−ジフェノール・オ
牛ジターt!!(o−Diphenol 0xidas
e) rオルトージフエノラーぜ(o −Diphen
olase)+カテコール・オ士ジター′p (Cat
echol 0xidase)、’l:ノフエノール−
’eノλ+シゲす−i (Monopheno 1Mo
nooxygenase) *フエノラー′t!、(P
enolase) *’e/’7エ/−IL、・オ士ジ
ターQ (MonophenolOxidase) r
クレリラーゼ(Oresolase)などの酵素を包
含するものである。
anoblast)に含まれ、国際生化学連合命名委員
会の197’8年の勧告(Recommendatio
nsC19783of the Nomenclat
ure Comm1tteeof the Inte
rnatinal Union of the Bi
ochemistry)に従えば、系統名として、1
r 2− Benzendiol :0xidored
uctase (FIC! 1.10.3.0およびM
onophenol +dihydroxypheny
lalanine : Oxygen 0xidore
ductase(EC1,14,18,1)と呼ばれる
広い基質特異性を有する酵素として表わす。したがって
従来慣用的に用いられていたオルト−ジフェノール・オ
牛ジターt!!(o−Diphenol 0xidas
e) rオルトージフエノラーぜ(o −Diphen
olase)+カテコール・オ士ジター′p (Cat
echol 0xidase)、’l:ノフエノール−
’eノλ+シゲす−i (Monopheno 1Mo
nooxygenase) *フエノラー′t!、(P
enolase) *’e/’7エ/−IL、・オ士ジ
ターQ (MonophenolOxidase) r
クレリラーゼ(Oresolase)などの酵素を包
含するものである。
すなわち前記チ0シす一ゼは、フェノール。
チ0シシp ドーパ9クレジール著しド0牛シーパラー
ア三ノフェノール、カテコールなどの広範なフェノール
類を基質として特異的に作用し、フェノール性化合物の
代射、牛ノシ系化合物の生合成、黒褐色色素メラニシの
生合成などの重要な生理的機能を有している。前記メラ
ニシ形成細胞は、時として極めて悪性の黒色11 (M
elanoma)を生じ、また皮膚の日焼けは紫外線照
射によシチOシナーセが関与してL−チOシシがL−ド
ーパ(L−ジしド0士ジフェニルアラニジ)に変換され
、ドーパ士ノシを経てさらに一連の化学変化、酸化、M
合の結果色素メラニシが生成されるだめであると考えら
れている。更にアルピノ(白子)の原因の1つは、チO
シナーセの欠如あるいは不足であると考えられているの
である。
ア三ノフェノール、カテコールなどの広範なフェノール
類を基質として特異的に作用し、フェノール性化合物の
代射、牛ノシ系化合物の生合成、黒褐色色素メラニシの
生合成などの重要な生理的機能を有している。前記メラ
ニシ形成細胞は、時として極めて悪性の黒色11 (M
elanoma)を生じ、また皮膚の日焼けは紫外線照
射によシチOシナーセが関与してL−チOシシがL−ド
ーパ(L−ジしド0士ジフェニルアラニジ)に変換され
、ドーパ士ノシを経てさらに一連の化学変化、酸化、M
合の結果色素メラニシが生成されるだめであると考えら
れている。更にアルピノ(白子)の原因の1つは、チO
シナーセの欠如あるいは不足であると考えられているの
である。
さて、以上述べたように、チ0シナーセの酵素作用は、
広範なフェノール類の酸化反応を触媒するものとして知
られており、したがって、この酵素作用を抑制すること
が可能となれば、メラニシ生成(例えは、日焼けによる
シミ等の発生)の抑制、史には悪性黒色腫の抑制御食品
の保蔵、十ノシ類の合成反応の抑制などの応用技術の発
展に、直接又は間接に多大な貢献をもたらすことになる
。
広範なフェノール類の酸化反応を触媒するものとして知
られており、したがって、この酵素作用を抑制すること
が可能となれば、メラニシ生成(例えは、日焼けによる
シミ等の発生)の抑制、史には悪性黒色腫の抑制御食品
の保蔵、十ノシ類の合成反応の抑制などの応用技術の発
展に、直接又は間接に多大な貢献をもたらすことになる
。
そこで、本発明者は以上のような観点からチロシナ−ぜ
の酵素作用につき鋭意研兇を重ねたところ、スーパーオ
牛サイド・ディスムターゼ(Superoxido D
ismutase (EC1,15,11J )が、
当該チ0シナーセの阻害剤として有効であることを見い
出した。
の酵素作用につき鋭意研兇を重ねたところ、スーパーオ
牛サイド・ディスムターゼ(Superoxido D
ismutase (EC1,15,11J )が、
当該チ0シナーセの阻害剤として有効であることを見い
出した。
すなわち、前記したチロシナーゼが触媒するフェノール
類の酸化反応は、分子状酸素によって例えばモノフェノ
ール類がオルト−ジフェノールに変換され、更にこれが
オルト−十ンシに変換される反応であって、チロシナー
ゼを触媒として例えば次式によって表わすことができる
ものである。
類の酸化反応は、分子状酸素によって例えばモノフェノ
ール類がオルト−ジフェノールに変換され、更にこれが
オルト−十ンシに変換される反応であって、チロシナー
ゼを触媒として例えば次式によって表わすことができる
ものである。
2カテコール+02→2オルトベシリ十ノシ+2H20
・・・・〔式1〕 チ0シシ+ジしド0士ジフェニルアラニジ+へ→ジしF
o+ジフェニルアラニジ+ドーパ牛ノシ+1(20・・
・・〔式2〕 そこで、本発明者は、まずこのようなフェノール類の酸
化反応に関係するチロシナーゼの活性を、その紫外部又
は可視部の吸光度変化、酸素分子の消費の状態を経時的
に測定することで調べ、次に前記反応をスーパーオ牛サ
イド、ディスムターゼ、カタラーぜあるいはパーオ牛シ
ターゼ等の過酸化物分解酵素、更にはじ夕!シO(アス
コルじシ酸)やイオウなどの還元性物質の併存下で行な
わせて測定した。
・・・・〔式1〕 チ0シシ+ジしド0士ジフェニルアラニジ+へ→ジしF
o+ジフェニルアラニジ+ドーパ牛ノシ+1(20・・
・・〔式2〕 そこで、本発明者は、まずこのようなフェノール類の酸
化反応に関係するチロシナーゼの活性を、その紫外部又
は可視部の吸光度変化、酸素分子の消費の状態を経時的
に測定することで調べ、次に前記反応をスーパーオ牛サ
イド、ディスムターゼ、カタラーぜあるいはパーオ牛シ
ターゼ等の過酸化物分解酵素、更にはじ夕!シO(アス
コルじシ酸)やイオウなどの還元性物質の併存下で行な
わせて測定した。
この結果、チロシナーゼの酵素作用は、スーパーオ士サ
イド・ディスムターゼによって特徴的に阻害されること
が知見されたのであり、これが本発明創成の起因となっ
た。
イド・ディスムターゼによって特徴的に阻害されること
が知見されたのであり、これが本発明創成の起因となっ
た。
ところで、本発明が対象とするチロシナーゼが特異的に
作用する基質のうちの一つであるチ0シシに関連して、
色素メラニシの皮膚沈着の抑制にスーパーオ十勺イド・
ディスムターゼが効果を示すことを指摘した文献として
、特開昭55−87712号公報があるので、本発明の
詳細な説明に先立ってこれにつき言及しておくと、同文
献はスーパーオ牛ガイド・ディスムターゼを含有する皮
膚化粧料に関する知見を示すものであり、ここでは、皮
膚組織内でチ0シシが □、オ、□、い□、。、
え2、イ、ゎ iてドーパを形成し、これが更に酸化
されて化学構造上発色団を有する物質、すなわち色素メ
ラニシに転化す、るに至ること、また皮膚色素沈着の複
雑な過程における酸化作用に対して、スーパーオ牛サイ
ド・アニオシ・ラジカル〔O;〕が影響を与えること、
更にこのような一連の過程の結果である皮膚色素沈着症
に対して、スーパーオ+サイド°ディスムターゼ′が外
用により色素沈着抑制の効果を奏することにつき示して
いる。
作用する基質のうちの一つであるチ0シシに関連して、
色素メラニシの皮膚沈着の抑制にスーパーオ十勺イド・
ディスムターゼが効果を示すことを指摘した文献として
、特開昭55−87712号公報があるので、本発明の
詳細な説明に先立ってこれにつき言及しておくと、同文
献はスーパーオ牛ガイド・ディスムターゼを含有する皮
膚化粧料に関する知見を示すものであり、ここでは、皮
膚組織内でチ0シシが □、オ、□、い□、。、
え2、イ、ゎ iてドーパを形成し、これが更に酸化
されて化学構造上発色団を有する物質、すなわち色素メ
ラニシに転化す、るに至ること、また皮膚色素沈着の複
雑な過程における酸化作用に対して、スーパーオ牛サイ
ド・アニオシ・ラジカル〔O;〕が影響を与えること、
更にこのような一連の過程の結果である皮膚色素沈着症
に対して、スーパーオ+サイド°ディスムターゼ′が外
用により色素沈着抑制の効果を奏することにつき示して
いる。
したがって、一般に1数次の酵素的、非酵素的な酸化反
応、重合、色素の皮膚沈着のだめの複雑な生化学的過糎
を経るものとされる皮膚色素沈着症に対し、前記考察か
ら少なくともそのいずれかの段階の反応に関連して、ス
ーパーオ十サイド・ディスムターゼがスーパーオ牛サイ
ド・アニオシ・ラジカル(02)の不均化反応を介して
関与し、前記抑制効果を発揮するのであろうとの推測の
成り立つことが理解される。
応、重合、色素の皮膚沈着のだめの複雑な生化学的過糎
を経るものとされる皮膚色素沈着症に対し、前記考察か
ら少なくともそのいずれかの段階の反応に関連して、ス
ーパーオ十サイド・ディスムターゼがスーパーオ牛サイ
ド・アニオシ・ラジカル(02)の不均化反応を介して
関与し、前記抑制効果を発揮するのであろうとの推測の
成り立つことが理解される。
しかしながら、広範なフェノール類を基質として酵素作
用を及ばずチロシナーゼを特異的に阻害するという機H
F=、また他の過酸化物分解酵素等との併存に関連する
効果上の相蓮などから、本発明が前記理解から直接的に
導き出されるものでないことば君うまでもない。
用を及ばずチロシナーゼを特異的に阻害するという機H
F=、また他の過酸化物分解酵素等との併存に関連する
効果上の相蓮などから、本発明が前記理解から直接的に
導き出されるものでないことば君うまでもない。
さて、本発明において、スーパーオ+サイド・ディスム
ターゼが有効なチ0シす一ゼ阻害剤として用いることが
できるとする理由につき、以下詐細に出?、明するが、
ここでスーパーオ十サイド・ディスムターゼとは、既に
公知のものであり、1969年ジエイ・エム・マツコー
ド(J。
ターゼが有効なチ0シす一ゼ阻害剤として用いることが
できるとする理由につき、以下詐細に出?、明するが、
ここでスーパーオ十サイド・ディスムターゼとは、既に
公知のものであり、1969年ジエイ・エム・マツコー
ド(J。
M、 McCord)とアイーフリドピツチ(工、 F
r1dovich)により、ウシ赤血球中において初め
てその存在が報告(ジャーす1し・オづ・バイオOシカ
lし・ヶEストリーCJ、 B101. Ohem、)
第244巻。
r1dovich)により、ウシ赤血球中において初め
てその存在が報告(ジャーす1し・オづ・バイオOシカ
lし・ヶEストリーCJ、 B101. Ohem、)
第244巻。
6049〜6055負、1969年)された酵素であり
、生体内で生じたスーパーオ牛すイド・ア二才シ・ラジ
カル〔02〕の次式に示す不均化反応を触媒する作用を
有している。
、生体内で生じたスーパーオ牛すイド・ア二才シ・ラジ
カル〔02〕の次式に示す不均化反応を触媒する作用を
有している。
o2+ 02 + 2H−+ o2+ H2O2・・・
・〔式3〕既に述べた通り、本発明は〔式1)、〔式2
)に示でれるようなフェノ−1し類の酸化反応を触媒す
るチ[)シす一ゼの活性を、種々の条件下で調べだ知見
に基づくものであり、具体的には、チロシナーゼのみの
存在下で行なわせたフェノ−)し類の酸化反応において
観、察される吸光度変化、酸素分子の消費状態から、反
応開始から吸光度変化、酸素消費のみられない時間(以
下ラグ時間と称する)、およびその後これらが直線的に
増大して定常状態に至ったときの反応速度を基準として
測定し、同様にしてスーパーオ士すイド・ディスムター
ゼ等を併存させたときの測定値を前記基準値と対比する
ことで、チロシナーゼ活性の阻害の有無を判定した。
・〔式3〕既に述べた通り、本発明は〔式1)、〔式2
)に示でれるようなフェノ−1し類の酸化反応を触媒す
るチ[)シす一ゼの活性を、種々の条件下で調べだ知見
に基づくものであり、具体的には、チロシナーゼのみの
存在下で行なわせたフェノ−)し類の酸化反応において
観、察される吸光度変化、酸素分子の消費状態から、反
応開始から吸光度変化、酸素消費のみられない時間(以
下ラグ時間と称する)、およびその後これらが直線的に
増大して定常状態に至ったときの反応速度を基準として
測定し、同様にしてスーパーオ士すイド・ディスムター
ゼ等を併存させたときの測定値を前記基準値と対比する
ことで、チロシナーゼ活性の阻害の有無を判定した。
この測定の具体例(試験例1〜10)については後述す
るが、この測定結果からは次の事実が確認されている。
るが、この測定結果からは次の事実が確認されている。
すなわち、七ノフエノー117類(例えばフェノール、
チOシシ)を基質とするときには、反応開始後しばらく
の間は吸光度、酸素消費量に変化のみられないラグ時間
がwM察され、その後これらは直線的に増大して定常状
態に到達すること。
チOシシ)を基質とするときには、反応開始後しばらく
の間は吸光度、酸素消費量に変化のみられないラグ時間
がwM察され、その後これらは直線的に増大して定常状
態に到達すること。
他方J’ II/トージフェノール(例えばドーパ、カ
テコール)を基質とするときには、前記うづ時間は観察
されず、反応開始後すみやかに定常状態となることであ
る。
テコール)を基質とするときには、前記うづ時間は観察
されず、反応開始後すみやかに定常状態となることであ
る。
このことから、七ノフェノールからオルト−ジフェノー
ルへの反応速度は、オルト−ジフェノールから4ルトー
+ノンへの反応速度に比べてかなり遅いことが推測され
る。
ルへの反応速度は、オルト−ジフェノールから4ルトー
+ノンへの反応速度に比べてかなり遅いことが推測され
る。
次に、反応溶液中にスーパーオ士サイド・デイスム・メ
ーゼを共存させた場合に四球の観察を行なった結果では
、tラフエノール類を基質とするときには、前記ラグ時
間の大幅な増大が認められ、このことから定常状態に到
達する時間が1〜ft’杏を受けることが示唆される。
ーゼを共存させた場合に四球の観察を行なった結果では
、tラフエノール類を基質とするときには、前記ラグ時
間の大幅な増大が認められ、このことから定常状態に到
達する時間が1〜ft’杏を受けることが示唆される。
また定常状態の反応速度定数も減少することが認められ
た。
た。
他方ジフェノールを基質とするときには、定常状態の反
応速度定数が大きく減少することが認められた。
応速度定数が大きく減少することが認められた。
以上のことから、tノフェノールpジフェノールの両基
質に対してチロシナーゼの存在下で生ずる酸化反応は、
その阻害の形式は両基質の間で異なるに1〜ても、スー
パーオキ勺イド・ディスムターゼの存在により大幅な明
害を受けることが理解される。なおこのスーパーオキ勺
イド・ディスムターゼによる阻害は、チロシナーゼが基
質とするフェノ−)シ性合物であればその種類に依存す
ることなく効果を示し、最も代表的にはチ0シシ、トー
ハ、フェノール9クレゝy−ルtカテコール倉しドロ+
ノシ廖バラーアミノフェノ−)し彦とを挙げることがで
きるが、他の千0シナーゼの基質についても普遍的に観
察されるものであった。
質に対してチロシナーゼの存在下で生ずる酸化反応は、
その阻害の形式は両基質の間で異なるに1〜ても、スー
パーオキ勺イド・ディスムターゼの存在により大幅な明
害を受けることが理解される。なおこのスーパーオキ勺
イド・ディスムターゼによる阻害は、チロシナーゼが基
質とするフェノ−)シ性合物であればその種類に依存す
ることなく効果を示し、最も代表的にはチ0シシ、トー
ハ、フェノール9クレゝy−ルtカテコール倉しドロ+
ノシ廖バラーアミノフェノ−)し彦とを挙げることがで
きるが、他の千0シナーゼの基質についても普遍的に観
察されるものであった。
次に、チ0シす一ゼ阻害効果がスーパーオ牛寸イド・デ
ィスムターゼに特徴的であることを確認するために、・
カタラーぜを用いて比較試験(比較試験1.2)を行な
った。この結果によると、カタラーぜは七ノフェノール
を基質とする場合に前記うづ時間を僅かに増大させる傾
向を示[7だが、定り(ζ状ν(での反応速度に対して
は殆ど影響を及はζず、またジフェノールを基質とする
場合には、定常状態の反応速度に対して殆ど影響を及ぼ
さなかった。
ィスムターゼに特徴的であることを確認するために、・
カタラーぜを用いて比較試験(比較試験1.2)を行な
った。この結果によると、カタラーぜは七ノフェノール
を基質とする場合に前記うづ時間を僅かに増大させる傾
向を示[7だが、定り(ζ状ν(での反応速度に対して
は殆ど影響を及はζず、またジフェノールを基質とする
場合には、定常状態の反応速度に対して殆ど影響を及ぼ
さなかった。
また、スーパーオ+サイド・ディスムターゼとカタラ〜
1上を併存させた場合には、スーパーオ+υイド・ヂイ
スムターt!を卑独に使用した場合に比べて僅か忙阻害
効果を増大させる傾向は示したが、その程度は顕著に認
められるもので(dなかった。
1上を併存させた場合には、スーパーオ+υイド・ヂイ
スムターt!を卑独に使用した場合に比べて僅か忙阻害
効果を増大させる傾向は示したが、その程度は顕著に認
められるもので(dなかった。
更に、カタラーゼに換えて他の過酸化物分解酵素(例え
はパーオ+シターゼ)あるいはじり三シC(アスコルヒ
シ酸)、イオウなどの還元性物質について同様の比較試
験を行なってみたが、チロシナーゼ阻害に有意な効釆を
認めることはできなかった。
はパーオ+シターゼ)あるいはじり三シC(アスコルヒ
シ酸)、イオウなどの還元性物質について同様の比較試
験を行なってみたが、チロシナーゼ阻害に有意な効釆を
認めることはできなかった。
なお、本発明者は、チロシナーゼの酵素作用について次
の興味ある知見を得ている。すなわち、既述の如くスー
パーオ士サイド・ディスムターゼがチロシナーゼ阻害に
有効であることから、スーパーオ牛サイド・アニオシ・
ラジカル〔0ニ〕のスカベシジャ−(消去剤)として知
られるテトラニトロメタシをテロシナ−ぜと共存させて
前記反応を観察したところ、スーパーオ士サイド・ディ
スムターゼと1司4呈度にチロシナーゼの阻害が認めら
れたという点である。このようにチロシナーゼを触媒と
する酸化反応が、スーパーオ士υイド・ディスムターゼ
あるいは他の(02Jスカベシジヤ−により阻害を受け
るということは、チロシナーゼ反応には〔02)が関与
するものと推定され、更にはチロシナーゼは、その触媒
過程において酸素分子を一旦〔0;〕にまで活性化させ
、これを利用してフェノール類の酸化反応を行なわせる
と推測されるのである。
の興味ある知見を得ている。すなわち、既述の如くスー
パーオ士サイド・ディスムターゼがチロシナーゼ阻害に
有効であることから、スーパーオ牛サイド・アニオシ・
ラジカル〔0ニ〕のスカベシジャ−(消去剤)として知
られるテトラニトロメタシをテロシナ−ぜと共存させて
前記反応を観察したところ、スーパーオ士サイド・ディ
スムターゼと1司4呈度にチロシナーゼの阻害が認めら
れたという点である。このようにチロシナーゼを触媒と
する酸化反応が、スーパーオ士υイド・ディスムターゼ
あるいは他の(02Jスカベシジヤ−により阻害を受け
るということは、チロシナーゼ反応には〔02)が関与
するものと推定され、更にはチロシナーゼは、その触媒
過程において酸素分子を一旦〔0;〕にまで活性化させ
、これを利用してフェノール類の酸化反応を行なわせる
と推測されるのである。
近年、フラじシを補欠分子族とする酸化酵素たとえばN
AD(P)Hオ+シターゼや牛すシチシーオ+ジターぜ
では、活性酸素族として〔0;〕が生じる。−万、イル
ドールアミシー2,3−ジオ十シゲナーゼや2−ニドO
づ0パシ・ジオ牛シゲナーぜ、ドーパ三シ・β−しド0
牛シラーゼでは、その触媒過程において〔0ニ〕が利用
されることが指摘されている。然るにチロシナーゼは、
補欠分子族として銅を含有する酸化酵素(酸素添加酵素
)K属している。本発明の結果は、これら含銅性酸化酵
素においても、(02)が触媒反応に関与することを示
唆するものであり、セル0づラス三シ、アスコルヒシ酸
オ牛シターセ。
AD(P)Hオ+シターゼや牛すシチシーオ+ジターぜ
では、活性酸素族として〔0;〕が生じる。−万、イル
ドールアミシー2,3−ジオ十シゲナーゼや2−ニドO
づ0パシ・ジオ牛シゲナーぜ、ドーパ三シ・β−しド0
牛シラーゼでは、その触媒過程において〔0ニ〕が利用
されることが指摘されている。然るにチロシナーゼは、
補欠分子族として銅を含有する酸化酵素(酸素添加酵素
)K属している。本発明の結果は、これら含銅性酸化酵
素においても、(02)が触媒反応に関与することを示
唆するものであり、セル0づラス三シ、アスコルヒシ酸
オ牛シターセ。
ラッカーゼ、ガラクトースーオ士シターセ、ア三シ・ツ
+シターゼなどの含銅性酸化酵素にりいても同様の結果
を予想させる。
+シターゼなどの含銅性酸化酵素にりいても同様の結果
を予想させる。
以上述べた如く、チロシナーゼの酵素作用は、過酸化物
分解酵素や各種還元物質によっては阻害、抑制されず、
スーパーオ牛サイド・ディスムターゼにより特徴的に阻
害、抑制されることが明らかとなった。
分解酵素や各種還元物質によっては阻害、抑制されず、
スーパーオ牛サイド・ディスムターゼにより特徴的に阻
害、抑制されることが明らかとなった。
以上の如く、本発明はチロシナーゼが関与する反応に適
用できるもので、例えば化粧料としては、クリーム、パ
ック、石けん等への配合剤;食品保存料としては油脂等
の変性防止、果実や果実飲料等の変性防止剤、コーヒー
、ココア、チヨコし一ト等の褐色変化度調節剤等の用途
がある。
用できるもので、例えば化粧料としては、クリーム、パ
ック、石けん等への配合剤;食品保存料としては油脂等
の変性防止、果実や果実飲料等の変性防止剤、コーヒー
、ココア、チヨコし一ト等の褐色変化度調節剤等の用途
がある。
また、これらへの配合法の一例としては、原材料として
直接混入したり、マイクロ力″−jtルやりポソーム等
へ封入して用いたり、ポリマーにスーパーオ士サイド・
ディスムターゼを固定化して用いる方法が適宜採用され
ればよい。
直接混入したり、マイクロ力″−jtルやりポソーム等
へ封入して用いたり、ポリマーにスーパーオ士サイド・
ディスムターゼを固定化して用いる方法が適宜採用され
ればよい。
試験例1
:光路長10mの石英製のセル(10xlOx40
□(tm ) K 、 0.5 mole/lの
リシ酸緩衝液(pH6,5)1.0−11 mmole
/lのL−チDシシ水溶液1.0・−と蒸留水0.9m
Aを入れ、攪拌後、酸素ガスを2〜3分間通気した。こ
れに0.2 my/ldのチロシナーゼ水溶液0.1
tdを加えて、充分攪拌ののち、25Gで反応を開始さ
せ、300nmでの吸光度の増大を経時的に測定した。
:光路長10mの石英製のセル(10xlOx40
□(tm ) K 、 0.5 mole/lの
リシ酸緩衝液(pH6,5)1.0−11 mmole
/lのL−チDシシ水溶液1.0・−と蒸留水0.9m
Aを入れ、攪拌後、酸素ガスを2〜3分間通気した。こ
れに0.2 my/ldのチロシナーゼ水溶液0.1
tdを加えて、充分攪拌ののち、25Gで反応を開始さ
せ、300nmでの吸光度の増大を経時的に測定した。
この時ラフ時間tLは220秒、定常状態の反応aは5
.5X10 吸光度単位7秒であった。一方、この反
応液において、蒸留水0.9 rdO代りにスーパーオ
牛サイド・ヂイスムタ−t!(ウシ赤血球由来)の水溶
液(1o m9/lnt )を加えたとき、tLは58
0秒、τは4. OX 10 吸光度単位7秒であっ
た。すなわち、スーパーオ士サイド・ディスタぜの共存
により、ラグ時間は約3倍に増大し、定常状態の活性は
約70%に低下した。
.5X10 吸光度単位7秒であった。一方、この反
応液において、蒸留水0.9 rdO代りにスーパーオ
牛サイド・ヂイスムタ−t!(ウシ赤血球由来)の水溶
液(1o m9/lnt )を加えたとき、tLは58
0秒、τは4. OX 10 吸光度単位7秒であっ
た。すなわち、スーパーオ士サイド・ディスタぜの共存
により、ラグ時間は約3倍に増大し、定常状態の活性は
約70%に低下した。
試験例2
試験例1において用いたスーパーオ士サイド・ディスム
ターゼ溶液の濃度を6.6〜/−および3、31m9/
meに変え、他の条件は全く同様にして測定した。
ターゼ溶液の濃度を6.6〜/−および3、31m9/
meに変え、他の条件は全く同様にして測定した。
スーパーオ牛サイド・ディスムターゼが6.6〜/−の
とき占は470秒、τは4.5 X 1 、O−’吸光
度単位/秒、また、3.3 m9/lntのとき、tL
は370秒、υは4.9 X 10 吸光度単位7秒
であった。スーパーオ+サイド・ディスムターゼを含ま
ない場合に比べて、tLはそれぞれ2.1倍および1.
7倍増大し、ではそれぞれ82チおよび89チに減少し
た。
とき占は470秒、τは4.5 X 1 、O−’吸光
度単位/秒、また、3.3 m9/lntのとき、tL
は370秒、υは4.9 X 10 吸光度単位7秒
であった。スーパーオ+サイド・ディスムターゼを含ま
ない場合に比べて、tLはそれぞれ2.1倍および1.
7倍増大し、ではそれぞれ82チおよび89チに減少し
た。
試験例3
光路長10+mの石英製のセル(1OX10X40ta
n ) K O,5mole/lりん酸緩衝液(pH6
,5) 1.0−11 mmole/lL−ドーパ水溶
液1. Ornlと蒸留水0.9 rnl、を入れ、攪
拌後、酸素ノjスを2〜3分間通気した。これにO,”
2 mti/meのチ0シす−ゼ水溶液0.1コを加え
て充分攪拌ののち、25Cで反応を開始させ、300
nmでの吸光度の増大を経時的に測定した。τは2.5
X 10 吸光度単位7秒であった。−万、上記の
反応液において、蒸留水の代りにスーパーオ十サイド・
ヂイスムターt(ウシ赤血球由来)の水溶液(1omy
Art )を用い、他の条件は全く同一にして反応をお
こなったところ、τは1. I X 10 吸光度単
位7秒であった。すなわち、チロシナ−ぜ活性は44チ
に低下した。
n ) K O,5mole/lりん酸緩衝液(pH6
,5) 1.0−11 mmole/lL−ドーパ水溶
液1. Ornlと蒸留水0.9 rnl、を入れ、攪
拌後、酸素ノjスを2〜3分間通気した。これにO,”
2 mti/meのチ0シす−ゼ水溶液0.1コを加え
て充分攪拌ののち、25Cで反応を開始させ、300
nmでの吸光度の増大を経時的に測定した。τは2.5
X 10 吸光度単位7秒であった。−万、上記の
反応液において、蒸留水の代りにスーパーオ十サイド・
ヂイスムターt(ウシ赤血球由来)の水溶液(1omy
Art )を用い、他の条件は全く同一にして反応をお
こなったところ、τは1. I X 10 吸光度単
位7秒であった。すなわち、チロシナ−ぜ活性は44チ
に低下した。
試験例4
試験例3に用いたスーパーオ牛サイド・ヂイムスターゼ
水溶液の濃度を7.5,5.0および2、5 m9/−
に変えた以外は全く同一にして測定したところ、τはそ
れぞれ1.5X10゜1.9X10 および2.2
X 10 吸光度単位7秒で、チロシナーゼ活性はそ
れぞれ60.76および88チにイ氏下した。
水溶液の濃度を7.5,5.0および2、5 m9/−
に変えた以外は全く同一にして測定したところ、τはそ
れぞれ1.5X10゜1.9X10 および2.2
X 10 吸光度単位7秒で、チロシナーゼ活性はそ
れぞれ60.76および88チにイ氏下した。
試験e2す5
3 mmole/lL−チ0シシを含有する75rrU
DIVりん酸緩衝液3.0 mlに数分間、酸素カスを
通気後、0.02 +sg/mtチ0シテーi: 0.
1 dを加え酸素消費の経時変化をワールづルづの検圧
針で測定した。このときうづ時間(tL)は75分であ
った。−万、この反応液に予めスーパーオ十サイド・デ
イスムターt!(シト赤血球由来)を3勢匂になるよう
に加えておいた場合には、tI、は約6時間であった。
DIVりん酸緩衝液3.0 mlに数分間、酸素カスを
通気後、0.02 +sg/mtチ0シテーi: 0.
1 dを加え酸素消費の経時変化をワールづルづの検圧
針で測定した。このときうづ時間(tL)は75分であ
った。−万、この反応液に予めスーパーオ十サイド・デ
イスムターt!(シト赤血球由来)を3勢匂になるよう
に加えておいた場合には、tI、は約6時間であった。
ラグ時間は4倍に延長された。
試験例6
試験例5において、3 mmole/lL−チOシシの
代りに5 mmole/lのL−ドーパを用いて、全く
同様の測定を行った。酸素消費量の飽和値(210μt
)の50チに達するに要する時間s t1/2はスー
パーオ+サイド・ディスムターゼを含まない場合には3
5分であったが、3mg/−になるようにスーパーオ牛
サイド・ディスムターゼ(ヒト赤血球由来)を加えた場
合には、t1/□は120分であり、3.5倍に増大す
ることが示された。
代りに5 mmole/lのL−ドーパを用いて、全く
同様の測定を行った。酸素消費量の飽和値(210μt
)の50チに達するに要する時間s t1/2はスー
パーオ+サイド・ディスムターゼを含まない場合には3
5分であったが、3mg/−になるようにスーパーオ牛
サイド・ディスムターゼ(ヒト赤血球由来)を加えた場
合には、t1/□は120分であり、3.5倍に増大す
ることが示された。
試験例7
シ マウスのメラノソームからvM整したチ0シす一
セを用いて、試験tfll 1と同様の測定を行った。
セを用いて、試験tfll 1と同様の測定を行った。
チロシナーゼ濃度は、υが5×10 吸光度単位7秒と
なるように調整したものを用いた。このときのラグ時間
tLは250秒であったが、反応液中に3m2/ゴとな
るようにスーパーオ士サイド・ディスムターゼ(ウシ赤
血球由来)を加えると、τはほとんど変化しなかったが
、tLは650秒であった。
なるように調整したものを用いた。このときのラグ時間
tLは250秒であったが、反応液中に3m2/ゴとな
るようにスーパーオ士サイド・ディスムターゼ(ウシ赤
血球由来)を加えると、τはほとんど変化しなかったが
、tLは650秒であった。
試験例8
マウスのメラノソームから調整したチロシナーゼを用い
て、試験例3と同様の測定を行った。
て、試験例3と同様の測定を行った。
チロシナーゼ濃度はでが2.5 X 10 吸光度単
位7秒となる。よう調整したものを用いた。反応i
液中に3m2/−となるようにスーパーオ+サイド・デ
ィスムターゼ、(ウシ赤血球由来)を加えるとτはo、
5xio 吸光度単位7秒であった。
位7秒となる。よう調整したものを用いた。反応i
液中に3m2/−となるようにスーパーオ+サイド・デ
ィスムターゼ、(ウシ赤血球由来)を加えるとτはo、
5xio 吸光度単位7秒であった。
試験例9
試験1fiJ 1において、用いたウシ赤血球由来のス
ーパーオ士サイド・ヂイスムタ二セの代りに大腸菌から
精製したスーパーオ+サイド・ディスムターゼを用いて
同様の試験を行った。この時のうづ時間tI+は520
秒であり、スーパーオ士サイド・ディスムターゼを加え
ない場合のtI、=220秒に比べて大きく延長した。
ーパーオ士サイド・ヂイスムタ二セの代りに大腸菌から
精製したスーパーオ+サイド・ディスムターゼを用いて
同様の試験を行った。この時のうづ時間tI+は520
秒であり、スーパーオ士サイド・ディスムターゼを加え
ない場合のtI、=220秒に比べて大きく延長した。
なお定常状態の反応速度に対する効果はほとんどみられ
なかった。
なかった。
試験例10
試験例3において、用いたウシ赤血球由来のスーパーオ
牛1イド・ディスムターゼを試験例9と同様に大腸菌由
来のスーパーオ士サイド・ディスムターゼに代えて試験
を行った。この時では1.6XIO吸光度単位7秒であ
った。スーパーオ士υイド・ディスムターゼを加えない
場合のτは2.5X 10 吸光度単位7秒で、チロ
シナーゼ活性は64チに低下した。
牛1イド・ディスムターゼを試験例9と同様に大腸菌由
来のスーパーオ士サイド・ディスムターゼに代えて試験
を行った。この時では1.6XIO吸光度単位7秒であ
った。スーパーオ士υイド・ディスムターゼを加えない
場合のτは2.5X 10 吸光度単位7秒で、チロ
シナーゼ活性は64チに低下した。
比較試験例1
試験例1において、用いたスーパーオ+サイド°ディス
ムターゼの代シに10 m9/mtのカタラーゼ(ウシ
肝臓由来)水溶液を用いたところ、tLは300秒、V
は6.0X10 吸光度単位7秒であった。すなわち
、カタラーゼを加えない場合(tLは220秒、τは5
.5 X 10 吸光度単位7秒)に比べ、LLはや
や阻害をうけるが、υは逆に活性化された。
ムターゼの代シに10 m9/mtのカタラーゼ(ウシ
肝臓由来)水溶液を用いたところ、tLは300秒、V
は6.0X10 吸光度単位7秒であった。すなわち
、カタラーゼを加えない場合(tLは220秒、τは5
.5 X 10 吸光度単位7秒)に比べ、LLはや
や阻害をうけるが、υは逆に活性化された。
また、スーパーオ士サイド・ディスムターゼとカタラー
ゼをそれぞれl Q mQずつを、1−中に含有する混
合液を用いたときには、tLは630秒、τは3.8X
10 吸光Jf単位/秒であり、スーパーオ+サイド
・ヂイスムターを単独の場合よりも阻害度はわずかに上
昇した。
ゼをそれぞれl Q mQずつを、1−中に含有する混
合液を用いたときには、tLは630秒、τは3.8X
10 吸光Jf単位/秒であり、スーパーオ+サイド
・ヂイスムターを単独の場合よりも阻害度はわずかに上
昇した。
比較試験例2
試験例3において、用いたスーパーオ士サイド・ディス
ムターゼの代りに10m9/−のカタラーt!(ウシ肝
臓由来)水溶液を用いたところ、τは2、6 X 10
−3吸光1に単位7秒で、カタラーゼの添加効果はみと
められなかった。比較試験例1に示した方法でカタラー
ゼとスーパーオ士サイド・ディスムターゼを共存させた
場合には、τは1.0XIU”吸光度単位7秒であり、
カタラーゼを共存させたことの影輯はほとんどあられれ
ないことが示された。
ムターゼの代りに10m9/−のカタラーt!(ウシ肝
臓由来)水溶液を用いたところ、τは2、6 X 10
−3吸光1に単位7秒で、カタラーゼの添加効果はみと
められなかった。比較試験例1に示した方法でカタラー
ゼとスーパーオ士サイド・ディスムターゼを共存させた
場合には、τは1.0XIU”吸光度単位7秒であり、
カタラーゼを共存させたことの影輯はほとんどあられれ
ないことが示された。
手続補正書
1、事件の表示
昭和97年特 許願第1り≠22K ’;3 補正をす
る名 事イ1との関係 出 願 人 4代理人 住 所 東京都千代田区丸の内2丁目6番2号丸の内
ノいπ洲ビル3308、補正の内容 別紙のとおり
。
る名 事イ1との関係 出 願 人 4代理人 住 所 東京都千代田区丸の内2丁目6番2号丸の内
ノいπ洲ビル3308、補正の内容 別紙のとおり
。
補 正 書
本願明細書中下記事項を補正いたします。
記
1、第3頁2行目に
「伏射」とあるを
「代諭」と訂正する。
2、第4頁6行目に
「11))Jとあるを
rl、1’l)Jと訂正する。
3、第8頁13行目に
「増大して」とあるを
「増大する」と訂正する。
4、第10頁11行目に
「フェノール性合物」とあるを
「フェノール性化合物」と訂正する0
5、第13貞1行目に
「しる。一方、」とあるを
「しることが指摘されている〇一方、」と訂正する。
6、第13頁11行目に
「ガラクトース−オキシダーゼ、」とあるを「ガラクト
ース・オキシダーゼ、」 と訂正する。
ース・オキシダーゼ、」 と訂正する。
代理人 谷 山 輝 雉
Claims (1)
- スーパーオ+1Jイド・ディスムターゼよりなるチロシ
ナ−を阻害剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57174994A JPS5965022A (ja) | 1982-10-05 | 1982-10-05 | チロシナ−ゼ阻害剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57174994A JPS5965022A (ja) | 1982-10-05 | 1982-10-05 | チロシナ−ゼ阻害剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5965022A true JPS5965022A (ja) | 1984-04-13 |
Family
ID=15988356
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57174994A Pending JPS5965022A (ja) | 1982-10-05 | 1982-10-05 | チロシナ−ゼ阻害剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5965022A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0201559A1 (en) * | 1984-10-31 | 1986-11-20 | Centerchem, Inc. Manufacturing Chemists | A method for preventing or alleviating skin irritation using a formulation containing superoxide dismutase |
WO2022171292A1 (en) | 2021-02-12 | 2022-08-18 | Symrise Ag | Medicament for prevention and treatment of hyperpigmentation |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5040785A (ja) * | 1973-04-16 | 1975-04-14 | ||
JPS5587712A (en) * | 1978-12-26 | 1980-07-02 | Yoshihide Hagiwara | Skin cosmetic |
-
1982
- 1982-10-05 JP JP57174994A patent/JPS5965022A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5040785A (ja) * | 1973-04-16 | 1975-04-14 | ||
JPS5587712A (en) * | 1978-12-26 | 1980-07-02 | Yoshihide Hagiwara | Skin cosmetic |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0201559A1 (en) * | 1984-10-31 | 1986-11-20 | Centerchem, Inc. Manufacturing Chemists | A method for preventing or alleviating skin irritation using a formulation containing superoxide dismutase |
WO2022171292A1 (en) | 2021-02-12 | 2022-08-18 | Symrise Ag | Medicament for prevention and treatment of hyperpigmentation |
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