JPS5963402A - 水と液体燃料を混合して燃焼する方法、装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、水と液体燃料を混合し、、燃焼する方法装
ｆｄに係り、その目的とするところは、燃料の節約と清
浄なる排気ガスにより大気の汚染を防止するにある。

この発明の構成要件は、水と液体燃料を、燃料／に、対
し、水を同等量乃至数倍量の比率に混合し、この混合液
を気化し、燃焼器に供給して燃焼することを特徴とする
方法、並びにこれがオリ用装置に係るものである。

この発明の詳細な説明は適確に表現で＠々い嫌はあるが
、発明者は自動車′ｒ′−／ジンに利用して確実な成果
をおさめたものである。

従来の常識によると水は燃焼しないものであふ。

しかし、この発明は水をｌｌ″ｆ接燃焼するものではな
く、氷を一定の条件下において酸素と水素に分解し、燃
焼するものである。

水と火との関係においては次の現象が考えられる。すな
わち、火力の強い場合、水をかけると火勢が一層増大す
ることである。この現象は理論的に水が火力により急激
に蒸発し、酸素と水素に分解し、この分解物が燃焼し、
火力が増大するものと解される。

従って、この発明も上記現象と同一理論と思料されるも
のである。

この発明に使用される水は可及的に不純物のないことが
望ましいが、必ずしも蒸溜水を必要としない。発明者は
簀戸水を使用して成果を得た。

液体燃料としては、石油、アルコール、その他、植物油
等、液体燃料であればその種類は間はない。

この発明の実験は主として自動車エンジンＩＩＣ利用し
たものであり、その燃料も揮発油を使用したが、この発
明の用途は内燃機関のみでなく、一般暖房用にも利用で
きるものである。

この発明の最も重要な要件は、水と燃料の比率と、これ
が混合にある。

両者の比率はこれが用途によシ夫々若干相違するが、燃
料単独の燃焼エネルギーに比較して、水を混合した場合
のエネルギーの方が高いものであるが、その比率も燃料
／に対し、水を同等量乃至数倍前の比率に混合されるも
のである。

特に内燃機関に使用する比率は、燃料／に対し水乙乃至
り程度であり、実験の結果、／：２の比率が最も好適で
あった。

従って、燃料と水の比率を／：乙にとって燃料のみのエ
ネルギーと同等もしくはそれ以上の高エネルギーが得ら
れるこの発明方法は、燃料節約圧おいて極めて有益なも
のである。

尚、比率を／：６以上とした場合、更に高エネルギーを
求められるが、燃焼器のカ１ｊ熱温度が高くなるために
普通の自動車エンジンの場合には／：乙の比率が最も好
適である。

この発明における混合効果は比重差により水を中心に周
囲を油により被包する状態を呈するものであるから、水
と燃料の混合は絶間なく、混合液の移送中行うことが必
要である。

従って、気化作用中に入る以前に混合液分一時停滞する
おそれがある場合は、この停滞場所においても混合作用
を行い、完全な混合状態で気化させる必要がある。

混合液の停滞時間が長いと比重差により水と油とは分離
するからである。

混合の完全な状態は、その色が白色を呈するものである
。父、混合液には気泡を生じないことも又、この発明の
燃焼ガスは煤煙等の不純物が皆無に近いことを実験の結
果確証できたものである。

この簡単な実験として、皿に揮発油のみを注いで燃焼し
た場合と、皿に水と揮発油を混合して燃焼した場合を調
べると、前者の場合には皿に煤煙（すす）が付着するが
、後者の場合には皿は全く汚れを示さないものである。

上記の実験よりみてもこの発明の排気ガスが清浄である
ことが知られるものである。

次に、この発明方法を自動車エンジンに利用した実極レ
リについて説明する。

実施例 水タンク（Ｔ□）と燃料タンク（Ｔ２）を併設し、水タ
ンク（Ｔ工）のパイプ（１）にはポンプ（Ｐ□）と流量
調整弁（Ｂ工）が設けられ、このパイプ端は混合器Ｃ□
）に連通する。

燃料タンク（Ｔ、）のパイプ（２）にはポンプ（Ｐ２）
が設けられ、このパイプ（２）の中途はパイプ（２Ａ）
　ト（２Ｂ）に分岐し、この分岐点には切換弁（Ｖ工）
が設けられパイプ（２人）には流量調整弁（Ｂ、）が設
けられ、このパイプ端は上記混合器停□）にパイプ（１
）と併設して連通ずる。

分岐された他方のパイプ（２Ｂ）は気化器（０）のフロ
ート室（Ｃ１）に常法通り連通する。

混合器へよ）の吐出口に連通したパイプ”（３）はポン
プ（Ｐ３）カ設けられ、このパイプ（３１端ハパイ７　
（２Ｂ）の中途に接続し、この合流点には切換弁（ｖ２
）が設けられる。

気化器（０）は常法通りエンジン（Ｅ）に連通されるも
のでるる。この気化器（Ｃ）のフロー）　ｇ　（ＣＩ）
にはパイプ（２Ｂ）の連通口の他に、特に二本のバイブ
（４）（４′）を設け、これには混合器（Ｍ２）の入口
（１０と吐出口ｏｎが連通される。

上記装装置における切換弁（ｖｌ）は三方弁が使用され
、（ｖ２）ｉ−１ｔ開閉弁が使用される。

又、混合器（Ｍｌ）は混合室（５）Ｋ回転子（６）が回
転自在に取付けられ、一方に前記パイプ（１）に連通す
る水入口（７）とパイプ（２人）に連通ずる燃料入口（
７ｆ）を、他方に吐出口（８）が夫々設けられ、更に混
合室（５）には循環混合するための循環通路（５Ｉ）が
設けられ、混合による気泡を防ｔトするために空気抜き
孔（９）が設けられる構造を有する。

混合６弼、）は混合器Ｃユ）と同一の構造のものでもよ
いが、（＋／Ｉ□）と異なり混合状態を維持するために
機能するのみであるから通常のポンプでも構わない。

この実権例は上記の如く構成されるもので、こｎが（史
用に際しては、先づ、水タンク（Ｔ□）に井戸水を充填
し、燃料タンク（Ｔ２）には市販の揮発油を充填する。

流、−ｆ！−調整弁（Ｂよ）と（Ｂ２）は夫々／二乙の
比率にょシ水と油が流れるように調整しておく。又、切
換弁（Ｖ□）（′ｖ、）は何れもパイプ（２）と（２Ｂ
）が開放される側に切換えておくものである。

自動車エンジンの始動に際しては迅速に始動しンリング
ーを温める必要があるので、先づ、従来の自動車エンジ
ンの始動同様、揮発油のみで始動するものである。

タンク（Ｔ、）よりポンプ（Ｐ、）により吸い上げられ
た揮発油は、バイフ責２１（２Ｂ）　を通り気化ｇ３（
０）のフロート室／Ｑｌ）に導かれ、Ｔ−７ジンの吸°
気にょシ気化器（Ｃ）はベンチュリーにょシフロート室
内の油を吸い上げ気化し、エンジンに吸気し、次に圧縮
作用によル圧縮され、点火により爆発し、更に排気する
ザーでクル運動によりエンジンが回転することは常法ｊ
ｊｊりである。

このエンジンの始動により／リングーが温められると、
直ちに切換弁（Ｖ□）（Ｖ、）を反対側に切換え揮発油
がフロート室（０’）に移送されるのを停止トすると声
１時に、水タンク（Ｔユ）の水をボンーＩＣＰユ）によ
り吸い上げ、水と揮発油を夫々の流量調整弁ω、）（Ｂ
、）Ｋより／２乙の比率にて混合器弼、）に送り、この
混合液は゛　　　°　　“　混合室（５）内において回
転子（６）により混合されてから送り出され、パイプ（
３）のポンプ（Ｐ３）に吸引されてフロート室（ＣＩ）
に送られるものである。

このフロート室（Ｑｌ）に送られた混合器は気化するま
でこのフロート室（Ｃ１）内に滞溜しているために、水
、！：油は分離するおそれがあるので再び妊＝°°゛　
　混合器０’２）によυ混合し、フロート室（Ｃ１）内
の混合液を循環して水と油が分離しないようにして気化
する゛ものである。

尚、揮発油のみの使用を混合液に切換える場合、各切澹
弁αＩ）（Ｖ２）を切っても、フロート室（０’）内に
は揮発油が若干滞溜しているので、水と揮発油の混合す
る間ｒ：ｌ：　、−ｒ−ンジンが停止するおそれは々い
ものである。

以北の如くこの装置は上記のサイクル運動を行い、水と
曲の混合液を気化し、エンジンに１吏用し燃焼するもの
である。

この装置の場合には、燃料の節約は従来のエンジンに比
較して−となり、又、排・気ガスも無公害であるから大
気汚染を防止できる有益な発明である。

【図面の簡単な説明】

添付図面はこの発明の実姉例を示し、第１図は装置の系
統図、第２図は混合器の断面図、第６図は混合器を接続
するためのフロート室の断面図であるＯ 尚、図中符号　（Ｔ□）・・・水タンク、　　（Ｔ２）
・・・燃料タンク、（１）（２）（２Ａ）　（２Ｂ）（
３＋・・・ポンプ、ω、）（Ｂ、）・・・流量調整弁、
ＱＪＩ工）促、）・・混合器、（Ｖ工）（Ｖ２）・・・
切換弁、（Ｏ）・気化器、（０’）・・・フロート室、
（５）・・・混合室、（６）・・・回転子、（７）・・
・水入口、（７ｒ）・・・燃料入口、（８）・・・吐出
口である。 特許出願人 安　　１）　光　　昭 代　　理　　人 第２ｆｌＫＩ 茗３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、水と液体燃料を、燃料／に対し、水を同等量乃至数
   倍量−の比率により混合し、この混合液をシ（化し、燃
   屯念に供給して燃焼する方法。 ２、水タンクと燃料タンクを併設し、水タンクより引き
   出されるパイプにはポンプと流Ｍ　調整弁を設け、この
   パイプ端は混合器に連通し、燃料タンクより引き出され
   たパイプにはポンプを設け、このパイツーは中途分分岐
   し、この分岐点には切換弁分設け、分岐した一方のパイ
   プ”には流隈調整弁を没け、これが端部は上記混合器に
   連通し、分岐した（Ｉｎ　方のパイプは気化器のフロー
   ト室に連通し上記混合器より引き出したパイプにはポン
   プを設け、このパイプ端に燃料タンクより気化器のフロ
   ート室に連通したパイプに接続して合流し、この合流点
   には切換弁を設け、夕（化器のフロート室には二本のバ
   イ／を設け、このバイ１は混合器の入ｍ通し、気化器は
   エンジンに連通してなることを特徴とする水と液体燃料
   を混合して燃焼する装置。