JPS596252Y2 - 2段動作アクチュエ−タ - Google Patents

2段動作アクチュエ−タ

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Publication number
JPS596252Y2
JPS596252Y2 JP10957078U JP10957078U JPS596252Y2 JP S596252 Y2 JPS596252 Y2 JP S596252Y2 JP 10957078 U JP10957078 U JP 10957078U JP 10957078 U JP10957078 U JP 10957078U JP S596252 Y2 JPS596252 Y2 JP S596252Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
cylinder
space
rod
rod portion
Prior art date
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Expired
Application number
JP10957078U
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English (en)
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JPS5526166U (ja
Inventor
友三 岸
元一 小川
勲 安江
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
黒田精工株式会社
中京電機株式会社
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Publication date
Application filed by トヨタ自動車株式会社, 黒田精工株式会社, 中京電機株式会社 filed Critical トヨタ自動車株式会社
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Publication of JPS5526166U publication Critical patent/JPS5526166U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えばスポット溶接等に用いられる2段動作
アクチュエー夕に関する。
例えばスポット溶接の可動側電極は、固定電極に対して
2段の位置を備える必要がある。
すなわち、被溶接部材が可動側電極と固定電極との間に
通されるが、溶接個所から次の溶接個所への被溶接部材
の移動を許容するための第1段の位置と、被溶接部材の
所々に設けられている比較的大きい突出部の通過を許容
するための第2段の位置とを可動電極は備える必要があ
る。
この必要のために、空気あるいは油圧等の作動流体によ
るアクチュエー夕が用いられるが、作動流体を効率よく
利用して寸法を小さくすることのできる2段動作アクチ
ュエー夕は今まで提供されていない。
本考案の目的は、作動流体の利用効率がよい、すなわち
各作動流体空間の内径寸法が等しくかつ小形な2段動作
アクチュエー夕を提供することである。
次に図面を参照して本考案の実施例を説明する。
中空の円筒シリンダ1は2つの端壁3,3と周壁4とか
ら或る。
ロツド5はシリンダ1の内部において端壁3から所定長
さだけ延びており、通路6がロツド5を軸方向へ貫通し
て形威されている。
ロツド5の先端外周壁には半径方向へ突出するストツパ
7が設けられている。
円板状のピストン8はその内周をロツド5の外周に、そ
の外周を周壁4の内周に軸方向へ移動可能に接触させて
いる。
ピストン8の外周および゛内周にはそれぞれシールリン
グ9,10が設けられる。
ピストン11はフランジ部12とロツド部13とをもつ
フランジ部12は、ピストン8の面積より小さい面積を
有し、その外周を周壁4の内壁に軸方向へ移動可能に接
触している。
フランジ部12の外周にはシールリング23が設けられ
ている。
ロツド部13には、周壁14と底壁15とから或る凹所
16が形戊されている。
周壁14の内径はストツパ7の外径より大きく、これに
よりピストン11とストツパ7との当接は防止される。
ロツド部13の外周は端壁2の中央の孔に軸方向へ移動
可能に接触し、端壁2の中央の孔にはシールリング17
が設けられている。
こうして端壁3とピストン8とにより第lの空間1Bが
、ピストン8とピストン11とにより第2の空間19が
、ピストン11と端壁2とにより第3の空間20がそれ
ぞれ区画される。
また、周壁4において、端壁2の近傍にポート21が、
端壁3の近傍にポート22が設けられ、ボー} 21,
22はそれぞれ第3の空間20、第1の空間18へ連
通している。
電磁切換弁28は、ソレノイド29とばね30とにより
制御される2つの切換位置を有し、図において右側ブロ
ックの位置では入力ポート31を出力ポート32へ接続
し、左側ブロックの位置では出力ポート32をドレン3
3へ接続する。
電磁切換弁34もまたソレノイド35とばね36とによ
り制御される2つの切換位置を有し、右側ブロックの位
置では入力ポート37を出力ポート38へ接続しかつ出
力ポート39をドレン40へ接続し、左側ブロックの位
置では入力ポート37を出力ポート39へ接続しかつ出
力ポート38をドレン41へ接続する。
油圧または気圧源45は電磁切換弁28の人力ポート3
1と電磁切換弁34の入力ポート37とへ接続され、電
磁切換弁28の出力ポート32はポート22へ接続され
、電磁切換弁34の出力ポート38はロツド5の通路6
へ接続され、電磁切換弁34の出力ポート39はポート
21へ接続される。
アクチュエータの第1の位置、すなわちロツド部13の
最小突出量位置を得るために、電磁切換弁28. 34
はともに左側ブロックの位置にされる。
こうして第1の空間18、第2の空間19はそれぞれド
レン33, 41へ接続され、第3の空間20は油圧ま
たは気圧源45から入力ポート37を介して流体圧を供
給されるので、第3の空間20は増大してピストン11
,8を端壁3の方へ押し付ける。
これにより端壁2からのロツド部13の突出量は最小値
となる(第1図)。
ロツド部13の中間突出量位置を得るために、電磁切換
弁28は右側ブロックの位置に、電磁切換弁34は左側
ブロックの位置にされる。
こうして第1の空間18と第3の空間20とは油圧また
は気圧源45からそれぞれ入カポー} 31, 37を
介して流体圧を供給され、第2の空間19はドレン41
へ接続される。
ピストン8の作用面積はフランジ12の作用面積より大
きいので、ピストン8はピストン11のフランジ部12
に当接しながらストツパ7に当接するまで、軸方向へ移
動する。
これにより端壁2からのロツド部13の突出量は中間の
値になる(第2図)。
ロツド部13の最大突出量位置を得るために、電磁切換
弁2B, 34はともに右側ブロックの位置にされる。
こうして第1の空間1Bと第2の空間19とへ油圧又は
気圧源45からそれぞれ入カポート31, 37を介し
て流体圧が供給され、第3の空間20はドレン40へ接
続されるので、第2の空間19は増大してピストン11
は左方へ移動する。
これにより端壁2からのロツド部13の突出量は最大値
となる(第3図)。
ロツド部13の最小突出量位置(第1図)の中間突出量
位置(第2図)との間におけるピストン11の移動はピ
ストン8とピストン11のフランジ部12との面積差に
より行なわれるのに対し、ロツド部13の中間突出量位
置(第2図)と最大突出量位置(第3図)との間におけ
るピストン11の移動は、ドレンまたは排気と供給油圧
または供給気圧とにより行なわれるので、移動は極めて
速やかである。
第4図は本考案の別の実施例の主要部を示し、第1図に
対応する部分は同符号で示してその説明を省略する。
ロツド5には延長部47が設けられ、ピストン11と延
長部47とはスプライン48. 49により嵌合してい
る。
ピストン8とピストン11のフランジ部12との間の空
間19と通路6との連通を確保するために、延長部47
には半径方向へ通路50が形或されている。
この実施例ではスプライン48. 49によりピストン
11の円周方向への回転を防止することができる。
第5図および第6図は本考案のアクチュエー夕を利用し
たスポット溶接装置を示す。
溶接装置53は、第1図のアクチュエータを収容するア
クチュ工一夕部54と、アクチュエー夕部54に絶縁体
55を介して固定されている固定側電極56と、アクチ
ュエータ部54から突出する前述のロツド部13に取り
付けられている可動側電極57とを備える。
固定側電極56の先端と可動側電極57の先端とにはそ
れぞれポイン} 58. 59が設けられる。
被溶接部材60はポイント5Bと59との間に配置され
る。
溶接個所61において溶接を実施する場合にはロツド部
13の突出量は最大値にされる(第3図)。
溶接が終了すると、ロツド部13の突出量は中間値にさ
れて(第2図)、被溶接部材の移動が許容され、ポイン
} 5B, 59は次の溶接個所61に位置せしめられ
る。
隣り合う溶接個所61の中間に、突出部材62が設けら
れている場合には、ロツド部13の突出量は最小値にさ
れ(第1図)、これによりポイント58, 59の間に
おける突出部材62の通過が可能となる。
このように本考案によれば、各空間1B, 19, 2
0の内径が等しく、かつ各空間1B, 19, 20の
容積の増減がいずれも軸方向へ達成されるので、作動流
体の利用効率および空間の利用効率が優れ、かつアクチ
ュエー夕の小形、軽量化が可能となる。
本考案によれば、ロツド部13が最大突出量位置から中
間突出量位置へ移動する際、ピストン11のフランジ部
12がピストン8へ当接するが、この時ピストン8は機
械的に固定されておらず作動流体圧により保持されてい
るので、ピストン11が停止する際の衝撃力が適切に吸
収され、機械的な損傷が防止され得る。
またロツド部13の中間突出量位置と最大突出量位置と
の間におけるピストン11の移動はピストンの面積差で
はなくドレンと作動流体圧とにより行なわれるので、移
動に要する時間を短縮することができる。
さらにピストン8,13の各位置は複数のばねの力によ
る平衡ではなく、作動流体圧によって保持されるので、
位置の精度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のアクチュエー夕の全体を示す構或図、
第2図および第3図は別の作動位置にあるアクチュエー
タを示す図、第4図は第1図の実施例の改良を示す図、
第5図および第6図は本考案が適用されるスポット溶接
装置を示す図である。 1・・・・・・シリンダ、2,3・・・・・・端壁、5
・・・・・・ロツド、6・・・・・・通路、7・・・・
・・ストツパ、8・・・・・・ピストン、11・・・・
・・ピストン、12・・・・・・フランジ部、13・・
・・・・ロツド部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2つの端面を有するシリンダ、軸方向へ貫通する通路を
    形威されて該シリンダの一方の端面から該シリンダの内
    部へ所定長さだけ延びる中空ロツド、内周と外周とをそ
    れぞれ該シリンダの内壁と該中空ロツドの外周とに軸方
    向へ移動可能に接触しかつ該シリンダの一方の端面との
    間に第1の空間を区画する第1のピストン、該中空ロツ
    ドに設けられて第1のピストンの移動範囲を制限するス
    トツパ、および該シリンダの内壁まで延びていて第1の
    ピストンの面積より小さい面積のフランジ部と該フラン
    ジ部から該シリンダの他方の端面の外方まで軸方向へ延
    びるロツド部とをもちかつ第1のピストンとの間に該ロ
    ツドの該通路へ連通する第2の空間を、該シリンダの他
    方の端面との間に第3の空間をそれぞれ区画する第2の
    ピストンを備えることを特徴とする、2段動作アクチュ
    工一夕。
JP10957078U 1978-08-11 1978-08-11 2段動作アクチュエ−タ Expired JPS596252Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10957078U JPS596252Y2 (ja) 1978-08-11 1978-08-11 2段動作アクチュエ−タ

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Publication Number Publication Date
JPS5526166U JPS5526166U (ja) 1980-02-20
JPS596252Y2 true JPS596252Y2 (ja) 1984-02-27

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ID=29055650

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JP10957078U Expired JPS596252Y2 (ja) 1978-08-11 1978-08-11 2段動作アクチュエ−タ

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