JPS595305Y2 - 雪吊り具 - Google Patents
雪吊り具Info
- Publication number
- JPS595305Y2 JPS595305Y2 JP11092180U JP11092180U JPS595305Y2 JP S595305 Y2 JPS595305 Y2 JP S595305Y2 JP 11092180 U JP11092180 U JP 11092180U JP 11092180 U JP11092180 U JP 11092180U JP S595305 Y2 JPS595305 Y2 JP S595305Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- snow
- hole
- rope
- snow hanging
- hanging equipment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Supports For Plants (AREA)
- Protection Of Plants (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、冬季降雪地域に於いて、庭園などの樹木の
枝や葉に耐着した雪の重みで枝が曲がったり折れたりす
るのを未然に防止するため、支柱とロープ（藁縄）を使
って枝が変形しないように支持する場合に用いられる雪
吊り具に関する。
枝や葉に耐着した雪の重みで枝が曲がったり折れたりす
るのを未然に防止するため、支柱とロープ（藁縄）を使
って枝が変形しないように支持する場合に用いられる雪
吊り具に関する。
周知のように、雪吊り作業は、雪の深い地域に於いて樹
木を保護するために必要不可欠な作業であり、その風雅
で優美な景観は雪国特有の冬の風物詩として広く知られ
ているが、施工に際しては支柱の長さの調節、支柱の上
端部に対するロープ（吊、Ｉｎ）の結束及び振り分けな
どが極めて難かしく、これらは総べて豊富な経験と熟練
技能を持つ造園技術者の手先で行なわれる関係上、誰、
にでも簡単に行なえるものではなく、当然のことながら
施工工費が非常に高くつき、従って、全稈大切な樹木で
ない限り、経費の点で雪吊りを施すことができなかった
。
木を保護するために必要不可欠な作業であり、その風雅
で優美な景観は雪国特有の冬の風物詩として広く知られ
ているが、施工に際しては支柱の長さの調節、支柱の上
端部に対するロープ（吊、Ｉｎ）の結束及び振り分けな
どが極めて難かしく、これらは総べて豊富な経験と熟練
技能を持つ造園技術者の手先で行なわれる関係上、誰、
にでも簡単に行なえるものではなく、当然のことながら
施工工費が非常に高くつき、従って、全稈大切な樹木で
ない限り、経費の点で雪吊りを施すことができなかった
。
本考案の雪吊り具は、前記の問題を解決するために開発
されたものであって、これを支柱の上端部に取付けて使
用すれば、素人でも簡単且つ容易に然かも安価に雪吊り
を施すことが出来るように工夫したものである。
されたものであって、これを支柱の上端部に取付けて使
用すれば、素人でも簡単且つ容易に然かも安価に雪吊り
を施すことが出来るように工夫したものである。
以下、この考案による雪吊り具の構造及びその使用操作
を実施例の図面について具体的に説明すると、図面中符
号１は雪吊り具の主体になる帽体であって、帽体１はプ
ラスチック等の材料により耳型に成形され、差部１ａの
周縁には適数（図示のものは８ケ処）の小孔２を円周方
向に沿って等分割角度に穿設し、各小孔２に夫々ロープ
連結用の環体３を貫通させて取付けである。
を実施例の図面について具体的に説明すると、図面中符
号１は雪吊り具の主体になる帽体であって、帽体１はプ
ラスチック等の材料により耳型に成形され、差部１ａの
周縁には適数（図示のものは８ケ処）の小孔２を円周方
向に沿って等分割角度に穿設し、各小孔２に夫々ロープ
連結用の環体３を貫通させて取付けである。
また、４は帽体１の軸部１ｆ下端面の中央部に穿設した
雌ネジ孔で、雌ネジ孔４の内径は、雪吊り具を取付ける
際に使用する支柱Ｐの上端部の外径よりも大きめに形成
し、軸部１ｂの外周には、雌ネジ孔４に向かって直角に
突入する押ネジ５が螺進可能に着設してあり、更に差部
１ａの中央上部には、前記の雌ネジ孔４に螺合し得る雄
ネジ杆６が上方に向かって垂直に突設しである。
雌ネジ孔で、雌ネジ孔４の内径は、雪吊り具を取付ける
際に使用する支柱Ｐの上端部の外径よりも大きめに形成
し、軸部１ｂの外周には、雌ネジ孔４に向かって直角に
突入する押ネジ５が螺進可能に着設してあり、更に差部
１ａの中央上部には、前記の雌ネジ孔４に螺合し得る雄
ネジ杆６が上方に向かって垂直に突設しである。
本考案の雪吊り具は上記構造なので、これを使用して雪
吊りを行なうには、樹木の高さに応じて適当な長さの支
柱Ｐを用意し、支柱Ｐの上端部に雪吊り具Ｓの帽体１を
冠着した後、押ネジ６を螺進して支柱Ｐの上端部に雪吊
り具Ｓを固定し、支柱Ｐの上端部が樹木の幹の頂部より
稍高くなるようにして、当該支柱Ｐを幹に沿って樹立し
、これを地盤面に固定するか、あるいは幹に縛りつけて
固定する。
吊りを行なうには、樹木の高さに応じて適当な長さの支
柱Ｐを用意し、支柱Ｐの上端部に雪吊り具Ｓの帽体１を
冠着した後、押ネジ６を螺進して支柱Ｐの上端部に雪吊
り具Ｓを固定し、支柱Ｐの上端部が樹木の幹の頂部より
稍高くなるようにして、当該支柱Ｐを幹に沿って樹立し
、これを地盤面に固定するか、あるいは幹に縛りつけて
固定する。
その後、帽体１の差部１ａに設けた各環体３にロープＲ
を通し、ロープＲの一端部を所望の枝に結びつけ、ロニ
プＲを緊張させた状態で他端部を更に他の枝を結びつけ
て連結すれば、２本の枝を１本のロープＲで不動に支持
固定することが出来、他の環体３と他の各校にも同様の
結合操作を施せば、全部の枝を雪の重みに耐えられるよ
うに支持固定することができる。
を通し、ロープＲの一端部を所望の枝に結びつけ、ロニ
プＲを緊張させた状態で他端部を更に他の枝を結びつけ
て連結すれば、２本の枝を１本のロープＲで不動に支持
固定することが出来、他の環体３と他の各校にも同様の
結合操作を施せば、全部の枝を雪の重みに耐えられるよ
うに支持固定することができる。
その際、ロープＲは、これを環体３に挿通した状態で反
転させずに、ロープＲの一端部を環体３、他端部を枝に
結びつけて１本のロープＲで１本の枝を支持固定するこ
ともある。
転させずに、ロープＲの一端部を環体３、他端部を枝に
結びつけて１本のロープＲで１本の枝を支持固定するこ
ともある。
また、本考案の場合、雪吊り具Ｓの帽体１には差部１ａ
の中央部に軸部１ｂの雌ネジ孔４に螺合し得る雄ネジ杆
６が突設しであるので、支柱Ｐの高さが不足したり、環
体３の配列数が不足するときには、第３図図示の如く先
位の雪吊り具Ｓの上部にもう１個の雪吊り具Ｓ′を雄ネ
ジ杆６と雌ネジ孔４を螺合させて二重に連結固定すれば
、支柱Ｐの高さと環体３の不足を共に補うことが出来、
その際先位の雪吊り具Ｓと後位の雪吊り具Ｓ′とが重合
する方向（位相）を第４図図示の如く変えれば、各環体
３の向きを自在に調節して多数のロープＲを連結するこ
とができるため、枚数の多い樹木の雪吊り作業に至極好
都合である。
の中央部に軸部１ｂの雌ネジ孔４に螺合し得る雄ネジ杆
６が突設しであるので、支柱Ｐの高さが不足したり、環
体３の配列数が不足するときには、第３図図示の如く先
位の雪吊り具Ｓの上部にもう１個の雪吊り具Ｓ′を雄ネ
ジ杆６と雌ネジ孔４を螺合させて二重に連結固定すれば
、支柱Ｐの高さと環体３の不足を共に補うことが出来、
その際先位の雪吊り具Ｓと後位の雪吊り具Ｓ′とが重合
する方向（位相）を第４図図示の如く変えれば、各環体
３の向きを自在に調節して多数のロープＲを連結するこ
とができるため、枚数の多い樹木の雪吊り作業に至極好
都合である。
以上のように、本考案の雪吊り具は極めて簡単な構造に
も拘らず、これを樹木の雪吊り作業に使用すれば、その
作業能率を飛躍的に向上し、施工工費を著しく節減でき
る事は勿論、豊富な経験と熟練技能を持たない素人でも
、比較的容易に樹木の雪吊り作業を行なうことが出来る
など非常に優れた実用効果を発揮するものである。
も拘らず、これを樹木の雪吊り作業に使用すれば、その
作業能率を飛躍的に向上し、施工工費を著しく節減でき
る事は勿論、豊富な経験と熟練技能を持たない素人でも
、比較的容易に樹木の雪吊り作業を行なうことが出来る
など非常に優れた実用効果を発揮するものである。
第１図は本考案による雪吊り具の具体的な実施構造の一
例を示す一部を断面した正面図、第２図は同じく平面図
、第３図は雪吊り具の使用状態を示す一部を断面した正
面図、第４図は同じく平面図で゛ある。 ｓ、ｓ’・・・・・・雪吊り具、Ｐ・・・・・・支柱、
Ｒ・・・・・・ロープ、１・・・・・・帽体、１ａ・・
・・・・差部、１ｂ・・・・・・軸部、２・・・・・・
小孔、３・・・・・・環体、４・・・・・・雌ネジ孔、
５・・・・・・押ネジ、６・・・・・・雄ネジ杆。
例を示す一部を断面した正面図、第２図は同じく平面図
、第３図は雪吊り具の使用状態を示す一部を断面した正
面図、第４図は同じく平面図で゛ある。 ｓ、ｓ’・・・・・・雪吊り具、Ｐ・・・・・・支柱、
Ｒ・・・・・・ロープ、１・・・・・・帽体、１ａ・・
・・・・差部、１ｂ・・・・・・軸部、２・・・・・・
小孔、３・・・・・・環体、４・・・・・・雌ネジ孔、
５・・・・・・押ネジ、６・・・・・・雄ネジ杆。
Claims (1)
- 耳型に形成した帽体の監部周縁に適数の小孔を円周方向
に沿って等分割角度に穿設し、各小孔に夫々ロープ連結
用の環体を貫通して取付けると共に、軸部の下端に支柱
上端部の外径よりも大きな内径を持つ雌ネジ孔を設け、
細部外周にこの雌ネジ孔に向かって直角に突入する押ネ
ジを螺進可能に着設し、且つ、差部の中央上部に前記雌
ネジ孔と螺合し得る雄ネジ杆を突設して戊る雪吊り具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11092180U JPS595305Y2 (ja) | 1980-08-05 | 1980-08-05 | 雪吊り具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11092180U JPS595305Y2 (ja) | 1980-08-05 | 1980-08-05 | 雪吊り具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5733158U JPS5733158U (ja) | 1982-02-22 |
| JPS595305Y2 true JPS595305Y2 (ja) | 1984-02-17 |
Family
ID=29472048
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11092180U Expired JPS595305Y2 (ja) | 1980-08-05 | 1980-08-05 | 雪吊り具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS595305Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-08-05 JP JP11092180U patent/JPS595305Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5733158U (ja) | 1982-02-22 |
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