JPS5951726B2 - 回転磁界形フラツクスポンプ装置 - Google Patents

回転磁界形フラツクスポンプ装置

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Publication number
JPS5951726B2
JPS5951726B2 JP13577378A JP13577378A JPS5951726B2 JP S5951726 B2 JPS5951726 B2 JP S5951726B2 JP 13577378 A JP13577378 A JP 13577378A JP 13577378 A JP13577378 A JP 13577378A JP S5951726 B2 JPS5951726 B2 JP S5951726B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic field
superconducting
rotating magnetic
pump
pump device
Prior art date
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Expired
Application number
JP13577378A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5562713A (en
Inventor
洋 中島
俊輔 藤原
正治 松田
実 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP13577378A priority Critical patent/JPS5951726B2/ja
Publication of JPS5562713A publication Critical patent/JPS5562713A/ja
Publication of JPS5951726B2 publication Critical patent/JPS5951726B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Superconductive Dynamoelectric Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は能率のよいポンプ作用を期待することのできる
回転磁界形フラックスポンプ装置に関する。
超電導磁石は核融合炉のプラズマ装置等として多大な効
果を発揮している。
この超電導磁石を励磁するものがフラックスポンプ装置
であり、原理的には次のようにしてポンプ作用を呈する
。即ち第1図に示すように超電導コイル1に臨界磁界の
低い超電導シート2を接続して超電導ループを形成し、
磁石3を上記シート2に対して横切らせて移動させるこ
とにより磁石3の磁束を超電導ルー゜プ内に閉じ込め、
超電導コイル1を励磁している。そして一般的には、第
2図に示すように、超電導シート2に代る超電導線を円
筒状に配し、磁石3を回転させることによつて連続的な
ポンプ作用を行わせるようにしている。ところが磁石3
を回転させることは機構的に複雑な構成となり、装置と
して好ましくない。そこで従来、第3図に示すように、
超電導ポンプとしての超電導線材(スイッチ素子線)5
を円筒状にコア6に埋設し、同コア6に巻装されたコイ
ル7を交流駆動して回転交流磁界を発生させている。さ
らにコイル8は回転交流磁界を偏磁するための直流磁界
を発生している。そして上記回転交流磁界にてフラック
スのポンプ作用を行わせるようにしている。ところがこ
のような構造のフラックスポンプ装置では、i)ポンプ
本体の大きさ、ii)スイッチ素子線の臨界磁界と臨界
電流l゛)回転磁界の強さIV)ヒステリシス損失 等により、ポンプするフラックスの量が大きく制約され
る。
これが為に効率の高い簡易で小形なフラックスポンプ装
置を実現することが非常に難しかつた。本発明はこのよ
うな事情を考慮してなされたもので、その目的とすると
ころは、大きさやスイッチ素子線の臨界磁界や臨界電流
等の条件が制約される中で、ポンプ量を簡易にして大き
くすることができ、能率の良い効果的なポンプ作用を期
待することのできる回転磁界形フラツクスポンプ装置を
実現し、提供することにある。
即ち、本発明は一回の回転磁界によつて、より多くのポ
ンプ作業を行わせるようにしたもので、複数台の超電導
ポンプを一導電方向に直列に接続することによつて簡易
に実現している。
以下、本発明装置の一実施例を図面を参照して説明する
第4図は同実施例を示す概略構成図である。
回転磁界や、直流バイアス磁界を発生する磁界コイル(
図示せず)を内部に埋設したコア11には、その周囲に
複数の超電導線(スイツチ素子線)12が円環状に挿通
されている。これらの超電導線12は、間欠的に、例え
ば一本おきにその両端部をそれぞれ共通接続して超電導
ポンプを形成している。そして、一方の超電導ポンプの
一端部Aから導出されたリード線13は、他方の超電導
ポンプの他端部Bに接続され、この他方の超電導ポンプ
の一端部Cと前記一方の超電導ポンプの他端部Dとの間
に超電導コイル14が接続されている。つまり超電導ポ
ンプは第5図に示すように同導電方向に直列に接続され
、超電導コイル14とによつて超電導ループを形成して
いる。尚、この超電導ループを形成する各超電導素子は
、図示しない極低温容器内に収納され、例えば液体ヘリ
ウムによつて極低温に保冷されている。また前記各超電
導線12は、超電導コイル14に比して臨界磁界が低い
ものである。このように構成された装置によれば、磁界
コイルを駆動して回転磁界を発生すれば、同磁界は第5
図中一点鎖線で示すように2つの超電導ポンプに同時に
印加される。
従つて、前述した条件によつて定められるフラツクスポ
ンプ量が超電導ポンプに同時にトラツプされることにな
る。そして直列に接続したリード線13を介して直列的
に出力され、ここに略2倍のポンプ量を得ることができ
る。つまり回転磁界の一回転期間に、従来装置の略2倍
のフラツクスをポンプすることが可能となる。また、2
組の超電導ポンプを同一コア11に備えても、同装置の
形状がさほど大型化することもなく、技術的にも容易で
ある。従つて、形状の制約に対して、従来装置と何ら異
るところはない。また損失が増えることもない。しかも
回転磁界によつて与えられる限られた量の磁束を極めて
有効に抽出することができる為、ポンプ能率が極めて良
好である。つまり、同一回転磁界内におかれた2つの超
電導ポンプを同じ導電方向に直列に接続したことによつ
て、従来装置と形状や損失をさほど異らせることなしに
、フラツクスのポンプ量を増大させることが可能となる
。尚、本発明は上記実施例に限定されるものではない。
実施例では2つの超電導ポンプを用いたが、同様にして
、3つ、4つと複数の超電導ポンプを同一回転磁界中に
設け、これらを一導電方向に直列接続してもよいことは
勿論のことである。また、励磁に供する超電導コイルの
仕様に応じて、超電導線(スイツチ素子線)の数や形状
、長さ、臨界磁界、臨界電流特性を定めればよいことは
云うまでもない。また回転磁界の発生手段も種々の方式
を採用することができる。以上要するに本発明はその要
旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はポンプ装置の原理構成図、第2図は回転磁界形
のポンプ装置の原理構成図、第3図は従来装置の一例を
示す構成図、第4図は本発明装置の一実施例を示す概略
模式図、第5図は同装置の等価構成図である。 11・・・コア(回転磁界発生源)、12・・・超電導
線(超電導ポンプ)、13・・・リード線(直列接続線
)、14・・・超電導コイル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 回転磁界を発生する磁界発生源と、この磁界発生源
    の周囲に所定のピッチで配設されて、その両端部をそれ
    ぞれ所定数おきに共通接続して複数組の超電導ポンプを
    形成してなる複数の超電導スイッチ素子線と、これらの
    超電導ポンプを一導電方向に直列接続して形成されるポ
    ンプ出力手段とを具備したことを特徴とする回転磁界形
    フラックスポンプ装置。
JP13577378A 1978-11-06 1978-11-06 回転磁界形フラツクスポンプ装置 Expired JPS5951726B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13577378A JPS5951726B2 (ja) 1978-11-06 1978-11-06 回転磁界形フラツクスポンプ装置

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JP13577378A JPS5951726B2 (ja) 1978-11-06 1978-11-06 回転磁界形フラツクスポンプ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5562713A JPS5562713A (en) 1980-05-12
JPS5951726B2 true JPS5951726B2 (ja) 1984-12-15

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62125725U (ja) * 1986-02-03 1987-08-10
JPS62208357A (ja) * 1986-02-24 1987-09-12 キタノ製作株式会社 開蓋用合成樹脂シ−トの製造法
JPH055158Y2 (ja) * 1984-11-15 1993-02-10

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH055158Y2 (ja) * 1984-11-15 1993-02-10
JPS62125725U (ja) * 1986-02-03 1987-08-10
JPS62208357A (ja) * 1986-02-24 1987-09-12 キタノ製作株式会社 開蓋用合成樹脂シ−トの製造法

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JPS5562713A (en) 1980-05-12

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