JPS5950729B2 - 鋼管ｕベンド部の直接通電による均熱加熱法 - Google Patents
鋼管ｕベンド部の直接通電による均熱加熱法Info
- Publication number
- JPS5950729B2 JPS5950729B2 JP2425478A JP2425478A JPS5950729B2 JP S5950729 B2 JPS5950729 B2 JP S5950729B2 JP 2425478 A JP2425478 A JP 2425478A JP 2425478 A JP2425478 A JP 2425478A JP S5950729 B2 JPS5950729 B2 JP S5950729B2
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- JP
- Japan
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- temperature
- steel pipe
- outside
- bend
- heating method
- Prior art date
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- Expired
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D9/00—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor
- C21D9/08—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor for tubular bodies or pipes
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Materials Engineering (AREA)
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- Organic Chemistry (AREA)
- Heat Treatment Of Articles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、鋼管のＵベンド部を成形後に直接通電によ
り焼なましなどの熱処理を施す際、Ｕベンド部の外側と
内側を均熱し得るようにした加熱法に関する。
り焼なましなどの熱処理を施す際、Ｕベンド部の外側と
内側を均熱し得るようにした加熱法に関する。
一般に、熱交換器等に使用される鋼管をＵ形に屈曲成形
した場合には、ベンド部の残留応力を除去するため焼な
ましなどの熱処理が施されている。
した場合には、ベンド部の残留応力を除去するため焼な
ましなどの熱処理が施されている。
しかし、鋼管をＵ形に成形した場合、ベンド部の内側の
肉厚は外側より厚くなるため、直接通電によりベンド部
を加熱すると、内外の温度差はその対象鋼管の寸法にも
よるが１５０℃にも達し均熱することが困難で゛あった
。
肉厚は外側より厚くなるため、直接通電によりベンド部
を加熱すると、内外の温度差はその対象鋼管の寸法にも
よるが１５０℃にも達し均熱することが困難で゛あった
。
そのため、従来はベンド部の外側に沿って補助ヒータを
設置して内外温度差の低減を図っていた。
設置して内外温度差の低減を図っていた。
しかし、外側の測温は補助ヒータが近設され、その発熱
の影響を受は正確にできないため、目標温度に正確に加
熱することが困難であった。
の影響を受は正確にできないため、目標温度に正確に加
熱することが困難であった。
この発明は、かかる欠点を除くため、オン−オフ通電操
作によりＵベンド部の内外温度差をなくした均熱加熱法
を提案するものである。
作によりＵベンド部の内外温度差をなくした均熱加熱法
を提案するものである。
すなわち、この発明は、鋼管のＵベンド部を成形後に直
接通電加熱により焼なましなどの熱処理を施す際、Ｕベ
ンド部の内側温度が前記熱処理に適した目標温度になる
まで通電加熱し、目標温度に到達後通電を止め、その間
高温の内側より低温の外側へ熱の伝達を行わせ、内側と
外側の温度差を小さくした後、再び通電を行う操作を、
Ｕベンド部全体が目標温度になるまで繰返し行う均熱加
熱法である。
接通電加熱により焼なましなどの熱処理を施す際、Ｕベ
ンド部の内側温度が前記熱処理に適した目標温度になる
まで通電加熱し、目標温度に到達後通電を止め、その間
高温の内側より低温の外側へ熱の伝達を行わせ、内側と
外側の温度差を小さくした後、再び通電を行う操作を、
Ｕベンド部全体が目標温度になるまで繰返し行う均熱加
熱法である。
この発明を実施する際には、Ｕベンド部の内側と外側に
それぞれ熱電対高温計の熱接点を当接して内外温度を別
個に測温しながら通電のオン−オフ操作を行うとよい。
それぞれ熱電対高温計の熱接点を当接して内外温度を別
個に測温しながら通電のオン−オフ操作を行うとよい。
このオン−オフ操作は、内側温度が前述の如く各種目的
の熱処理に適した目標温度に達するまで通電が続けられ
、目標温度で直ちに切電する。
の熱処理に適した目標温度に達するまで通電が続けられ
、目標温度で直ちに切電する。
この際、外側温度は目標温度よりはるかに低いため、こ
の切電中に高温の内側より低温の外側へ熱が伝達され昇
温する。
の切電中に高温の内側より低温の外側へ熱が伝達され昇
温する。
したがって、上記の操作を繰返せば外側温度も目標温度
に到達することができるから、その時点で通電加熱を終
るのである。
に到達することができるから、その時点で通電加熱を終
るのである。
なお、目標温度は被処理管の材質、寸法、形状および熱
処理の種類等により異なると共に、熱処理目標温度に範
囲がある場合は範囲内の任意温度を用いる。
処理の種類等により異なると共に、熱処理目標温度に範
囲がある場合は範囲内の任意温度を用いる。
またオン−オフ繰返し回数も管径、肉厚等により変る。
次に、この発明の一実施例について説明する。
直径２２ｍｍφ、肉厚１．３ｍｍのインコネル管を屈曲
して半径２５０ｍｍのＵベンド部を形成し、これに電流
密度３０００Ａ、電圧５．６■のり、Ｃ電流を流して直
接通電加熱を行った。
して半径２５０ｍｍのＵベンド部を形成し、これに電流
密度３０００Ａ、電圧５．６■のり、Ｃ電流を流して直
接通電加熱を行った。
この際ベンド部頂点の内側温度が例えば目標温度として
設定した上限の９４０℃に達したとき切電し、３秒経過
して再び通電するサイクルで５回繰返した。
設定した上限の９４０℃に達したとき切電し、３秒経過
して再び通電するサイクルで５回繰返した。
この際のベンド部内外の温度変化を第１図に示す。
この図から、最初の通電により実線で示す内側温度が目
標設定上限温度の９４０℃に達した時点で破線で示す外
側温度は８８０℃であるが通電をオン−オフ制御して繰
返す間に、外側温度は次第に上昇し１５秒経過後には内
外温度がほぼ均一になっていることがわかる。
標設定上限温度の９４０℃に達した時点で破線で示す外
側温度は８８０℃であるが通電をオン−オフ制御して繰
返す間に、外側温度は次第に上昇し１５秒経過後には内
外温度がほぼ均一になっていることがわかる。
この発明は、上記のごとく、鋼管Ｕベンド部の焼なまし
などの熱処理時に、通電を単にオン−オフ制御するのみ
で単時間に目標温度に均一加熱することができ、Ｕベン
ド部の残留応力などを完全に除去できると−ともに過加
熱による材質の劣化を生ずることもなく、品質管理上き
わめて有益である。
などの熱処理時に、通電を単にオン−オフ制御するのみ
で単時間に目標温度に均一加熱することができ、Ｕベン
ド部の残留応力などを完全に除去できると−ともに過加
熱による材質の劣化を生ずることもなく、品質管理上き
わめて有益である。
第１図はこの発明をインコネル管（２２ｍｍφ×１、３
ｍｍ）に実施した場合のＵベンド部内側と外側の温度変
化を示す図表である。
ｍｍ）に実施した場合のＵベンド部内側と外側の温度変
化を示す図表である。
Claims (1)
- １ 鋼管のＵベンド部を成形後に直接通電加熱により焼
なましなどの熱処理を施す際、Ｕベンド部の内側温度が
前記熱処理の目標温度になるまで通電加熱し、目標温度
に到達後通電を止めて、高温の内側より低温の外側へ熱
の伝達を行わせしめて後、再び通電を行う操作を複数回
繰返すことにより内側と外側の温度を前記目標温度にす
ることを特徴とする鋼管Ｕベンド部の直接通電による均
熱加熱法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2425478A JPS5950729B2 (ja) | 1978-03-02 | 1978-03-02 | 鋼管ｕベンド部の直接通電による均熱加熱法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2425478A JPS5950729B2 (ja) | 1978-03-02 | 1978-03-02 | 鋼管ｕベンド部の直接通電による均熱加熱法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54116307A JPS54116307A (en) | 1979-09-10 |
| JPS5950729B2 true JPS5950729B2 (ja) | 1984-12-10 |
Family
ID=12133102
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2425478A Expired JPS5950729B2 (ja) | 1978-03-02 | 1978-03-02 | 鋼管ｕベンド部の直接通電による均熱加熱法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5950729B2 (ja) |
-
1978
- 1978-03-02 JP JP2425478A patent/JPS5950729B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54116307A (en) | 1979-09-10 |
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